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パリ郊外の我が家からノルマンディーあたりまでは、
場所にもよりますが車でミニマムで2時間30分くらい。
でも混んでいるともちろんもっとかかりまして。
一昨年の夏のノルマンディー日帰り旅行では
その日、8月の最終土曜日で天気予報でめちゃくちゃ晴れ予想。
そうしたらも~大渋滞にはまりまして。
みんな考えることは一緒。
「ヴァカンス最終土曜日の晴天、よし。海行こうぜ!」
だったんですね~。
で、朝出てノルマンディーのハイソな避暑地「ドーヴィル」に着いたのが
午後の2時だったか3時だったか。
あんな大渋滞にはまったのは東京生活以来でして、
フランスもこんなんあるんやなぁ、と勉強になったものです。
だからもう絶対、8月の最終の週末はどんなに晴天でも
海には向かわないと決めているんですよ。うんうん。さてさて。
ノルマンディーに向かう際、休憩所では、
こんなっかっちょいいムッシューに遭遇。
どう見てもカーキチよね?
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でもでも、この日はパリ市内を抜ける時はちょっと渋滞ありましたが、
抜けちゃえばスイスイと行けまして(って話戻っちゃったけど)
途中ではひっそりとした見知らぬ町を少し散歩したりもしました。
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この古い館は昔、活気のあるレストランだったけど閉店して、
今はこんな朽ちてしまったんだ、
とは通りかかったジモティのムッシューのご説明。
壁の向こうに見え隠れする窓は錆びてガラスも割れ、
その向こうには広いサロンなども見えていたのですが、
遠い昔は美しく華やかだったんだろうな、というのが感じられて…
しばしちょっと不思議で美しい空虚感。(実はそんな感じ大好物…)
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それにしても、館のこと教えてくれたムッシュー以外は誰も通りません。
皆さん、家の中にいるの?
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遠くに海が見える高台には400年以上前の古い小さな教会もありました。
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近づいて見てみると
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壁には貝がびっしりはめ込まれています。
ノルマンディー地方の海が近い場所では、
こんなふうに貝をはめ込んだ建物が多いのだそう。
この教会だけじゃなく、この町のたくさんの家々が貝の家だったんですよ。
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そんな町で、この教会は人々の暮らしの中にいつもさりげなくあり、
たぶん多くの人の心の支えにもなってきたのでしょう。
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世界の変化は激し過ぎて疲れるけど、ここでは、
これからもずっとこの暮らしが続くように感じました。
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ということで、我が家の夏の想い出、これにて終了で~す。

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