パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

janvier 2017

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さてさてさくさくっとマルシェ帰りのごはんのご紹介をさせてくださいませ。
まずはアペロのおつまみは、マルシェで通りかかったアフリカ惣菜屋さんで、お店のマダムが、味見してみて、とすすめてくださっていただいたほぐしたお魚の入ったフライ&手作りの辛いソース、のフライも美味しかったのだけどそれは作れそうかも、と。でもソースがちょっと今までに食べたことのないお味で新鮮だったので買ってきてみた、そのソースにタコスチップを添えてみました。タコスよりやっぱりフライが合いましたが、このソースは気に入ったのでまた買いたいし、その時は何を使っているのかたずねたいと思っております。
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そして2皿めは、前菜の盛り合わせ4種で、上から時計回りに、
フランス惣菜屋さんで買ってきた卵とハムのゼリー寄せ、パン屋さんで買ったブリーチーズとドライトマトのパン、フランス惣菜屋さんで買ったポワローのヴィネグレットマリネ、スーパー「LIDL」で買った手作りのピカルディー地方スタイルのにんにく入りのテリーヌとなっております。
全部美味しかったけど、やはりゼリー寄せとポワローが特にで、ポワローは近々、ゼリー寄せは春になったら再現に挑戦したいと思いました。成功したらレシピをご紹介させていただきたいです。
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3皿めはお魚の1品でコチラ。
Cpicon サーモン・ドーム by トクライ
レシピではサーモンの中に入れるのはブルサンガーリックとじゃがいもなのですが、ブルサンをカマンベールとにんにくパウダーで代用してのお試し。下にしいたソースはブロッコリーで、先週使ったハーブのディルが、水にさし毎日その水を変え保存していたら新鮮さを保ってくれていたのでそれも使いピックペッパーも散らしてみました。が、ソースはちょっと思った感じにならず、ちょっと盛り付けに失敗ちゃんしたのですが、お味は◎。旦那もとても気に入ってくれました。これはソースをあるものでいろいろお試ししながらリピ決定です。次回はドレッサージュをもっと美しく出来るよう考えたいです!
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そしてお肉のメインは、これまたフランス惣菜屋さんで買ってきたシュークルート用の発酵キャベツを使って、ソーセージや厚切りのラルドン(日本でいうベーコンのようなもの)、じゃがいもを白ワインと香辛料と共に煮込んだ、アルザス地方の郷土料理「シュークルート」です。
シュークルート大好きでいつも買ってきたものだったのですが、今回はじめて自分で作ってみたら、
と~っても美味しくてびっくり。やっぱり家で作った方がず~っといいです!
これはほんとしょっちゅういただきたいかもかも…
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そしてお皿さんもご紹介。アフリカンなおつまみにはアルザスのストラスブールの1枚です。
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前菜盛り合わせは、北東フランス「リュネヴィル」で100年以上前のある期間だけ作られたモデルで、
100年以上前のものはブロカントではなくアンティークになるので本物のアンティークの1枚。
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サーモンドームは、裏の刻印はないのですが柄からしてこれもアンティークだろうと思われる1枚を。
上部に少~しヒビが入っておりますが美しいのでお気に入りです。
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そしてシュークルートには人気ブロカント食器「ディゴワンサルグミンヌ」の1枚です。
ということで今回も大大大満足のごはんで、実は昨日も残っていたシュークルートをいただいて、
やっぱり美味しいわ~、と思ったのでありました。うひ。

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先週の大寒波が落ち着いてあたたかめだった昨日の我が街マルシェ。
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大繁盛の八百屋さんでは何がお買い得か確認しつつ通り過ぎ、
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やってまいりましたいつものポルトガルバー。
おお、いつもカウンターは人でいっぱいなのですがちょっと余裕がありますよ。
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で、何はともあれバラ色シュワシュワ一杯2ユーロ。
肝心のシュワシュワのフォトがぼけてるのはどうぞお許しください。
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お隣りのフランスお惣菜店は今日も列が出来ておりまして。
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私たちもシュワシュワの後、この後のお家ごはんのためにここに並んだのです。
そうしたらすご~く可愛らしい女の子が対応してくれたのですが、ほんとお忙しそうでフォトさせてくださいとはとても言えませんでした。でもアイドルみたいで、黒目勝ちな大きな瞳で笑顔がキュートで。
あの子は日本でも人気が出そうですねぇ。う~む。ってデビューさせたいんかい!みたいなふふ。
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お魚屋さんではカレイがお買い得だったのでお買い上げ。
でもこの日はメニューが決まっていたので来週あたりにいただこうかしら、って。
そうこうしていたらどこからか中国っぽい音楽が聞こえてきて…
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チャイナドレスのアジア系女の子たちを先頭に中国服の子たちグループがやって来ました~。
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今の時期は中国の旧正月の「春節」で、中華系の方たちにとって最も大切な伝統的な節句の1つ。
毎年今頃になると「春節祭り」が街のセントラル会場で開かれるのです。
そこに来てね~♪とパンフレットを配りながらのご案内。
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で、せっかくなのでちょっと寄ってみました。
かなりの賑わいとなっておりまして、コンサートが開かれていたり、
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中国武道コーナーや、
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点心やスープや中国風おでんなども売っていて列が出来ておりました。
アジアの料理はお寿司ももちろんですがフランス人にもかなり馴染んでいてスーパーなどでもお手軽に買えますが、ここのは手作りでお安め。うちもご近所さんに中国系やヴェトナム系、ラオス系の方々がいてときどきおすそ分けをいただきますが、やっぱり本場のは美味しいんですよねぇ。
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写真撮影も行われておりまして、こういう原色使いが中国っぽい。
この方は旦那さまがフランス系の方で私のお隣りで優し~い表情で奥様を見守っていらしゃいました。
ということで、私たちも春節気分をちょっとだけ楽しんで、お買い上げお惣菜をぶら下げてこの後家に帰ったのでありました。
さ、ごはんごはん!

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さてさて昨日のごはんのご紹介で~す。じゃ早速ですがお皿さんからで、
これはフランス北東フラッシュコンテ地方の「サラン」の愛らしい1枚で、
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これには我が家の定番のこのスープを。
Cpicon ヴィジソワーズ*ローズマリー風味 by しじみごはん
今何とか唯一お庭に残っててくれてるローズマリーを使っていつもの大好き味。
春になったらまたミントやエストラゴン、シブレット、セージなんかも植えたいと思っております。
今年は植える場所をいつもと違う場所にする予定なのでもさもさハーブ食べ放題になるかなぁ、
なんて夢見ております~。
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2皿めは赤い縁取りと花柄がかわいい「サルグミンヌ」。
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これには自分レシピであれなのですがコチラ。
Cpicon 【家ビストロごはん】カリカリパンのサラダ by milketmoi 
カリカリの自家製クルトンとポーチドエッグが美味しさのポイント。
自分で言うのもずずしい話ですが美味しいんですこれ♡
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3皿めは裏の印はないのですが、状態がとてもいいタルト皿で、これには、
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フランスのアルザス地方とドイツの郷土料理で、薄い生地にフロマージュ・ブロンをぬり、
玉ねぎやラルドン(日本でいうベーコンのようなこの)を散らして焼いた
タルト・フランベ(アルザス語ではフラムクーシュ)です。
でも実は買ってきた冷凍タルト・フランベさんでございます。
と言いますのも、昨日はこの後、夜ごはんのお呼ばれがあったのでお昼は簡単に済まそうということだったのです。そんな昨日夜の楽しかったお呼ばれタイムのこともまた後程ご紹介を。
ちなみにわたくしレシピで簡単にタルト・フランベ風にしたのがコチラとなっております。
Cpicon 食パンとヨーグルトで簡単タルト・フランベ by milketmoi 
なんちゃってですがなかなか美味しいと思います。あ、でもほんとなんちゃってです。
ということで、昨日の軽めだった週末ごはんのご紹介でございました。
そうしましたら今日はちょ~っとどんよりですが、買いたいものもありますので、
ちょっくらシュワっと一杯、行ってまいりま~す!

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「ルーヴル=リヴォリ駅」から①号線に乗り、ルーヴル美術館のある「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・ドュ・ルーヴル駅」を通り越し、次に到着するのが「チュイルリー駅」です。
ここを上がればチュイルリー公園はすぐ目の前。
→「12月夕暮れのチュイルリー公園
パリにメトロが開通したのが1900年で最初がこの①号線。
この駅ではそれを記念してフランスと世界の歴史100年間が年代別で描かれています。
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例えば1960年代はブリジット・バルドー(なんかものが置いてあってあれですが)と
奥がちょっとわかり辛いけどマリリン・’モンローでして、
ちょうど昨夜ブリジット・バルドーのドキュメンタリーが放送されていたのですよね。
パリ16区の裕福な家庭に生まれたそうですが、生まれてすぐの1930年代からの子供時代のフィルムも映っていて、かなりのブルジョアな雰囲気が感じられました。あとお父さんの方によく似ていましたねぇ。
今は動物愛護運動家としてよく知られ、容貌もかなり変わったので、嘲笑する人も結構いますが、彼女が動物への愛にのめり込んだのは男性たちや周囲の人たちに心とお金をさんざん利用され裏切られ、だんだん人間を信用出来なくなっていったからと、自分は彼女の気持ちがわかるわと、
ニースのお友達でやはり裕福なご家庭出身のAさんが言っていましたっけ。
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1980年代はフランスで今もと~っても人気の高い喜劇俳優で、
1985年には貧しい人たちに無料の食事を配給する「Les Restos du cœur(心のレストラン)」も作った、
「コリューシュ」(パリ14区出身、1944-1986)。
彼の映画がよくTVでも放送されるのですがとても味わいがある俳優さんで、これだけフランスでは国民的人気なのに日本であまり知られていないのが不思議なのです。
ま、私もフランスに来るまで知らなかったのですが。
彼は政治への風刺もかなりで、1981年には大統領選への出馬もしましたが圧力がかかって断念。1981年はあのミッテラン大統領が勝利した選挙だったのですが、ミッテランも人気のあるコリューシュを出馬させたくなかったとか。そして1986年、バイク事故でトラックとぶつかって亡くなったのですが、人々の中には、本当に事故だったのか?と言う人が今も多いそうです。
コリューシュについてのこんな記事もありましたのでご興味のある方はご覧くださいませ。
→「没後30年、フランスの喜劇俳優「コリューシュ」に再注目
そして現在はさらに広がっている心のレストランについてもこんな記事がありましたのでよろしければ。
→「[心のレストラン Restaurants du cœur 」 
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ということでここはわたくしもよく利用する馴染みのメトロ駅なのでございます。
旅行で来られる方も一度は通ることも多いかもしれませんね。

                          つづく

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メトロ①号線で降り立ったのは、地下鉄のホームと言うより室内のような、館内のような、
他の駅にはない独特な雰囲気の「ルーヴル=リヴォリ駅」。
ルーヴル美術館から近いここはそんな美術館の雰囲気を再現している駅なのです。
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ホームにはルーヴル美術館の作品のレプリカが展示され、
電車が滑り込んでこなければ美術館の一部のようにも思えます。
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1968年から少しずつこのようなレプリカ展示がはじまったようですが、
2011年から2015年にかけて大規模な工事が行われ、現在の形になりました。
私も工事が終わっているのを知らなくて偶然通った時は、おお~、と。
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しか~し、先ほどルーヴル美術館に近いと申し上げましたが、もしルーヴル美術館に行くのであれば、
このもう1つお隣りの駅「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」で降りるのがベスト。
1989年に出来たルーヴル美術館の新メイン・エントランスがそちら駅に近くなってしまったため、
ここで降りると1駅歩かなくてはならなくなってしまったということ。
なので「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」は利用者がとても多く、
こちらは結構静かめで落ち着いた雰囲気となっております。
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と言うことで、ここはルーヴル美術館に行く際にもしご興味があればいったん降りてちょっと見学して、
そしてまたそのまま滑り込んできた電車に乗ってもう1つお隣り駅へ行くのがいいのかな、と思います。

                    つづく

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