パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mai 2017


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新大統領の就任式はちょっと見たらもうそれで十分だったので
(ってかエリゼ宮に到着したまでしか見てないが)
いつも通り、日曜朝の定番、マルシェへ。
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季節のさくらんぼもですが早々とスイカも出ています。
どちらも日本で買えるアメリカンチェリーやスイカと変わらず美味しいんですよ。
でもスイカの種はだいぶ少ないかな。

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ということで絶賛就任式中で混み具合はどうかな、と思っていたのですが、
これがやっぱりいつもより人が少なめだったんです。
やっぱり家でTVで観てる方結構多いんだなぁ、
中には多くないだろうけど熱烈応援者さんならエリゼ宮まで行ってる方もいるのかなぁ、と。
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で、私たちもいつも通りの乾杯です!
でも今回は新大統領に素直に応援乾杯もちょっと兼ねてです~。
政治とは関係ないですが、多くの男性が(女性もですが)、
若い女性の方がやはりいいと思っているのは否めない。
そんな中でうんと上の女性をパートナーに選ぶってなかなか出来ることじゃないので、
その点がすごいな、と思うのです。
そんな自分は自分でいられる流されなさで、
フランスに(も)はびこる老害たちに振り回されず
フランスのためにがんばってほしいな、と。
そんなことを旦那とちょっとまじめに話したりなんかして。ほんとにちょっとだけね♪
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お向かいのお惣菜屋さんも行列少なめ。それでも出来ていましたが。
新作お惣菜がいくつか出てて美味しそうでした♡(じっくり見ちゃった)
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そしてうちのうさぎ坊やタムちゃんのパセリとパクチーを買いに、
イタリア系ムッシューの八百屋さんへ。
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この日もとっても元気で大きな声で、
オイラばかり撮って旦那さん、焼きもち焼いちゃうよ~ん、って。
その場にいた人たちケラケラ大笑い。
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朝からどんよりだった空もちょうどこの時、晴れてまいりまして。
この空と一緒でオランドからマクロンに変わって晴れてきたのかな、って旦那。
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で、途中いつもと違う道を通ったらこんな超かわいい車に遭遇!
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1930年代か40年代くらいのバスで、
乗客が少ない小さな村なんかで使われていたものだよ、って旦那。
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中も見たくてキョロキョロしていたら、
このバスの目の前の家からマダムが出てきて私たちをニコニコ眺めていて。
とってもかわいいですね♪お宅のですか?と訊ねたら、
マダムが身振りで、マダム宅の奥にある建物を指すので見てみたら、
車の小さな修理工場があったのです。
工場が目印的に置いていたのですね。
するとマダムがいきなり話し出したのですがそれがまったくわからない言葉で、
ウクライナの方だったのです。(そこだけわかった)
で、どうやらドアが開くから乗ってみなさい、と。
ってかドアを開けてくれて、ほらほら、ってすごい優しい~。
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中は少し散らかっていましたが年季が入っていて味があります。
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後部座席はやっぱりバス!かわいいわ~♡
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フードトラックにして青空レストランにしたらいいかもね、ってムフフと旦那。
うん、いいねいいね、って夢見る瞳?であたし。(見るだけ)
それにしてもウクライナ語?ロシア語?、まったくわからなかった!
世界はいろいろです~
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今回アミアンまで来たのはアミアンが北のヴェネツィアとも言われ、
ソンム運河が街のあちこちを流れ、カヌーが楽しそうだね、
と、以前から話していたこともあってなのです。
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ちょっと下見も兼ねていたのです。
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そんなソンム運河は穏やかな流れ。
川沿いの家々には小さな橋がかけられ、ちょっとかわいい雰囲気。
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我が街を流れるマルヌ川では、小舟で渡らなくてはならない家も多いけど、
ここアミアンはそれぞれがもっとこじんまり。
→「秋の終わりのマルヌ川クルーズ
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海が大好きだったけど、カヌーに乗るようになってから川も大好きになって、
川によって水の流れがまったく違うのをカヌーにのりはじめて知って。
たとえばパリ郊外のセーヌは大きくて広いので流れが激しいし、
大きな船も通るので、大きなのが通るとその後カヌーが波に揺られて激しくて恐い。
それから急に水位の感覚ががくんと変わったり。
→「パリ郊外セーヌ川の小さな旅 ~初セーヌ川クルーズ編~
川の水の恐さも感じながら魅力を感じているのです。
で、ここアミアンの川はこんな感じか、と思いながら歩いたのです。
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1840年に開校の水泳系の学校もあったようで。
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こうして賑わった時期がマルヌ川のようにあったようです。
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そんな学校も水質の変化で1960年に閉校。
もうその跡形はありません。
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そして今はこうして綺麗な大型船が通っています。
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中はレストラン。
皆さんが手を振ってくれたり笑顔を見せてくださって。
船からのそういうのって、なんかとても素敵な気持ちになります。
やっぱり水辺はいいものです。

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さて、ただ今、
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このアミアンで生まれ育ったマクロン新大統領の就任式のTV中継中。
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エリゼ宮の様子や、
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マクロンさんの子供時代の写真などが紹介されていると、
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一足先に奥様のブリジッドさんが到着しました。一緒には来ないのですねぇ。
空のように明るい色のスーツに髪はきゅっとまとめています。
今日のために急いで一週間で仕立てたのでしょうか。
それともどこかのブランドでしょうか。
そして10時5分くらいに、
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マクロンさんが到着し、今日で退くオランド大統領が迎えます。
(ちょ~っと時間的勝負があったのでフォトが雑なことをどうぞお許しください)
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これからセレモニーが始まります。
でも、今日は日曜日。
なのでこれからシュワシュワに行ってまいりま~す。

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旦那がネットで見つけた50年代のチャリンコを受け取りに
北フランスのピカルディー地方へ向かったのは4月後半。
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お天気は微妙だったけれど菜の花があちこちで咲いていて綺麗で。
でも車からよく目を凝らして蕾のやつないかなぁ、と探してしまいました。
蕾のがあったらちょいといただいて家で食べたいと思ったんですよ。
というのもフランスでは菜の花を食べる習慣がなくて、
売っているのは見たことがなく、あるのは菜の花のオイル(huile de colza)くらい。
この綺麗な菜の花もそのオイルのためなんだそう。
だから、蕾があってもとっちゃダメ、盗人になっちまうよ、って旦那。
ちょっとぐらいならいいんじゃな~い?って狡賢い顔であたし。(ジョークですよん)
ま、何にしても蕾なかったんですけどね。
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さてまずはピカルディーの小さな街のチャリンコ主さんのお宅に到着。
来てみてびっくり!とても古い家で広い!
なんと400年以上前の建物で、街で一番古い家なんだそう。
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納屋もこれまたデカくて50年代のチャリンコもあの納屋から出てきました。
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通りに面した表からは中がこんなに広いとはまったくわからなくて。
パリのアパルトマンも表からだと建物たちがひしめいているように見えても、
入ると中庭があったり吹き抜けがあったりで表と表情が違ったりも多いのです。
あれがまた、おお!となって素敵なんです。
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そしてチャリンコを受け取り、また菜の花畑ドライブ。
そして辿り着いたのは、
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アミアン(Amiens)。マクロン新大統領と奥様のブリジッドさんが生まれた街です。
でもこの時はまだ選挙中だったので、タイトル後付けは否めません!
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旦那はピカルディー出身なのでよく知った街ですが、私は初めて。
初めての街はワクワクします♪だいぶ曇ってましたけどね。北フランスですし。
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ここはソンム運河が美しいサン=ルー(St-Leu)地区。
アミアンは第一次大戦と第二次大戦で大きな被害を受け
ここも1990年代に改修されたそうですが雰囲気のある美しい地区です。
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川沿いにはたくさんのレストランが並んでいます。
美しい夕暮れ時なんかにここでアペロで一杯なんかすると素敵でしょうねぇ。
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すると川の真ん中に黄色いTシャツを着た銅像??
あれ、実はマクロンさんの応援Tシャツだったんですよ。やはり地元ですねぇ。
1977年にこの街でマクロンさんは生まれ、この街のリセで、
当時先生だったブリジッドさんと出会ったとのこと。
あれから24年(知り合いか)、明日はいよいよ正式にフランスの新大統領となります。
地元盛り上がるだろうなぁ。
でもよく思うですが、地元だから応援!はちょっとよくわからない。
いえ、考えに賛同ならいいのですが、地元だから「だけ」だとわからない。
いえ、アミアンのマクロンさんを応援した方々がそうだということでもないのですが。
いや、でも地元から大統領はやっぱり嬉しいでしょうかねぇ。
明日はどうしよっかなぁ。早朝からTV観賞しちゃおっかなぁ。やっぱりしちゃうんだろうなぁ…

                 つづく
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少し前にこの記事を書きましたが、
→「CFで見るアラン・ドロンの昔と今
アラン・ドロンが映画1本と舞台1本を終えてから引退なさるとのこと。
映画の方はパトリス・ルコント作品で共演はジュリエット・ビノシュ。
今までもルネ・クレマンやルキノ・ヴィスコンティ、ジャン=リュック・ゴダール、
ミケランジェロ・アントニオーニなど世界の有名監督の作品に主演してきましたが、
最後にフランスを代表する監督パトリス・ルコント作品。
引退は残念だけど作品は楽しみだな、と思っていたら、
ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」の舞台として使われたシチリア島のパレルモの館に、
アラン・ドロンが何と53年ぶりに訪れる、という番組を見つけました。
キャスター、レア・サラメが同行していて2016年の9月なので結構つい最近。
時間が24分と長いので館の素晴らしさ堪能しながら(ほんとすごい!)、
さっと観ていただけるといいかな、と思います。

53年ぶりとのことで感慨深い様子が伝わるのですが、
11分10秒くらいからインタビューもあって、
軍隊時代のことや映画はもちろん女性、政治なんかについても語っているのですが、
アラン・ドロンはずっと右派支持で、まだ大統領選のだいぶ前だったので、
レアさんに、ジュペ(共和党からの候補だった)に入れるの?
フィヨン(右派でこの後不正がバレて支持率が下降)に入れるの?
サルコジ(元大統領で不正しまくったけどまた立候補しようとした)に入れるの?
とか聞かれて、サルコジには入れないね、などと答えております。
またマリーヌ・ル・ペンの父親、ジャン=マリー・ル・ペンとは友人同士で、
マリーヌ・ル・ペンに入れるの?と聞かれ、
今は彼女には入れない、と言っております。
そして今の世界に何が足らないと思う?と聞かれ、
お互い好きになることだと。
で、女性については、
女性は私の人生だ!大好きだ大好きだ大好きだ!と言っていらっしゃって。
今、気に入ってる1人が「Shy’m」だそうで。

それがこの方。
マルティニック出身の父とノルマンディー出身の母を持つメティス(métisse=混血)で、TV番組にもしょちゅう出てくる人気シンガー。
確かにエキゾチック美人でダンスも出来て魅力があると思うのですが、
ああ、アラン・ドロンってほんと~~に女性が好きなんだなぁ、と改めて思い、
ちょっとおかしくなってしまいました。
ま、何にしてもルコント作品が楽しみです!

※53年ぶりの「山猫」動画が場合によって再生不可能なようです。
申し訳ありません。
アラン・ドロンの表情も興味深く、
パレルモの館がまた本当に見事なのでとても残念です…

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8日月曜日は第2次大戦戦勝記念日(Victoire 1945)で祝日だったので、
続けて週末ごはんのご紹介をさせてくださいませ。
まずは魚介パスタのために解凍した小イカがまだたくさんあったので、
(アジア食品屋さんで買った大パック小イカで解凍するといっぺんに使わなくちゃです)
小イカのソテーに炒めたパン粉をかけ人参のドレッシングを添えました。
以前あるビストロでいただいた小イカのフライが、
パン粉にもドレッシングにも一工夫あってとても美味しかったので、
その1品をヒントに簡単に作ってみたのですが、
これが意外にうまくいって旦那が美味しい♪と大喜び。
これはまた大パック小イカを買ってきた時にレシピを作りたいな、と思います。
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2皿めは前日の残りのカルフールの牛カルパッチョで、
今回は醤油ドレッシングで和風仕立てに。
というのも実は醤油ドレッシングと炒り白ゴマがついていまして、
前日は使わなかったので使ってみたのです。
ゴマがいいお仕事で結構美味しくいただけました。
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3皿めはまたまた例の小イカでして、
少し前に料理番組で★シェフのジャン=フランソワ・ピエージュさんが、
イカの1品のレシピを紹介なさっていまして、
それは紋甲イカっぽかったのですが使っちゃわなくちゃ小イカで試してみることに。
見栄えが決していいとは言えないのですが、
これが超簡単なのにとても美味しくてびっくり!
やはりジャンさん、すごいなぁ、と思いましたねぇ。
これもまた小イカかイカを買ってきたらオリジナルではないのですが、
レシピをご紹介させていただけたらと思います。
(これで小イカを使い切りました!)
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4皿めは七面鳥の白身のロースト用お肉があったので、
一晩塩胡椒とハーブでマリネしてからオーブンの低温でじっくり焼いたものに、
このレシピの半生ネギ生姜ソテーを添えました。
鶏胸肉のたっぷり半生ネギ生姜ソテー添え
まず七面鳥がしっとり柔らかく焼けててびっくり。
温度と時間は様子を見ながら適当にやってみたのですが、
(でも一時間半くらい焼きましたかねぇ)
失敗したら固くなるな、と思っていたのですが運よくうまくいって。
しかも自分は七面鳥はあまり好きじゃないのですが、
これはにおいも気にならなくて鶏肉とまったく変わらないお味。
この後残ったのを冷蔵庫に入れて昨日もハム感覚でサラダにのせたのですが、
しっとり柔らかいまま。低温調理やはりいいです~。
ということで、これで週末祝日ごはんは以上となります。
お付き合いいただきありがとうございます!
…………………………………………………………………
あ~んど。
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昨日旦那と2人でパソコンに向かっていたら、旦那が、あれ、と。
何?って聞くと、Yahoo Franceのニュースにマクロンさんのことが出ていると。
それは、彼がゲイだという記事。
もうそこで苦笑いです。
パリは親しい人同士でもご近所なんかでも他人の噂話は決して多くない。
でもこういった有名人になってくるとこういう噂が出てくるのですね。
たぶん奥様が24歳年上ということも1つの要因になっているのでしょうが、
失礼だなぁ、と思いました。
いえ、ゲイだなんだということじゃなく憶測でこういうことを言うことがです。
すると、早速昨日の夜、時事ネタをブラックユーモアたっぷりで紹介する番組で、
フランソワ・オランド大統領とエマニュエル・マクロン新大統領が揃って出席したセレモニーで、2人が見合ってる場面や並んで歩く場面に合わせ、
物まねコメディアンが2人の会話の口あてをして、
「ジュテーム、フランソワ♡」とか「ジュテーム、エマニュエル♡」とかやってました。
確かに見合った時はほんとに恋人同士のようでちょっと可笑しかったのですが、
オランドさんはマクロンさんを可愛がっていたようだから、
彼が当選して嬉しかったのだろうし、とにかく極右のル・ペンさんを避けられて、
ほっとしたんだろうな、と私は感じました。
こういう意地の悪い憶測話が出ると、なんかマクロンさんを応援したくなります。

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