パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juin 2017

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せっかくの6月、せっかくのいいお天気。
ということで昨日の日曜日は思いついて、
朝11時前に出発というかなりのんびりモードな
パリから行く小さな旅に行ってまいりました。
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今はバラの季節。
でもバラだけじゃなくたくさんの花々が咲いていてその美しさ可憐さを堪能です。
はぁ~、やっぱり春っていいなぁ、やっぱりカンパーニュいいなぁ、って。
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ランチには18ユーロ50サンチームのお手頃セット。
私はグラスワインと前菜にはエスカルゴ。
やっぱりスーパーマーケット「LIDL」の冷凍エスカルゴより
ずっと美味しかったのは否めません。
&にんにくは強めにきかせた方がやっぱり美味しいなと再確認。
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皆さんもこのお天気を「プロフィテ(profiter=活用)」です♪
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花粉症も収まって豊かな緑の中でもサングラスもマスクもなし。
怪すぃわたくしとはさよならいたしました。
飲んだ翌日からすぐ効くフランス薬のこの威力、恐るべし!
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このようなすっきり小さ旅の様子もまた、
フォト整理して近々ご紹介させていただこうと思っておりま~す。宜しくです!

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ここのところ毎日晴天で気持ちのよい週末を迎えております。
こんな季節のために毎年長く暗い冬を乗り切っている。
と言っても過言じゃないので、今を十分満喫です。
ということで昨日のごはんのご紹介でして。
そんな爽やか天気なので旦那にバーべキュー焼き焼きを頼みまして、
わたくしは簡単サラダ系などをちゃちゃっと作っての簡単ごはんとなりました。
まずはアペリティフでシャルキョトリー(加工肉類)とマカデミアンナッツ。
旦那のアペリティフはパスティスとなっております。
パスティスとはアニス、リコリス、フェンネルなどで風味をつけた古くからあるフランスのリキュールで、お水で割っていただく食前酒。
リキュールは琥珀色ですが、お水で割るとクリーム色になります。
古い映画の中でジャン=ポール・ベルモンドも飲んでいたりしますが、
今の若い人はあまり飲みません。おじさんの飲み物的な感じでしょうか。
私もあまり好きじゃなくて美味しさがちょっとよくわかりません。
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そしてごはんは大皿スタイルで。
上から時計回りにグリーンサラダ&ドレッシング、
→「☆レシピ・応用の利く玉葱ドレッシングベース
人参ステーキ&ガーリックポテト、
Cpicon 超シンプル美味*にんじんのステーキ by milketmoi
Cpicon パリの中華総菜屋さん再現ガーリックポテト by milketmoi
買ってきたフーガス(南フランス発祥のパン)、
ニジマスのバーベキュー塩焼き、
イベリコ豚&チョリソーのバーベキューとなっております。
この中で新鮮味で特に気に入ったのは、
新玉葱の甘さが美味しいドレッシングとイベリコ豚でしょうか。
イベリコ豚はカルフールで、普段だったら1パック300gで10ユーロ近くのものが
2パックで10ユーロとお買い特品だったのですが買っておいてよかった~。
まだあと1パック冷凍してあるので次回のお楽しみです。

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あ~んど。
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ベベっ子たちも皆一緒にお庭タイム。
寒さに弱いチワワ坊やはつい最近まで洋服が必要でしたが、
や~っと裸んぼうでもOKとなりました。
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そしてこのようにさらにたわわに実ったさくらんぼを、
ごはんの後、旦那が30分くらいかけて半分ほど採りまして。
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ご近所のあちこちにお裾分けに行って。
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それでもまだこんなにたくさん。どうしましょう…
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日もまたのびてこれは昨夜10時15分くらい。
でもこの明るさでつい夜更かし気味になってしまい、
昨夜は夜中の3時まで起きちゃってました~。
で、今朝はちょっと眠い。眠いけどもったいないので出掛けてまいります。
皆さまもなかなか悪くない日曜日&日曜の夕べをお過ごしくださいませ。

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シュザンヌ・ヴァラドンが描いたテラスの先に行くとすぐ裏は、
ここに来るまでに歩いてきた美しい坂道とぶどう畑が見渡せる場所。
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左奥のオレンジの建物がラパン・アジルでほんとに目と鼻の先。
→「ラパン・アジルのあるモンマルトルの美しい坂道
ユトリロはきっとしょっちゅう飲んだくれてあの坂道を千鳥足で上がったのでしょう。
ここまでだいたい徒歩7~8分くらいでしょうか。
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今度はあの壁の入口を抜けて2つめと3つめのルノワールの庭へ行ってみましょう。
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するとすぐに木に吊るされた古びたぶらんこが1つあります。
ここはルノワールの印象派時代の代表作の1つで、
この庭で過ごす人々を描いた1876年の作品「ぶらんこ」をもとに作られた2つめの庭。
奥にはサクレクール寺院の丸屋根も見えます。
モンマルトルの古きよき時代をこうして何人もの画家が過ごし、描いてきたのでしょう。
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当時はこんな豪華なカフェも。
象さんの存在感にちょっとびっくり。結構リアルでこんな技術もあったんだなぁ、と。
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こちらは小高い場所にあるらしいカフェ。
こういった雰囲気のお店、今もパリのあちこちにありますねぇ。
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さてお庭に戻りまして。
2つめの庭はぶらんこがある場所と、
そこからつながる愛らしい小花が咲いたこの壁沿いの小道となっています。
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そして3つめはサロン・ド・テもあるこの大きめのお庭。
モンマルトルの喧騒の裏に、
こんな緑豊かな庭たちと、ぶどう畑、そしてぽつんとラパン・アジル。
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ということで今度は美術館の中へとご案内です。
なんですが、が、まだちょ~っと整理が出来ておりませんで…でもがんばります~。

                     つづく
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さてさて賑わいモンマルトルの丘からまた元に引き返して来まして、
モンマルトルの美しい坂道に戻ってまいりました。
ぶどう畑から上がってすぐのところですね。
→「ラパン・アジルのあるモンマルトルの美しい坂道の先
「DALI」という小さな案内も出ておりますが、
もう記事タイトルにもしておりますが今回はこの近くにある2つの美術館のうちの
「DALI美術館」の方ではなくもう1つの「モンマルトル美術館」の方へ行こうと決め
ここを左に曲がります。
(モンマルトル美術館の案内も出ています)
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この道もまたモンマルトルらしい住宅が並んでいて、さらにその先へ。
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すると数分もしないうちに見えてきましたよ。
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かわいいピンクの外観の「モンマルトル美術館」。
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入館料はこの日はシネマの特別展もあったので11ユーロ。
フランス語や英語の他に日本語の説明が聞ける専用ヘッドフォンも
無料で貸し出しています。
それでは中へ。
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ここは17世紀から18世紀にかけて建てられたいくつかの建物から出来ていて、
エントランスのアーチの向こうにある建物は、
1680年に建てられたモンマルトルで一番古い家。
この場所に19世紀から20世紀初頭にかけて、ピエール=オーギュスト・ルノワールやシュザンヌ・ヴァラドン、夫であるアンドレ・ユッテル、
そしてシュザンヌの息子であるモーリス・ユトリロなどが
アトリエ兼住まいとして一時期を過ごしています。
この建物に囲まれ庭が3つあり、現在はルノワールの庭と名付けられ、
今の季節はたくさんの花々が咲き気持のよい空間となっています。
そんな中のここは1つめの庭。
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美しいバラのアーチのそばでは見学中のちびっ子たちが。
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おしゃまさんでわんぱくで何でも興味を持つお年頃。
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大人しくお話しを聞く子もいれば、よそ見してる子もいれば、
落ち着いていられない子もいて。
一番右のメガネの坊やは、
始終もそもそ動きながらも先生に「プルクワ?プルクワ?」
としょっちゅう言っておりました。
「プルクワ(pourquoi)」とは、なぜ?って意味。なぜなぜ坊やくんだったんです。
その様子が可笑しくてとっても可愛らしかったのです。
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ルノワールがここに住んだのは1875年から1877年までと長い期間ではありませんが、
その間の1876年にここで「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を描いております。
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当時の写真もたくさん展示されていましたので少しご紹介を。
これはモンマルトルらしい坂道でのご婦人方の1枚。
服装こそ違うけど、風景はあまり変わっていないんじゃないかしら、
と私なんかは感じます。
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パリ郊外だったモンマルトル村が1860年にパリ市になると、
開発が進み、様々な人々が集まる一帯となり、
ホームレスのような人もたくさんいたそうです。
でも皆、同じ地域住民感覚で、決して危険な地区ではなかったそう。
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今のモンマルトルはその点がだいぶ違ってスリも危険もいっぱい。
18区の中の高級住宅地であるモンマルトルですが(特にサクレクール寺院の裏)、
同じ18区の東側には移民がとても多いシャトー・ルージュや、
9区10区18区とまたがりますがやはり移民が多いバルベス=ロシュシュアールがあり、
そして9区になりますが隣りには歓楽街ピガールもあって。
パリの中でも特に危険が多いイメージのカルティエと隣り同士。
なのでこの高級住宅街を狙う泥棒もすごく多いと聞いております。
それでもモンマルトルが好きで住み続ける人も多いよう。
それはわかるなぁ。
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さて、1つめ庭からモンマルトルで一番古い家の入口との間に、
緑に囲まれた小道があり、その途中に鳥かごのような美しい小さなテラスがありました。
この風景を1912年から1926年まで住んだシュザンヌ・ヴァラドンが描いています。
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もともとは息子ユトリロの友人で、その後彼女の夫となった、
21才下のアンドレ・ユッテルがここで読書する1枚。
3人での暮らしがなんだか不思議ですが、きっとこの絵を描いていたその時は、
穏やかな時間だったのでしょうかねぇ…

             後編につづく

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フランスも5月の後半に花粉症の季節が始まり、わたくしも症状が出てきたことは
少し前にお伝えしたのですが、先週、窓を閉め切った家の中でも目を開けているだけで空気がしみて涙が止まらなくなり、家の中でもサングラスを外せず、それでもひどい土偶の顔になるという状況になり、旦那も私のそんな顔を見て「ウララ~」と言うので
(フランスではあらら~がウララ~になる)これはやばいということで、
先週の金曜日、フランスではじめての花粉症の診察を受けてまいりました。
フランスは主治医制度が浸透しているので普段だとまず主治医のところへ行きますが、
今回は直接アレルギー専門医を予約。
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診察室は街のセントラルのアパルトマンの一室で、
マルシェのすぐそばでこの日も開かれ曜日。
旦那がお昼休みを兼ねて少し早めに仕事を抜けてきてくれたので、
2人で例のチャリンコでやってきました。
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診察室のお隣りの待合室はこんな感じ。
専門の先生が1人で開いているので日本のように受付があるわけではなく、
予約時間に来てどなたかを通すこともなくこの待合室で先生に呼ばれるのを待ちます。
(先生は診察室で前の患者さんを診察中)
そして前の患者さんの診察が終わり出てきたので、私の番。
先生に呼ばれ診察室に旦那と入り、フランスの健康保険証カルト・ヴィタル
(Carte Vitale)を見せ、症状を話し、先生の質問に答え、まずはアレルギーのテスト。
両腕をチクチクされ、いろんな液をそれぞれにたらし、
かいちゃダメだからね、と言われ、いったん待合室で待機です。
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右腕の方は何も反応がなかったのですが、左腕は2か所が反応をしはじめました。
この赤くなり始めているのが陽性(positive)反応。(陰性はnégative)
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赤いのが広がってまいりました。
かゆい~。でもかいちゃいけないんです。
で、この後先生にまた呼ばれ診察室へ。
この赤い反応した部分からアレルギーの種類の特定と反応の度合いを調べます。
(後でこれがプリック・テストと呼ばれると知りました)
私の場合はフランスでは白樺(Bouleau)とイネ科のグラミネ(Graminéés)
という植物にアレルギーがあるとのこと。
で、先生に処方してもらったのが、鼻を洗浄する液と吹きかけるお薬、
目を洗浄する液とたらすお薬、そして飲み薬2種で、
飲み薬は1つめが効かなかったら2つめを飲んでください、とのこと。
注射もあるけどかなり強いので私にはお薬がいいでしょう、ということでした。
このお薬たちは、近くの薬局で購入するとして、診察料は全部で約52ユーロ。
ここから最大70%が健康保険で、残り30%が、ミュチュエル(Mutuelle)と呼ばれる、
民間の共済に加入していればほぼ全額が戻ってきます。
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で、とりあえずほっとしたしタムちゃんパクチーも欲しかったのでマルシェに立ち寄り。
やはり日曜と違ってかなり人は少なめです。
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旦那が何も言わずポルトガルバーに向かったので、
日曜じゃないですが、旦那この後仕事ですが、シュワシュワを一杯ずつ。
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この後イタリア系ムッシューの八百屋さんへ。
でもムッシューはこの日はいなかったのでパクチーを買って帰ってまいりました。
この日からすぐ1種めお薬を飲み始めたのですが翌日からすぐ効き始めてびっくり!
目のかゆみ、涙、腫れもひいて、鼻もスース―してほぼ元通りになったのです!
なのでもうこれからはこのお薬たちでおそらく大丈夫。
フランスのどこでも住めるな♡と思っております。
ところで薬局でお薬を買う時びっくりしたことがありまして。
お店の方がパソコンに薬の名前を入力すると、その方の背後にあるボックスにそのお薬が自動でぽこぽこ落ちてきたのです!これにはびっくり!
どこの薬局でもあるシステムというわけでもないようで私ははじめてだったのです。
その光景はまるで50年代か60年代製作の未来映画のよう…
日本の薬局でも今こうなってるのかしら…
ちなみにこのお薬たちもカルト・ヴィタルとミュチュエルのカードを見せればその場で、薬の代金は支払わずに済み、洗浄液は薬扱いにならないので支払いが発生し、
今回は11ユーロその場で払いました。
ということで、早くアレルギーの先生のとこに行っておけばよかったな、
けどもう今大丈夫だからいっか、な今現在でございます。
また素敵な6月のパリが楽しめそうで~す。
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