10月1日にパリ市内全域で実施された11時から18時までの
「Journée suns ma voiture」、パリ市内車抜き日は、
パリ郊外住まいのわたくしたちはまずヴァンセンヌまで車でGO!
でも途中、すでに小雨が…ウララ…
が、とにかくヴァンセンヌの森で駐車して、
旦那が意気揚々と?自転車をセット~。この時の嬉しそうな顔を言ったら…
ということで出発です~
少し走れば道路を挟んでそこはパリ郊外ヴァンセンヌとパリ市内の境目。
右がヴァンセンヌの街で車が走行中。
そして左はパリ市内となってポリスが
「Journée suns ma voiture」のための通行チェック中。
タクシー、公共交通機関の車両など、それから自転車も通れますが、
一般車両はパリ市内は走行禁止。ですが、何台もの一般車両が、
なんなの今日は?なんで通れないの?とか言ってて引き返していてびっくり!
数日前からTVやラジオのニュースでこの
「Journée suns ma voiture」のことはさんざん話題になっていたのですが、
こんなに知らない人がいるとは…さすがざっぱなフランス人…
で、わたしたちは自転車なので問題なく簡単にパリ市内へ。
すると、いつもなら車の往来が多いところも、あんらスッキリ!
フランスは大きめの街だと基本こんな自転車専用通路がだいたいあるので、
そこを私たちも走ります。
でもパリ市内は交通渋滞が多いので結構自転車も大変。
でもこの日はそれがなくてほんとスイスイ。
で、意外に小さい街パリをどんどこ進み(め)ます~。
まずはパリの端っこ11区と12区にまたがる「ナシオン」に到着~。
高級住宅街と言われるヴァンセンヌのお隣りですが、こちらは超庶民的地区。
メトロのホームでは顔面一発ぶん殴り強盗も発生する地区でもあります。
でも私もよく通るカルティエですが、
ふつ~に歩いてるぶんには基本それほど危険なわけでもありません。
でも夜とかはかなり注意が必要ですかねぇ。
お次に12~3分くらいで到着は4区、11区、12区にまたがるバスティーユで、
左奥に見えているのが目印の7月革命の記念の柱。
活気のあるかなりわさわさした繁華街で、日本で言うところの、
ちょっと新宿アルタ伊勢丹周辺あたりな感じでしょうか。
で、このバスティーユのわさわさを通り抜け、5、6分自転車を走らせると、
私もしょっちゅう来る場所でパリで最も古い広場の1つに到着。
この方の家もある→ヴィクトル・ユゴーの家にて
秋色にほんのり染まったマレ地区のヴォージュ広場です。
パリのちびっ子たちもよく遊んでいて、ほんまのパリジャン、パリジェンヌたちですね。
で、この時ちょうど12時過ぎでお腹ペコペコ~。
そろそろごはん食べておかなくちゃね~、と話して、
賑わいのカルティエ、マレの裏通りを自転車で走っていると。
目に入ったこの赤い外観、パリの人気ビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」です。
日本の雑誌やガイドブック等でもよく紹介されているお店で、シェフは日本人さん。
でも私は入ったことがなくて、ちょうどテラス席のそばに自転車も停められそう。
ということでここでランチに決定です。
店内にはフランス人はもちろんですが、日本人のお客さまもチラホラ。
さてさてお味はどうでしょうか。
私が前菜に頼んだのは魚のスープ。
少~しだけ生臭さがあったけど、気にならない程度で、
バゲッドも浸して最後まで美味しくいただきました。
旦那はテリーヌのパテ・ド・カンパーニュをチョイス。
まずすごいボリュームです!
で、お味は手作り感いっぱいで超肉々しく、肉食星人には大満足な1品。
添えられた玉ねぎのコンフィチュールが私は特に気に入りました。
前菜どちらも7ユーロ50サンチームくらいだったでしょうか。
いただきながら見ているとマレは通り過ぎる人たちもまた特に様々。
仏&アジアのおしゃれ男性カップルが超かわいいチワワを連れて
仲良くお散歩していたりも微笑ましかったり。おしゃれな人、やはり多めです。
そんな中であのピンクのブーツの女性のコーディネートが気に入りました。
ブーツ以外はダーク系でさりげなくまとめていて、髪も無造作にきゅっとまとめていて。
ピンクのブーツなんて考えたこともなかったけど、こんな風に着るといいんだ、と。
ちょっと欲しくなったのですが、でも汚れ目立つかな…
そしてメインは豚のすね肉「Jarret」のココット煮込み(19ユーロ)で、
小雨が降ったり止んだりで肌寒かったのでちょうどぴったり。
さてさてお味は?
これが一番美味しかった~。
お肉は焼いてちょっとお砂糖でキャラメリゼしているのかな。
ほんのり甘みのあるスープに八角などのスパイスがほんのりきいて、
また塩分少なめがお味を引き立てております~。
19ユーロはちょっと高いなぁ、と思ったのは正直否めないけど、
このお店はココットがスペシャリテということで納得です。
でも自分でも近い味が作れそうな気がするのでいつか挑戦してみたいとも思いました。
お店の方もみなさん、とても感じがよくて人気店なのうんうんわかります。
私たちがメインを食べてる頃はお店の外に行列も出来ていましたよ。
日曜日は閉まっているお店も多い中、
こうして日曜に開いているのも嬉しいし平日はお手頃なランチセットもあるよう。
なかなかよいなと思いました。
住所…49 rue de Turenne 3区
TEL…01 42 72 96 17
HP…「Café des Musées」
ということで、お腹が満足した後は、
旦那の自転車愛好会?仲間との待ち合わせ場所へとスイスイ向かいました~。
つづく
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