木曜レシピコーナーでございまして、
先週末ごはんの際お伝えしていた「鶏のバスク風赤パプリカ煮込み」と、
その残りソースで簡単に作るピラフのご紹介です。
さて、まずはバスクについてちょこっと。
フランスとスペインの両国にまたがり両国とも他のヨーロッパ諸国とも違う
固有の文化と言語を持ってきたのがこのバスク地方。
たびたび独立紛争が起こってきたのは日本でもご存知の方も多いと思います。
でも実は私はまた行ったことはなくて、バスクのお料理は
パリのバスク出身のシェフさんのお店でいただいたり、
TVの料理番組で見たりして自分なりに学んだもの。
お店の料理もなのですが結構ガッツリ濃い系の味が多くて、
正直私にはちょっとくどい時があるんですよね。
でも今回ご紹介のレシピはうまみはたっぷりだけどくどくはなく、
結構幅広く喜んでいただけるお味かと思います。
ポイントはバスク料理によく使われる赤パプリカ&黒オリーブ組み合わせ。
一度焼いて甘みを十分引き出した赤パプリカと
黒オリーブからもうまみが出るのでこの2つはとても大事。
ここにトマトを加えても美味しいのですが、
今回は赤パプリカの風味をしっかり生かすため、あえて入れておりません。
お好みで入れたり入れなかったしてくださいね。
それと本来は辛味づけにバスクの唐辛子
「ピマンデスプレット(Piment d’Espelette)」
を使うのですが、お手軽に赤唐辛子で代用しております。
それでは材料と作り方で~す。
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材料(2人分)
・鶏骨付きもも肉2本 ・赤パプリカ2個(360gくらい) ・玉ねぎの薄切り100g
・マッシュルームの薄切り120g ・黒オリーブ15粒くらい ・にんにくのみじん切り大1 ・赤唐辛子の輪切り1/2本分~ ・オリーブオイル大2 ・白ワイン200ml ・水200ml ★チキンブイヨン1個 ★ロリエ2枚とタイム2枝くらい(ドライでもOK) ★塩胡椒適量
作り方
①材料を切るなど準備をする。
②オーブンを高温で温め、赤パプリカを焼き、
皮が焦げて十分柔らかく焼けたらオーブンから出し、
触れるようになるまでおいて冷ます。
冷めたら手で皮をむき、へたと種をとり、粗みじんに切る。
③ココット鍋か厚手の煮込み鍋を強めの火にかけ、オリーブオイルを入れ、
鶏肉を皮目から入れ、いい焼き色がつくまで焼き、
もう片面も同じように焼き、いったん皿に取り出す。
同じ鍋ににんにく、赤唐辛子を入れ炒め、香りがたったら玉ねぎも入れ炒め、
しんなりしたらマッシュルームも加えさっと炒め、鶏肉を戻し、
白ワインと水を入れ、強火にし煮立ったらアクをさっととり、
②の赤パプリカと黒オリーブ、★を入れ、中火にし蓋をし、
ときどき様子を見て水分が減り過ぎないよう
火加減を調節しながら1時間くらい煮込む。
鶏がほろっと柔らかくなったら最後に味を見てお好みで塩を足し
出来上がりです。
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あ~んど。
鶏肉をいただいたあとに残ったソースをリメイクして簡単ピラフも作りました。
作り方は簡単。お米2合をいつも通りの水加減で準備し、
そこに具材も入れた残りソースをおたま2杯入れ、
塩もちょっと多めに入れ(小1/2くらい)炊飯器でいつも通りに炊き、
炊きあがったら味を見て足らなければ塩を足し、
仕上げにバター10gくらいを混ぜて出来上がり。
もし可能なら、鶏の煮込みを作って寝かせている間に、
ソースをおたま2杯いただいて炊いて鶏の煮込みに添えてもよいと思います。
超あっさりなので味バランス的にもよいですよ。
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