パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juillet 2019

フランスに来る際、お世話になった留学会社の女性スタッフさんが
言っていたことが今も印象に残っております。
それはギャラリーラファイエットで買い物をした時、
お店の人がろくにたたまず袋に品物を入れ、
投げてよこすのに近い感じで品物を渡された、と。
だから日本の接客がどれだけ素晴らしいかがわかる、と。
それくらいに日本とフランスではお店の対応が違うんです、と。
そして来てみたら本当にそうでした。
フランスのお店では、一部のVIPなお客様ばかりが来るショップやホテルを抜いては、
お客様は神様、では決してないんです。
接客は丁寧にやらなかればならない、という日本では当たり前のことも、
フランスでは人の性格それぞれ。
以前あるビストロではこんな光景を見たことがあります。
2人のアジア人マダムが外のテーブル席に座ったのですが、
すぐにスタッフが来なかったのでマダムの1人が中に言いに行き、
そして戻ってきてまた席に座ったのですが。
やってきたスタッフの男性がメニュー表を響き渡るくらいドン!と置いて(投げて?)
周りのお客様はもちろん私もびっくり。
ドンと置かれたマダムは、何なのよ、その態度は!こっちは客なのよ!って。
でも男性スタッフ、平然と無視。
マダムたちは、ありえないと大声で怒って、結局店を出て行きました。
その後、その男性スタッフが私のところに注文したものを持ってきたのですが、
私は実はまだびっくりしていたけど、めいっぱいの笑顔で「メルシー」と言うと、
彼は別人のようににっこり優しい微笑みを返してくれました。
なので、マダムがお店の中で横柄な言い方で伝えたのかもな。
それにしてもすごいあからさまな、ドン!ではあったな、と。
もう1つ、今度は日本に一時帰国した際の印象に残っている出来事を。
クレジットカードのことで某有名デパートのカード窓口で係りの人に話を聞いていたら、
隣にいた年配の男性がふんずり返るように座りながら、
暗唱番号入れても使えないんだよ!どういうことだよ!と怒っている。
担当の女性は、申し訳ございません申し訳ございません、
と何度も言いながら、丁寧に質問して確認している。
でもその男性は相変わらず「超」横柄な態度。
が、何と男性が暗証番号を間違えていたのが発覚。
そしたら男性、バツの悪さを誤魔化すようにまだしつこくぶつぶつ文句。
そして係りの人はというと、やはりまだ、
申し訳ございません申し訳ございません、と言い続けている。
ただし、その時の申し訳ございませんは、もう口だけなのが私にも感じられて、
その男性の態度にかなり腹立たしさを感じていたけど、
その申し訳ございませんにもなんだか1人苦笑してしまって…。
日本ではクレームがとにかく恐いのでこの対応になるのでしょう。
でもフランスではこういう男性の態度はまったく相手にされません。
お客様は神様ではないからです。
なので。
クレームを言う→相手にされない→言ってもしかたない→クレーマーがいない。
ということになっているように感じます。
ってかそもそも適当大ざっぱなのでお互い細かいことを言わない、
ということもあると思います。
で、どっちがより悪いとか何とか一概には言えないと思うのですが、
ただ思うことは、日本でもフランスでもどこでも、
横柄な態度、勘違いの驕った態度はしないということ。これに尽きると思います。
そして笑顔と一緒の「メルシー」を忘れないことが一番かな、と。
たとえばビストロに行って、食事が美味しかったら、
美味しかったです♪と伝えると、いやな顔する人はいません。
ってかすごく喜んでくださいます。
なので、パリ・フランスにご旅行に来る際は(たぶん他の国も)
日本とまったく違うことを忘れず、
そして笑顔とメルシーをしょっちゅう使うことをおすすめします!

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素晴らしいお天気が続いているパリです。
カニキュール(3日以上続く猛暑日)は以前はとても珍しものだった、と旦那。
でもカニキュールが珍しくなくなって、夏日が増えて、夏の青空日が増えたけど、
地球的にはきっとよくないんですね。
でも政府と企業とお金がからむ世界のことなのでどんなにわたしたちが怒っても、
結局は庶民には一切何もすることができません。
日本でもそう思ってたけどフランスでもまったく同じだったので
どこの国も一緒だとわかってすっかり諦めました。
ジレジョーヌ運動が起こっても、
結局はエマニュエル・マクロン内閣があれこれ策を練って、マスコミもうまく使って
ジレジョーヌ運動が抑えられました。
マクロン氏はうんと年上の奥さまブリジットさんがいるけど、
今現在はゲイだというのは公然の秘密のようになっています。
でも海外では、仲陸ましい年の差カップルのように報道されて。
今の世界、ほとんどの情報が、安~い芝居のようなのです。
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さて、久しぶりにパリの下町18区、
クリニャンクールの蚤の市にやってまいりました。
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いつ来ても、古いもの好きにはたまらない!
これは19世紀のもの、これは18世紀のもの、と聞くと、
時の流れの面白さと不思議さに、
何とも言えない素敵な気分になるのです。
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18区のカルティエを歩けば。
7月はバカンス期に入るので、バカンス前のジモティと観光客がたくさん。
でも人気パリカルティエなので閑散となることはなくて、
いつ来ても変わらない賑やかさです。
7月8月でも楽しい雰囲気が楽しめます。
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途中のメトロで見かけた白Tシャツとジーンズのシンプルコーデで
ノーメイクなのに超綺麗。だけど、
常にきつい表情を浮かべていたパリジェンヌ。
ツンデレの魅力がわからないmoiちゃんなのですがツンデレ?
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6月21日の夏至の日を境に夕暮れが少しずつ早くなっております。
寂しいけど早く見れるようになってきた夕日が美しい。
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ホームや電車の中では、7月4日から7日までノールヴィルパント展示会で開催していた、
「ジャポン・エキスポ」に行ったとみられる若い人たちの姿をたくさん見かけました。
聞こえてくる会話のほとんどがManga。
どこのTV局のニュースでも話題にしていて、
松本零士さんも今回いらっしゃったようで、
訪れていた人たちの感激した様子が放送されていました。
このMangaはもちろんSushi、Ramenは日本の枠を超えて、
世界の文化になったと改めて思います。
今はいろんなことがアンバランスで、
その面白さと危険さが独特な世界。
早歩きのフランス人旦那を追いかけながら、
あれこれ思いをはせる日本人妻のモンマルトル散歩なのでした。

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担当サイト→ハネムーンSのフランス特派員最新記事のお知らせです。
プロヴァン特集パート③の最終編となりまして、今回は、
プロヴァンにあるフランス最古のレストランのご紹介です。
ハネムーンで行きたい中世の町プロヴァン!フランス最古のレストラン
「オステルリー・ドュ・ラ・クロワ・ドール」

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世界遺産の中世の町プロヴァンでフランス最古レストランで…と聞くと、
きっと敷居が高くてたいして美味しくないのにお値段は高いのだろう、
な~んて思っちゃいがちですよね。
たとえばやはり世界遺産のモンサンミッシェルにある
有名なオムレツレストランのように。
でも超良心的な価格のコースがあって、まずそれにびっくり。
そしてお味は?
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正直に思った感想をしっかりお伝えさせていただいております。
ぜひ参考になさってください。
でも最後に一言だけ。
おすすめ出来ます!
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先週一週間、見事にびっちりカニキュール(3日以上続く猛暑)だったパリですが、
今週はカニキュールが去って、爽やかな青空が毎日広がっております。
パリは最高の季節に突入しております!
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先週は家にこもって氷ペットボトルやら扇風機やらを、
家族の移動に合わせてせっせこあちこち移動して、
とにかく暑さとの戦いだったのですが、今週はあの日々が嘘のよう。
家の中にいると半袖だと肌寒いくらいです。
差が激しいですパリ~。
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なのでわたくしも安心してべべっ子たちにお留守番してもらってパリ歩き。
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パリはこれからどんどこパリジャン、パリジェンヌがバカンスでパリを離れ、
逆に観光客がさらにどんどこ増えます。
なのでジモティなカルティエはひっそりとなり、
観光地はさらに賑やかに。
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そんなバカンス期限定のいつもと違うパリ&郊外も大好き。
今から楽しみなのです。
モンパルナスの裏通りとか、ひっそりなんですよねぇ。
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パリのアジサイがちょうど見頃になっております。
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日本が発祥のアジサイですが、
パリのアジサイはピンクもブルーもちょっとスモーキィーなフランス色。
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途中で出会った、ちょっとイギリス人シンガーの
エド・シェーランに雰囲気が似たギャルソンくん。
可愛いので写真撮らせて、とお願いしたら、めっちゃウケてました。
青年に、可愛い、って言ったのが可笑しかったのかも。
でもほんとに可愛かったから…。
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18世紀に造られた歴史あるアーケード街のパッサージュでは、
日本人の若い男女旅行グループに遭遇。
全部がカッコよくて日本に持って帰りたいよ~、
な~んて会話が聞こえてきて1人でくすっとしちゃいました。
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すべてがキラキラしている今の季節で、お天気にも恵まれ、
最高のパリ旅行ですね。よかったよかった♪
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パリの一番透明な季節を
アンニュイなパリの秋が来るまでめいっぱい楽しまなくては!
今日は最後にエド・シェーランとジャスティン・ビーバーのコラボ曲
もご紹介させておいていただきますね。
エド・シェーラン似の可愛い青年をご紹介させていただいたものだから。
今フランスで毎日何度もかかってる曲です。めっちゃよいです♪
(ってか青年とエド・シェーラン、似てるの髪の毛だけだったかも…)


皆さまの夏がどうぞ楽しくて素敵でありますように。

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本日ご紹介はこのワインビストロ
「レ・カーヴ・ド・プラグ(Les caves de Prague)」。
たぶん日本初ご紹介になるかと思います。
最寄駅はおしゃれ地区シャロンヌ通りに行く時にも最寄駅になる
8号線の「ルドリュ=ロラン(Ledru-Rollins)」。
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お店の名前に「カーヴ(cave)」=酒蔵とついてるくらいなので
ものすごい数のワインが揃っていて、夜はタパスワインバーになります。
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でも今回はランチでお邪魔。
2品で16ユーロ、3品で19ユーロと、
外食の高いパリではなかなかのお手頃値段。
ということで店内も素敵なのですが。
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お天気が良くて、緑が気持ちよい通りなので、
テラス席にいたしました。
結構大きめの通りですが人通りはそれほど多くないので、
ゆったりして気持ちよいです♪
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2種類ある前菜から選んだのは、
グリンピースとミントの冷たいスープ。
ノワゼットの食感がアクセント。あっさり美味しいです。
グリンピース&ミントの組み合わせは、
日本では珍しいと思うのですがフランスでは定番チック。
私もはじめてこの組み合わせが出てきた時は新鮮びっくりでしたが、
今は慣れて料理のアレンジの勉強になっております。
で、これは自分でもできそうかな、と思ったので近々挑戦したいと思います。
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メインは鶏肉のソテー、パルメザンクリームソース。
すごく凝った料理、ではないですが、
お肉もいいお塩がほどよく効いたじゃがいものソテーも美味しい♪
イメージはフランスのおしゃれな定食屋さん風かな。
本当はデザートのファンダンショコラもいただこうと思っていたのだけど、
お腹がいっぱいになってしまって無理でした~。
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肩肘はらず気軽なランチにぴったりのこのお店。
ただし、ワインにこだわっているので、おまかせした白のグラスワインは
美味しかったけど7ユーロと、ちゅっとお高め。
それも覚えておいていただいて
お手頃ランチしていただくのがよいと思います。
夜もきっとワイワイ人が集まって楽しいかも。

住所・・・8 rue de Prague 12区
TEL・・・01 72 68 07 36
HP→Les caves de Prague
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