パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2020

フランス在住のただの主婦ブロガーの1人ですが、
今のフランスの、世界の状況の中で、
それはしないでおいてください、と思うことがあるので、
2020年3月27日のこの記事を、
しばらく貼り付けさせていただきます。
コロナ記事合戦について
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夕方はTVの6チャンネルを点けながら、
夕食の準備をすることが多いのですが。
先週火曜日、いつもは6時45分から、
アパルトマン&メゾン探し番組が放送されるはずが、
突然新番組の放送が始まってびっくり。
人気シェフ、シリル・リニャックさんが
パリの自宅から生放送する、
外出禁止(制限)中の
フランス全土の国民と作る料理番組です。
その国民の中には有名人も含まれていまして。
画面に映っているのが左がシリルさん、
右上が司会者として知られる
ジェローム・アントニーさん、
右下がコメディアン、俳優、歌手の
マックス・ブーブリルさん。
右のお2人ももちろん
ご自宅のキッチンにいらっしゃいます。
ジェロームさんはパリから結構離れている
グラン・テスト地域圏のナンシー在住、
マックスさんはパリ在住。
スターはだいたいパリと思っていたけど、
ジェロームさんは普段ナンシーからパリのスタジオに、
通ってるのか、とちょっと新鮮情報。
さて第1回目の放送ですが、
かなりひっちゃかめっちゃかになっておりまして、
皆さん、シリルさんに追いつくのが
かなり大変そうでした。
そりゃそうですよね。突然決まった番組で、
しかもそれぞれが
ご自分の自宅からの生放送で、
料理が得意な人もいれば
あまり得意じゃない人もいる。
でもそこはフランス人。
文句言ったりふざけたり好き勝手しておりまして、
シリルさん皆をまとめ何とか
言う事?聞かせるのに必死。
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面白いなと思ったのが、
ちょっとわかりづらいのですが、
シリルさんの使ってるナイフが
めちゃくちゃ小さいんです。
フランスの普通のお宅は皆さん結構、
こんな小さなナイフを使っていることが多くて、
切りにくくないのかな、
と日本人の私なんかは思うのですが。
プロの料理人であるシリルさんも、
自宅では小さいナイフで
手軽に作ってるんですねぇ。
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シリルさんとジェロームさんは
毎回出てきますが、
もう1人のゲストは毎回変わって、
キッチンでパートナーや子供も手伝ったりするので、
普段の普通の雰囲気が伝わって楽しいんです。
料理も参考になるし
今夜も楽しみにしたいと思います。
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そしてもう1つ、音楽専門の9チャンネルで
先週水曜日の朝から始まったのが、
ラジオ番組「ブルーノ・ダン・ラ・ラディオ」を、
そのままラジオとTVで生放送する新番組?!
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これもフランス全土の国民が
それぞれの自宅から参加していて、
有名人も毎日自宅から登場します。
で、この日のゲストは右下に映っておりますが。
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私も大好き♪ フランスを代表するDJ
「マーティン・ソルヴェイグ」。
パリの17区の自宅からとのことで、
へぇ~17区なんだ、とこれまたちょっと新鮮。
17区はパリの北西で、
富裕層と庶民派が混ざった住宅街。
でも派手ではない印象で、マーティンさんっぽい。
ですが、曲はファンキーで
かなりすっとぼけております。
ということで今日はそんな
マーティン・ソルヴェイグの曲で、
終わらせていただきたいと思います。
フランス国民は今がんばって
「Restez à la maison」=家にいよう!
を実行中。
ではではまた元気に次回で~す!

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moiです。
フランス在住のただの主婦ブロガーの1人ですが、
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2020年3月27日のこの記事を、
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コロナ記事合戦について
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毎日お天気に恵まれているパリでございます。
空の流れはイギリスからフランス、イタリアへと動いていくので、
きっとイタリアも晴天続きかな。
ヨーロッパの多くの国々で外出制限があるけど、
今が我慢のがんばり時。皆でコロナを乗り越えよう!
ということで超久しぶりに週末ごはんのご紹介でして、
ヨーロッパ応援混合メニューでございます。
まずはお料理しながらアペロしながら旦那とつまんだのは、
フランス・アルザス地方のアルザス風ピッツァ、タルト・フランベ。
でもこれ冷凍で買っておいたものでただ焼いただけです。
日本でも簡単に出来るレシピをご紹介させていただいてるので、
ご興味があったら見てみてください。簡単です!
ヨーグルトで本格的。アルザスの郷土料理タルトフランベ
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で、前菜です。
これも自分レシピであれなのですが、
スペイン定番を自己流で作った1品。
レンジで簡単!タコとじゃがいものガリシア風サラダ
でも実は冷凍タコあったと思って解凍してみたら、イカだったんです~。
で、解凍しちまったのでしかたないイカで作ってみたらイカもイケます♪
ちなみに、私はほんとはパリに住みたかったんじゃなく、
ポルトガルが一番候補で、二番目がスペインのアンダルシアだったんです。
でもわんこの関係で、直行便があって、
一緒に暮らせる部屋も探しやすいパリにしたんです。
なのでポルトガル・スペイン、ちょっと思い入れ強し。
でも今となってはパリでよかったと思っております。
住めば都~。今じゃ第二の故郷~どんだけ~。
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これは私だけメニューでして、
生牡蠣があんまりな旦那が私のために買ってきてくれた、
牡蠣の名産地西フランス、オレロン産の生牡蠣。
緑色の陸藻の海水池で沈んでいるので、
ほんのり緑色を帯びているのが特徴。
でも今回のはそんなに色が強くありませんでした。
でも美味しかった~。

お次はイタリア在住とすかーなさんのコチラのブログで。
それでもイタリアなワケ NEW!inトスカーナ
紹介されていた、とすかーなさんのお知り合いの、
日本語を話されるかなりすごいイタリア人料理人
(料理学校の校長先生兼シェフさん)の
動画レシピを参考に作ってみました。
そうです!今回記事のタイトルにもなっている、
イタリアの変なレシピとはこれのこと。
でもでも変なのはレシピではなくこの動画。
ポイントは最初に言わない材料6人分と効果音。
なぜここで?みたいな。
でもそれで久しぶりにおかしい方の涙が出ちゃいました~。
めちゃかわいいです♡料理しない方でも笑えます。
お・す・す・め。
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んで。肝心のお料理「トマトとミントの食べる麦スープ」
めちゃ美味しかった~!
ミントがいいお仕事。先生はスペルト小麦を使っていらっしゃいますが、
我が家は押し麦で代用。我が家の定番になりそうです。
動画で笑い、作ってもおいし。最高やな。
トスカーナも大好きなので(特にシエナ)今、無性に行きたい。
本気で考え中でございます。むふ。
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メインはパンタード(ホロホロ鶏)のローストで、
フランス定番のインゲンのくたくた煮とじゃがいものピュレ添えです。
以前行ったパリ郊外ビストロでいただいたパンタードが、
超美味しくて、そのビストロのキッチンの女性キュイジニエさんの、
パンタードの焼き方を見ていたら、
焼き汁をとにかくかけながら焼いていて、
そのままマネっ子しておるんですが、ほんと美味しい。
ドイツ系スーパー「リドル」でお買い得で買っておいたパンタードで、
次回少し先になりそうだけどまたあったら、
ちょっとまとめて買っておこうかな、なんて思っております。
昔私は、旅行で海外に来ていた時は、旅後に体重がかなり減るくらい、
同僚が、やつれた~、と言うくらい洋食続きがだめだったのですが、
あれは思い込みと、現地の普通の料理を知らなかったこと、
そして人は馴染むというのを知らなかったことだと、
つくづく感じております。
今じゃあーた、和食1洋食3くらいの割合でもぜんぜん問題なし。
ただ、何にしてもまず野菜が美味しいな、と思いますねぇ。

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moiです。
フランス在住のただの主婦ブロガーの1人ですが、
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それはしないでおいてください、と思うことがあるので、
2020年3月27日のこの記事を、
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コロナ記事合戦について

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旦那も仕事がコロナ影響お休みになって、
家族皆で自宅にこもる日々でございます。
で、昨日旦那にマスクをしてもらって
1人で買い物に行ってもらったのですが、
(私はフランスでは珍しめ専業主婦で旦那が家計管理すべて担当)
カルフールは1m間隔で大駐車場の中まで人が並ぶ
大大大行列になっていて、入るのに2時間3時間待ち。
で、諦めてドイツ系スーパー「リドル(LIDL)」へ行ったら、
カルフールよりはぜんぜんマシだったそうで、
1人につき1つのキャディ(カート)で1度に5人までの入店。
10分待って入れたそう。
並ぶのがでぃ嫌いな男なのでリドルも大行列だったら、
買い物やめたことでしょう。
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だのに。必要なものだけでいいと言っても、
お願いしてないものまで結構買ってきちゃうんです~。
でもこれはいつものこと。
このコロナのずっと前から買いだめ傾向な男です。
これには結婚当初ほんと困りましたよ。
節約家なのに食べ物だけはどんどこ買うんですよねぇ。
どうしてこんなに買うのか?と聞くと、
今の時代はいつ戦争が起こるかわからない、
だから備えは普段からしておいた方がいい、
と非日常的なことを。
あ…でもまさしく今かもしれません。
マクロン大統領も演説で、
我々はウィルスとの戦争状態だと言っていましたものね…。
日常現状になっている…。
いかんいかん、前向き思考前向き思考!
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で、これらすべてを消毒タオルで2人で拭き拭きしてから、
冷蔵庫や棚にしまっております。
フランス家庭がどこでも今これをやってるかは
全国調査してないのでわかりませんが、
旦那の知り合いたちは結構やっているそう。
でも普段あまり手を洗ってなかった人たちが
やってるとは考えにくいな…。
だからそれで商品を触りまくるから不安なんですよね。
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そんなわけで今のところ食料はいっぱい。
買い物行かなくても一か月くらいは乗り切れそうです。
あ、でもスーパーにはほとんどの食料はたっぷりあって、
焦ることはぜんぜんないよ、と旦那。でも。
明日はわからないぞ、ですって。
もう~そうやって不安を煽らないでよ~。
のわりには今ネットでおかしな動画見て吹き出してる。
あ、今大声上げて笑っとる~。
呑気なんだか心配症なんだか…
どっちやねんそこのフランス人。

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ずっと家にこもる日々なので、
あるもので久しぶりにお菓子を作りました。
ガトー・ショコラです。
お菓子は作ってないと感覚が鈍りますねぇ。
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冷めたら表面が割れてしまいました~。
ショコラ生地とメレンゲの混ぜ方が足らなかったかな。
そういうコツもすっかり抜けております。
また思い出しながらやりましょう。
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合わせたのは、我が家の庭採れフランボワーズと
大事にしてるバラのシロップで作って保存しておいたソース。
これがめちゃくちゃ合うんです。
表面は割れたけど中は超しっとり濃厚で美味。
製菓用ショコラがこれでなくなったので、
今度はパリ2区ニル通りのお店で板チョコ買ってきて作りたいです。
超おすすめ。南米カカオ使用ショコラティエ
ここでお試し買いしたガトー・ショコラの、
南アメリカ産カカオの風味が素晴らしかったので、
ここのを使えば間違いないだろう。むふふ。
IMG_4397
そしてそしてバラのシロップは、
去年初夏のはじめに行ったバラの街としても知られる
世界遺産の街プロヴァンで買ってきたもの。
ベリー系のフルーツとボン・マリアージュなんです。
このプロヴァンの小さ旅は、
担当サイトでご紹介させていただきましたが、
今思えばほんと夢のような時間でした。
また今年も行きたいな、秋になってしまうかな、
それとも来年になってしまうかな…
なんて過ぎりながら思い出しながら、読み返してしまいました。
お時間がありましたら楽しんでみてください。
パリから日帰りできる中世の街プロヴァンへ!現地編
パリから日帰りできる中世の街プロヴァンへ!プチ・シャトー・ホテル編
パリから日帰りできる中世の街プロヴァンへ!フランス最古レストラン編
ではでは元気にまた次回!

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ここ数週間の間、思っていたことについて、
書かせてください。

フランスに感染者が拡大し、亡くなった方がどんどん増えて、
悲しいし、怖いし、不安です。
毎日ががらっと変わっていったので戸惑いもあります。
そんな気持ちやフランスの様子を、
自分のわかる範囲で、その時感じたことと一緒に書いてきました。
書いていて、多くの方がフランスの状況を知りたいと感じました。
ただ同時に、一部のフランス在住者たちのブログ間で、
毎回何かしらのコロナウィルス記事で、
まるでコロナ記事合戦のようになってることに、
これは利用ではないか、と、
何とも言えない気持ちになっています。
タイトルにキーワードを巧みに取り入れたり、
大袈裟な言葉や感動的な言葉を使ってみたり、
他の在住者の方のブログの興味深い部分を、
自分の記事として利用して書いたり。
そうやって集客を増やすのも1つのやり方かもしれません。
でも今のこの事態の中でそれは
決して気持ちのよいことではありません。
じゃ、こう書いた私はどうか?と自問自答してみると、
流された部分があるのは否めません。
私は今、外出禁止(制限)に少し慣れて、
ウィルスの不安を抜けば、家で穏やかに暮らしています。
でも同じ時間、医療現場では
たくさんの患者さんと従事者の方々が戦っています。
今日もニュースで、病院が足らなくてストラスブールからTGVで、
フランス全土へ運ばれる呼吸器をつけた重症患者さんと、
たくさんの機材を持って防護服で乗り込む方々の姿を見ました。
せつなくなります。胸が苦しくなります。
でも私は現場にいません。
ただの一主婦で家にいるだけです。
もし、本当にこのコロナの大変な状況を伝えたいというなら。
パリ在住ライターだ、プロの書き手だ、私は格が違うんだ、
というプライドがあるなら。
くだらない競争心を燃やすのではなく。
人の記事をチェックしてから自分の記事を決めるのではなく。
ご自分の感じたことをご自分の言葉でお伝えください。
私は今日改めて軌道修正して、
この奇妙に静かで悲しい日々を、
コロナがこんななっていなかった楽しいパリの日々を、
フランスの美味しいものたちを、
その時感じたままに綴ろうと思います。
それと、フランス在住の方のブログで参考になる情報は、
これからもどんどこシェアさせていただこうと思います。
ということで次回はなんかこう楽しい内容にしたいです。
たぶんですけど。わかりませんけどね。

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