パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2020

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moiです。
ここフランスもコロナウィルスが急拡大中。
この数日間で949人になり日本の420人をあっちゅうまに抜きました。
追記・・・この後感染者数がさらに増え1126人となりました…)
で、日本と同じでマスクもなのですが消毒液も売り切れ中でして、
ネットでは10倍20倍30倍になって売られているようです。
どこの国でもこういう輩がいるんですねぇ。
ま、いつか必ず自分に戻ってくるでしょう。
ということで、我が家の街の薬局でも全部売り切れで、
どうしたもんか、と思っていたら、
フランス在住のミカリュス・ブルガリスさんのブログで、
フレンチスタイルの消毒ジェルの作り方を紹介してくださっていたので、
我が家でもマネして作りました。
ブログはコチラ→手作りアルコール消毒ジェル
ミカリュスさん、感謝申し上げます♪
で、旦那が作ってくれまして、
他のフランスのサイトの作り方も併せて参考にしたとのことで、
アロエジェル、ティーツリーとユーカリのエッセンシャルオイル、
70度のアルコールで、オイルはいくつかのサイトで、
入れなくてもOKとのことだったので省いたとのこと。
で、ただ混ぜるだけで超簡単ですが使い心地まったく問題なし。
ナチュラルなよい香りでさっぱり!
買うことばかりすぐ思ってしまうけど、
こうしてめちゃくちゃ簡単に作れるんですねぇ。
とりあえず我が家の日常用2本と旦那の携帯用1本は出来ました。
なくなればまたすぐ簡単に作れるので、
普段の消毒に関しては、少しほっとしました。
これでもコロナになっちゃったら、あちゃ~だけど、
その時のためにもしっかり食べて免疫力をつけたいと思います。
ダイエットはとりあえず終息後ですね。
いつかって話だけど…。ふぅ~。

※追記・・・北海道のmacotoさんよりコメントをいただきまして、
もう少しアルコール濃度を上げた方がよいとのことです。
詳しくはこちらを参考になさってください。

「アロエジェル、ティーツリー、ユーカリの効果のほどはよく分かりませんが、
医学的にはインフルエンザやコロナウィルスに効果があるのは、
70~80%のエタノールです。
お使いのアルコール消毒ジェルは
エタノールの濃度不足のように思います。
他には0.1%程度の次亜塩素酸ナトリウム溶液か、
界面活性剤の入った台所洗剤を10倍程度に薄めた溶液が
効果があると言われています。
ウィルスの外側のエンベロープを破壊することがポイントです」

とのことです。
なので私もアルコール濃度の高い無水エタノールを買ってきて、
作ったもののアルコール濃度を80%くらいに上げようと思っております。
macotoさん、感謝申し上げます!

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moiです。
フランスのコロナウィルス感染者は今日の時点で613人、
亡くなった方が9人となっております。
(※追記・・・この後感染者949人、亡くなった方16人となっております)
昨日は週末のまとめ買いの日。
夕方、旦那とドイツ系スーパー「リドル」と、
その後「カルフール」に行ってまいりました。
この数日間で感染者が急増して、一昨日くらいのニュースでは、
トイレットパーパーが品薄だのパスタが棚から消えたの言っていたので、
様子はどうかなと思いながらのお買い物です。
まず「リドル」ですが、トイレットペーパーはたっぷりありました。
パスタはリドルオリジナルの安いパスタが売り切れていて、
でも、アルザス地方のパスタは残っておりました。
アルザスのパスタは、どこ製かよくわからない安いパスタより
美味しいので1袋買っておきました。
それと消毒ジェルも売り切れておりました。
お客さんたちの数はまあ、いつも通り。
私たちが買い物している時、1人のマダムが何度も鼻をかんでいて、
私は1メートル以内には近づかないようにしていたのですが、
他の人はお店の人もお客さんもまったく気にする様子がありませんでした。
お次のカルフールです。
こちらもいつも通りで混んでおりました。
トイレットペーパーはこちらもたっぷりあって、
パスタはフランス製のパンザニのものが品薄になっておりましたが、
イタリア製のバリラやディチェコはたっぷりありました。
パンザニはフランスで一番安いと言っていいのですが、
超まずいんです。アルデンテに茹でようとしてもアルデンテにならない。
リドルもそうだけど、超安いパスタだけが品薄になっていました。
なので情報に流された人がとにかく買っておいたんだろうと思いました。
他のものはリドルもですがすべていつも通り置いてありました。
それは置いていて。フランスもコロナウィルス感染者急増ですが、
それでもカルフールのお客さんに不安な雰囲気は一切感じられず、
ほんと~にいつも通り。
買ったものをその場で開き、素手でぱくっと食べてる人も見かけました。
で、思いました。政府は、コロナウィルス感染予防のTVCFで、
まめな手洗いを毎日毎日呼び掛けているけど、ど。
こりゃ、以前手洗いをあまりしなかった人たちが、
今はしてる、ということはないだろうな、と。
ちなみにフランスの公共のお手洗いで私が感じている、
手を洗わない人の割合は30%くらいです。
特に若い子たちの洗わない割合が高いように感じています。
フランスは綺麗な子がた~くさんいるけど、
そんな子もおトイレの後、手を洗ってなかったりします。
せっかく綺麗なのに’残念…。
もちろんちゃんと洗っている清潔な子もたくさんいますよ!
で、旦那に、おトイレで手を洗わないというのはどうしてなんだろう?
と聞いてみると、手に何もつかなければ大丈夫と思ってるんだろう、と。
なるほどねぇ…な~んて思うっちゅうか!ってぇの。
フランスでコロナがどんどこ拡大してるこの中で、
この手洗いが浸透しない中でどうなっていくのか、これまた不安。
ただ一方で思うこともありまして。
こんな時でもピリピリする人がいないことは、
フランスのよいところだな、と思っております。
日本の電車で、咳をした人がピリピリ注意される、
というのをネットニュースで読んで、
以前東京にいた時の朝の通勤電車を思い出し、
日本もフランスも、いいところもいやなところもあるな、
と思っております。
なんにしてもとにかく。コロナ、終わって~!

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1832年創業の老舗レストラン「ファラモン」が、
昔ながらの庶民のためブイヨン(食堂)、
「ル・プティ・ブイヨン・ファラモン」として再スタートを切り、
大人気ブイヨンとなっております。
ブイヨンは定番料理を安いお値段で提供する大衆的なお店。
このブログで何度もご紹介しているブイヨン・ピガールもその1つ。
Bouillon Pigalleは超パリっぽいビストロ
このブイヨン・ピガールがオープンし大人気になったことで、
ブイヨンが再び脚光を浴びているんです。
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お店の開店は12時なので、その少し前に行ってみたのですが、
すでにたくさんの方々が待っています。
海外からの観光客の方も多いけど、フランス人も結構多い。
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で、12時ぴったりに開店。
店内はベル・エポックの装飾がそのまま残っていて、
19世紀の華やかで優雅な雰囲気が印象的。
パリにはこうしたベルエポック装飾のカフェやレストランは結構あるけど、
そんなところはお値段の方も結構高かったりします。
このブイヨンが大人気になったのは、こんな本物の雰囲気の中で
良心的価格で提供してくれる点も大きいかと思います。
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お店の方がどんどん席に案内してくださって、
私もすぐに座ることが出来ました。
3階まであるので12時15分くらいまでに着けば
待たずに座れることができそうだな、と思いました。
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メニューを持ってきてくださるのも注文をとりに来てくださるのも速い。
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で、ウフ・マヨネーズやニシンのマリネなどのフランス定番が並ぶ中、
前菜に選んだのは、これまた定番のエスカルゴ。
家でも冷凍のものをいただくけど、ここのは、
エスカルゴの本場ブルゴーニュ産だったので選んでみました。
普通に美味しいです。
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メインは、ブフ・ブルギニヨン(牛の赤ワイン煮込み)やステーキ、
サーモンのオゼイユソースなどのやはり定番が並ぶ中、
フランス北西部の都市カーンの郷土料理の臓物の煮込み、
トリップ・ア・ラ・モード・カーン。フランス風モツ煮込みです。
臭みはまったくなくこれまた普通に美味しい。
モツ好きさんなら大丈夫だと思います。
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デザートもお願いしてみましてタルト・タタンです。
リンゴたっぷりとろとろで素朴で美味しいです♪
ここまでいただいて超お腹いっぱい。
3品+赤ワインのハーフボトルで30ユーロ。
外食が超高いパリで良心的だと思います。
ちなみに、メニューを見ながら赤ワインをお願いする時にお店の方に、
どれが強い(重い)ワインですか?と聞いたら、
僕、わかんないや、と軽く言われちゃって、
ずっこけそうになったのですが。
これもまたなんだか可笑しく、ま、いっか、と思いました。
スタッフならそれくらいわかっててよ、
と思う人もいるかもしれないけど、
ここは星レストランでもないし超気軽な庶民の食堂。
大雑把に大らかにがやがや楽しく!って感じですね。
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この時は、日本人による、パリのアジア人差別ネタが出回っていた時。
で、私のお隣はフランス人の年配のカップルだったのですが。
私がエスカルゴをいただいてる時に専用挟みがめちゃ硬くて、
エスカルゴが1個お皿の外にポンと飛んでしまったのですが、
2人がケラケラって笑って、大丈夫?って。
アジア人の私が隣で申し訳ないかも、と思っていたのだけど、
そんな心配は不要でした。
ということで、すごく凝ったとか洗練された料理ではないし、
美味~というのとは違うけど、
フランスの昔ながらの料理が揃っていて安くて、
そして古き良きパリの時代が楽しめて。
ビストロよりさらに庶民派なブイヨン。
これからもっと増えそうな予感です。

住所・・・24 rue de la Grande Truanderie 1区
TEL・・・01 40 28 45 18
営業時間・・・12時から0時、無休
メトロ・・・「レアール駅(Les Halles)」①④⑦⑪⑭号線、
「エティエンヌ・マルセル(Etienne Marcel)」④号線

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moiです。
フランスのコロナウィルス感染者は今日の時点で285人、
亡くなった方は4人となっております。
(※追記・・・この後の発表で感染者423人、亡くなった方7人となりました)
フランスではこの2ヶ月間は、
挨拶の時にする握手を控えるように、と政府から要望が出ました。
ということはフランス式の挨拶の頬と頬をつける
ビズもちろんしないということになるかと思います。
ビズは今のこの状況では多くの人が避けたいだろうけど、
果たして握手を控えるは皆するのか?と思ったのですが、
旦那に聞いてみたら、すでに今週の月曜から
職場や仕事関係の人との握手は全員止めているとのこと。びっくり。
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そしてTVのニュースチャンネルを観ていたら、
お医者さまがコロナウィルスの正確な情報を丁寧に説明していて、
手洗いの仕方もお話していたのですが。
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指と指の間は手洗いが行き届かないことが多いけど、そこも、
それからアクセサリーをつけていたらそこも全部よく洗ってください、と。
そして、お医者さまがおっしゃいましたよ。
日本は手洗いの習慣がついていて丁寧にしょっちゅう洗うんです。
うがいをする人も多く、素晴らしいんですよ、と。
これには私、嬉しくなってしまいました。
何度かこのブログで書いたことがありますが、
フランスはたとえばデパートのお手洗いなんかで、
おトイレに入った後でも手を洗わない人が結構いるんです。
個室から出てきてそのまま出口に直行する人がたくさん。
(幸い我が家が親しくしている方々はちゃんとしているので安心)
なのでおトイレの出口のドアも触らないように気をつけているのですが、
やはり、これもいろんなニュースのウィルス感染防止対策で、
おトイレの出入口ドアも電車の中の握り棒なども不潔なので、
素手で触るのはなるべく避けてください。
という説明が繰り返しされております。
ただ、マスクが売り切れ続出でも実際につけている人はいないので、
この手洗いの仕方も習慣化するのかどうかが疑問です。
うちの旦那も、外から帰ってきてすぐに必ず手洗い、が、
私が言わなくてもうっかり忘れがなくなったのはここ最近。
せめて皆がおトイレに入った後の手洗い習慣が当たり前になると、
それだけでもコロナ拡大が少し抑えられると思うのですが…。

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日本でフランスで全世界で猛威を振るうコロナウィルスに、
気分が滅入りそうになりますが、今日はパリの楽しい記事を。
パリ散歩中、メトロ「サンティエ(Sentier)」の駅に出たので、
このすぐそばにある美食通りとも言われるプチ人気通りに寄ってみました。
2区の「ニル(Rue de Nil)」通りです。
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ここがちょっとした美食人気通りになったのは、
このレストラン「フレンチ-」がきっかけ。
ロンドンなどで修業したグレゴリー・マルシャンさんが、
2009年にオープンして以来人気を誇っているお店です。
HP→FRENCHIE
その後、同じ通りに系列の2店をオープン。
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こちらはサンドイッチ店の「フレンチ-・トュー・ゴー」。
HP→Frenchie To Go
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そしてこちらがワインバーの「フレンチ-・バー・ア・ヴァン」。
HP→「Frenchie Bar à Vins
ちょうど夜の開店のために料理人さんたちが準備なさっていたのが窓から見えて、
その中でお1人、アジア人の料理人さんが、座って何か作業をなさっていたのです。
で、こんにちは。もしかしたら日本の方ですか?とフランス語で聞いたら、
そうですよ、と。あ!私も日本人です♪と日本語でお伝えしたら、
え?そうなんですか!とすぐ来てくださったのです。
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それがこの方、小野田洋平さんです。
何とこのバーのシェフ(料理長)さんなんです!
ここでも日本の方が活躍。嬉しい。
ブログでご紹介したいのですが
お写真撮らせていただいてもよろしいですか?
とお聞きしたら、少し照れながらも快くOKしてくださいました。
いろいろお話してくださったのですが、面白いな、と思ったのが、
ここでは、アメリカ、ロシア、イスラエル、デンマーク、
コロンビア、アルゼンチン、台湾、日本、そしてフランスと、
めちゃくちゃ様々な料理人さんが一緒に働いているんだそう。
なので厨房では英語が飛び交ってるそう。
で、小野田シェフももう今英語もOKなので、
しばらくパリでがんばったらニューヨークへ行ってみたいな、
なんて奥さまとお話なさっているそう。
今はほんと、日本の方がどんどこ世界に出て行く時代なんですね。
パリ郊外の隅っこ住まいですが皆さんを心から応援したい。
で、この通りでのおすすめ品も教えていただけて
めちゃくちゃラッキーでした♪
小野田シェフに感謝でございます!
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この通りでのもう1つの美食スペシャルは、
パリのレストランに選び抜かれた食材を提供している、
アレクサンドル&サミュエルさんが開いた
「テロワール・ダヴニール」。
HP→Terroir d’Avenir
八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、パン屋さんが揃っております。
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うんと小さな通りですが、ここに来れば、
一通りの、しかも旬の厳選食材が買えて、
お腹が減っていれば食事も出来るという。
ただし、レストランとバーは大人気で
予約または早めの来店がよいようです。
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ということでわたくしもちょこっとお買い物いたしましたので、
近々ご紹介させていただきますね。
こんな風に、フランス人も日本人もイタリア人も中国人も世界中の人々が、
どこの街でもこうして好きに歩けたり旅したり、
心配なく母国を行き来出来る日々が、
1日も早く戻ってきてほしい。
いつも通りに出来るって幸せなことですね。

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