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今度はモレの街中をぷらぷらとお散歩です。
ロワン川付近には気持ちのよい夏日だったこともあって結構な人の姿があったのですが、
住居が並ぶ街中へ一歩入ると人気が少なくとても静か。
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あちこちに古い佇まいが残っていて小道に入りこんでみるのも楽しいのです。
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趣きのある階段通りにはネコちゃんたちが。
この日出会うネコちゃんたちは皆人懐こくて逃げようとはまったくせず、かまってほしそう。
きっとここの住民の方たちに悲しいことをされていないのでしょうね。
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子供の頃はネコが大好きで犬は超苦手でどんなにちっこい犬でも悲鳴を上げて逃げていたわたくしは、
今もネコちゃんも大好き。
旦那がしょっちゅうネットで新しいパパかママを探しているネコちゃんを見つけては(つまりまた誰かがきみ要らないよ、って言ってる子)私に見せてきて、ほら、かわいいよ、って。
もちろん私も、ああ、かわいい~♡となるのですが、
我が家は焼もちっ子ジョアンナがいるので難しいね、
といつも話している、っつのに、見せてくるのです~。
だから、
どうして見せるの?欲しくなるのにどうして見せるの?
と少し(ほんとはかなり)鼻をおっぴろげて言うのですが(訴える的に)何度言ってもやる男…。
きっと自分が一番欲しいんだと思います。
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さてノートル・ダム教会の前のこの通りをぷらぷら少しだけ歩いてくると、
赤いドアが印象的な家があります。
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あのノートル・ダム教会もたくさん描いているシスレーが移り住んで亡くなるまで住んだアトリエ兼住居「Maison de Sisley」です。
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残念ながら一般公開はされていないのですが、
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赤いドアだけじゃ寂しいので回り込んで少しだけでもフォトを試みてみました。
旦那が言うには、左上に写っている「une verrière(ガラス張りの部屋)」が光が一番入るからたぶんアトリエじゃないか、と。
シスレーはこの住居に1880年に移り住み、1899年にフランス人の奥さん、ウジェニーが癌で亡くなり、
その数か月後、後を追うようにシスレーも癌で亡くなり、ここでの暮らしは約20年間。
まだ59歳でこの時代の印象派画家として唯一生前評価されず貧しいままこの世を去ったそうですが、
翌年1900年の競売で彼の作品「ポート・マルリの洪水」が最高値をつけるという、
あと一年生きていたら、という何とも言えないその後の展開があって…。
そして今ではシスレーの絵を好きな人が世界中にたくさんいて、
彼の住んだ、描いたこのモレを訪れる人も世界中からで。
で、35歳の若さで悲しい最期を遂げたモジリアニもですが、
死んでからじゃやっぱり遅いよな、しょうがないよな、悲しいよな、
と子供の頃からずっと私は思っていたのですが、
今年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが、
人知れず葬られたい、自分の作品だけが残ればいい、
と言っていたというのを知って考えが少し変わったのです。
自分の作品に誇りを持ち、大事にし、真摯な気持ちで作品と向き合っているアーティストというのは、
そんな思いでいるんだな、と。
自分の名を残したいのではなく、自分の作品を残したいのだな、と。
だからきっとシスレーも自分の作品がこうしてその時代時代の中でしっかり生き続け、
新しいものへとつながっていることを天国でj誇りに思っているのではないかしら、と…
それにしてもデヴィッド・ボウイの静かで質素な最期のフェードアウトというのがまた、
本当に本当にかっこよく潔くて、知的な美学を感じずにはいられません。
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ここはシスレーの家からすぐのタネリー通り。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな場所ですが、
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ここも描いておりまして、建物がほとんど変わってないのにちょっと驚かされます。
ということは110何年以上前のものばかりなんですね。
地震が多い日本ではこうして残すのは難しいですが、フランスではごくごく普通のこと。
1932年に建てられた我が家はまだまだひよっ子?メゾンでございます。
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するとまた別のネコちゃん登場。
でも実はタネリー通りフォトの中ですでに向こ~うの方でこっちを見ているのです。
ってか待っていた?
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またこの子も懐っこくて盛んにアプローチ。
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この何とも言えないとぼけたかわいいお顔は何か求めてますねぇ。
ちょっと来て来て、みたいな。
で、なんだなんだ、と思ってついて行ったならば。
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自分の住処の愛するご家族をご紹介されたと、ま、こういうわけなんです。
なんだかわいいやつめ。
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窓辺にはちっこいべべネコちゃんたち。
ああ、たまりません♡


               おわります

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