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初夏のような5月のパリフォトも巻きでやらなくてはですが、今日は、
「パリから行く小さな旅」のアミアン編です。
マクロン新大統領が生まれた街アミアンは、SF小説の父と呼ばれ、
「海底二万マイル」をはじめ「八十日間世界一周」「十五少年漂流記」などを書いた、
「ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne、1828-1905)」が1882年から住み続けた街でもあり、彼の住んだ家がこの緑が気持ちいい小さな広場の向こうにあります。
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それがこの家。
表からは整然とした雰囲気ですが、中はどうなっているのでしょうか。
また表とは違う雰囲気かしら、ワクワク♪
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一歩入るとそれほど広くはない中庭があり、視界にすぐ入って来る塔は、
ジュール・ヴェルヌらしくちょっとSFチック。
上の鉄の丸いのが雰囲気~♪この時代にさすがジュール・ヴェルヌ~!と言ったら、ら、
旦那が、あれは後付けだろうね、と。だから、
そ、そ、そりゃそうよね、ヴェルヌの家目印よね、ってあたし。
じゃ、入館料1人7ユーロ50サンチームを払って中へ入ってみましょう。
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まずジャルダン・ディヴェール(Jardin d’hivr=冬の庭)があります。
このジャルダン・ディヴェールというのは、
ガラス張りになっていて光がいっぱい降り注ぐように作られた部屋の総称で、
冬でも光がいっぱいの庭だよ、的な感じでしょうか。
本当にその通りで、この時、空は見事な曇天だったのですが、
この部屋は明るくて気持ちがよかったのです。
フランスでは家を探す時、
プールがあるとかこんなジャルダン・ディヴェールがあると、
ああ、これがあるのね♡となって大きなポイントになるのです。
そしてカンパーニュだとパリ市内や郊外の高級住宅街に比べれば、
当たり前ですがぐぐんとお値段がお安くなります。
パリ市内はほとんどがアパルトマンですが住宅がほんと~に高いです。
東京より高いんじゃないかしら、と私は思います。
あ、今度パリと郊外の住宅についてお値段も含めご紹介も面白そうです。やりましょ!
左に置かれているのは「海底二万マイル」に出てくる「ノーチラス号」の模型。
これがあるとやはりジュール・ヴェルヌの世界を感じさせますね。
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ジャルダン・イヴェールの向こうにはいくつかの部屋がありまして、
ここは重厚な雰囲気の食堂となっております。
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どんなものを召し上がっていたのでしょうか。
作家として世界的な名声を得ていて、1883年からはこのアミアンの市会議員も長く務めたそうですから、お抱えシェフさんがいたのかもしれませんね。
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食堂のお隣りはサロン兼音楽室で、このお隣りには喫煙室もあるのです。
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この方がジュール・ヴェルヌさん。渋いムッシューです。
これは中庭のフォトっぽいですね。
右に写っているのはジャルダン・ディヴェールのガラス窓のようです。
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食堂からもこの重厚な雰囲気の部屋たちとの対比で、
ジャルダン・ディヴェールの明るさが眩しいのです。
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どうしてもここが気になって気になってしかたありません。
実は私もこのジャルダン・ディヴェールに強い憧れがありまして、
他の部屋は小さくてもいいからこんな部屋があったいいな、
いや何なら他の部屋なくてもいいからこんな部屋があったらいいな、
と夢見ているのです。
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後ろ髪を引かれる素敵な空間ですが、住み着くわけにもまいりませんので、
じゃ、上に上がってみましょう。

            つづく

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