北ブルターニュ、雨が降ったり止んだりの午前中に通りかかった超静かな町。
町の中心にはアジサイが咲く美しい墓地がありました。
ちょうど小雨が止んでいたので車を降りて少しお散歩。
昔から十字架のある風景には心惹かれるので、
旅でヨーロッパに来ていた時もしょっちゅう1人でふらっと歩いていたのです。
特に雨の日や真冬の暗い日や霧の日が好み。
この時はまさしくそんな午前。
でも1つ私的には困ることがありまして。
旦那がこういう雰囲気にまったく興味ないんです。
なので私がゆったりとした気持ちでフォトしていると、
そのうち、まだ?まだ?って急かすんです。
(時には先生のように、戻りなさい!ぶひっ!と言うことも…)
なのでこの時もはじめゆったり、急かされて冷や汗速足、みたいな。
1人だと1時間でも2時間でもいられるんですけどね…。
どっちが外人やねん、ていう…いやあたしがここでは外人か…。
で、この後は。
墓地の前にある町で唯一のカフェへ。
お鬚が印象的なムッシューとマダムが営むお店です。
常連さんはそれぞれにロゼワインとカフェで談笑中。
といっても皆さん、口数笑っちまうくらい超少なめ。
20年一緒に住んでる家族のようです。
でもきっとそれに近いものがあるのでしょう。
カフェが1軒だけの小さな町の暮らしというが経験がないので不思議なのだけど。
でも、ま、少し行けば大きな街もあるので不便というわけでもないのでしょう。
それにきっとやはり自分の町が落ち着くのかな。
カフェを出て車に戻るとまた降り出した小雨。
ですが、なかなか悪くない小さな素敵時間を過ごしました。
こういう時間が昔から、旅の醍醐味、と思ってるのですが、
この感じ、伝わるとよいのですが、どうかなぁ。
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コメント
コメント一覧 (1)
十字架・・・墓地・・・。こういう雨あがりのしっとりとした苔むしたようなムード・・・。
全体的に灰色なトーン・・・。
これは、日本人の方が好む「わびさび」の世界でしょうか・・・。