今日土曜日もフランス全土で7週目になるジレジョーヌのデモがあり
先週の半分にまで減ったとのことですが、続いております。
そして31日の夜には再びシャンゼリゼでデモが行われる予定です。
これについてはまた詳しくわかりましたらお伝えさせていただきます。
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庶民的な雰囲気が魅力の14区ダゲール通りの商店街。
観光客の姿はほとんど見かけず、ジモティばかりのこの通りは、
いつも活気があってパリの中の私のお気に入りの場所の1つ。
パリに来たばかりの頃に日本人の知り合いが
この先のアパルトマンに住んでいたのがきっかけで知りました。
でも実は知る人ぞ知る通りなんです。
ヌーヴェルヴァーグで知られる女性映画監督のアニエス・ヴァルダが
この通りを舞台にした作品を撮っていて事務所もあったのだそう。
あったと書いたけどアニエス・ヴァルダは90歳ですが今もお元気で現役。
子供の頃に観た彼女の「幸福(しあわせ)」という作品は印象が強く、
美しく描かれた大人の不条理にちびっ子なりに魅了されたものです。
ちなみにアニエスの旦那さまは「シェルブールの雨傘」を撮った
1990年に59歳で泣くなったジャック・ドゥミ。
Foto (92)
で、ここはお店がまたかなりの充実度。
お魚屋さん、お肉屋さん、八百屋さんはもちろん、
70年近く続く老舗チーズ屋さんや鴨やトリュフが特産の
南西部ペリゴールの専門店なんかもあって、
とにかく歩くだけでも楽しいんです♪
Foto (91)
お惣菜店もめちゃくちゃ充実。
師走なのでいつもよりさらに豪華な、
そしてフランスの年末らしいご馳走が揃っております。
ガイドブックには載っていないパリの下町らしい雰囲気を楽しみたい、
暮らしているような気分を味わいたい、美味しいものも食べたい、
という方におすすめです♪

場所は「ダンフェール=ロシュロー(Denfert-Rochereau)」駅
RERのB線とメトロ④⑥号線から徒歩1分です。

Foto (94)
そしてこの通りから10~15分ほど歩けば多くの芸術家が通った歴史あるカフェが並ぶ
モンパルナスの一角。
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ラ・ロトンド、ル・ドーム、ル・セレクト、ラ・クポール。
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今も当時の雰囲気のままでパリの人々に愛されております。
どこも思ったよりは敷居が高くなくて気軽にカフェがいただけるのもよいところ。
Foto (98)
14区はパリ観光の中では少し地味なイメージですが、
庶民的で治安がよくて物価も安くてなかなか素敵なところ。
私はまたパリ市内に住むなら以前住んで今も大好きな
19区ビュット・ショーモン近辺か、この14区がいいな、なんて思ったりします。
ま、また市内に住むことはないと思うのですが。

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