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私も経験しましたが、
残念に感じたことを思ったままに書いております。
二度とこんなことがないようにと願っております。
批判・誹謗中傷・嫌がらせについて思うこと

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前回は旦那の合気道仲間たちの中で感じたことがある、
差別意識について書きました。
今回は旦那のお友達を通じて知り合った
アフリカ系のお友達の興味深かった話です。

旦那の古い自転車愛好会のお友達Lさんとは、
家族ぐるみのお付き合い。
そのLさん家族&お友達ご夫婦を、
去年の夏、我が家に食事にご招待しました。
Lさんご家族は全員欧米系。
お友達ご夫婦は欧米系の奥さまと、
フランスの海外県レユニオン島出身の、
アフリカ系クレオール人のMさん。
まず皆でお庭でアペリティフをしたのですが、
日が落ちてきて暗くなりかけた時、
デッキチェアでゆったりしていたMさんが、
暗くなってきたねぇ、ちょっと俺のこと見える?
ってジョークを言いました。
すると皆が、大丈夫よ、とか、
あともう少ししたら見えなくなるかもね、
なんて軽く返して皆で笑いました。
そこには意地悪もなければ差別もないので、
皆、自然に返せるんですよね。
そしてMさんも特に意識してないから、
そんなジョークがさらっと言える。
こういうのが自然に出来るのはいいな、
と思いました。
もう1つ、Mさんの発言で興味深いことが、
アフリカ系が好きじゃない、と言っていて、
理由は犯罪をよく起こすからと。
自分もアフリカ系だけど、
客観的に見てるとこがあるようです。
どうしてかな、と考えてみたのですが、
家族である奥さまが欧米系なので、
自分も一歩引いて見ているのかなと。
それからアフリカ系フランス人と、
クレオール人の自分は違うという思いもあるのかなと。
近いのは肌の色だけで本当に違いますからね。
それに確かに犯罪の割合は
欧米系よりアフリカ系の方が、
ずっと高いのは事実です。
ただそれにも理由があります。
金銭事情が大変な家庭に生まれている率が高いし、
たとえ高い能力があっても、やはり、
アラブ系もですが、不利なことがあると聞きます。
なので初めから諦めている人も多いと思います。
9年前、私はひったくりに遭ってしまったのですが、
2人組のアフリカ系男性で、
我が街の夜の通りを歩いていたら、
2人が不自然なくらいすっと横を通り過ぎました。
で、変だな、と見ていたら、
1人が肘でもう1人をつつきました。
あ、何か合図した、と思った時、
2人がくるっと振り返って襲ってきました。
バッグを放さないよう必死にがんばったけど、
相手は男2人、無理なことです。
簡単にひったくられ、逃げられました。
ふらふらで家に着いてもちろん旦那はびっくり。
2人で警察に行って届けを出して帰ってきて、
やっと少しだけ落ち着いた時、
あばら骨がズキズキ痛いのに気づきました。
かなり強く叩かれたようでした。
その事があってからしばらくは、
アフリカ系の人が怖くて仕方なかったです。
正面からアフリカ系の人が歩いてくると、
怖くて引き返したり。
するとそのアフリカ系の人に怒鳴られて、
涙目になりながら逃げたこともありました。
でも、ある時メトロで、観光客のバッグを狙って、
ロマ系の少女スリグループが乗ってきて、
ガサガサやっていたのですが。
1人のアフリカ系の男性が、
大きな声で、まず英語で、
この子たちはスリなので、皆さん、
何か盗られてないか
自分の持ち物を調べてください、と。
その後はフランス語でも同じことを言って、
スリたちに、よくないぞ。と怒っておりました。
めちゃくちゃカッコよかった。
で、やっぱり人だな、と思って、
徐々に、アフリカ系の人がいても、
怖くなくなっていきました。
それともう絶対にパリもパリ郊外も
人気ない夜の通りは1人で歩かないようにしてますし、
遅くなった時は旦那に必ず迎えに来てもらいます。
ということで。
報道になるようなひど過ぎる差別は、
実際に見たことはありませんが、
フランスも差別は今もたくさんあります。
私は、これから人種の違う家庭が
もっともっと増えればいいと思っています。
だってたとえば、自分の孫が
メティス=混血として生まれたら、
差別なんかしていられないし、
孫が差別されたら逆に怒りがわくでしょうから。
IMG_6499 - コピー (3)
旦那と私の手の色の違いです。
普段は気が付かないけど、
こうして見ると私はほんとに黄色がかっていて、
旦那は白っていうよりピンクって言うか赤って言うか。
で、やっぱり私の肌、黄色だね、と言うと、
そうだね、って旦那。
でもあなたは白じゃなくて赤だよね。
な~んて言い合って笑っております。
でもこれは夫婦だから気軽に言えることなので、
置いておいて。
いろんな文化や食べ物にも好奇心を持って、
お互い尊重し合いながら、
でも敏感になり過ぎず
普通にいい関係が作れる人たちが、
増えればいいな、と思います。
変な言い方だけど、
この①②③まで書いた記事の出来事たち、
すべてが興味深く、気づく、って言うか、
現在進行形でフランスで学び中でございます。

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