パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

普段着のパリ、カルティエ

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ガール・ド・リヨン(リヨン駅)で間違ってホール2へ行ったこの時の、
→「ガール・ド・リヨンの「SUSHI DAILY」
ここは空港のようにショップが立ち並ぶホール1との連絡通路で、
「Grande fresque de la gare de Lyon 」と呼ばれている場所。
ショップの上に大きな絵が端から端まで飾られていますが、
この絵たちはフランスの大きな駅のある街が描かれていて、
最初にジャン=バティスト・オリーヴによって描かれたのが1900年。
その時はこのリヨン駅を出発して最終の南仏のマントンまでの都市だったのですが、
その後この駅が大きくなるのに合わせ1980年にジャン=ポール・ルテリエによって
11枚の都市の絵が描かれ追加されました。
このリヨン駅には1901年開業の駅の中のレストラン「ル・トラン・ブルー」もあって
こんなちょっとした見どころがさりげなくいくつもあるのです。
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そんな歴史ある「Grande fresque de la gare de Lyon 」で15人の写真家による、
写真展「EXPOSITION JEUNES GENERATIONS(若い世代展」
がちょうど開かれていました。
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パリではこうして駅や構内を活用しての展示がしょっちゅう開かれていて、
アートが人々の身近にあるな、と感じます。
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街、農村、列車などでの若者たち。
私も写真を撮るのが好きではじめた頃は風景ばかり撮っていたのですが、
いつの頃からか人を撮るのも大好きになりました。
やっぱり面白いんですよねぇ、人って。
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間違った来たのですが見ごたえのある作品たちをしばし鑑賞したひと時で
これまた素敵な偶然なのでした。
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でも実は展示は2017年3月10日から4月30日まで。そうです、明日までなんです~。
それに気が付いたのは昨日。ご紹介が遅れてしまいました。あちゃ~。
なので今日か明日たまたまリヨン駅行くわ、な方(とても少ない割合だと思いますが)
列車に乗るまでに時間がありましたらどうぞご鑑賞くださいね。
以前のパリの駅の写真展の記事も併せてご紹介させていただいておきます。
映画「アメリ」の監督が選んだパリ駅写真展「LA VILLE BOUGE.VOS PHOTOS S’EXPOSENT.」
パリの駅構内の無料写真展 ~RICHARD AVEDONご招待編~

                    つづく

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春に誘われて昨日はぷらりパリの街を歩いてきました。
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かわいらしい本物パリジェンヌや(2人ともスッピン!)、
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パリらしい風景にも出会って。
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ずっと食べたかったオーソドックスな美味しいウフ・アン・ムーレットもいただけて。
ブルゴーニュの郷土料理で半熟卵&赤ワインソースの1品なのですが、
アレンジ系は何度かあるのだけど、こういう基本の味がまた勉強になるのです。
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冬はすっかり手抜きだった私ですがこのパリの早めの春の訪れに誘われ、
ショーウィンドーで参考にしたいコーデもちょいと観察&フォト。
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春のブールデル美術館に行ってみたらバレンシアガの特別展示がやっていて、
これがまたと~っても素敵だったのです。
これもたくさんフォトしてきましたのでがんばって整理して
早めにご紹介させていただきたいと思っております!

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文豪ヴィクトル・ユゴー(1802-1885)が1832年から1848年までの16年間住んだのは、ヴォージュ広場(当時はロワイヤル広場)に面したこの赤レンガのアパルトマンの2階部分(日本でいう3階)で、広さは280㎡。
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1902年に「Maisons de Victor Hugo」、ヴィクトル・ユゴーの家という美術館として開館し、現在は0階(日本でいう1階)から美術館関係の敷地となっています。
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当時30歳だったヴィクトル・ユゴーはすでに「ノートル・ダム・ド・パリ」などで成功を収めていて、妻のアデルと4人の子供とでこの邸宅に移ってきたそう。
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で、まずは控えの間でユゴーと家族の肖像画などが飾られています。
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次はこの赤いサロンがあって、ここにはテオフィル・ゴーティエやアレクサンドル・デュマも集まり、論議を交わしていたとか。かなり広かったですよ。
ここで当時の文化人たちは何を飲んで何を召し上がっていたのでしょうか。
今だとリッチなフランス人宅だと、アペリティフのおつまみにお鮨を注文する、
な~んて話も聞いたこともあるけど…
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ユゴー自身の彫像も当時のまま同じ場所に置かれていました。
欧米人の家にはよく家族や自分の写真がところせましと飾られていますが、
それもちょっと同じ流れなのでしょうか。
そういえば我が家も旦那の家族の写真が結構あちこちに。
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ここは、ユゴーがナポレオン3世の帝政に反対し1851年以降、ベルギーのブリュッセルを経てブルターニュ近くの英国の島「Guernesey」に亡命していた時に住んでいた家の再現の中国風サロン。
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スペシャルで印象的なお部屋でございます。
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1848年にユゴーがこの家を引き払った後はまた別の人たちが住んで、間取りは当時のままではないそうですが、それでもこうしてユゴーの趣味が伝わってきて興味深いのです。
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ここは中世のネオゴシック様式の食堂。
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当時使われていた鏡が当時の写真と共に展示されていました。
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これも実際に使われていた引き出し。
この奥にはユゴーの最後の住まいとなった16区のアパルトマンの寝室も再現されておりましたが、ユゴーの亡くなった時と思われる写真がありましたので撮影は控えさせていただきました。
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戻る際、赤いサロンを再び通ると、学校の課外授業でしょうか、
美術館の人に説明を受けるティーンエイジャーたちが。
みんなとても真面目に真剣に聞いてましたよ~。
私のティーンエイジャーの時と大違い…
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この家の16年間の間にあの「レ・ミゼラブル」の執筆も始まったそう。
そしてこの16年の間に妻アデルが文芸評論家のサント・ブーヴとアマンの関係になり、ショックを受けたユゴーですが、その後長く連れ添うことになる女優のジュリエット・ドゥルーエとの出会いがあり、でもでもその他にも何人かの女性との恋愛遍歴もあったようです。
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議員として政治活動もし、そして83歳で亡くなりパンテオンへと埋葬されています。
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アパルトマンの一部が美術館になっているのでこじんまりとしておりますが、
ヴォージュ広場に来た際に寄ってみるのになかなかよいところ。
それと、受付の女性の方がと~っても優しくて感じがよかったのです。
素敵な対応ってなんて素敵なんだろう、って思いました!

住所…6 place des Vosges 4区
TEL…01 42 72 10 16
開館時間…10時~18時
休み…月曜日、祝日
入館料…常設展は無料
HP…「Maisons de Victor Hugo

さてさて、ここヴォージュ広場近くにはもう1つ、やはり常設展示が無料の
「カルナヴァレ美術館」があるのですが、今回はまずこのヴィクトル・ユゴーの家を。
大きめカルナヴァレはまた近々じっくりレポさせていただきたいと思っております。
あとですね。今日からフランスは夏時間となりました~。
昨日までフランスとジャポンは8時間の時差でしたが今日から7時間。
これからどんどこ日が長くなってきて嬉しいです~

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ちょっとした近道の途中では太陽の光をめいっぱい満喫しながら絵を書く人たちの姿も。
パリの女性たちは太陽をめいっぱい楽しむ人が多かったり暑ければすぐ薄着になります。
役所の人だって真夏はタンクトップ姿もあるし中にはタトゥーが入ってる人も。
日本で渡仏前に派遣で短期で働いた銀行ではノースリーブもだめだったので、
フランスと日本は本当に違うなぁ、と来た当初つくづく思ったものです。
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さてさてここを抜ければ、
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パリで最も古い広場の1つである「ヴォージュ広場」へ。
正方形の広場を36の赤レンガの建物が取り囲むここは、
1612年に出来た当初は「ロワイヤル広場」と呼ばれましたが、
その後5度ほど名前が変わり、革命により1800年に「ヴォージュ広場」に。
ヴォージュとはロレーヌ地方の県の名前からきていて、
革命後、一番最初に税金を支払ったのがヴォージュ県だったため付けられたそう。
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当時は貴族たちが住み、現在も高級住宅である建物の下は美しいアーチ型の回廊になっていて、レストランやサロン・ド・テ、ブティック、ギャラリーなどが並んでいます。
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そんな中でわたしもときどき寄るお店がこの「ダマン・フレール」ヴォージュ広場店。
日本ではフランスの紅茶というとマリアージュフレールが有名ですが、
こちらの方が古くしかもちょっと安くそしてこっちも美味しいのです。
→「ほっと一息。DAMMANN FRERE(ダマン・フレール)でちょっとテー・タイム
でもこの日はダマン・フレールではなく、
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赤レンガ建物の一角にある常設展示が無料のこの美術館、
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文豪ヴィクトル・ユゴーが16年間住んでいた「Maisons de Victor Hugo」
ヴィクトル・ユゴーの家です
無料で素晴らしい美術館といえば「ブールデル美術館」がすぐ思い浮かぶのですが。
夏編→「ブールデル美術館(Musée Bourdelle )~15区~
秋編→「再訪、秋色のブールデル美術館
ここでパリの無料美術館のすごさに感動したのでちょいと他のとこも行ってみよう、と。
ということで次回はヴィクトル・ユゴーの家をご案内させていただきます。

                    つづく

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20度以上になったこの日はセールでゲットしたダンガリーのシャツワンピに、
よくブログにお邪魔させていただいてるビー玉さん
→「おっちょこ主婦の家計救出ブログ
が、赤い靴もきっとかわいい、とすすめてくれたので、
ちょっと前に郊外の大型シューズ店で買ったイタリア製のモカシンを合わせて、
素足の足取りも軽やかなスタートです♪
(赤い靴なんて超久しぶりに履いたのでなんだか赤がちょいちょい目に入る~。)
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そして降り立ったのはメトロ①号線の「サン=ポール駅」。
観光客にも、そしてパリジャン、パリジェンヌにも人気のマレ地区があって、
おしゃれなショップやカフェが並び、いつでも賑わっているカルティエです。
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前回来たのは10月のこの時以来なので、
→「マレ地区サン・ポール・サン・ルイ教会の路地裏散歩 ~4区
冬を超えて半年ぶりとなります。冬を超えてとさらっと書いたけど、
今年も暗い曇りの日が続くパリの冬を超えられてホント嬉しいです~。
(でも毎週の楽しいマルシェのおかげで意外と大丈夫だったかしら…)
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パリ(&郊外)の人たちも皆この季節を待ち望んでいました。
あ、皆は大袈裟か。冬が好きな方もいらっしゃいますもんね。あと曇りが好きな方も。
松田聖子さんは曇りが落ち着くと昔何かで読んだことがありますが、
あの方は実年齢より老けて見える欧米人からしたらきっと奇跡だと思います。
こちらの方々は30代後半に入ったくらいから実年齢より10歳くらい上に見えることが日本人からしたら多いと思うのですが、逆にこちらの方々からすると、日本人、アジア人が実年齢より下に見える、ということらしいのです。
ま、子供っぽく見える、っていうのもあるようですが。
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ここはユダヤ人街でもあるのでこのような黒い帽子と黒いコートの方もたくさんいて。
この服装はユダヤ教の聖書の律法を厳格に守る超正統派(ハレーディー)の方々。
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ゲイエリアとしてもよく知られるこのマレは、
こんな風に流行と文化と人種と古さと新しさが常にぎゅっと詰まったカルティエ。
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それもまた魅力なのです。
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そしてマレの通りたちを抜けて向かったのは、サン=ポール駅から歩いて5、6分の、
パリで最も古い広場、ヴォージュ広場です。
 
                    つづく

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