パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

我が家の日常

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すっかり秋、と言うかときどき冬のように寒い日も出てきたのですが、
今、マルシェは秋の味覚がずらりと並んでおります。
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日本にはない食材がたくさんあるので、見るだけでも楽しいんです。
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筒型の容器に入ったエシレのバター。
奥にある紙で包まれたものよりリッチでおしゃれな雰囲気です。
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フランス総菜屋さんのサヴォワ地方の郷土料理タルティフレットは、
サヴォワのチーズ「ルブロション」とじゃがいもを使った秋冬定番の1品。
ルブロションは加熱しても加熱しなくても美味しいんですよねぇ。
でもご覧の通り、すでに売り切れておりました。
今の時期、皆さん見ると食べたくなっちゃうのでしょう。
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八百屋さんでは旬の野菜や果物がいっぱい。
フランスもいろんなかぼちゃがあるのですが、
全体的に水っぽくてほくほく感がないので煮物には向かないことが多いです。
ポタージュとか詰め物をしたファルシーなんかが定番です。
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ロマネスコとカリフラワー。
カリフラワーは生のままでマヨネーズをちょっとつけていただいても美味しい。
フランスの定番のいただき方です。
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日本のみかんによく似たクレモンティーヌも出てきました。
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りんごも今の季節は種類が豊富。
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イチジク。
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栗に似てるけど栗じゃなくてシャテーヌ(châtaigne)。
日本でいうマロンはフランスではちょっと違っていて、
このシャテーヌが近いのです。
自然の甘味で食べだしたら止まらない美味しさ。
年によって出来がいい時と悪い時の差が激しいシャテーヌですが、
今年は小粒だけど味がぎゅっと詰まってて当たり年だそう。
で、実は買ってこの夜オーブンで焼いていただいたのですが、
ほんと、今年のシャテーヌはとても美味しいです!
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ノワゼット(noisette)。ヘーゼルナッツです。
我が家もノワゼットの木があるのですが毎年あまり実がつきません。
大好きなのでごっそり実がなっても困らないのだけど。
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フランスでは古代野菜の1つのトピナンブ-ル(topinambours)は日本でいう菊芋。
ここ数年で見直されてきていてレストランやビストロでも登場します。
ほくほくしてて和風の煮物や天ぷらにしても美味。
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セップ茸(cèpe)。これは少し新鮮さにかけるようにも見えるけど、
どうなのかな、と思いつつ、袋に詰めていたお買い上げのムッシューに、
どうやって食べてますか、と聞くと、
ソテーしたりパスタに入れても美味しいよ、と。
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そして、柿も今たくさん並んでおります。フランスでもそのままの名前KAKI。
でも日本の果物だっていうのはあまり知られていないかも。
キティちゃんでさえ日本生まれってことを知らない人がた~くさんいるんです。
ということでフランスのマルシェの秋の味覚。
私の今の一番のおすすめはあえて選ぶならやっぱりシャテーヌ!
今年は当たり年で美味しいですしね♪

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今週の日曜からフランスは夏時間から冬時間に変わったのは、
ご存知の方も多いと思います。
1時間遅くなるだけなのですがこれが結構大きくて、
毎回、軽い時差ボケが4、5日続きます。
健康面や精神面での負担、省エネにもまったくなっていないとのことで、
サマータイム制度廃止がフランスを含めたEUで出されていますが、
時期はまだ未定。個人的にはサマータイムは、春夏がやって来る!
って感じで好きなのですが、身体には確かにあまりよくないんだろうな、
と思います。
さて、そんな冬時間時差ボケ中ですが、
王道の和食がいただきたくなって、フランス食材で幕ノ内弁当を作ってみました。
日本でオフィスレディだった時は、1週間に4日は自分でお弁当を作っていたのですが、
今はまったく作らないので久しぶりのお弁当詰め。
これが結構バランスが難しいのですよね。
ネットで幕ノ内弁当の写真を見てちょっと勉強しました。
で、こんな感じに仕上がったのですが、
お昼を食べに仕事から帰ってきた旦那がこれを見て、
OBENTO!って軽く喜んでおりました。
BENTO、今フランスでもよく知られるようになってきて、
フランス人経営者のお弁当屋さんもあるくらいなんです。
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おかずは、まずは鮭は外せません!
今回はBIOの鮭を軽く照り焼き風に。
この鮭がとても美味しかったんです。やっぱりBIOは違いますねぇ。
横のちょこっとおかずはほうれん草のおひたしと市販のタケノコのラー油和え。
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鶏の唐揚げも外せません。
でもこれ実は鶏肉じゃなくて七面鳥のソリレス。
ソリレスとはもも肉の付け根の周りにあるお肉で、
フランスのスーパーでたまに置いているもの。
においがちょっとあるので、一晩生姜ニンニク醤油酒に漬けこんで、
片栗粉をつけて揚げました。
これがジューシーでなかなかの美味しさ♪
私は七面鳥が苦手なのですが、一晩つけて唐揚げならぜんぜん大丈夫。
&昨夜作っておいたポテサラ。
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煮物も幕ノ内弁当には大事。
BIOの皮ごと人参とかぼちゃとインゲンと干し椎茸です。
煮物があまり得意じゃない旦那のために、
私にしてはちょっと甘めの味付けにしてみました。
そしたら美味しいとパクパク完食。フランス男、甘いと食べるんですねぇ。
&だし巻き卵とわかめとラディッシュの酢の物。
だし巻きはこの煮物の煮汁を入れて焼きました。
焼き立てが最高です。
酢の物は身体のために酢がちょっと多めで酸っぱめ。
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お椀は干し椎茸の戻し汁に人参とキクラゲを入れて、
和風だしと醤油、みりん、塩で味付け。
旦那が干し椎茸が大好きなので、我が家の定番お汁です。
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お米はドイツ系スーパー「リドル」で買った、
フランス南部プロヴァンスのカマラグ産。
フランス暮らし我が家で最近食べてるフランスのお米
水加減に気をつければ、そしてここがフランスだと思えば、
ぜんぜん大丈夫。満足です。
久しぶりのお弁当は旦那にもかな~り美味しかったようで、
全部お箸で上手に食べておりました。
フォークとスプーン要る?って聞いたら、要らないって。
ってか、なんでフォークとスプーン?って顔しておりました。あは。
味がと言うか、お弁当がいいんですねぇ。
なので、これからたまに作ろうと思います。
身体にもよさげですしね。

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土曜日は旦那の古い自転車愛好会のお友達ローランさんの、
お兄さんのディディエ&リディアさん夫婦宅に
お呼ばれパーティーに行ってまいりました。
何と私の憧れのジャルダン・ディヴェールでのパーティー。
ジャルダン・ディヴェールとは、冬の庭という意味で、
ガラス張りのお部屋で冬でも明るく温かいんです。
いつかジャルダン・ディヴェールのある場所に住むのが
私の叶わないだろう夢なのですが、素敵過ぎる~。
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まずはフランスのパーティー恒例、
長めのアペリティフタイムです。
私がいただいたのは綺麗な色の手作りポンチ。
アルコール弱めで飲みやすい。
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おつまみはパテ・アン・クルート(paté en croûte)。
お肉のテリーヌをさくっとした生地で包んだもの。
フランスの伝統的な料理の1つです。
これは小さめタイプで軽くつまむのにぴったり。
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ソーシッソン(saucisson)。
日本でいうサラミのようなもの。
こう言っちゃあれだけど、
いいものは風味が違います。
これはとてもいいものと感じました。
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ハムでニンニク風味のブルサン
(ノルマンディーのフレッシュチーズ)
を巻いたもの。
これ簡単で美味しくてよいよい。マネしましょ。
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そして1時間半くらいのアペリティフの後はお食事で、
キッシュ・ロレーヌ(Quishe Lorraine)です。
アルザス地方を代表する有名な郷土料理ですね。
タルト生地も手作りでとっても美味しい♪
細みのリディアさんですがこの夏、
我が家にお招きした時に、
餃子、チヂミ、お好み焼きが超気に入って
おかわりしてくれたくらいなのです。
その時に、食べるのが好きで美味しいものを知ってるんだな、
と思ったのですが、やはりでした。
このキッシュですぐ確信しました。
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メインは鶏のアルザス風煮込みと。
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アルザスのパスタ「シュペッツレ(spätzles)」です。
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これがまたと~~っても美味でびっくり!
煮込みにはアルザスの白ワインを使い、
シュペッツレは生のものを買ってきたそう。
全員大絶賛で、私もおかわりしちゃいました。
シュペッツレ、大注目!
生のものを探して作ってみようと思います。
こういうのがあるから、
人様料理、新鮮さもあって大好きなんです。
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この後はフランスのお食事にかかせないチーズタイム。
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手作りのミラベルのコンフィチュール(ジャム)もあります。
フランス人はチーズにコンフィチュールを
合わせるのが好きなんですよね。
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デザートはミルティーユ(myrtilles)のタルトと
ルバーブ(rubarbe)のタルトの2種。
ミルティーユはブルーベリーに似ているけど、もっと小粒。
ルバーブは最近は日本でも知られてきているようですが、
お菓子に使うことが多いけど野菜の1種。
私はミルティーユをチョイス。
甘さが超抑えめでプチプチ美味しい。
飲み物はシャンパンです。
フランスはデザートの時に
シャンパンを合わせることが多いんです。
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シメのカフェには手作りのノワゼット入りクッキー。
(私はカフェインに弱いのでずっとシャンパン)
これがまた超美味しかったんです~。
これも全員が大絶賛!リディアはほんと~にお料理上手!
しかもとてもさりげなく出して、
トレトレボン♪とかデリシュー♪って伝えると、
ニコッと笑ってメルシだけ言ってさっぱり終わるんです。
なんかいいんです♡
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こんなに美味しいものを毎日食べてる
ほっこり系のディディエさん。
でも腕にはディディエ家のわんこの
シベリアンハスキーのタトゥー!
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古いお家はどこもとても綺麗になさっていて
雑誌に出てきそう。
お庭にはジャルダン・ディヴェールの他に、
空の下のテラス席もありました。
ローランさん一家はパパさんもママさんも、
お兄さん夫婦も、
そしてローランさん夫婦も素敵なお住まい。
私もそんなお家に招いていただいて超楽すぃ。
そして何より人様のごはんって自分で作るより…
美味しいのはなぜだ!

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毎週日曜日はマルシェデー。
以前は金曜日のまとめ買いの日にスーパーでほとんど買っていた野菜。
でも野菜類は基本マルシェで買うことにしたら、
改めてその安さにびっくり。今日買ったのはコチラ。
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生のプルーン。
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ロマネスコ。
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旦那の大好きなアンディーブ(チコリ)。
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白インゲン豆。IMG_1343
インゲン。これにトマトとマッシュルームと大きなサラダ菜。
全部で14ユーロくらい。インゲンなんて大袋にいっぱいです。
どう考えても安い。
これに改めて気づいたのは、レシピをご紹介する際に、
使う野菜の日本での価格を調べてみたら、
高くてびっくりしたのがきっかっけ。
私が日本にいた時は日本の野菜がここまで高いイメージがなかったし
この10年間で日本の環境がいろいろ変わったこともあるかもですし
そしてフランス生活が長くなったのではっきり覚えていないこともあるのだけど。
とにかくフランスの野菜価格(果物も)やっぱり農業大国だな、と思います。
ただしやはり農家の方は、
外国(スペイン、ポルトガル、イタリア、アフリカ、南米等)から
さらに安い野菜が輸入されてくるので大変みたいです。
それと農薬が日本とは違うのでそこも気になるところ。
コーヒーでもカフェインがかなり強いようで、
カフェインに弱い私は1杯以上飲むと夜眠れなくなってしまうので、
好きだけど1日1杯だけにしております。
日本では午後2時くらいまでなら2杯飲めたんですよ。
ちなみに。契約会社にもよりますが、
フランスは固定電話から海外の固定電話にかけた時、
1時間以内は無料の会社がほとんどです。
通信費、交通費も日本に比べかなり安いんですよね。
しか~し、外食費は日本よりずっと高いです。たいして美味しくないものでも…。
他にもいろいろと違いがあるので今度まとめてご紹介させていただきましょう。
当たり前ですが、国によっていろいろとお値段も特徴も違いますね。

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週末日曜日は少し暑いくらいの秋晴れ。
マルシェのポルトガルバーのテラスも大賑わい。
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私たちも日差しを浴びて乾杯です。
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すると手に小さな小さなてんとう虫ちゃんがとまりました。
そんな季節になったのね、と。
というのも寒くなると我が家の家の中にてんとう虫たちが入ってきて、
元気に活動するので、てんとう虫と言えばイメージは秋と冬なんです。
またあの季節がやってくるのですねぇ。
温かい我が家に今年もやっといでやっといで♪
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さてさてこの後はお買い物。
この日は作りたいムール貝の1品があったので、
品質の良いモンサンミッシェルのムール貝を1キロ。
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イタリア総菜屋さんにも寄って。
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八百屋さんにも寄って、お野菜をたっぷりお買い上げ。
ますます野菜の美味しさに目覚めている今日この頃。
炭水化物を控えているので今はお米はちょっとしか食べれないけど、
お野菜はたくさん食べても大丈夫。っていっても限度がありますけど。
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ということでイタリア総菜屋さんで買ったのは、
お気に入りトリュフ入りのソーセージ9ユーロ。
これがしっかりトリュフの香りと風味で美味しいんです。
お土産におすすめしたいくらいだけど、
加工肉類を含めお肉類などは海外に持ち帰れないんですよね。
なので日本からいらっしゃって、もし召し上がりたい場合は、
フランスにいる間に味わってくださいませ。
メゾン・ド・ラ・トリュフなんかでも、
トリュフ入りのシャルキュトリー類があります。
ちょっと高いのですけど…。

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