パリから行く小さな旅

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古いチャリンコにただいま凝っている旦那がネットで1950年代のを見つけ、
それを受け取りにフランス北部のピカルディー地方に行ってまいりました。
実は旦那はピカルディー出身で地元なのですけどね。
お天気は曇りときどき晴れ間。
体調が落ちていたチワワっ子ミルク坊やも食欲が戻ってきて安心。
1カ月に10日間飲まなくてはならない関節の痛み止めお薬が味覚に影響あるようで、
そのお薬を飲んでいる時と前後に味覚サイクルがあるのがわかってきました。
ベベっ子たちが元気じゃないとな~んにも楽しくないから昨日は楽しかった♪
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ついでに行ってみたかった街に寄れて。
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行ってみたかった美術館にも寄れて。
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何の美術館かこのフォトでわかる方、いらっしゃるかなぁ。
ヒント…以前ご紹介させていただいたパリのメトロ駅
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旦那がここにしようと決めた昼食レストランは前菜は海の幸の盛り合わせ。
これが新鮮で美味しくて。生牡蠣はうんと新鮮のじゃないと食べれない旦那が、
これは大丈夫、と言って2個食べました。(珍しい!)
なので他の牡蠣は全部私がもらったので海老は3尾あげました。
メインのすずきも美味しくていつか再現に挑戦してみたいような1品。
頭に一生懸命インプットしてまいりました~。
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外観からでもただただ圧巻なフランス最大の大聖堂は世界遺産。
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っつうことで、フォトもまたたくさんしちゃって来ましたので、
整理してご紹介させていただけたらと思っております。
あ、チャリンコも旦那がお手入れしたらご紹介させていただきますね。
ついでに私のもめっけていただいてきたんですよ。(それは60年代の)
それでは今日は素敵青空広がるパリでございますので、
今、大統領選の第一回投票しに行ってる旦那が帰ってきたら、
シュワシュワに行ってまいりま~す。

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3月2日のコチラの記事→「CFで見るアラン・ドロンの昔と今
で書いたようにアラン・ドロンも生まれ育ったという、
パリ郊外の南、ソーの街にあるソー公園に連休に行ってまいりました。
以前一度来た時は学生だった頃でRERのB線に乗ってテクテク来たのだけど、
今回は我が家から車で20分もかからないくらいで近くてちょっとびっくり。
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この日は連休中、唯一のお天気がまあまあ悪くない予報。
花曇りでございます。
でも空の色がくるくる変わったり光が差したりまた隠れたり。
そんな風景をフォトすると表情があってなかなか悪くないのですよね。
旅の途中の車の中から見る嵐とかちょっとだけワクワクしちゃうわ…
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さてさて事前の下調べをまったくしてこなかったし(旦那がそういうの嫌い派)、
来たのは7年以上前なので記憶もかなり曖昧で。
サクラどこかな、と歩いていると、緑の木々の向こうにピンクが見えてきました。
ちょうど中国の春のお祭りのイベントも行われているもよう。
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でも大規模なものではなく、
100本以上の鮮やかな八重桜の下で、美しい中国衣装をまとった女の子たちが花の?
舞を披露しているくらい。
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お花見の方はいますが、たとえば上野の公園のようにサクラの下はこみこみ、
ということはまったくありません。
思ったより日本人も多くなくむしろ少なめな印象。
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そんな中で聞こえてきた日本語のグループさんの傍らには日本の風景写真が。
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東北の美しい春の一枚や、
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そして震災後の写真たちです。
桜の花びらがその上に舞い落ちていて。せつないものを感じずにはいられませんでした。
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中国衣装をまとったフランス女性の姿や、
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可愛らしい中国のお嬢ちゃんも。
サクラの下を木々の中を走り回っている時の揺れるこのピンクが愛らしかった…
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この庭園はヴェルサイユ宮殿の庭を手掛けたル・ノートルの設計。
でもフランス革命の際壊され、その後ル・ノートルの図面で再び整備されたそう。
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ちょうど復活祭の日だったので、こんな風に、
庭のあちこちにショコラの卵を隠す大人たちの姿が。
これを子供たちがあとで見つけるという宝物探しゲームなのです。
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綺麗に手入れされた花壇ではサクラだけじゃなくチューリップや小花も。
それから白いサクラも八重桜とは違う場所で咲いているようなのですが、
今回見逃してしまったのです。ご紹介出来なくてすみません。
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パリでサクラは実は意外にあちこちで見ることが出来るし、
我が街マルシェでもだいぶ前に早咲きのサクラが咲いていたのをご紹介しておりますが、
この公園は美しい庭園や他の春の花々もたくさん見れるのも素敵なところ。
今回は車だったのでピクニックの準備はしてこなかったのですが、
今からの季節にはワインとバゲットとチーズを持ってピクニックも楽しそうです。
さてこの記事を書くにあたって、ソー公園にサクラを見に行く際に参考になりそうなサイトがありましたので、ご紹介させておいていただきますね。
まずはソー公園のHP→「PARC DE SOEAUX
ソー公園の地図とソーの街の情報ものせてくださっているのは、
パリ生活社さんブログ→「ソー公園でピクニック
毎年のソー公園の桜の開花情報をのせてくださっているのは、
みゅうパリブログさん→「パリ近郊 お桜の名所 ソー公園
今週もまだぎりぎりサクラ見れるかな、と思いますし、
来年からの参考にもなるかと思います。
RERのB線だと「Parc de soeaux」か「La-Croix-de-Berry」が最寄り駅です。
ということで次回は木曜日のレシピご紹介デーとなります。
またまた簡単美味しい1品です!
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今度はモレの街中をぷらぷらとお散歩です。
ロワン川付近には気持ちのよい夏日だったこともあって結構な人の姿があったのですが、
住居が並ぶ街中へ一歩入ると人気が少なくとても静か。
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あちこちに古い佇まいが残っていて小道に入りこんでみるのも楽しいのです。
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趣きのある階段通りにはネコちゃんたちが。
この日出会うネコちゃんたちは皆人懐こくて逃げようとはまったくせず、かまってほしそう。
きっとここの住民の方たちに悲しいことをされていないのでしょうね。
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子供の頃はネコが大好きで犬は超苦手でどんなにちっこい犬でも悲鳴を上げて逃げていたわたくしは、
今もネコちゃんも大好き。
旦那がしょっちゅうネットで新しいパパかママを探しているネコちゃんを見つけては(つまりまた誰かがきみ要らないよ、って言ってる子)私に見せてきて、ほら、かわいいよ、って。
もちろん私も、ああ、かわいい~♡となるのですが、
我が家は焼もちっ子ジョアンナがいるので難しいね、
といつも話している、っつのに、見せてくるのです~。
だから、
どうして見せるの?欲しくなるのにどうして見せるの?
と少し(ほんとはかなり)鼻をおっぴろげて言うのですが(訴える的に)何度言ってもやる男…。
きっと自分が一番欲しいんだと思います。
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さてノートル・ダム教会の前のこの通りをぷらぷら少しだけ歩いてくると、
赤いドアが印象的な家があります。
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あのノートル・ダム教会もたくさん描いているシスレーが移り住んで亡くなるまで住んだアトリエ兼住居「Maison de Sisley」です。
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残念ながら一般公開はされていないのですが、
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赤いドアだけじゃ寂しいので回り込んで少しだけでもフォトを試みてみました。
旦那が言うには、左上に写っている「une verrière(ガラス張りの部屋)」が光が一番入るからたぶんアトリエじゃないか、と。
シスレーはこの住居に1880年に移り住み、1899年にフランス人の奥さん、ウジェニーが癌で亡くなり、
その数か月後、後を追うようにシスレーも癌で亡くなり、ここでの暮らしは約20年間。
まだ59歳でこの時代の印象派画家として唯一生前評価されず貧しいままこの世を去ったそうですが、
翌年1900年の競売で彼の作品「ポート・マルリの洪水」が最高値をつけるという、
あと一年生きていたら、という何とも言えないその後の展開があって…。
そして今ではシスレーの絵を好きな人が世界中にたくさんいて、
彼の住んだ、描いたこのモレを訪れる人も世界中からで。
で、35歳の若さで悲しい最期を遂げたモジリアニもですが、
死んでからじゃやっぱり遅いよな、しょうがないよな、悲しいよな、
と子供の頃からずっと私は思っていたのですが、
今年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが、
人知れず葬られたい、自分の作品だけが残ればいい、
と言っていたというのを知って考えが少し変わったのです。
自分の作品に誇りを持ち、大事にし、真摯な気持ちで作品と向き合っているアーティストというのは、
そんな思いでいるんだな、と。
自分の名を残したいのではなく、自分の作品を残したいのだな、と。
だからきっとシスレーも自分の作品がこうしてその時代時代の中でしっかり生き続け、
新しいものへとつながっていることを天国でj誇りに思っているのではないかしら、と…
それにしてもデヴィッド・ボウイの静かで質素な最期のフェードアウトというのがまた、
本当に本当にかっこよく潔くて、知的な美学を感じずにはいられません。
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ここはシスレーの家からすぐのタネリー通り。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな場所ですが、
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ここも描いておりまして、建物がほとんど変わってないのにちょっと驚かされます。
ということは110何年以上前のものばかりなんですね。
地震が多い日本ではこうして残すのは難しいですが、フランスではごくごく普通のこと。
1932年に建てられた我が家はまだまだひよっ子?メゾンでございます。
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するとまた別のネコちゃん登場。
でも実はタネリー通りフォトの中ですでに向こ~うの方でこっちを見ているのです。
ってか待っていた?
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またこの子も懐っこくて盛んにアプローチ。
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この何とも言えないとぼけたかわいいお顔は何か求めてますねぇ。
ちょっと来て来て、みたいな。
で、なんだなんだ、と思ってついて行ったならば。
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自分の住処の愛するご家族をご紹介されたと、ま、こういうわけなんです。
なんだかわいいやつめ。
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窓辺にはちっこいべべネコちゃんたち。
ああ、たまりません♡


               おわります

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少し間があいてしまいましたが、パリ郊外セーヌ川散歩の続きとなります。
ということでセーヌ川とロワン川がつながるあたり、ここモレ・シュル・ロワンへ。
フランスには「〇〇・シュル・〇〇」という名前がついている場所がたびたびあるのですが、
シュル=surは~の上にという意味でこの「モレ・シュル・ロワン」はロワン川の上にあるモレ(それぞれの街や地域などの名がつく)。
他にも例えば私の住むマルヌ川沿いにも「〇〇・シュル・マルヌ」とつく場所がたくさんありますし、
パリ郊外セーヌ川沿いにも「〇〇・シュル・セーヌ」がいくつもあるのです。
なのでこの小さな日帰り旅でもいくつもの「〇〇・シュル・セーヌ」を通り過ぎ、
この「モレ・シュル・ロワン」にやって来たというわけなのです。
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さてここはフランス生まれのイギリス人印象派画家である、
シスレーが移り住み亡くなった場所。
この橋もたくさん描いているのですが、
その絵とあまり変わらないくらいそのままの風景が残っています。
Sisley-le_pont_de_moret-1893_huile_toile-orsay
シスレーが描いたその中の1枚。
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こんな昔のモノクロフォトともそれほど変わらない印象です。
そしてあの左奥に写っている橋の場所が、
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ちょうどこのあたり。
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でも2016年の夏の橋のたもとではモレの娘たちが同じ年代の男の子たちにナンパされておりまして。
可笑しかったのがそのかけ方。
ボク、きみにアイスクリーム奢れるよ、って盛んに言ってましたよ。
思わず笑っちゃいました~。
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この日は暑かったので川で水遊びしてる人もたくさん。
浅いので泳げない私でも水遊び出来そう…
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と思ったらこんな場所もあるのでやっぱり危ない危ない。
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川を過ぎ街の中心の大通りを歩いていると小道を入ってすぐのところにある市役所のそばに、
ルネッサンス期のフランス王、フランソワ1世(1494ー1547)の時代に造られた回廊
「La Façade François 」も残っています。
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これもかなりそのままの姿で残っているので眺めていると、
500何年か前の時と今との時空の中でちょっとだけ立ち止まったたような気分になります。
ここに来るのは2度目ですがやはり今回もそんな気持ちになりました。
そんな風に感じながらここを歩いていたら、ちょっと回り込んだところに、アジア人女性が座って熱心に絵を描いていらっしゃいまして。
旦那が私をツンツンしまして、絶対日本人だよ、と。
そのツンツンは話しかけてみなよ的ツンツンでありまして。
で、確かに日本人ぽかったし、ここで絵を書いてるなんて素敵だな、と思い、恥ずかしかったのですが
「Bo、Bo、Bonjour!Vous êtes Japonaise?(日本の方ですか?)」と声をかけてみたら、
「Japonaise」です、と。
で、「私も日本人なんです。旦那がきっとそうだよ、って言うのでお声をかけさせていただきました」
と言ったら、
「あら~そう~」と。
それから少しお話させていただいたら、
毎年お仲間数人と絵を書きにフランスに京都から来ていらっしゃるのだそう。
それからこっちに住んでるの?と聞かれたので、
パリを挟んでマルヌ川沿いに住んでることや、
その方の泊まってるホテルの部屋のすぐ前がロワン川で、素敵なのよ♡とかとか短い時間でしたがお話しさせていただいて。
そして後ろでは旦那がニコニコ見守っていたので、いい旦那さまねぇ、と言われて。
あ、そのこと伝えてない。喜ぶから言っておきましょふふ。
そんなんでちょっとだけ温かジャポンタイムなのでした。
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さてここは15世紀のコロンバージュの建物。
コロンバージュとは木材で柱や梁を骨組みし、石材やレンガなどで壁を作る、
中世ヨーロッパ(ドイツ、フランス、オランダなど)で盛んに造られたスタイル建物。
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今は「Maison de Sucre d’Orge」とう大麦キャンディー屋さん。
1630年代に修道女たちが作った大麦キャンディー「Sucre d’Orge」が始まりだそう。
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他に、街の大通りに面した広場にもコロンバージュの建物のラコレ邸「Maison Racollet」があって、
そちらはカフェとなっています。
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パリ市内からもそう遠くなくシスレーの暮らした街としてよく知られている場所ですが、
そのわりにゆったりとした時間が流れ「パリから行く小さな旅」にぴったりな場所なのです。
ということで次回は後編となります。

                 つづく

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レストランに来てみると、ガーデンテラスに光が降り注ぎテーブルセッティングもすっきり気持ちよく全体的にとても素敵な雰囲気で、しかもお値段もそれほど高くなくて。
で、こりゃ入ってみましょう、ということで大変感じのいいサービスのマダムに案内されて木陰の席へ。
他のもう1人いた男性スタッフもやはりと~っても感じがよくて。
それだけですでに気分が爽やかになったのです。
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で、暑かったので白ワインにしようか、とだけ話し後は旦那にいつも通りおかませしたらこのシャルドネだったのですが、これが美味でびっくり。
わたしはしばしば樽味の風味が強いシャルドネがそれほど好きではなく自分で好んでは選ばないワインなのですが、これは樽の風味をほとんど感じさせず爽やかな深みのある味。
なのでお料理にもちょっと期待~。
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そして前菜の揚げたシェーブルのサラダがやって来たのですが。が。
ん?あれ?なんか上のこのソースとか盛り付けが結構適当?
と思いながら2、3箇所の角度からちょっと眺めてみたのですが、
やっぱり適当で工夫が見られないのは否めなくて。
なのでここで不安が若干過ぎりつつも、
でも食べてみたらたとえばドレッシングが何気に美味しいとかもあり得る、とかすかな期待をしながらいただいたら、普通のサラダにブリックに包まれて揚げたシェーブルがのっているだけで、ドレッシングはほとんどかかっていなくてほんとにただただ普通。
なのでここで不安が大きくなりまして。
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そしてメインの豚肉のソテーがやって来たのです。
で、またまた盛り付けの見ためで決して繊細な味わいではないだろうことは感じたのですが、
いやいやこれがですね、



微妙な変な味でかなりまずかったのです~。




何と言ってもこのソースがあれでして。
たぶんですが、市販の肉汁ソースのキューブみたいのを溶かしてコーンスターチかなんかでとろみをつけてるのかな、と。
だから深みがまったくなく、とにかく安~い味わいで。
いやいやいやいや…。
でも感じのいいマダムと男性サービスの方がまめに来ては声をかけてくださるので私も我慢してしまって…。
ま、結局は、量が多いので、と言ってかなり残したのですが。

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そしてそしてこの苺のデザートが来た時は、この前のお肉のソースの変な後味が消えなくてはすっかり気持ちもお腹も残念な気持ちで満腹で。
でも一応一口だけ食べてみたら、これも微妙に変な味でかなりまずくて。
久々にレストラン選び失敗しちゃった感~。
ちなみに旦那は前菜はメロンと生ハムのサラダ、メインは定番のステーキ&フライドポテト、デザートはチョコレートケーキをチョイスしていたのですが、ごくごく普通の方が当たり外れが激しくなくまだマシだったよう。
ただし、美味しい!ではまったくなかったと。見ためも私のとどっこいどっこいだったのでフォトする気も失せて撮らなかったのですが。
で、ま、こんなこともありますありますしかたないねと。
でも1つだけちょ~っと不思議だったのが、
いらしてるお客さまたちが結構リッチな雰囲気の方々で。
なので、この味で果たして満足するのだろうか、
と、それがほんと不思議で不思議で。
だからその方々のとこにお皿が運ばれてきてそれを食べる時の反応の方にどうしても目が行っちゃったのですが、
私のと同じお料理もごくごく普通にもりもり食べていらっしゃいましたねぇ。
それがまた言っちまうけど、不思議で不思議で…。
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ま、ということで、初パリ郊外セーヌの初レストランはこのようにやっちゃったわけですが、
でもこのセーヌ沿いがまずとっても気に入ったし、
このレストランの雰囲気とお店の方がとにかく感じよかったのと、そしてこのワイン(だけ)はほんと美味だったので、
もちろん残念は残念だったのですが、こんなこともあるね、と意外とさっぱりした気分でお店を後にしたのです。
で、このロワールのシャルドネ、近々探してみたいな、と思っているのでありま~す。


               来週につづく

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