パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

和食

パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は10度、最高気温予想は13度で、お天気は雨となっております。

明けましておめでとうございますではありますが、フランスでも石川県の地震がニュースになっております。

真冬のこの時期なので被害に遭われた方々、そして動物たちがとにかく厳しい寒さから身を守れますようにと切に願います。

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2024年の我が家のお正月料理のご紹介です。

お重は日本に一時帰国した時に買ったものがあるのですが、旦那がおせちをあまり食べないので作らなくなり、ここ数年は八寸風な1皿と煮物とお寿司が定番となっております。

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お花はクリスマスに飾ったドイツ系スーパー「リドル」で買ったバラに庭のユーカリ、ローズマリーを合わせました。

2023年我が家のクリスマス・イブのディナー

年末もまだまだ綺麗に咲いてくれていたので、こりゃ元旦もいけるな、と思い、バラとお正月料理合わないけれど飾っちゃいました。

ここはフランスなのでそれもありということで。

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八寸風な1皿は真ん中から時計回りに、ガーリックスパイス枝豆、カブとパプリカのムース、ベーコン巻きインゲン、クリームポテトのカラスミのせ、豚の磯辺揚げ風、貝の煮付け、クリームチーズ入りレンコン、黒大根のタラマのせ、海老とソラマメとクコの実の和え物、シャテーヌ(栗の1種)とさつまいものなんちゃってきんとんの10種。

前日の大晦日にいただいたものを少し残しておいたり、冷凍しておいたものも使って、とにかくいろんなものが少しずつ楽しめるようにしております。

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お雑煮はお餅なしですが我が家の母の味。

私もですが、旦那の大好物で、母に会ったことのない旦那ですが、味でつながってる感が嬉しいです♪

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今年の筑前煮は味つけとしみ具合がうまくいって、私以上に旦那がたくさん食べておりました。

それと、レンコンはいつも輪切りにしていたけど、今年は大きめ乱切りにしてみたら、食感がさらにしゃきしゃきで美味しい!

これからは筑前煮は乱切りだな、と思いました。

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クリスマス用に買った彩り豊かなお野菜が残っていたので、和風味のバーニャ・カウダ(熱々ソースに生野菜や茹で野菜をつけていただくイタリア料理)風の1皿に。

ソースは味噌とオリーブオイルをベースに味付け。

そしたらこれも旦那が気に入ってほとんど1人で食べちゃいました。

このクリスマスの残り野菜バーニャ・カウダ風、綺麗なお野菜たちだとさらに映えるし、最後まで美味しくいただけるので、我が家のお正月の定番に決定です!

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そして私が1年で1番楽しみな握り寿司ちゃんです。

毎年せっせこラップで握って作っております。

握り寿司は作り置き出来ないので私的には1番大変なのですが、お寿司のためなら頑張ります、頑張れます。

今年のネタはシブレット、イクラ、焼きカラスミ、マグロ、ホタテ、海老、サーモン、鯖の粗塩マリネの8種。

鯖の粗塩マリネはクリスマスに作った星シェフさんの前菜の1品。

これはお寿司にしても美味しいな、と思ったんですよね。

で、やってみたらグッド。

しめ鯖も良いけど粗塩マリネもなかなかです。

ど素人なので見映えはいまいちですがフランスで、パリで、お正月になんちゃってでも握り寿司をいただけるのはとても恵まれたこと。

お寿司だけじゃありません。

家族皆元気にお正月を迎えられることが何よりです。

この気持ちを忘れず、日本を思いつつ、新しい年を過ごしてまいりたいと思います。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は18度、最高気温予想は29度で、お天気は晴れとなっております。

9月に入ってすぐ夏のような暑さになっているパリ、フランスです。

今週も毎日晴天で、明日パリは34度の予想気温。

9月でも10月でも、とにかく晴れが好きだ~。

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ということで、我が家の青じそがもさもさ元気ちゃん。

毎日のように食べているのですが、ちょこちょこ食べてるくらいじゃぜんぜん減らないんです。

しかも小さい葉が2、3日ですぐ大きくなります。

なので青じそを美味しくいただけて、しかも大量消費出来るお料理ないかな、と思っていたのです。

そしたら、まさしくそんな青じそ料理を見つけたんです!

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それがこの東北地方の郷土料理「しそ巻き」です!

ネットで初めて知りレシピを探してみたら、甘味噌を青じそで巻いてつまようじで3、4個刺して揚げ焼きにした1品。

甘味噌はシンプルなものもあれば、胡桃を入れたもの、白ゴマを入れたものなどがあって、今回は胡桃を入れてみました。

そしたら、揚げた青じそがパリパリしゃりしゃりっとなって、小さじ1杯くらいの少なめの甘味噌が程よく甘くてしょっぱくて香ばしくて、胡桃のカリカリ食感もグッド。

予想以上に美味で新鮮びっくり。旦那にも大好評♪

フランス人、miso好きですからね。

ちなみにフランスではsが1つだと濁音読みになるので「ミゾ」、sが2つ続くと「ミソ」と言います。

なのでフランスでは「ミゾ」と呼ばれております。

話を戻しまして。

しかも残ったしそ巻きにラップをして、そのまま常温で一晩置いておいたのですが、翌日もパリパリシュワシュワのままだったんです。

(ただし日本はまだ暑いし湿度が高いので冷蔵庫に入れないとだと思いますが)

なので、今回は初挑戦だったので16個作ってみましたが、今度はまとめて30個くらい作ってもいいな、と思いました。

青じそ30枚使うって結構な消費です。

和食~って感じなので、例えばフランス人(他の国の方でも)にアペロのおつまみに出しても、和食の1品として出しても喜ばれるんじゃないかな、と予想しております。

あ、それに動物性のものは使わないのでベジタリアンにもバッチシ。

きっと今の時期、日本だけじゃなくフランスや他の国でも、家で青じそを育てていて、消費に困っているという方、結構いらっしゃると思います。

そんな方に、もしまだ作ったことがなければ、わたくし的には超おすすめでございます!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は17度、最高気温予想22度で、お天気は曇りときどき小雨となっております。

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前々回の記事で、フランスでは手に入りにくい山椒なので、ご近所日本人ご夫婦からいただいたこの山椒の挿し木に特に気を遣い、大切にしていることを書きました。

milieu de l’été 夏の庭で大切にしている日本から来た植物

実はここまで力が入るのには理由があります。

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これは挿し木を分けていただいたご近所日本人ご夫婦から、少し前にいただいた山椒の若葉、木の芽です。

この木の芽で作った逸品が絶品過ぎたのです。

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それがこの「木の芽味噌(山椒味噌)」。

今までごはんのお供には私が食べたことがある中では梅干し、辛子明太子、青じその実の塩漬け、昆布の山椒佃煮→「最高に美味だった手作りのゴマ山椒昆布」が最高と思っていたけど。

この木の芽味噌にはびっくりしました!

香り豊かで上品な風味でちょっと他にはないスペシャルな味わい。

旦那は一口食べて、なにこれ?風味が素晴らしい!と大絶賛。

作ったものを、木の芽をいただいた日本人ご夫婦にもおすそ分けしたら、お2人も大絶賛。

今まで山椒を活用していなかったそうなのです。

なのでこれからは活用するかと思います。羨ますぃ。

この木の芽味噌で、私の山椒欲しい心に火がつきまして、がんばって毎日せっせこお世話しているという、ま、こういうわけなんです。

でもお世話していると、そりゃ木の芽味噌がいつか作れたら嬉しいけど、それはうんと先のことだし生きてるかもわかないし、とにかく山椒ちゃんに根がうまくついて元気に育って欲しいな、と。

日本生まれで日本からやって来たこの山椒ちゃんが可愛くなってきたのですよねぇ。

なので今は欲張らず、根がつくことだけを願っております。

今までは花や植物は切り花や鉢になっているものを買うことしか考えなかったけど、挿し木を知って挑戦してみて、ますますお庭時間が楽しくなっている今日この頃。

もし失敗しても、これから他の植物もちょっとずつ挑戦する予定です。

ところで木の芽味噌ってあんなに葉っぱがあってもほんの少ししか出来ないんですよね。

なので作った木の芽味噌は少しずつ小分け冷凍して、和食を作った時に大事にいただく予定です。

その時はやっぱ白いコメが良いな~。

ああ、日本食最高バンザイ!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は6度、最高気温予想は11度で、お天気は曇りとなっております。

昨日までと違って今日はちょっと肌寒いパリ。

でも週末からはまた良いお天気が続くようなので、冬の終わりをしみじみ感じながら、エネルギーチャージしておこうと思います。

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ということで、フランスで初めて、なのでフランス人旦那と結婚して初めて、タラの煮付けを作ってみました。

というか、魚の煮付けを作るの自体がフランスで初めて。

と言うのも、フランスに来た頃はまずはフランスの食材に慣れなくちゃだったし、慣れてくると今度はその食材で料理をするのが楽しくなったのです。

そうこうするうちに旦那と暮らし始めました。

すると今度はフランス人に新鮮で自分もやはり落ち着く日本食も食べたくなる。

ただ煮付けはなかなか作ってみようと思わなかったのですよね。

なぜならやはりお寿司やラーメン、餃子などの日本食はだいたい喜ばれるのはわかっているけど、煮物などの茶色系のものは、外国人にはウケがあまり良くないんです。

しかも旦那は焼き魚も苦手。

シャケの塩焼きとかサバの塩焼きとかあんなに美味しいのに…。

でも、煮付けは甘辛味。

もしかしたら食べれるかも、と思って、もしダメだったら私が食べればいいや、と思ってお試しです。

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そのタラの煮付けです。

本当は皮つきが良かったけど、フランスで売ってるタラは皮をとってあるものが多いので皮なしです。

水でさっと洗って水分を優しくしっかりふき取って、塩を振って少しおいて、出てきた水分をキッチンペーパーでまた優しくふきとって、臭みをとり抜きました。

そして、まず一度沸騰させた生姜入りの醤油の甘辛汁にタラを入れて、汁をかけながら中火でさっと煮て、火が通り過ぎないうちに取りだしました。

次に予め茹でておいたホウレン草を入れて、これもさっと煮て取り出しました。

残った煮汁を煮詰めて、とろみがついたらタラとホウレン草にかければ出来上がり。

さてさて旦那の反応は?

意外や意外!

まったく問題なく普通に食べてるし、美味しい?と様子をうかがいながら聞いてみると。

うん、美味しい♪とパクパク食べてる~。

やはり甘辛味が決めてなのでしょう。

それと塩をして臭みをとったのもポイントかな。

フランスには春菊がないので代わりのホウレン草だったけど、ホウレン草も煮付けに合います。

これは超簡単だしあっさりで身体に優しいしで、味噌漬けに次ぐ、我が家の和の魚料理の定番に決定です!

ただし多くのフランス人は魚の骨が苦手で旦那も超苦手。

なので丸ごとの魚の煮付けは避けた方が良いので、切り身限定かな、と思っております。

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この時の副菜は、大根おろし添えの出し巻き卵。

普段大根おろしは添えないのだけど、たまにやってみたらめちゃくちゃ美味しい♪

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ワカメと紫玉ねぎと人参の生姜ゴマ酢和え。

海藻海藻健康健康。

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人参とカブのぬか漬け。

ほんの少しだけお醤油をちょろりとかけるのが大好きです。

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冷凍しておいたおでんの残り汁に人参、干し椎茸、レンコンを加えて作った炊き込みごはん。

この炊き込みで和風オムライスを作ってもグッド。

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そしてカブとネギのお味噌汁です。

お味噌は、パリの日本食材店で買った、ちょっと白味噌っぽいまろやかなお味噌。

アジアンスーパーでは田舎味噌しか売っていないので、久しぶりの違うお味噌、新鮮です。

で、最近はこのお味噌汁に柚子胡椒を少し入れるのがお気に入り。

まろやかな風味に爽やかな辛みがアクセントになって香りも良くてさらに美味しくなります。

こんな感じで、大成功だったタラの煮付け作戦?!

やっぱり醤油甘辛味は頼りになります~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は2度、最高気温は13度で、お天気は晴れとなっております。

4ヶ月前にドイツ系スーパー「リドル」で半額の14ユーロで電気グリルプレートをゲットしました。

リドルで半額でゲットした電気グリルプレート

で、先週末に初おろし?!してみました。

何を作ったかと申しますと。

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フランスで、人生で、初の挑戦となる広島風お好み焼きです!

日本では確か1度専門店でいただいたことはあったと思うのですが、東京生まれなのでもんじゃ焼きを食べることの方がずっと多くて、お好み焼き自体、あまり食べてこなかったのですよね。

でもフランスに来て、関西出身の子たちがお好み焼きを作ってくれて、それがとても美味しかったりで大好きになりました。

そんなこともきっかけで、具材を混ぜて焼く大阪風お好み焼きはたまに作っていたけど、具材を重ねて焼く広島風お好み焼きは作ったことがなかったのです。

っつうか、広島風お好み焼きが具材を重ねて焼くものというのも知らなくて、今回挑戦するにあたってレシピ検索して勉強。

大阪の人からすれば大阪のお好み焼きがお好み焼きで、広島のは広島風お好み焼き。

広島の人からすると広島のお好み焼きがお好み焼きで、大阪のは関西風お好み焼き。

っていうお互いのこだわりがあることも初めて知りました。

ということで、レシピを見ながら挑戦。

まずは薄い生地の上に具材をどんどん重ねていき、その横で細麺を軽く炒め、広げます。

この時旦那が、また麺を混ぜようとしたので、やめて!とストップをかけました。

そして、私がやるから大丈夫、とびしっと言っておきました。

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具材の順番は、生地、かつお節、チーズ、キャベツ、天かす、豚肉、たっぷりめの塩と胡椒、少しの生地。

本当はもやしも入れるのですが、なかったので今回はなし。

そのかわりに具材を増やそう思いチーズを使いました。

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生地がある程度焼けたら、2つのへらで一気にひっくり返して、豚肉に火を通し、キャベツを蒸らします。

そして横の麺の上にこの生地&具材をこのままさっとのっけます。

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空いたところに卵を割り、ヘラで広げます。

この卵の上に、麺&生地&具材をのせて、軽く押さえたらひっくり返すのですが。

ここで間違えました~。

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ひっくり返すのを忘れて、本当は卵側が上にならなきゃなのに、生地が上になってしまいました。

やっちまっただ~。

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で、切り分けたのですが、生地が上なのでなかなか切れなくて手こずりました~。

なのでこの時だけは旦那に手伝ってもらって抑えてもらい、何とか切り分けました。

でもお味は悪くありません。美味しい♪

しか~し、ぶちうめぇ~!(広島弁でとてもおいしい)まではぜんぜんいきません。

もしこれを広島の方が見たら突っ込みどころが多いと思います。

でも、作ってみて改良する点を自分なりにいろいろ気づいたので、これはまた必ずリベンジします!

この日は広島風お好み焼き以外にも、牛肉の焼肉や鶏焼き、野菜焼きも楽しんで大満足。

焼肉のたれは味見しながら適当に手作りしてみたら、市販に負けないくらい美味しくて、たまの焼肉美味しくてびっくり。

日本にいた時は市販品が美味しいし手軽なので作ることは考えなかったけど、結構家でいろいろ作れるものだなぁ、とここフランスでしょっちゅう思っております。

フランスのソースとかドレッシングって、ちょ~っとイマイチなことも多いですしねぇ。

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