パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

和食

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日中の気温が0度前後になってきたパリでございます。

今札幌もパリと近い気温のようで、やっぱりパリは北の街だな~、と感じております。

そんな北の街パリなので、身体が温まるものが食べたいな、あったかいおうどんなんていいかなぁ、と思ったのです。

で、何のおうどんにしようかな、とネットで見ていたら、出て来たカレーうどん。

すぐ、これだ!と決めました。

でも食品棚を見たらうどんがない。でもおそばはある。

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それが我が家のお気に入りドイツ系スーパー「リドル」で買っているこのおそばで、1ユーロしないもの。

というわけでうどんをおそばに変更です!

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そして作りましたカレーそば。

カレーうどんは結構食べたことがあったけど、カレーそばはもしかしたら人生で初かもしれません。

そばはやっぱりそばの風味が楽しめるざるそばか、大好きなたぬきそば(温&冷)、と思い込んでいたからです。

ですが、カレーそばもまたうまし。

うどんもいいけど、そばはもっとするするっと食べれて軽い味わい。

しかも笑っちゃうくらい超~簡単。

海外でお高い日本のカレールーもまったく必要ありません。

濃いめのだしに醤油、みりん、塩、砂糖、カレー粉(多め)で味付けして、玉ねぎと薄切り豚肉をさっと煮ます。

片栗粉でほんのりとろみづけしたら、ネギの青いとこの薄切りを入れてさっと火を通したらカレーだしつゆはOK。

後は茹でてよく水を切ったおそばを器に入れて、カレーだしつゆを注げば出来上がりです。

今回自分的にほんのちょびっと工夫したのが豚肉。

冷凍しておいた豚肉を半解凍したら薄切りにして、塩胡椒、お酒で下味をつけ、小麦粉をまぶしました。

小麦粉をまぶすことで火を通してもお肉が硬くならず、作ってから時間が経っても柔らかいままなのです。

しかもだしに程よくとろみがつくので、片栗粉のとろみもづけも少量で大丈夫。

こんなふうに超簡単に作ったカレーそばですが、旦那と私、おそばをすするのが止まらず、最後はこのだし汁も飲み干すのを我慢したくらい美味しかったのです♪

さすがに丼一杯全部飲み干しちゃうと塩分が心配ですからね。

とにかく大満足。

これは旦那だけじゃなく、日本のカレーが大好きになる確率が高い外国人にウケるんじゃないかな、と予想します。

もちろんおそば、おうどん、どちらもです。

我が家もこの簡単さで美味しさなので定番に決定です!

豚肉を鶏肉に変えてカレー南蛮そばにしても美味しそうなので、その時にあるものでちゃちゃっと作りたいと思います!

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ここ数年でフランスのスーパーで白大根や白菜が手軽に買えるようになって、我が家が毎週行くドイツ系スーパー「リドル」でも白菜が売られるようになりました。

で、そのリドルで少し前にこの冬初の白菜を買って、広東麺や中華丼にしたりして美味しくいただき、まだあともう1品、何か白菜料理作れるな、と思っていたのです。

で、日本にいた時によく作っていた簡単な1品をふと思い出し、久しぶりに作ってみました。

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それがこれ、白菜と豚肉の重ね煮です。

フランスに来て初めて作ったのですが、いや~、これがめちゃくちゃ美味しかったのです~。

定番過ぎて作ることを思いつかなかったのですが、白菜と豚肉を重ねてだしで煮るだけなのに、何でしょうこの美味しさは。

いただきながらいちいち唸ってしまいました。

で、今回ほんのちょっとだけ私的に工夫してみたのが、和風だしと鶏だしの2種だし使いをしたこと。

あとは普通にお酒と塩、少しの醤油で味付け。

豚肉は冷凍しておいたものを少し解凍させて薄切りにしました。

つけだれはもみじおろし入りの自家製レモンポン酢です。

でもつけだれなしでいただいても、ポン酢につけてもそれまたうまし。

旦那はつけだれなしがとても気に入ったようで、器に残った煮汁も全部飲み干しておりました。

和風だしだけでも十分美味しいと思いますが、鶏だしを足すことで、あっさりな風味にほんのり奥行きが出たように感じました。

私は豚しゃぶが大好きなのですが、フランスで豚しゃぶを作ろうと思うと、結構気合いが必要。

でもこれだったら、とりあえず白菜と豚肉があればいいし、お鍋に合う野菜やお豆腐もあれば、少し大きめのお鍋で、隙間に野菜やお豆腐を入れて煮ればお味はほぼ豚しゃぶ。

豚しゃぶよりぜんぜんラクチンなので、我が家の大定番おかずに決定です!

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で、この日はこの重ね煮に合わせ、簡単和定食にしました。

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味噌、醤油、コチュジャン、みりん、砂糖の漬けだれに2日間漬けて、フライパンにクッキングシートをしいて焼いた、鮭の味噌コチュジャン漬け。

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BIO(オーガニック)人参がたっぷりあったので、前日に作っておいた簡単サラダ。

Cpicon 人参と白ゴマの甘酢サラダ by ルロワ・モワ

主な材料は人参と白ゴマで超簡単ですが、白ゴマのプチプチ感が良くてとても美味しいです。

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重ね煮を作って、ほんの少し残った白菜は、塩でもんで赤唐辛子を少し入れて浅漬けに。

即席で作って5分も置いていないのですが、少しだけお醤油をかけていただいたら十分美味しかったです。

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そしてさつまいもと玉ねぎのお味噌汁で、これも前日に作っておいたもの。

これにBIOの黒米ごはんでした。

いや~、やっぱり和食美味しいな~、と改めて思ったこの日のごはん。

それにこの冬は白菜しょっちゅう買って、冷蔵庫に常備しておこうって思いました。

ってことは、豚肉も買っておかなくちゃだな。

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先週末の日曜日、雨上がりの寒いマルシェに行った後は、その日の朝に仕込んでおいたものをリドルで買った電気コンロにのせて、グツグツ煮ていただきました。

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じゃん!今年初のお鍋です♪

数日前から天気予報で、日曜は寒いと言っていたので、これは初鍋のタイミングだ!

と思って冷凍庫をチェックして具材を解凍して、準備をしておりました。

で、何鍋かと申しますと。アンコウと鶏だんご鍋です!

(アンコウは沈んでいて見えておりませんが)

アンコウは大好きなお魚で、今までは焼いてフレンチにすることが多かったのですが、去年はじめてアンコウ鍋を作ったら、それが美味しくて。

以来アンコウはまずお鍋、のイメージになりました。

ただし、日本のアンコウ鍋はだし汁にあん肝が入っておりますが、そのあん肝がフランスではたま~に見かける程度でお手軽ではないので、残念ながらあん肝なしです。

その代わり、何かもう1つ美味しいものを入れてみようと思い、アンコウ&鶏だんごにしてみました。

そしたら、もうタイトルにしておりますが、海と山の幸の融合が何とも言えず、美味し過ぎて最高でした~。

今回のだしは昆布を一晩水につけて、弱火でゆっくりとった昆布だし。

これにお酒、みりん、塩、少しの醤油などで味付け。

具材はアンコウ(さっと熱湯をくぐらせたもの)、ミキサーでミンチにした鶏で作っただんご、白菜、人参、ネギ、干し椎茸、木綿豆腐、冷凍ほうれん草、残っていたキクラゲ。

昆布だしにアンコウと鶏と干し椎茸からも程よくうまみが出て、まずこのだしが本当に美味。

柚子胡椒、レモン汁で作ったポン酢、もみじおろし、ネギなども準備して、旦那はポン酢でいただくのが美味しかったようだけど、私はだしだけか、柚子胡椒少しだけで十分だな、と思いました。

そして、食べた後の器に残っただしも私は全部飲み干しちゃいました。

いや~、日本のだしの美味しさ大満喫。身体にも心にもしみました。

またアンコウ買っておかなくては。

でも我が街のお魚屋さんではなく、このアンコウもですが最初からお値段がはっきりしていて安心なスーパーで買いたいと思います。

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お鍋だけじゃあれなので、小さなサーモンイクラ丼も作りました。

作ったっていうかのっけただけですけどね。

マルシェから帰ってきてお腹が減り過ぎていて急いで準備したので、トッピング用のシブレットがちょっと雑です。

急いでも急がなくても、これを切るくらいなら時間はほとんど変わらないのに、つい急いでしまいます。

次回はどんなにお腹が空いていても落ち着きたいです。

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前日のごはんで作ったローストポークは、冷凍しておいた焼き豚の残りたれをかけて焼き豚風にしました。

ローストポークは塩と胡椒だけのシンプル味にしておくと、ソースでフレンチにも中華風にも和風にもラーメンの具材にも出来るので、私はいつもシンプルに作っております。

焼き豚たれ味のローストポーク丼にしてもグッド。

ちなみに前日はマスタードソースでいただいたのですが、それも美味しかったです♪

ということで。

今日は15時50分からサッカーワールドカップのフランス×チュニジア戦の放送があります。

その前に家事を全部片づけて、TVの前に座りたいと思いま~す!

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日本では丸鶏チキンのローストはクリスマスなど、特別な時のご馳走のイメージかな、と思いますが。

フランスではどこのお肉屋さんの店頭でも丸鶏チキンがロースターで焼かれているし、スーパーでも手頃に丸鶏が買えるので、自宅でローストチキンを作るのもごく普通のこと。

我が家も最低でも月に1度はローストチキンを焼きます。

で、食べ終わった後の残った骨も日本から持ってきたシャトルシェフで煮て、鶏ガラスープを必ずとっております。

しかも。

まずは1番だしの鶏ガラスープをとります。

この1番だしは澄んでいて、私の大好物のあっさり中華そばのスープにぴったりです。

そして今度はこの1番だしをとった後の骨と水で2番だしの鶏ガラスープをとるんです。

この2番だしは鶏骨のだしがしっかり出た濃厚白湯スープ。

我が家はこれでしょっちゅうつけ麺を作っております。

つけ麺のスープはパンチがきいているのが美味しいし、透き通っていなくてもビジュアル的にOKなので、濃厚白湯スープがぴったりなんですよね。

しか~し。

今回はつけ麺じゃないものに挑戦してみました。

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それがじゃん!長崎のソウルフード、長崎ちゃんぽんです!

長崎ちゃんぽんは牛乳を使うので出来上がりの色が白濁しております。

なので2番だしの白湯スープでちょうどいいんじゃないかな、と思ったのです。

そしたらめちゃくちゃ美味しかったんです~♪

オイスターソースや醤油などの調味料と具材から出たうまみが白湯スープと合うし、豆乳(牛乳の代わり)で程よくまろやかになります。

いろんな具材も美味しくて栄養もあるしで、旦那なんか私以上の食べっぷり。

飲むように完食しておりました。

これはリンガーハットのちゃんぽんにも負けてないんじゃないか?

なんて思いました。

って言っても、リンガーハットちゃんぽん、かれこれ20年以上食べてないですけどね。

(ああ、食べたいのぉ)

作り方も具材さえ種類ちょっと多めに揃えればぜんぜん難しくなくて、今回の具材はすべて家にあったものたち。

キャベツ、人参、玉ねぎ、冷凍の海老、豚肉、キクラゲ、ブロッコリーです。

かまぼこがないのは残念ですが、ここはフランスなのでしかたありません。

スープは白湯スープに醤油、オイスターソース、みりん、酒、少しの砂糖と豆乳、すりおろしニンニク(これ大事ポイント)などであらかじめ鍋に作っておきます。

で、フライパンで具材をさっと炒め、作っておいたスープを入れれば、ちゃんぽんスープはこれでOK。

後は茹でた麺をちゃんぽんスープに入れ、麺も熱くなれば出来上がり。

麺を茹でずにそのままちゃんぽんスープに入れるレシピもあるようなので、麺によってはどちらでも大丈夫なのだろうと思います。

フランス人は、と言うか外国の人は日本のとんこつラーメンが大好きな人が多いので、この鶏骨白湯スープちゃんぽんも喜んでくれる率、高いんじゃないかな、と思います。

フランスや欧米在住でローストチキンをよく召し上がる場合はもちろん、日本でも鶏ガラだけなら超お安いので、この2番だし白湯スープちゃんぽん、おすすめでございます!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスに住んでいると、和食のスターのお寿司やお刺身、鍋物以外にふと思い出して食べたくなる、ほっこり味わい深い和食があります。

私の場合は、魚の干物、豚汁やけんちん汁、根菜の煮物、そして釜飯。

で、干物はオランダの北海水産で買えるし、豚汁&けんちん汁はアジアンスーパーなども利用してある程度の材料が揃えられるのでたまに作れるし、根菜の煮物も同じ。

でも釜飯は、1人分ずつ炊くあの釜が醍醐味。

釜飯は関東大震災の後の炊き出しからヒントを得て、浅草の飲食店の店主さんが1人用の釜で提供したのが始まりだそうですが。

あの1人分の釜から、おこげも一緒に自分でよそっていただくのが、たまらないのです。

なので、あの1人分の釜がないと無理だな、と思い諦めておりました。

でも、ふと思いついたのです。

我が家にはブロカントで買った小さなサイズのフランスの鍋、ストウブピコがある。

あれで1人分ずつの釜飯風が作れるのじゃない、と。

で、作ってみたのです。

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じゃん。これがストウブピコで作った釜飯です!

具材はあるものを使いまして鶏肉、干し椎茸、レンコン、人参、サツマイモ、後のせ茹でインゲン。

お米は白米と玄米を半々。

玄米だけだとパラパラになり過ぎるかも、と思い、白米も混ぜました。

渡仏して来た時は炊飯器がなかったので、お鍋でごはんを炊いていて慣れていたのですが、今は炊飯器任せ。

久しぶりのお鍋炊きなので少し緊張しました。

で、釜飯は、火加減に気をつけて炊いて、さらにここからも大事。

ここにしゃもじを入れて混ぜてお茶碗によそって…。

さあ、お米は美味しく炊けているのか、おこげは出来ているのか?!

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大丈夫!

おこげはちゃんと出来ておりました!

そしてお米の炊き具合もお味も大丈夫。美味しかったです~。

旦那はまずおこげを一口食べてすぐ、セボン♪

って言いましたよ。

焼きそばもなのですが、おこげ大好き男でございます。

で、作ってみて思った私的ポイントは、玄米を使ったこともあって、まず水加減。

玄米はいつもなのですが、2日前に水につけて冷蔵庫で保存。

その玄米に当日普通に洗った白米を混ぜました。

そしてだし汁ですが、普段より多めにしました。

今回は具材から出る水分がそれほど多くないと思ったので、それも合わせて考えての水分量にしました。

それからいただいてみてのポイントは、今回の具材に関してはサツマイモがいいお仕事をしてくれました。

鶏肉と干し椎茸のうまみの中でサツマイモの甘さがグッド。

シンプルなサツマイモごはん(+黒胡麻)も美味しいですが、鶏ちゃん椎茸ちゃんと合わせてもグッドです。

ということで、フランスで釜飯用の釜の代わりにストウブ鍋を使っての釜飯、なかなかおすすめでございます。

炊き込みごはんと同じじゃない?

って思う方もいらっしゃるかもですが、そこはまあまあまあまあ。

でも大きめストウブ鍋でもココット鍋でも、もちろん炊飯器でも同じように作れるはず。

(日本の炊飯器の質はものすんごいですからね)

釜飯釜飯、と必要以上に(私のように?!)思わなければ美味しさに違いはなし。

おすすめでございます!

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