パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

フレンチ

パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は9度、最高気温予想は13度で、お天気は曇り時々晴れの予想となっております。

2日間のクリスマスの疲れ?がどっと出て、昨日26日は夕方から眠くて眠くて20時に寝た女です。

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ということでそんなクリスマス当日のお料理のご紹介です。

まずはテーブルコーデでして、前日のイブは赤系にしましたが、当日のこの日は別色にしましてヴィオレット=スミレ色。

スミレ色もスミレ色って言葉の響きも大好きです。

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お皿もブロカントのスミレ色の小花模様チョイス。

買ってからほとんど使っていなかったお皿ですが、この夏食器棚を整理して、使ってなかったものも選びやすくなりました。

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お花はドイツ系スーパー「リドル」で買った各色揃ったバラの花束の中から、前日のイブとは違う色のパステルカラーをチョイス。

こういう使い方が出来るのでいろんな花色が入った花束は頼りになります。

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で、一口アミューズ・ブーシュは温めたり切ったりしただけの盛り合わせで、生ハム&トリュフ入りハム、イクラのカナッペ、前日の残りのじゃがいものフラン、リドルの焼くだけの冷凍プチパイです。

半分いただいて、残りは夜にいただきました。

ちなみにお皿はこの時に1ユーロでゲットしたもの。

晩秋の夕暮れ散歩とゲットしたブロカント皿

はやく使ってみたかったんです。

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そして前菜は、フランスの田舎町の食堂兼パン屋さんでいただいたビーツの前菜の再現のコチラ。

ビーツ&クリームのピンク・ヴェリーヌ by ルロワ・モワ

ほんのり甘いビーツとエシャロット入りのクリームの組み合わせが美味しい1品です。

+ベルギーの定番を少しアレンジした小さなタルティーヌを添えました。

ラディッシュとクリームチーズタルティーヌ by ルロワ・モワ

ピンク&ピンクが可愛いかな、と思ってこの2つにして、お皿もブロカントのピンク色の小花模様にしてみました。

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お魚は、イブにもこの日本人シェフさんのレストランのヴル-テ(とろりとしたスープ)のマネをさせていただきましたが。

今年最後のパリランチは日本人シェフのレストランKOZO再訪

このお魚もこのレストランの前菜の1品を一生懸命マネさせていただきまして、サーモンのカルパッチョです。

お店では白身のお魚でしたが、サーモンで再現。

サーモン以外の食材も微妙に違いますが、美味しく出来ました♪

この1皿は我が家のスペシャル前菜に決定です!

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お肉料理は、カレ・ド・ポークのロースト、ビーツのコンフィ添えで、人気シェフさんのレシピです。

この豚ちゃんはグラン・フレで買ったもの。

リドル&グラン・フレでクリスマスのためのスペシャル食材購入

元々豚肉は大好きだけど、このお肉がまたと~っても美味しかったのです。

なので買うお店や部位でこんなに違うんだな、と思いました。

旦那も同じように思ったようで、これからは特別なお肉料理の時は、お肉屋さんで買う豚ちゃんチョイスもありだね、と話しました。

ただしこのドレッサージュはイケておりませんでした~。

シェフさんはちゃんと骨を切り取って綺麗な形に仕上げていたのですが、骨付きの方が豪華に見えるかな、と思ってそれをやらなかったんです。

そしたら、肉~って感じはするけど、上品な仕上がりとは言えないビジュアルになりました。

実際にやってみると、違いが歴然で勉強になります。

次回は素人の思い違い勘違いは排除したいと思います。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は11度、最高気温は13度で、お天気は曇りとなっております。

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暖かめのクリスマスになっているフランスからJoyeux Noël(ジョワイユーノエル)。

今年もまたやって来ましたね。

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とは言っても日本はクリスマスはお休みじゃないし今日は月曜日だしで、日中はいつも通りに過ごしていらっしゃる方も多いと思います。

こちらフランスは祝日でして、パリ郊外の我が家周辺は静まりかえっております。

お店はほとんど閉まっているし、ご家族で集まるために地元に帰る人がたくさんいるし、バカンスに出掛ける人もいるしで、フランスのクリスマスは日本のお正月チックな感じ。

なのでパリ近郊の我が家周辺は普段よりも寂しい雰囲気になります。

でもパリ市内だと今の時期観光の方がたくさんいらっしゃるので華やかクリスマスだと思いますが。

ということで、我が家のクリスマス・イブのお料理のご紹介です。

普段夜ごはんはサラダだけとかスープだけとか軽くすませておりますが、イブだけは(しかたなく)特別。

昼食を軽くすませ、夜がっつりいただきます。

ちなみにお昼は野菜たっぷりの上海風焼きそばをいただきました。

中国醤油を使った上海焼きそば、クセになる美味しさでやはりアジア人の胃に馴染みます~。

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ということで、まずはテーブルコーデです。

フランスのクリスマスは正式なテーブルセッティングで豪華にすることが多いですが、我が家はそこまでやらなくていいやと思っているので、好きなテーブルクロス、お花、お皿を合わせて簡単セッティング。

今回はクリスマスて・イブでディナーなので、メリハリが出るよう赤色を意識してみました。

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お花はドイツ系スーパー「リドル」で買った各色揃ったバラの花束。

その中から赤に合う色をチョイス。

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で、先ずはアミューズで、イクラとサーモンのカナッペ2種、リドルの冷凍の小さな塩味パイ3種。

アミューズまではなかなか手がかけられないので、ただオーブンで焼くだけのこういったおつまみは助かります。

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前菜はバターナッツとシャテーヌのヴル-テ(とろりとなめらかなスープ)に、ローストノワゼット(庭採れ)と市販クルトンをトッピングした1品。

このヴル-テは前回記事でご紹介したこのお店のお味を少しマネしました。

今年最後のパリランチは日本人シェフのレストランKOZO再訪

自分では思いつかないアイディアがあるので、プロのお味がいただける外食は私にとって本当に大事な経験となっております。

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お魚は鯖の粗塩マリネで、星シェフさんのレシピを見つけ、食べたい!と思った1品。

これがめちゃくちゃ美味でした~。

さすが星シェフ。

ドレッサージュも自分じゃ絶対思いつかないし、お味の構築のしかたがやっぱり違うな、と思いました。

これは我が家のスペシャル鯖レシピに決定です!

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そしてメインはオリジナルレシピで、シャテーヌ(栗の1種)を詰めた七面鳥のバロティーヌ(具材をお肉で巻いて蒸したり焼いたりした料理)、じゃがいものクロケット、マッシュルームのファルシー、市販のじ’ゃがいものフランです。

フランスのクリスマスはシャテーヌを使ったものが多いので、今回はバロティーヌにしてみました。

ドレッサージュがなかなかうまくいかなくて最後は諦めたのですが、お味は悪くありませんでした。

んが、やはり自分はほんと素人だな、と改めて思いました。

美しい1皿を作り出す料理人さんてほんとアーティストで知的で、すごいです~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は7度、日中の最高気温は11度、お天気は曇りとなっております。

旦那に、シュー・ド・ブリュッセル(芽キャベツ)買ってきて、とお願いしたら、間違えてシュー・フルール(カリフラワー)を買ってきちゃいました。

その前に買っていたカリフラワーも半分残っていたので、カリフラワーが1個半。

冷蔵庫でかなりの場所をとっております~。

で、これは早く使っちまおう。美味しくたくさん消費するんだったらあれだ!

と思いついたのが、フランスのカリフラワー料理の大定番。

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「グラタン・ド・シューフルール(カリフラワーのグラタン)」です。

ネットで日本のレシピを見てみると、カリフラワーと一緒にハムを入れたり、魚介を入れたりがあるようですが。

フランスではベシャメルソースと茹でたカリフラワーを混ぜて、お好みでチーズをかけて焼くだけ。というのが定番。

ちょっと寂しくないかな、と思ってしまうかもですが、大丈夫。

カリフラワーのホクホク感が何とも言えず、シンプルでとても美味しいんです。

我が街マルシェの大人気お惣菜屋さんのグラタン・ド・シューフルールも具材はカリフラワーのみです。

で、基本のベシャメルソースは溶かしたバターに小麦粉を振り入れ炒め、牛乳を少しずつ入れながらダマにならないようこまめに混ぜソースにしますが。

私はまずバターで玉ねぎのみじん切りを炒めて、そこに小麦粉を振り入れ炒め、少しずつ牛乳を入れて作ることが多いです。

これだと炒め玉ねぎの甘みもプラスされるし、玉ねぎを入れると大雑把気味に混ぜていてもソースがダマになりにくいのでラクチンなんです。

なので、ベシャメルソースを作るのに慣れていない場合は、最初は玉ねぎを入れて作るやり方の方が失敗が少ないと思います。

もしかしたらこれはベシャメルソースというより、イメージ的には日本でいうホワイトソースに近いのかもしれません。

今回のグラタンも玉ねぎ入りホワイトソース。

でもこのホワイトソース&カリフラワーでと~っても美味しいグラタン・ド・シューフルールが出来ます。

まだまだ寒~い日が続きますが、カリフラワーがあれば簡単に出来ちゃう熱々ホクホクのグラタン・ド・シューフルール。

かなりおすすめでございます♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は3度、日中の最高気温は4度で、お天気は曇りとなっております。

もともとカブが大好きなのですが、ぬか漬け生活が始まってさらにカブを常備することが多くなりました。

毎日のようにカブを漬けて、24時間後に美味しくいただいております。

でもぬか漬けばかりというのも何なので。

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ポタージュスープにしてみました。

しかもちょっとおしゃれにカプチーノ仕立て。

カブのほんのりとした風味と甘みがとっても美味しいです。

作り方は簡単で、バターでカブを炒めてブイヨンスープをひたひたになるくらい入れて柔らかく煮たら、ミキサーで攪拌して、お鍋に戻します。

そして牛乳を入れて温め、塩胡椒で味付け。

カロリーを気になさらない場合は、仕上げに生クリームとバターを入れるとさらに風味豊か。

このままでいただいても良いのですが、ハンドミキサーで泡立てればカプチーノ仕立ての出来上がり。

(この時はフライドオニオンとハーブをトッピングしてみました)

スープが残ったらさらにこれをリメイク。

牛乳を足してお味噌を入れれば和風ポタージュスープに変身します。

私はどちらも好きですが、旦那は味噌を入れた方がお気に入り。

フランス人、味噌を一度いただくと好きになる場合がほとんどですからね。

我が家に来たフランス人たちにお味噌汁を出すと、美味しい美味しい言って、これ何使ってるの?

って必ず聞かれます。

味噌の美味しさは世界共通のようです♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は8度、最高気温は11度で、お天気は晴れのち曇りとなっております。

昨日1月6日は公現祭(épiphanie)で、キリストが神の子供として公に現れた日だそうで。

そんな公現祭に食べるフランスのお菓子が、ガレット・デ・ロワ。

中にはフェーヴ(ソラマメという意味)と呼ばれる小さな陶製の人形が入っていて、切り分けてこれが当たった人は、祝福を受け、幸運が1年続くと言われております。

このフェーブ、昔々は乾燥の本物ソラマメが使われておりましたが、新年の宴で酔っぱらった人が食べて、ソラマメに気付かないことが多かったため、陶製の人形になり、今はプラスチック製(加熱OKなもの)もたくさん作られおります。

で、元々はそんな公現祭のお菓子ですが、今はクリスチャンに関係なく新年恒例お菓子的な感じになっておりまして、我が家の近所のなかなか美味しいアラブ系パン屋さんでも普通にガレット・デ・ロワが並んでおります。

でも、ガレット・デ・ロワはアーモンドクリームをパイ生地ではさんで焼くだけ。

市販のパイ生地を使えば、難しいことは何もない簡単お菓子なんです。

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ということで、昨日我が家もガレット・デ・ロワを作りました。

毎年アーモンドクリームの、アーモンドパウダーとバターとお砂糖の分量を変えてみて、どれくらいがベストかをあれこれやっているのですが。

それプラス今年は、いつも風味づけにラム酒を使うところを、栗のお酒に変えてみました。

この栗のお酒が、風味にコクと奥行きを出してくれてなかなかグッド♪

結構クリームは美味しく出来たかな、と思います。

でもパイ生地が私的にはちょいと惜しい感じでした。

旦那に頼んでリドルで買ってきてもらったものなのですが、普段は定番とちょっとお値段がお高いのと2種あるのですが、定番の1種類しか残っていなかったそう。

で、その定番のパイ生地になったのですが、焼くと若干口の中がもさっとする感じだったんですよねぇ。

なので来年は、せっかくの新年のお菓子なので、少し早めに少し高めのパイ生地を買っておこうと思います。

そんな感じで出来たガレット・デ・ロワですが、我が家は2切れで十分なので、ご近所さん二か所に、新年のご挨拶も兼ねておすそ分けしてまいりました。

旦那と私が食べた2切れの中にはフェーヴは入っていなかったので、どっちのお宅のガレット・デ・ロワの中に入っていただろうね、なんて話しております。

以前、確かに入れたプラスチックの薄いフェーヴを気づかず誰か食べちゃったという、昔々の本物ソラマメと同じようなプチ事件があったのですが、今回は陶製でちょいと大きめだったので大丈夫でしょう!

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