パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

中華

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は-2度、最高気温は6度で、お天気は晴れのち雨となっております。

長年ラーメンと言えばあっさり中華そばがとにかく好きで、フランスに来て自分でラーメンを作るようになってからも、ラーメンは中華そば、と思い込んで中華そばを作り続けきました。

んが、ここのところいろんなラーメンに挑戦しているうちに、自分のラーメンの世界がどんどん広がっていて、あれも食べたいこれも食べたいという状況になっております。

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で、今回作ったのは関東発祥のタンメンです!

タンメンと言うとさっぱり塩味なので、とにかくベースの鶏だしが大事なイメージ。

でも鶏の1番だしだと、素人の私では、さっぱりとしながらもコクがって物足りなさがないスープを作るのは難しいかな、と思いました。

それで思いついたのが鶏骨のだしが十分出た鶏の3番だしを使うこと。

ちなみに我が家では、丸鶏のローストを作った時に残った鶏ガラで、まずは澄んだ1番だしをとり、鶏骨のうまみが程よく出た半透明な2番だしをとり、そして鶏骨のうまみがしっかり出で白濁した3番だしをとります。

それをペットボトルに入れて冷凍しております。

その3種をラーメンによって使い分けたり、和食やカレーに使っております。

で、3種の中で今回は3番だしをチョイスしたというわけです。

さて、お味はというと、さっぱりだけどコクがあって、と~っても美味しく出来ました♪

タンメンもうまし!

今回作る時のポイントは、中華料理の菰田先生(菰田欣也さん)のレシピで、少量の牛乳を入れるとスープにコクが出る、とあったので、牛乳を入れたこと。

これで鶏骨の動物臭が抑えられてまろやかになったように感じます。

そして、今回タンメンを作ってみて良いな、と思った点がありまして。

スープを作れば、あとは野菜と豚肉を炒めて、スープと一緒にさっと煮て、茹でた麺にかけるだけだということ。

しかも材料も特別なものは要らなくて、常備野菜の玉ねぎ、人参、ニンニク、お手軽なキャベツ、乾燥キクラゲ、そして豚肉と、お手軽なものばかり。

中華そばの場合は、チャーシューと煮卵はやっぱり入れたい、メンマもキクラゲも入れると食感が良いし、ネギも入れたいし…と、王道にするために事前準備が結構必要です。

でもタンメンは本当にお手軽簡単で事前準備なしでOK。

冷凍鶏だしと冷凍豚肉を前日から解凍しておいて、30分くらいですぐ出来ました。

旦那も、美味しい♪と大喜びで、お野菜もた~っぷり摂れて大満足。

野菜系の副菜なくても良いくらいかもしれません。

なのでこれは、ラーメン食べたい!

と思った時に、あれこれ材料を揃えなくてもすぐ作れるので、我が家のお助けラーメンになりそうです!

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白菜が美味しい季節ですね。

フランスでも我が家がいつも行くドイツ系スーパー「リドル」で数年前から今の時期、白菜が並ぶようになったので。

日本にいた時のように近所で気軽に買えるようになったことが本当に嬉しいです。

そんな白菜で、今、旦那と2人ではまっている簡単おかずがあります。

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それがじゃん!

この白菜の甘酢あんかけ「醋溜白菜(ツゥリゥパーサイ)」です!

中華総菜です。

冷蔵庫に白菜が1/4くらいあって、白菜のシンプルなおかず何かないかな、とネットで検索したら出てきた「醋溜白菜」。

でも実はあまり甘酢系のおかずは好んで食べないので、どうかな、と思ったのですが、主な食材が白菜だけなのが気になって作ってみることにしたんです。

そしたらな~んか美味しくて、旦那と2人箸が止まらない。

地味な見た目で食べてもガツンはないんだけど、とにかくな~んか食べちゃうんです。

で、結局それから短期間の間に3度作っております。

作り方はいくつかのレシピを混ぜて参考にさせていただいて。

ニンニクの薄切りと生赤唐辛子(なければ乾燥赤唐辛子)の輪切り、ネギの斜め切りを油で香りよく炒めたら、まず白菜の芯の部分を入れさっと炒めます。

そして葉の部分も入れ、またさっと炒めたら、合わせておいた甘酢を入れ軽く煮て、片栗粉でとろみをつけて仕上げにゴマ油をかけて出来上がり。

甘酢は醤油、オイスターソース、酒、砂糖、中国醤油、黒酢があれば黒酢ですが、我が家は黒酢がないので米酢を使いました。

3度作ってみて私的に思った作り方&美味しさポイントは、白菜からかなり水分が出るので甘酢の味がかなり薄くなります。

薄いとボヤけまくったお味でまったく美味しくないので、しっかり味の甘酢にすること。

なので甘酢を入れて混ぜて味が薄かったらそこで手早くさらに調味料を足しても大丈夫です。

その調味料ですが、酢と砂糖をちゃんときかせるのが大事。

甘いおかずがあまり好きじゃないので最初かなり砂糖の量を少なくしたのですが、これはちゃんと入れた方がぐぐんと美味しくなることがわかりました。

中国醤油は本場では本当は使わないようですが、黒酢がないので色を濃くするためと味も良くなるかな、と思ってちょっと入れてみたら結構美味しくなったと思います。

仕上げのゴマ油も超大事。

お好きであれば必ずかけた方がいいです。

白菜の優しい甘みと淡泊なうまみが甘酢で引き立って、副菜にも良いけど、野菜好きの方にはメインになる美味しさだと思います♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

パリは、と言うかフランスは中華レストラン&総菜店&食材店がとても多くて、我が街も何軒もあるし、パリ市内なんかは数歩歩けばどこかしらにある、といった感じです。

で、そんなお店で食べる上海焼きそば(後でそれが上海焼きそばだと知りました)が日本では知らなかったお味で、な~んか美味しいんです。

その美味しさの理由がここ数年の間にわかりまして、中国のたまり醤油「老抽王」が味の秘訣。

昔まだパリに来たばかりの頃、アジア食品店で醤油と間違って「老抽王」を買って、なんだこりゃ、と思ったことがあったので。

上海焼きそばの秘訣に気づいた時は、間違って買って不味いと思って、使い方もわからなくて捨てちまったアレか、と結構目からウロコでした。

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そんなこともありましたが、お味の秘訣に気づいてからは我が家の大定番。

というのも、私も大好きですが、これを食べていた時、旦那が言い出したのです。

この味中華焼きそばが昔から大好きで、以前自分でも作ってみたことがあったけどうまくいかなかったのだそう。

作ってみたことがあるくらい好きだったとは知らなかったのでちょっとびっくり。

で、すごく簡単だから教えてあげようか。

もし私に何かあっても自分で作れるし。って言ったら。

その時はその時だからいい。ですって。

食べるのは大好きだけど料理をすることには本当にまったく興味のない男です~。

ま、興味がないものは興味がない。というのは仕方ないですけどね。

そんな上海焼きそばですが、具材が違うだけで作り方手順は普通のソース焼きそばと一緒。

簡単我が家流ですが、ニンニクと生姜と好きな具材(お肉でも魚介でも野菜だけもOK)を炒めて少し塩胡椒をして、茹でて油を少しからめておいた麺を入れて混ぜます。

そして酒、醤油、オイスターソース、中国醤油で味付けするだけ。

難しいことはなんもありません。

以前、ご近所の中国系ファミリーさんがくださった上海焼きそばは少し太麺を使っていて、中国の腸詰の輪切りと青菜が入っていたのですが、それもまたとても美味しかったのですよね。

なのでもし手に入るようでしたらそれらを使うと、特に中国の腸詰を使うと、より一層本格的なお味になると思います。

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で、今回使った麺はコチラ。

カルフールで買った「SUZIWAN」というフランスのアジア食材メーカーの、BIO(オーガニック)の乾麺です。

フランス在住でしたらお近くの中華食品屋さんで乾麺も生麺も手に入りますし、スーパーでも今だいたいアジア食材コーナーがあるので、手軽に買えると思います。

日本でしたら、中国醤油だけは専門店かネット購入になってしまうと思いますが、1本持っていると、美味しい広東麺も作れます。

夫婦で一気に完食。町中華の本格的な広東麺

この広東麺の餡、残ったのでこの後ごはんにかけて広東丼?にしたのですが、これも美味しかったです。

気軽に本格的な味中華を作りたい場合は、中国醤油の「老抽王」1本あると、ほんと便利でおすすめでございます♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスのスーパー記事でご紹介しましたが、リドルでウズラの卵と白菜を買いました。

実はその時から、どうしても食べたくて、作ろう。

と思っていたものがあったのです。

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それがじゃん!広東麺です!

たまたまネット記事で日本の町中華屋さんの広東麺を見まして。

色の薄いあんかけそばやごはんはたまに作るけど、しっかり醤油色のこのタイプがやけに新鮮で美味しそうで、ああ食べたい~って思ったのです。

で、ネットで検索して出てきたいくつかの広東麺レシピでだいたい作り方と材料はわかったので、それを参考にさせていただいて。

あとは家にある材料を使って、味を見ながら作ってみました。

そしたら、めっちゃ美味しい~♪

なんかいつも、美味しい~♪ばっかり言っているかもですが、本当に美味しかったのですよ!

で、旦那と、美味しいねぇ~(唸りながら)だけ言い合って、水も飲まずほぼ無言で一気に完食してしまいました~。

作り方は大雑把に言いますと、醤油味のラーメンに、野菜たっぷりの醤油味のあんかけをのせるというものなのですが。

自分的に大事ポイントだと思ったことが1つありまして、それはあんかけの方の味付けに中国醤油を使うこと。

中国醤油とは中国のたまり醤油で中国名は「老抽王」と言います。

実はほとんどの広東麺レシピでは、手軽に普通の醤油を使っていたのですが、私が美味しそうと思った町中華屋さんの広東麺はかなり色が濃かったので、中国醤油使っているな、と思ったのですよね。

中国醤油は料理に使うとかなり濃い色になるのですが、色ほどにはしょっぱくはないんです。

それにやっぱり日本の醤油とはまったく味が違うので、一般的な醤油では出せないお味になるのです。

な~んて知ったかぶりで言っておりますが、私も日本にいた時は中国醤油なんてぜんぜん知らなかったんです。

でもフランスに来てある時、アジアンスーパーで普通の醤油と思って買ったのが中国醤油でした。

その時は使い方がわからなくて、ずっと使わず結局捨てたんだったと思います。

その後、マルシェのアジア総菜屋さんや我が街の美味しいアジアンレストランの、濃いめの醤油色なんだけど普通の醤油とは違う味の焼きそばが大好きになって。

それで、これが中国醤油使いなんだ、と気づいたのです。

そして自分でも、中国醤油を使った上海焼きそばやチャーハンを作るようになったというわけです。

でも焼きそばとチャーハン以外の中国醤油を使ったレシピがなかったので、これで1つ増えてそれまた嬉すぃ。

今回の具材は、白菜、人参、ネギ、ほうれん草、キクラゲ、豚肉、海老、ウズラの卵。

醤油あんかけの味付けは中国醤油、醤油、オイスターソース、酒、さとうなど。

町中華屋さんの広東麺はほうれん草ではなく青梗菜を使っていたので、次回はリドルで青梗菜をゲット出来た時に作りたいな、なんて思っております。

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冷凍しておいた自家製餃子も一緒にいただきました。

ラーメン系にはやっぱり餃子が食べたくなります。

でもこれで冷凍しておいた餃子がぜんぶなくなったので、また近々作っておかねば。

ジューシィーで美味しい餃子は餡作りにかなり気合が要るので、若干パワーをためてから作ろうと思いま~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

昨日南ブルターニュのヴァカンス旅行から戻ってきております。

まだ旅行記は続きますが、普段の暮らしと織り交ぜてしばらく更新していこうと思います。

ということで。

ラーメンは常に中華そば一辺倒だったのですが。

長くなってまいりました人生の中で最近、つけ麺も大好きになり、味噌タンメンもなかなか美味しいな。

なんてこともあって、こりゃいろいろ食べてみなくちゃ、と思うようになった今日この頃です。

で、またまた中華そば以外のラーメンに挑戦してみたんです。

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それがジャン!麻婆豆腐ラーメンです!

もう先に言わせてください。

めちゃくちゃ美味しくてちょっと目からウロコ的でした~。

麻婆豆腐ラーメンって食べるの初めてだったのです。

と言いますのも。

麻婆豆腐って白いごはんが一番合う、って思っていたし、とにかくまた言っちまうけど中華そば命!だったから。

でもやってみるものです。

鶏ガラだしベースのあっさりラーメンスープに、ちょっと濃いめのとろりとした麻婆豆腐が何とも良い塩梅。

そこにつるりとした麺がよ~く絡んで合う合う。

もしかしたらごはんより合うかも、って思いました。

タイトルにもしておりますが、旦那は最後の汁の一滴まで飲み干しました。

で、今回の麻婆豆腐の主な味付けはと言うと。

甜面醤、豆板醤、ニンニク、生姜、ネギなどの定番に、豆鼓醤をプラス。

そして花椒と山椒もたっぷりめに入れました。

山椒は今年の初め、アジアンスーパーで山椒の粉が賞味期限が近くて割引になっていたものをゲットして冷凍しておいたもの。

いや~、花椒もだけど山椒ってすんごい良いお仕事します。

よく言う痺れる辛さが何とも言えません。

しかもこれで本格的なお味になります。

これは山椒もまだたっぷりあることだし、かなりすぐにリピ決定!

甜面醤と豆板醤の量を抑えて辛さ控えめにすれば、フランス人もはまるんじゃないかなぁ、と思います。

フランス人、辛いのは苦手でもスパイスは結構好きですからね。

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