パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

お菓子

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は8度、最高気温は14度で、お天気は曇りときどき雨となっております。

スムージー用に我が家がよく買うリドルのBIO(オーガニック)のオレンジ。

で、皮を捨てるのがもったいないので、最近はときどきオランジェットを作っておりました。

リドルのBIOオレンジで作る簡単エコなオランジェット

でもちょっと飽きてしまったので、違うお菓子に挑戦してみました。

IMG_7814

最初にオレンジの皮をお砂糖で煮てオレンジピールを作っておくまでは、オランジェットと一緒。

取り合えずここまで作ったらラップに包んで冷凍しておきました。

そしてちょっと時間あるから作ろうかな、と思った時に解凍してお菓子作り。

いっぺんにやろうとすると、ちょっとしんどく感じてしまうので、しょっちゅうこうして小分け調理しております。

IMG_7830

そして作ったのが、オレンジピールとブラックチョコのクグロフ風ケーキです。

クグロフはフランス北東部アルザス地方の、レーズンやナッツを入れた発酵菓子で、王冠のような専用の型に入れて焼き上げます。

でも今回のはあくまでもクグロフ風。

というのも、これは発酵なしで、材料を混ぜてクグロフの型に入れて焼いただけだからなんです。

発酵となると、私はそれだけでちょっと手間に感じてしまうので、バター、砂糖、卵、牛乳、薄力粉&ベーキングパウダー、オレンジピール&チョコ、オレンジのリキュールのアメール・ビエールの順で混ぜて、クグロフ型に入れて焼いちゃいました。

パウンドケーキのタネと同じなんです。

でもこれがものすご~く美味しかったのです♪

手作りのオレンジピールはとてもしっとりしているので、焼き上げると皮っていう感じがまったくしなくてオレンジジャムの濃いのみたい。

生地とよく馴染みます。

そしてブラックチョコのほろ苦さはやっぱりオレンジと本当にボン・マリアージュ。

リドルのお安いBIOオレンジの、しかも残りの皮で作ったお菓子とは思えません。

甘いものが特に好きじゃない私ですが、これは一切れ食べると、もう1切れ食べたくなるお味でした。

IMG_7838

で、これがクグロフの型。

数年前にクグロフを作ったきり使っていなかったのですが、今回使ってみて、パウンド型で焼くよりもこの型で王冠型に焼く方がちょっと特別感が出て可愛いい焼き上がりになるな、と思いました。

なので今度からはパウンドケーキはいつもこのクグロフ型で焼こう!

と決めました。

このクグロフ型以外にも、旦那がブロカント市などで集めた年季の入った魚型など結構いろんな型があるので、これらの型でいろいろ作ってみるのも面白そうかな、と思っております。

せっかくあるのだから使わないともったいないですしね。

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ほぼ毎日、身体のために人参とリンゴとオレンジのスムージーを作って飲んでおります。

人参とリンゴはリドルでいつもBIO(オーガニック)を購入。

ただオレンジはリドルでBIOがある時とない時があるので、その時によってBIOだったりそうじゃなかったりです。

IMG_5823

で、先週はBIOオレンジがゲット出来たので(2、99ユーロ)スムージーにたっぷり使ったのですが、皮がたくさん残りました。

フレンチではよくオレンジの皮をすりおろして使いますが、たくさんの量は使いません。

なので使ってもまだまだたくさん残ります。

IMG_5881

で、思いついてオランジェットを作りました。

砂糖漬けの柑橘系の皮にチョコレートをかけたフランス生まれのお菓子です。

実は昔、日本にいた頃はオランジェットは好きじゃなかったのです。

オレンジとチョコの組み合わせが苦手だったんですよね。

でも今の自分は、食べれるものは食べてなるべく捨てたくない、皮も出来れば捨てたくない、最後まで使い切りたい、という考え方。

なので、食べたいわけじゃないんだけど、もったいないので初めて自分で作ってみることにしました。

レシピはネットで見つけたいくつかのレシピを参考にして、皮のとり方、砂糖の量などは自分のやりやすい方法&量でやってみました。

昔苦手と思った時は、オレンジがとても甘い印象だったので、砂糖の量も少なめに調節。

作り方はとっても簡単。

オレンジの皮をむいて切り、何度かさっと煮て、その後は砂糖とお水でじっくり煮詰めていきます。

煮えたらリキュールをちょっとたらして混ぜ、味をしみこませます。

それをクッキングペーパーに並べ、程よく乾燥させます。

そして溶かしたブラックチョコをくぐらせ、クッキングペーパーに並べ、固まったら出来上がり。

でも私はいっぺんにやらず、まずは時間のある時にTVを観ながらオレンジの皮をむいて切って、煮て、タッパーにいれて冷蔵庫に入れました。

翌日に夕ご飯の準備をしながら、煮たオレンジを今度は砂糖と水で煮て、リキュールを振り、そのまま一晩置いておきました。

そして翌日の午前中、十分味のしみたオレンジの皮をクッキングシートに並べ、乾燥。

夕方にチョコをくぐらせ、乾かしている間に夕食。

夕食後にちょうどすっかり乾いていたので出来上がりです。

で、好きじゃないけど味見を一応したら、あれ?美味しい♪

甘さ控えめで爽やかでほんのりとした酸味があるオレンジの砂糖漬けに、ブラックチョコのコクのあるビターな風味が何ともボン・マリアージュ。

で、何個もつまみ食いしちゃいました~。

IMG_5821

で、今回のオランジェットでの私的ポイントは、ほろ苦いオレンジとハーブの風味のフランス生まれの「アメールピコン(AMER PICON)」と、同じタイプのこのリキュール「アマリュス」を使ったこと。

オレンジの香りがしっかりするリキュールなので、さらにオレンジの風味が引き立ったように思います。

IMG_5814

チョコもこのリドルのBIOブラックチョコレート(1、05ユーロ)。

どんだけリドルなんだ~!

って感じですかね。あは。

ということで、このリドルのBIOオレンジのオランジェットは我が家の大大定番に決まり!

ある程度日持ちもするので、可愛くパッケージしてちょっとしたプレゼントにもなりそうです♪

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私も経験しましたが、
残念に感じたことを思ったままに書いております。
二度とこんなことがないようにと願っております。
批判・誹謗中傷・嫌がらせについて思うこと

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IMG_6416 - コピー
フランスには岩=rocher(ロッシェ)と名前がつく、
焼き菓子があります。
これは卵白に砂糖とナッツやココナッツを混ぜて焼く
クッキーのようなもの。作り方は2通りあって、
卵白を泡立ててメレンゲにするものと泡立てないもの。
で、卵白が残っていたので、
今回は泡立てない方で、ココナッツを合わせて
「Rochers coco(ロシェ・ココ)」を作りました。
メレンゲなら軽いサクサク食感になりますが、
泡立てない方は食べ応えがあって、
ココナッツ食べてる感がいっぱい。
作り方は、卵白2個分ならお砂糖を80~90gくらいと、
ひとつまみのお塩を一緒に鍋に入れて
ごく弱火で軽く砂糖を溶かします。
(卵白に火が通らないように)
火からおろしてココナッツ60gを混ぜて、
予め予熱した180度のオーブンにオーブンシートをしいて、
スプーンですくって丸く小さくのせ、
10~12,3分焼くだけ。超簡単です。
炒ったアーモンドや胡桃、ゴマにしてもOK。
日持ちがするので作り置きおやつにもぴったりです。
フランスの有名シェフ、シリル・リニャックさんも、
コロナ期限定料理番組で紹介なさっています。
シリルさんのはメレンゲを使ったもので、
材料もバニラやレモンも使います。
こちらの方がおしゃれっぽい味かな。
レシピはコチラ→Rocher coco
卵白が残って消費したい時などにおすすめです。

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我が家の庭の豊作のイチジクを
せっせこ食べているここ最近でして、
今回は固くなりはじめた残りバゲットを使った、
「フレンチトースト、イチジクのキャラメリゼ添え」
のご紹介です。
このレシピでイチジクのキャラメリゼが
とっても美味しかったので。
イチジクとシェーブルのパイピッツァ
これシンプルなフレンチトーストに
添えてもいけるだろうな、
とやってみたら思った通り、美味しかったのです。
ふんわりほんのり甘いフレンチトーストに
イチジクのつぶつぶ感がアクセントになります。
ちなみに,
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、
フランス語でフレンチトーストは
「パン・ペルデュ(pain perdu)」。
フランス人で嫌いな人いるかしら?
と思うくらいフランス人は好きでして。
旦那も、私が卵液に浸したパン入りタッパーを
冷蔵庫に入れてると、
あ、明日はパン・ペルデュだな♪と、
どことなく嬉しそう。
言葉にはしませんけどね。ぷぷ。
さて調理ポイントですが、
卵液に十分ひたすこと。
これはホテル・オークラの総料理長さんの
フレンチトーストポイントとしてよく知られております。
わたくしもこれを知ってからは
いつも一晩冷蔵庫に入れてしみこませます。
あ、バゲットが残ってる。と言う時に
とにかくまず浸しちゃえばいいのでラクチンです。
我が家はバゲッドばかりですが、
もちろん食パンでも美味しいので、
手軽なパンを使ってくださいませ。
お好みでハチミツやメープルシロップをかけて。
またはホイップクリームを添えても美味です。
ということで、話はちょっと逸れますが、
ホテルオークラ、
建て替えをしているのを知ってびっくり。
1962年から続いていたというけれど、
もったいないなぁ、と思ってしまいます。
フランスだと、歴史ある建物は残すことがほとんどですが、
それが難しかったのでしょうかねぇ。残念です。
それでは材料と作り方です。
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材料(2人分)
・バゲット6~8切れ120gくらい ★卵2個 ★牛乳(我が家は豆乳で代用)200ml ★きび砂糖または砂糖30g ★バニラエッセンス少々 ・サラダ油小1/2 ・バター5g+5g 
・完熟イチジクの上のちょっと固い部分を切り取り縦半分に切ったもの250g ・バター10g ・きび砂糖または砂糖15g ・あれば粉砂糖とミントの葉少々 ・ハチミツ、メープルシロップなど適量

作り方
前日に、タッパーに★をよく混ぜ、バゲッドをひたし、
途中一度ひっくり返して24時間十分にしみこませる。
当日に、イチジクとパンを焼く。
まずは簡単なイチジクのキャラメリゼ作り。
フライパンを中火より強めの火で温め、バターを溶かし、
イチジクを切り口を下にして並べ、柔らかく焼けたら、裏に返し、
両面程よく焼けたら、きび砂糖を振り入れ、
フライパンをゆらしながら全体にからめ、キャラメリゼにし、火を止めておく。
別のフライパンを温めサラダ油とバター5gを入れ、
溶けたら卵液のしみたパンを入れる。
蓋をしてときどき様子を見ながら弱火で
両面合わせて15分~20分くらい、じっくり焼く。
※途中でバター5gを足す。
焼き上がりに焦げ目をもっとつけたければ、火を少し強めてさっと焼き色をつける。
皿にフレンチトーストとイチジクを盛り、
あればミントを飾り、粉砂糖を振りかけて出来上がりです。
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FotoJet (359)

今日は激しく寝坊しました~!
と言いますのも今夜、知り合いさんのお食事会に招かれているので、
お昼は軽くおうどんみたいなんでいいのでお昼たっぷり時間がある。
そう思って昨夜は夜更かし。そして今朝起きたら9時半!なんてこった!
大急ぎでべべっ子たちにごはんやらさっと掃除やらをしてパソコンの前に。
で、今超特急でこの記事を書いております。
ちなみにフランス語で寝坊は「グラス・マティネ(grasse  matinée)。
なんか優雅な響きな感じな感じ?
「あら、グラス・マティネしちゃったわ♡」みたいなね。
でも、ま、私の場合「えっ!9時半!マジ?やっばっ!」みたいな感じなんですけどね。
もうバタバタです!!
ということで今日ご紹介は
「かぼちゃのフラン風、マスカルポーネとメープルシロップ風味」です。
フランと聞いて、それなんだ?と思った方も多いかと思うのですが、
牛乳と卵を使ったフランスの伝統的で素朴なタルト菓子でして、
味的に言うと日本でいうプティングを固めにしたのに葛餅の口触りを足したような感じ。
ねっとりつるりとした不思議な味わいです。
パティスリーでも置いているところがありますが、
パン屋さんで売ってるお菓子なイメージですかねぇ。
でも実は私はフランの重めつるり感のとこがちょっと苦手。葛餅も好きじゃないんです。
わらび餅は好きなんですけどね。この2つって大きく違いますよね。
なので今回はその重めつるり食感なしでフラン風に。
で、久しぶりお菓子作りだったのでどうかなぁ、思ったのですが、
大丈夫。なかなか美味く出来たと思います♪
旦那は2個とも食べたそうでしたが、しっかり私も1個いただきました。
さて調理ポイントですが、簡単なので特にないっちゃないんですが、
もし可能であれば、フランの一番下のビスケット台に、
ベルギーのシナモン風味のカラメルビスケット、
スペキュロスを使っていただくとよいです。
とは言っても日本だとお手軽じゃないので(フランスでは超~お手軽ビスケット)、
シナモン風味やバター風味、またはチョコレート風味クッキー
(スペキュロスは日本でいうとビスケットというよりクッキーの食感)
でも十分美味しいと思うのでぜんぜんOK。
それでは超特急と言いながら長くなってしまいましたが、
材料と作り方で~す。
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材料(2人分)
・皮をむいて小さく切ったかぼちゃ170g ・牛乳200ml ★バター10g ★きび砂糖または砂糖大2~3くらい ★薄力粉大1 ★溶きたまご1個分 ・袋に入れてたたいて砕いたスペキュロスビスケットまたはバタークッキーやチョコクッキー40g(+バター15g) ・マスカルポーネチーズ100g(+牛乳25mlとメープルシロップ大2~3くらい ・トッピングとしてけずったチョコレート、くだいたナッツ類、メープルシロップ適量、台に使ったのと同じクッキー2枚

作り方
材料を切る、スペキュロスをくだいてバターと混ぜておくなど準備しておく。
厚手の鍋にかぼちゃと牛乳を入れ火にかけ、熱くなったら火を弱め蓋をして、
かぼちゃが十分柔らかくなるまで煮る。
牛乳は焦げが付きやすいので時々蓋をとって下から混ぜる。
柔らかくなって水分も半分くらいになったら火を止め、マッシャ―で煮汁ごと潰し、
とろりとしたかなりゆるめのクリーム状にする。
もし水分が足らずマッシュかぼちゃに近かったら少し牛乳をたしてゆるめにする。
ここに溶き卵以外の★を入れ混ぜ、冷めたら溶き卵も混ぜる。
冷ましている間にオーブンを200°で予熱開始。
プリン型くらいの大きさの耐熱容器2個にスペキュロス&バターをしき、
②のかぼちゃを流し入れる。
これを200°のオーブンで20~25分くらい焼く。
焼けたら取り出し冷ます。冷めたら冷蔵庫に入れて冷やす。
いただく時にマスカルポーネソースをかけ、その上にトッピングを散らす。

ということで、ああ、更新がお昼をすっかり過ぎてしまいました。
やっぱり「グラス・マティネ」のつけは大きかったです…。
じゃ、急いでおうどん作ってきます~
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