パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

ブロカント&エマウス

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ピカーン!!とまではいかないけどなかなか悪かないブロカント当日の朝。
目覚ましが鳴る前に目覚めて、先ずはべべたちごはんをあげてからちゃちゃっと着替えてコーヒー飲みながらブログも小さな記事を更新して(オクラとえのきだけと海苔の梅和えの)、さあ行きましょう。
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で、到着したのは予定通り7時過ぎだったのですが、すでに半分くらいの人たちがお店の準備を終える、どころか開いていて、お客さんもたくさんいてびっくり!あたしたちぜんぜん早くないよ遅いよ遅いよ!
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しかも私たちの207番の空間に小型トラックが堂々と停まっていたのです~。
旦那、何じゃこりゃ?と呟いて、すでにお店を開いていたお隣りさんに聞くと、あの前のお店のマダムだよ、って。で、旦那が話しに行くと、マダムは、あらいつもこんな感じで置いてるけど問題ないわよ、ってしれ~っと言うので、注意事項にも荷物を運ぶ時以外はブロカントの場所には車は停めちゃいけないって書いてありますよ、って言ったら、あらそう?じゃ、主人の車だから今電話で来てもらうわ、って。でもな~かなか来ない。なのでとにかく荷物を出そう、と運びだしたのですが、
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荷物を置き出した途端、通好みっぽいお客さんたちがやって来て、どうやら古いトランクばかりだったから面白いものがあるかも、と思ったらしく、開けて見てもいいか、と。で、旦那がどうぞどうぞと。で、私は何が入ってるかも知らんのに旦那が次々と荷物を運び出している間すぐに見ている番になり、このフォトの後はもうお客さんが群がって、これいくらこれいくらと怒涛のように聞かれ、私知らんからいちいち旦那に、あのムッシューが…こっちのムッシューが…あっちのマダムが…と、実は大変なことになったのですよ~!もう値段シールつけどころじゃあ~りません。これがいやだったのよ~ん。しかもあっちゃこっちゃでトランクの中身が掘り返されてる中、1人のムッシューが黙って鞄に品物を入れているのを見つけたものだから、ムッシュー!それはいけません!ってあたし必死に叫んだら(以前のブロカントでたくさん盗られていたものだから)ムッシューが、もう旦那に支払い済みだよん、って苦笑いして。旦那も、もう受け取ってるよ、って言って。そしたらその場にいたお客さんたちも大爆笑で、そりゃダメだよね、とか、ちゃんと見ててえらいね、とかまだクスクス笑いながらほめてくれて。おまけに旦那まで大笑いしながら、いいよいいよその調子、だって。で、私は疑ってしまったムッシューに、ああごめんなさい申し訳ないです~、と何度も言って。結局、値段シール貼るなんてまったくもって無理無理タイムで2時間近くこの状態が続いたのですよ。ふぅ~。
そしてこの後、お客さんが少し引けたちょっとの合間合間に何とかテーブルをセットし、モノをとりあえずただ置いて積んで…。でもとてもじゃないけどテントなんて張る暇ありません。テントの屋根や道具、後ろで転がったままでした~。

※この間にトラックマダムのご主人もゆったりやって来てトラックをどかしてくれました。
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というわけで私たちのお店はご覧の通り、ごっちゃごちゃ~。私は綺麗に整頓されてるのがよかったのだけど見事に逆な感じです~。しか~し、お客さんはこの通りたくさん。何でだろう?って思ったのですが、後で旦那が話してくれたのですが、古いモノ好きのお客さんが言っていたそうです。こんなのが探しがい見つけがいがあるんですって。綺麗に整頓されてるよりずっと楽しいんですって。なるほど、そういうものか、って妙に納得した私。値段シールもモノによってはついてない方がいいんだな、とも思いました。
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それでもお客さんが少し引けた時、ウェットティッシュでモノをふきふきしていたら、どさくさにまぎれてこんな白子海苔のさけ茶漬けの缶が混ざってるのを発見。倉庫にあった空のを持って来ちゃったんですねぇ、旦那がテキトーに。美味しいけど中身ないしこんな空は売れません。すぐ回収~。
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さて我が家の商品ですが、ブロカント雑貨や古い雑誌、古い香水瓶、レコード、衣服などで、どれもかな~り良心的なお値段にさせていただきました。ブロカント雑貨は1~2ユーロぐらいだし、雑誌は50サンチーム、香水瓶は小さなのは50サンチーム、大きなのは2ユーロ、レコードは1ユーロ、私のワンピースと旦那のヴィンテージのアロハなどは3ユーロ(ですが交渉で下げることを予定してのお値段で実際には2ユーロ前後)。で、荷物を広げた途端、通の方々が群がったのはやはりブロカント雑貨と香水瓶と雑誌で飛ぶように売れました。なので次回は山のように増えているブロカント食器も整理もかねて少し出そうかな、とも思いました。でもほとんどエマウスでうんと安く買ったものたちなので当たり前ですが良心的お値段にしたいです。庶民の市場、ブロカントですしね。
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ちなみに今回のお隣りブロカント店さんは、右店がポーランド系のマダムご家族で左店がアラブ系ムッシューお2人だったのですが、その人たちの商品と値段のつけ方と売り方を見ているのもなかなか興味深かったのです。やはり性格が出るんですよねぇ。
ポーランドマダムはお値段お高めでしかも交渉にほとんど応じず、ご自分も2人のお子さんと一緒でしたが子供お客ちゃんにもかなり厳しい、と言うかキツイ。何度か様子を見に来た優しい雰囲気のフランス人旦那さんもその様子を見て苦笑いしていて、自分の奥さんキツイなぁ、という心の呟きが聞こえてくるようでした。でも商品のほとんどである子供用衣服は後ろに全部年齢別に綺麗に分けられ、並べられ、探しやすくなっていてきっちりとしておりました。
そして左店のアラブ系ムッシューはとにかくと~っても感じがよくてやり取りも楽しくて、だから売るのもうまい。どこからか仕入れたのかもらったのかわからないけど未使用のスェットの上下なんかも10セットくらいあったけど15ユーロで結構売ってました。私たちにもとっても感じよく優しくて好感度大でした。ま、だからやはり人、ですね。
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さてさて、そんなこんなでランチタイム~。
先ずは具材をタッパーにそれぞれ分けて持ってきたタコスをその場でささっと作っていただきます。水分が漏れる心配もないしサンドイッチだけより風味に幅が出て少しご馳走感なのもよいよい。せっかくの週末ランチですからね。でもこんな時も旦那は立ったまま食べながらお客様対応。そして私は座ってゆっくり食べながら、午前の部のことを思い起こしておりました。
7時過ぎに到着した時すでにちゃんとお店が出来上がり、お客さんを受け入れていた人たちは、きっと5時くらいにはここに到着し、6時くらいには開店していたんだろうな。いや、もしかしたらもっと早く来ていた人もいるんだろう。感覚はもうマルシェと一緒なんだな。お客さんも通のブロカント通いの人はとにかく朝一でやって来て探すんだな。そんなお客さんも6時前後には来ているんだろうな。そしてブロカントは9時はじまりとなってはいたものの、ここはフランス。そんなこたぁ関係ないんだ。うちらまったく甘し!でもでも、ま、いっか。こうして無事開けてるんだから。それにしてもタコスうまいわ~。などと1人でかなり呑気にね。へへへ。



              当日の午後編へつづく


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旦那が、久し振りにブロカント開こうか、と言い出してネットで我が家から遠くない場所で探したのが5月の終わり。ちなみに探し方は「brocante」という単語と自宅から近い場所を入力したそう。そして目ぼしいブロカントを見つけ、そこに記載されている申し込み受け付け日&場所に行ったのが6月の前半土曜日。9時から受け付け開始ということで旦那が一人で早く家を出て、8時過ぎに申し込み場所に到着すると、すでに長蛇の列が出来ていたそう。で、9時に受け付けが始まり、旦那の番がやっと来た10時過ぎ、受け付けの係の女性が列にやって来て、旦那の後ろ10人目だか11人目だかの人までを数え、今回はここで受け付け終了になります、と告げ、長時間並んでいた人たちが愕然としたそう。そしてギリギリセーフで受け付けてもらえた旦那はびっくり&ほっとした~、と。で、受け付けてもらった際に受け取ったのがこの2枚。1枚は申し込んだ当人(旦那)の名前と住所が書かれ、ブロカントを開く際の注意事項などの説明書きも入ったもの。
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そしてもう1枚はブロカントの場所番号で、当日はブロカントが開かれる場所が細かく区切られ、このもらった番号が自分たちのお店を開ける空間になります。ちなみに今回は場所に面した道路にチョークで順番に番号が書かれていたのですが、この番号、前日にはすでに書かれていることも多く、可能なら前日に下見に行って、自分の場所がどんな立地か知っておくことも出来ることが多いです。旦那も前日見てきて、線路の金網フェンスが後ろにあるので(線路はずっと向こう)、金網にものがかけられるよ、って。そんなフェンスがあるブロカントの時は皆、フェンスも使っていっぱいに衣服をかけているのです。
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さて、そうと決まったらブロカントに出すものたちをチョイス。私はたいしたものはなく服と靴のみ。服は3年以上着なかったものたちでこれからも着なさそうなもの、靴は結局なんだか歩き辛くて一度も外で履いてないものを3足。しか~し、旦那がブロカント雑貨からガラクタ?までたくさんあるようで、ブロカントが近づくにつれて地下倉庫に物が山積みになっていき、私は横目で眺めつつ、そのそばで洗濯機をかけたり缶詰を取りに行ったりしておりました。
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で、私の出来ることを少しはしておこうと思い、自分の服を手洗いし、大嫌いアイロンがけもやりました~。
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あ~んど旦那のヴィンテージだという変?なシャツも洗濯機で洗って(人のものまで手洗いしてられん)アイロンがけ。いつもはアイロンがけだけは完全拒否なのですが、今回はしかたないかと。旦那はぜんぜんしそうになかったものだから←だけどやっぱり好きになれないアイロンがけ…
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そして前日までに用意したものは、先ずは買っていただい時用の商品を入れる袋で、小、中、大のビニール袋たち。出来るだけ綺麗なものをたたんでそれぞれ分けておきました。
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それから、準備のための細かな道具と小物たち。先ずは値段用シール。以前はじめてブロカントを開いた時、旦那の出した大量の物たちの値段を私は知らなくて旦那がちょっといない時にお客さんがたくさん来て困ったことがあったのと、はじめに値段を伝えることが省けて便利でもあるし、実際今まで行ったブロカントでも前持って値段シールをつけている人も結構見かけていたのでこれは絶対したいなと。ほんとは前持ってシールをつけたかったのですが、旦那が、当日ブロカント場所で品物を出しながらつければいいよと、かなり適当感覚だったのです。しか~し、それはまったく甘かったのです~。ま、それについては次回②でご説明させてください。そしてその値段を書くペンはさみガムテープウエット・ティッシュメモ帳など。あともう1つ、同じ値段のものにはまとめて大きな1枚で値段を表示させたくて、厚紙を準備したかったのですが(はさみとガムテープもそのため)、旦那に探してもらったら、ちょうどいいものがないと言われ、じゃ、向こうに着いたら段ボールを切って作ればいいかと。あ、あとおつり用の小銭も用意用意。この他に大型の準備したものは、商品を置く組み立て式長テーブル、服をかけるハンガーラック&ハンガー、自分たち用のテーブル&イス、そしてテント。このテントは今パリがかなり不安定なお天気なこともあって、うちはたまたまあったからなのですが、テントを持ってきている人の割合はかなり少なめです。ただし屋根がないお店の人は雨が激しくなると午前中でもさっさと引き上げているので、とにかく天候一番。
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そして一日中なので昼食用のサンドイッチと、現地でさっと巻き巻きしようと思い、タコスの皮とレタスとサルサソースと具材をタッパーにそれぞれ準備。これらは前日の夜作って冷蔵庫に入れておいて、当日はクーラーボックスに入れました。そして飲み物はナチュラル水と炭酸水を1本ずつ(+当日にタオルとウェットタオルも一緒に入れました)。ブロカントでも食べ物の売店が出るけどケバブやサンドイッチ、フライドポテトなどの軽食がほとんどで、自分で作った方がずっと安いのでね。あ、でも先週行ったブロカントではアフリカ料理の売店が出ていて、その場でどんどこ焼いてる炭火のアフリカンチキンとスパイシーなピラフがセットになっていて、あれはそそられたわ~。お客様にもブロカントを開いてる人たちにも大人気で長蛇の列が出来ておりました。でもそんなお店は頻繁には見かけないのです。今度見かけたら絶対食べたいなぁ。


ということで、前日までに準備したのはだいたいこんな感じで、商品たちも服以外は(せっかくアイロンをかけたのにシワがつくので)ほとんど前日車に積み込んでおきました。
で、当日のブロカント開始時間は9時なので、5時半には起きて、7時過ぎには現地に着けるようにしようと話し、早寝したのです。



               当日編へつづく



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昨日は、いつものブロカント巡りの方ではなく、開く方に参加してきました。
開く方は今回で私は2回目だけどやっぱりなかなか楽しかったし、開いて改めて気付いてこともたくさん。なので、ブロカント好きな方にはもちろんブロカントを開いてみたい方などにも参考にしていただけるよう、はじまりから最後までの流れ、感じたことなどを近々まとめてご紹介出来たらと思っております。
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そんなんで片付けをすべて終え、打ち上げ?にむかったのはムール貝のチェーンレストラン「Leon」。
この時すでに夜10時過ぎですが、ヨーロッパの夏はまだ明るいのです。
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もちろんいただいたのはムール貝&ポテトフライ。
ここも久しぶりだったけど専門店なので身がぷりっとしててやっぱり美味しかった~。
で、「Leon」でも気付いた?ことがありまして。
これも全部ブロカント参加記事の中でまとめてご紹介させていただきたいと思います。
それではこれからまだ片付けなどがあるのでいったん終了させてくださいませ。それではまた~

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ブロカント巡りの今度はご近所に戻ってきて編です。
先ず初めに到着したここはチーズで有名なブリー地方のとある町。
名前が有名だしパリから離れた場所のカンパーニュで美味しいブリーチーズは作られている、ようなイメージを私は勝手に持っていたのですが、ブリー地方はイル・ド・フランスの東に位置し、我が家から車で20分かかるかかからないかで、はじめてブロカント巡りで簡単に到着した時はちょっとビックリしたのです。あの美味しいチーズ発祥の地はこんな近い場所だったのね~、って。そしてブリー地方に来る度に、あ、ブリーだ、って毎回思っちまうのです。でもそんな日本人感覚をわからん旦那は毎回新鮮驚く妻に、若干面倒臭そうな表情を見せるので(そんな気が…)、今じゃ、心の中で、あ、ブリーだ、って。これでもたまに気を遣うわたくしです~。
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さてブロカント方は今回は中規模な感じブロカント巡りでした。
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でも中規模だからって大規模だからって、いいもの見つかり度が変わってくるかと言えば、これがそうじゃないんです~。やっぱり…









なんちってなんちって~





ってブログスタイルを変えるつもりは毛頭ございません。
なので元に戻しまして。


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それにしてもブリーの町々はとても静か。
そして旧市街と新興住宅街と少しカンパーニュが混じった微妙な感じが今までの感想。
そうですねぇ、日本で言うところの東京から通勤圏内の千葉や埼玉や神奈川な雰囲気。
ブリー、チーズうめえけど案外近し。
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で、今回の新入りさんたちもご紹介。
先ずはこのリキュール入れ。
これはロマ人店が多いブロカントのロマ人店にあったもので、かわいいな、と思ってお値段聞いたら10ユーロとか言ってるから、ありえねぇ~と思ったら旦那も怒り顔で行くぞ、的だったので通り過ぎようとしたら、ロマ人ギャルソンが、いくらがいいの?って。
だから、来たか、思って、う~ん、2ユーロって言ったら、それでいい、ってあっさり。
きっとどこかで拾ってきたものだろうから基本売れればいいのかもかも。
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で、裏を見るとRだけでどこのかは不明だったのですが、かわいいから2ユーロだし、いっかって。
旦那はロマ人にはいい印象は持ってなくて、若干差別も他の多くのフランス人同様感じられるので、しばしば私とそれについてはかなり衝突します。
私なりにその理由はあるのだけど、少し説明させていただくならば、始まりは以前南イタリアを旅した時。あるピッツェリアで食事していた時、みすぼらしい恰好をしたロマ人の小さな姉妹が造花のバラの束を持って店に入って来て、売るために各テーブルを回って、そして私たち(&友人)のテーブルにも来たのですが、その時のお姉ちゃんの方が(5歳か6歳くらいかな)恥ずかしい気持ちを押し込めて必死に凛とした態度でニコリともせず無言で一輪バラを差し出して。ロマ人売りは子供でさえも媚びた態度でシルヴプレ~と言ってくる事が多いのだけどそれが一切なくて。小さな妹ちゃんの方は何もわかっておらず無邪気にただお姉ちゃんについてるだけであどけなくて。で、私たちは1ユーロで買って微笑みかけたけど、お姉ちゃんはやっぱりニコリともせず次は私たちの隣りの、そのお姉ちゃんと同じ歳くらいの1人1枚ずつの大きなピッツアを食べている子供たちがいる家族のテーブルに行ったのだけど。テーブルに座っている子供たちの不思議そうに、少し唖然と姉妹を見る、と言うより眺めるといった様子と、お姉ちゃんの、私たちの前にいた時と一緒で凛としているように見えるけど、なんか若干恥ずかしさがぬぐえないようなやっぱりちょっと悲しそうな…そんな表情が私には何とも言えない光景で、どんな気持ちだろうと今もずっと忘れられないのです。で、やっぱり親も含めた大人のせいだし、小さな子供でさえも媚びるのも、大人になって悪いことをするのも大人のせいだな、と。
だからと言ってパリの子供も含めたたくさんのスリのロマ人は腹が立つし、めっけたらとっつかまえたいくらいだし、道端で物を拾ったふりして(こっちが落とした物のように見せかけるよくあるロマ人の手口)お金を要求してきたので強くNon!言って睨んだらよくわからない言葉で罵声を浴びせられたこともあるし、そういうやからは絶対許せません。あのお姉ちゃんだって今スリになってないとも言い切れないし。でもやっぱり全員じゃないはずだし…って、思っちゃうんです。
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さてさてお次はこの花瓶で、う~ん、見るからに凝ってま~す。
なのでどこかのだろうと思ったら
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リモージュでした。でも1ユーロ。お得でした。
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そして今度はコチラ。お店の真ん中に1人悠然と座って動かないところが面白かったこれもロマ人のマダム店で見つけたスープ皿。かなり繊細で凝っていて状態もいいのですが5ユーロ。
そのマダムはどれも良心的お値段でぼったくろう気なしなのが好感度大で、旦那もちょ~っとだけ好感を持ったようでした。ふふふ。
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裏に窯の印はありませんでしたが、とても気に入っております。
これだけで5ユーロでも大満足なのですが、実は、
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大皿もついていたのです。2点とも状態がめっちゃよくてほんとマダムありがとうでした。
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最後ご紹介はコチラ。すでに先週末のごはんの際にご紹介している1枚、と言うか2枚セットで、これも状態がとても良いもの。
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これは2枚で1ユーロだったのですが、何と、
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サルグミンヌU&Cのものだったのです。U&Cの食器との出会いはこの時がはじめてだったのですが、
3月のエマウスの新入りサルグミンヌU&Cなどのブロカント食器さんたち
説明が重複しますが、このサルグミンヌU&Cは1880年~1910年の間にだけ作られたサルグミンヌでも特に古いもの。ということは100年以上前のものはブロカントとは言わず、本当のアンティークなのでこれはアンティークなのです。しかも1ユーロ!イェイでした~。

と言うことで今回ご紹介は以上になります。


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昨日あたりから少し暑くなりだしたパリ。やっと夏来たかなぁ、と。
でも相変わらずお天気は不安定で相変わらず雨が突然降りだしてきたります。
今日も午後降るのかなぁ…

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先週末ブロカントから帰って来て

新入りさんたちも早速ご紹介して

昨日ふいに

 あ。

っと思い出したのです

あの時買って1つポケットの中に入れたまま忘れていたものを



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貝パールの小さな小さな愛らしいブローチ(これも1ユーロ)

今はほとんどアクセサリ-はつけないんだけど

つけるつけないじゃなくて かわいいなぁ

って

そしてまた

あ。

っと思い出したのです


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自分で考えて宝石屋さんでリメイクしてもらった

お母さんの形見の真珠のネックレスを使ったピアスのこと

合わせてみたらなかなかかわいいかな

って

でも これに似合うような格好 今ぜんぜんしないのですよね

ってか似合う服もないかな

よし。

またブロカントだ

でも6月22日水曜日からフランスはSOLDで8月2日火曜日まで続くし

その前に今週末6月5日日曜日には「サロン・エマウス」もあるのです

お手頃にいろいろ探して楽しめる方法ありそうです


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