パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

ヴァカンスごはん

フランス在住のただの主婦ブロガーの1人ですが、
今のフランスの、世界の状況の中で、
それはしないでおいてください、と思うことがあるので、
2020年3月27日のこの記事を、
しばらく貼り付けさせていただきます。
コロナ記事合戦について 
このブログは何年もの間、
毎日、日本時間の午前0時、
フランス時間の前日17時(冬時間では16時)
に更新しております。
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今日は1日中、雨のパリ(郊外)です。
コロナで外出禁止(制限)になってから、
ほぼ毎日青空に恵まれていたのですが、
先週あたりから曇りのパリへ逆戻り。
この週末も曇りだったのでお庭ごはんは出来ません。
でも家の中でもスペシャルをと、ちょっとがんばって
パリのビストロ風を意識したメニューに挑戦しました。
まずは旦那が買ってきてくれた芍薬、すずらん、
庭咲きのバラ、ユーカリなどを合わせて、
テーブルに飾りました。
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すずらんって愛らしい姿に合うほのかな優しい香り。
花は美しさと共にその香りにも本当に癒されます。
マリー・アントワネットは、
花や自然の香りの香水が好きで、
王妃がヴェルサイユに嫁いで来る前は、
宮殿の貴族の香水はムスクなどの動物系が主流だったのが、
王妃が来てから主流は、
花や植物の香りの香水に変わっていったそう。
王妃のセンス、素敵。
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ということで、まず1皿めはフランスの有名シェフ、
ジャン=フランソワ・ピエージュさんのこのレシピ。
パリのシェフのレシピ。イカのカルボナーラ
久しぶりに作ったのですが、やっぱり美味しい~。
しかも超~簡単。我が家のお宝イカレシピでございます。
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2皿めは思いつきで作ってみた1品で、
買っておいた鴨のハムとオレンジと苺を合わせ、
カルパッチョ風にしました。
ドレッシングもオレンジ使いですが
これも美味しく出来ました。
脂も含めた鴨の風味が、
フルーツで爽やかな軽い風味になります。
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3皿めのメインも思いつきで作った、
アンコウのベーコン巻き、春野菜のクリームソースです。
アンコウがそれほどには好きじゃない旦那に、
黙って出したのですが、美味しい♪と大喜び。
ただ私はいただいてみて、
ソースをもっと軽いものにした方がさらによかったな、
と感じました。
生クリームが半端に残っていたので
使っちゃいたかったのですが、
次回は別タイプソースにしてみたいと思っております。
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デザートもありまして、
苺とマスカルポーネのムースです。
前日に15分くらいで作って冷蔵庫に入れておきました。
ちょっとお砂糖が多かったかな、
と思ったのですが、旦那はちょうどよいと。
旦那は、私には到底食べることが出来ない
甘~いお菓子も食べることが出来ますからねぇ。
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窓の外を見ればエッフェル塔が♪
な~んて。これはニュースで映っていた、
外出禁止(制限)中の今のエッフェル塔です。
でも気分気分。
終息したら本物エッフェル塔のそばの
本物のビストロに行きたいです~。
でも、日本もだけどフランスも、
お店の状況、いろいろと変わってしまいそうかな…。
大変だろうけど何とか皆さん乗り切って欲しいです。

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※ライブドアブログのトップページの画像表示に不具合があるようです。
復旧作業をしてくださっていると思うので、
しばらく見づらい場合があるかもしれませんが、
更新はいたしますのでのぞいてみてくださると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ちなみに前ページの画像は大丈夫なようです。
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皆さま、お正月はゆっくりされていますでしょうか。
それとも、家族親戚が集まって
わいわいとした賑やかな昔ながらのお正月でしょうか。
こちらパリ郊外は静かな元日となっております。でも毎年のこと。
フランスの年末年始は超あっさりしていて、
元日はお休みですが2日からは通常営業なんです。
他の祝日と変わらない雰囲気なんですよねぇ。
ということで、でもせっかくのお正月ですし、
私は日本人ですから和食ごはんを前日から準備しました。
とはいっても王道おせち料理は一度作ったら
旦那があまり好きではなかったので、
以来、和洋折衷の料理を盛り合わせた日仏おせち。
今年は、煮物、ローストビーフ、バースニップのヴェリーヌ、
フランス前菜の定番ウフマヨ、煮物の残りの里芋で作ったコロッケ、
鶏のから揚げ、かぶのぬか漬けなどになっております。
ぬか漬けは日本で会ったお友達が、
簡単に作れるぬか漬けのもとをくれまして、
それで作ったのですが、旦那がめっちゃ気に入って、
1人で全部食べちゃいそうな勢いでした。
なので。ちょっと!全部食べないで!と妻は叫びました。←ちょっと大袈裟
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お餅も三つ葉もないのですが、お雑煮も作りました。
我が家のお雑煮は私の母の味。
あまり料理が得意な方ではなかった母なのですが、
お雑煮はめちゃくちゃ美味しかったんですよねぇ。
日本にいた時、お客様にお出しすると、よくレシピを聞かれましたっけ。
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和洋折衷おせちを軽くつまんだ後は、手巻き寿司。
我が家は毎年元旦は手巻きなんです。
今年はいい海苔を日本に帰国した際、買ってまいりました。
手巻きって海苔が美味しくないとダメなんですよねぇ。
昔、日本で人気のお寿司食べ放題店に行ったら、
手巻きの海苔に風味がなくて美味しくなかったのが
ずっと心に残っております。
安い海苔を使っていたんだと思いますが、
以来、手巻きはなるべくいい海苔、と決めております。
で、フランスなので寿司ねたは少ないけど美味しくいただきました。
この後も夜も巻き巻きしちゃいま~す。
それでは引き続き、楽しいお正月をお過ごしくださいませ~。
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我が家のクリスマスごはんのご紹介です。
まずはイブの日で、アペリティフのおつまみにポムドーフィンです。
ポムドーフィンとは茹でてつぶしたじゃがいもに
卵や牛乳、薄力粉を混ぜて揚げたもの。
甘くないドーナツのような感じですが、
おつまみにイケるんです。
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2品めはパリのビストロでいただいた
海老入りのヴェリーヌが美味しかったので再現。
思いだしながら作ってみましたが美味しくできました。
海老の下は二層のピュレになっているんです。
ちなみにヴェリーヌとはガラスの器に入れた前菜やデザート。
器をガラスのものにするだけでおしゃれ感が出るので、
この簡単方法おすすめです。
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お魚は帆立のソテー、菊芋添え。
それに瓶詰のつぶつぶトリュフをかけました。
綺麗に盛り付けたいと思ってそちらばかりに気がいき、
お味的にバランスがいまいちでした。
菊芋が多過ぎたかな、と。
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メインはカネット(メスの鴨)のローストです。
マルシェのお肉屋さんでおすすめしてくれたものを買いました。
はじめてのカネットでいいものだったので失敗したくないと思い、
かなり温度と焼き時間に気をつけたのですが、
いただいたら、うまみがつまってて柔らかくてすご~く美味でびっくり!
旦那もデリシューだと大絶賛。
デリシューはなかなか出てこない言葉なんです。
これはレストランで出てきても嬉しいかもしれません。
でも私の腕ではなくお肉そのものが素晴らしかったのです。
さすがお肉屋さんおすすめのお肉。
また買ってこよう!!
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で、クリスマス当日のメニューです。
ヴェリーヌが1つ残っていたので旦那に食べてもらって、
お次は帆立とオレンジのタルタルに2種のソース添え。
ハーブのソースが少しゆるかったのですが、
とても美味しく出来ました。
これは我が家の定番の1品に決定です。
ちなみにソースは前日に作っておいたので
この日は材料を切って、サラダを洗っただけです。
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お魚はミ・キュイ(半生)のサーモンの白ワインソース添え。
料理番組で三ッ星シェフさん(名前忘れてしまいました…)が
紹介なさっていたものを作ってみました。
これも美味しかったです。
ただし、シェフさんの盛り付けはもっと洗練されておりました。
イクラがもっと少なくて美しかったです。
イクラもっと食べたいと思ってつい欲張ってしまいました。
お肉はカネットをまたいただき、
デザートはアイスケーキを買っておきましたが、
食べれませんでした。
わたくしとしては鴨ちゃんが成功したのでほっとしました。
次は年末とお正月のごはん考えなくちゃです。
やっぱ和食だわ♡

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今日から通常通りの日々がはじまったここフランスです。
昨日の天気予報では今日は雪と言っていたのだけど今朝はまだ降っておりません。外れるといいなぁ。
さて我が家のお正月元日のごはんのご紹介です。さすがに和食。お正月にフレンチとかありえません。
数年前までは日本時間に合わせてカウントダウンをし、ネットで紅白(ガキ使いにも変えつつ)を途切れ途切れでも観、日本酒を飲む、ということもやっていたのですが、さすがにやめました。
やはりそれは日本の雰囲気の中でやるのがいいんだなぁ、とわかりまして…。
はい、じゃ、まず1品めは旦那と私の大大好物の、銀杏の素揚げです♪
12月30日に大型アジアスーパーに行ってめっけました。ある時とない時があるんですよね。
揚げたてに軽くいい塩を振って、独特のもちもち感が何とも言えません。
去年の新年に知り合いさんのお宅にお呼ばれした際はおつまみに持っていったら大人気だったんです。
フランス人も好きになる確率高しですよん!
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2皿めは同じスーパーで豆苗があったので嬉しくて迷わず籠に入れてのコチラ。
Cpicon 豆苗と油揚げの煮びたし by **rose**
ほんのり甘みのある薄味のおだしで煮た豆苗のシャキシャキとだしがしみたお揚げが美味しい。
これ大人気レシピさんなのですが納得ですねぇ。簡単ですし。
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お次ははじめての塩味の筑前煮でコチラ。
Cpicon 筑前煮サッパリ塩味バージョン by subaru2007
日本のお友達が、美味しいよ、と何度も言っていて、今年の筑前煮はこれ、って決めていたのですが、
ほんとあっさりで飽きないお味。定番もいいけどこれもとってもよいです。
煮物はあまり好まない旦那もよく食べてくれたので我が家の新定番になりそうです。
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そしてマルシェで買ってきた生牡蠣です。12個で中の大きさで8ユーロくらいだったのですが、
1個余分に入っておりました~。2016年最後マルシェだったのでサービスしてくれたのかな。
旦那は生牡蠣を食べないので私がいただき、残りは今日パスタにでもしようかなと思っております。
開けたて新鮮で(旦那は食べないくせに開けるのが上手で早いです)美味しくいただきましたが、
お腹の弱い私、生牡蠣をいただいた夜中は若干不安が過ぎらせながら眠りにつくのですが、
大丈夫でした。そんなんなのに食べたいというこの食い意地って…。
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旦那にはマテ貝の酒蒸しにちょっとお醤油とバターを最後にたらして。
でも私もマテ貝大好きなのでちょっといただきましたよん。
このマテ貝、日本にいた時は関東の私、食べたこともなければ知りもしなくてフランスではじめていただいたのですが、西日本では結構召し上がる方がいらっしゃるみたいですね。
美味しいので関東でももっとポピュラーになればよいのに。
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そしてお正月には私は(が)絶対お寿司を食べたいので、我が家定番ラップで簡単握り寿司です。
具材はイクラ(瓶詰を買ってきました)、ネギトロ、ホタテ、サーモン、マグロのたたき風(ゴマ油でさっと焼いて生姜で)、海老となっております。ほんとになんちゃって寿司ですが、
これでも私には十分嬉しいのです。
ちなみにマグロは31日の朝、旦那が魚屋さんを何軒か回ってマテ貝と共に買ってきてくれました。
この時期はマグロも人気でどこもすぐなくなってしまうのです。
旦那がマグロ探し旅から帰ってきた時は、ドキドキしながらマグロあった??
と第一声にそれを聞いてしまいました~。
だってマグロがないとねぇ、お寿司ですもの。
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そしてシメはお餅なしなのでお雑煮と言えないのですが、私の母の味のお雑煮風お汁です。
お餅は好きですが食べきれないのでここ数年買っていないのですが、鶏だしの母味が大好きでお正月にはジャポンでの楽しかった家族でのお正月時間を思い出しながら必ずいただきます。
これ、旦那もとても好きで、旦那は私の母にも父にも会ったことがないけど、味を通してつながっているような気がして、美味しい、って言ってもらえるのがわたくしも嬉しいのです。
ということであっさりと過ぎ去るフランスのお正月ですが、今年も和食ではじめられてここは遠く離れた異国だけど、恵まれているな、と改めて思っております。幸せと思っております!
大気汚染はすごいけど~。きゃん!



あ!!




今、ほんとに今、雪が降りだしました~

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もう日本ではす~っかり、紀文とか初詣のCFがかかりまくり、クリスマス気分はとっとと過ぎ去ったと思うのですが、ノエル当日のごはんをご紹介させてください。
まずはアペロのおつまみカナッペで、ローズ色アンディーブ(チコリ)に鴨ハムとリンゴとクルミやカシューナッツなどのをのせ、EXVオリーブオイルとハチミツをさっとかけた1品。
思い付きで作ってみたのですが簡単でなかなか美味で旦那にも大好評でありました。
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2皿めはまたまた前日に引き続き大好きホタテでカルパッチョに。
いつも通りカルパッチョの時にはまずお皿ににんにくの香りをキュキュキュっとこすりつけ、
あとは材料をどんどこのせ、いろいろな野菜を少しずつトッピングし、削ったパルメザンとEXVオリーブオイルとレモン汁をぎゅっと絞りました。美味しいですが、でもいつもの味だったので、今度はもう一工夫、何かしたいな、と思いました。
今ちょうどTVで若い料理人のコンペティション番組が放送されていて観ているのですが、番組の進行役的役割でジャッジ担当でもある料理人のフィリップ・エチュベストさんがよく言うのが、美味しいだけじゃなく、オリジナルが寄り添っていなくては、と。それを踏まえていつも審査なさっていて、厳しいけどすご~くそれが理解できて、私はただの料理好きな(ってか食べるのが何より好きな)一主婦ですが、と~っても勉強になるのです。
それにしても若い料理人さん(十代も多い)の腕がドレッサージュ(盛り付け)も含めすんごいです!
それを見ていると、やっぱりフランス料理すごいなぁ、と思わずにはいられません。
日本人のフランス料理人さんがたくさんフランスに来て修行しているけど、本場で学びたいのがすごくわかるし、修行した方たちが日本に帰って活躍し、日本にフランス料理の素晴らしさと味を伝えてくれるのって、すごく素敵なことだなぁ、って思うのです。
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メインは前日のブルグルのピラフを詰めたウズラのローストがまだたくさんあったので、
でも同じものを出すのもあれなので、お肉をほぐし、ブルグルと混ぜ、ちょっとフォトじゃわかり辛いのですが、生野菜のマリネをのせ、ヴィネガーだけで和えたベビーリーフを軽くトッピングしてみました。
これがなかなか美味しくで、前日はマッシュルームのクリームソース添えだったので、
今度はあっさりヴィネガー味なのが対照的で変化があってよかったみたいです。
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このあとはスーパーマーケット「LIDL」で買ってきたちょっと特別なチーズいろいろセットをいただいて、どれも全部すごく美味しくてびっくり!
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最後には前日には買うのを忘れてこの日の午前中、旦那が買いに走ったガトーをいただいたのですが、
スーパーで売ってるアイスデザートですが意外に美味しくて甘みも抑え気味で大満足。
こうして買ってきたものも多くいつもよりはラクした今年のノエルごはんなのでした。
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お皿もささっとご紹介させてください。
先ずはフランス北東の「サンタマン」の1枚。
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ホタテちゃんには「チェコスロバキア」の1枚。
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ウズラちゃんにはイギリス製のもの。
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アイスデザートは「ディゴワン」となっております。
それではいよいよほんと~に年末間近となってまいりましたが、
どうぞ風邪などひかれませんよう、あとジャポンではノロウィルスも流行っているようなので、
それも気をつけつつ元気にお過ごしくださいませ。
年越し&新年は日本ほど盛り上がらないここフランスではありますが、
わたくしも少しは日本人らしい年越ししたいな、と思って準備に入ろうと思っております。
でもブログ更新はしてまいりますのでお時間のある時、ちょっとのぞいていただけると嬉しいです!

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