パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

フランスの不思議

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は10度、最高気温は21度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。

フランスの花粉の飛散開始はだいたい3月からで、花粉症の私も3月から始まっています。

ただし私は3月は喉がいがいがする程度なので、ぜんぜん大丈夫。

でも5月に入ったら要注意。

花粉ピーク突入期に入るからです。

5月に入って、まだ大丈夫だな、あれ?今年はそれほど花粉症ひどくない?もしかして身体が変化して花粉に強くなってきたかも?

な~んて甘いことを考えていると、ある日1日中涙が止まらなくなり、鼻づまりが酷くなって、夜中仰向けに寝ていても水のような鼻水が溢れたれ落ち、息をするのも苦しくて、眠れない夜がやって来ます。

とにかく苦しい日々が、私の場合6月の終わりまで続きます。

しかも今年は花粉飛散量が多いとニュースで伝えられておりました。

なので、少し前にアレルギーの専門医の先生のところに行ってまいりました。

薬局の市販の薬は私にはまったく効かず、先生のとこて処方してもらったお薬じゃないとだめだからです。

IMG_8493

ということで、ここがアパルトマンの一室にある診察室。

診察を受けるために来たけど、待合室の壁が明るい黄色で病院的な雰囲気がそれほど感じられないので、気持ちも何となく明るくなります。

フランスの医療機関に何度か行ってみて思うのは、日本の医療機関ももっと明るい雰囲気にした方が患者さんの気持ちのために良いんじゃないかな、ということ。

日本の古い病院とか、信じられないくらい陰鬱な雰囲気でこれじゃあ身体も心ももっと悪くなりそうだな、というところありましたから…。

で、この後、先生に呼ばれ診察室の中へ。

フランスの国民健康保険(Sécurité sociale)の保険証、カルト・ヴィタル(Carte Vital)を見せてから診察を受け、診察料は50ユーロちょっと。

ここでいったん自分で支払いますが、後で全額戻ってきます。

というのも、国民健康保険で全額負担してもらえる場合もあるし、もし自己負担が発生すれば、我が家が入っている任意保険のミュチュエル(Mutuelle)で全部カバーされるからです。

そして処方箋も無事ゲット。

IMG_8611

で、薬局でお薬を買ってまいりました。

左上2つが目の洗眼液と目薬。

右上2つが鼻清浄液と点鼻薬。

下2つがアレルギーのお薬で、大きい方がそれほど強くないもの。

小さい方がかなり強いもので、本当に辛い時用。

で、今週からそれほど強くない方を飲み始めましたが、そろそろ鼻づまりが悪化してきたので、近々強い方を飲まないとかな、という感じです。

強い方を飲み始めると2日めくらいから症状がぐぐんと良くなって、ほぼいつも通りの体調になります。

普段は出来ればお薬は飲みたくない派ですが、花粉の時だけは別。

日本にいた時からこれは決めております。

で、このお薬を買う時もカルト・ヴィタル提示で、強いお薬以外は無料。

なので5ユーロちょっと払うだけで済みました。

日本での処方箋の薬代というのがいくらぐらいだったか(もちろんものにもよりますが)ちょっと覚えていないのですが、フランスの国民健康保険とミュチュエルは結構頼りになるな、と思います。

それと処方箋は今年は何度も使えるので、花粉のお薬がなくなったら、また薬局に持っていて同じものを買うことが出来ます。

なので今年はほぼ安心。

春を思う存分楽しみたいと思います♪

ところでフランスも年々花粉症の人が増えていて、1962年は3%だったのが、今年は30%、そして27年後の2050年には50%にまで増えるそうです。

日本にいた時、花粉症に効くというものは何でも試したし、レーザー治療も受けたけどまったく効果がなくて、やはり専門の先生が処方してくれるお薬に頼る日々でした。

で、フランスに来ると決めた時、フランスに杉の木は少ないらしいから、花粉症出ないかもな、なんて期待したのですが、そんなこたぁありませんでした。

フランスではフランスの花粉にしっかり苦しめられます。

なので一生花粉症、覚悟しております…。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は10度、最高気温予想は17度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。

少し前に我が家のネット回線工事があって、プロバイダから請け負っている会社から、工事の人がやって来ました。

とても感じの良いアフリカ系フランス男性で、旦那も手伝いながら2時間くらいかかって無事工事が終わったのですが。

その時に旦那が10ユーロのチップを渡したら、彼がとても喜んでいたそうです。

と言うのも、今はチップをくれる人がとても少ないんだそう。

しかも、毎日決まった件数の工事がノルマになっていて、それがどんなに夜遅くなっても残業代は出ないそう。

パトロン(社長)がそういう考え方なのだそうで、日本でだったらわかるけど、フランスでもこういうブラック企業があるんだな、とちょっとびっくりしました。

フランスは週35時間労働が決められていて(日本は42時間)、フランスの長い夏のバカンスは良く知られていますが、そのバカンスも含めた5週間の有給休暇も普通だったらしっかり取得出来ます。

ただし例外もあって、たとえば旦那は週39時間労働。

それも可能で、小さな会社で人数が少ないので、1人1人の労働時間が増える分、お金で多くもらいます。

これは法律で決まっていて、残業も含めサービスで働くことは一切ありません。

なので働き方と仕事に対する考え方が、日本とフランスではまったく違うな、とフランスに来てつくづく感じていたし、フランスではブラック企業があまりないと思っていたけど。

お金にがめつかったり執着していたりするパトロンだった場合、やはりあるんですねぇ。

で、もちろん違法なのですが、我が家に工事に来てくれた彼も含め、働いている人たちは失業したくないので、しかたなく従っているそうです。

でももし、働いている人たちが団結して訴えてパトロンの違法がバレれば、パトロンは結構な額の罰金を払わなくてはならないし、違法行為は続けられません。

フランスは労働者の国なので、団結すれば強いはずです。

でも場合によっては会社を閉めることになるかもなので、失業したくない人たちにはそれが恐いのでしょうかねぇ。

で、技術を持っているのだから、いつかブラックじゃない企業に移れればいいね、とぜんぜん関係ない私たちだけど、旦那と話しました。

それから、今回のことではフランスのチップについても思うことがありました。

日本に住んでいてヨーロッパに旅で来ていた時、正直、日本にはないチップ制のことがわからなくて、面倒臭いし、なければいいのにな、と思っておりました。

でもフランスに来て、チップの感覚が少しずつわかってきて、自分なりに無理なく自然に対応出来るようになりました。

基本は、必ずあげなくちゃいけないものではないということ。

しかも今はカードで支払う人が多いので、チップをあげる人がかなり減っているようです。

なので今、在住日本人の中には、チップは「service compris」としてすでに料金の中に含まれているから、自分に特別なサービスしてくれた場合以外は基本的には払う必要はない。

と言っている人が結構います。

でも、なんかそれは正直、ちょっと残念な気がします。

誰かに特別な対応じゃなく、誰にでも気持ちのよい対応というのが、サービスのプロとして、人として1番素敵じゃないかな、と、私はですが思います。

なので、自分にはもちろん、お客様皆に同じように気持ちよい対応をしている人は、この人いいな、この人にあなたの仕事ぶりは素敵です、って伝えたい、お礼を言いたい。

(自分に特別のサービスしてくれた場合ももちろん嬉しいですが)

そう思って、ささやかな額ですがフランス流のチップという形でお伝えしております。

節約家の旦那もそれは同じ。そこんとこは節約してないな、と思います。

ただし、つい数日前、私が3ユーロのフェイスパックマスクを買うと言ったら、ちょっとぶつぶつ言っていて、それはすっげぇ~むかつきました。

アジア女性は何もしなくても激しくは老けないし太らないと思ってるのかよ!と。

こちとらお金をかけず毎日毎日小さな努力積み重ねてんだよ!と。

あ、思わず鼻はふがってしまったので、話を戻しまして。

それから「service compris」に含まれているから、と言っても、お店の売り上げとしてまとめられてしまうと、例のブラック企業のパトロンのように、金にがめつい人間の場合、パトロンが社員に還元しないことも十分考えられます。

そういう人間は国に関係なくた~くさんいることを、日本とフランスに住んでつくづく感じております。

でも結局、そういう場合、回り回って何かの形で自分に戻ってくるように思うんですよね。

なのでお金持ちでもそうじゃなくても、どこかでちゃんと潔さがあって程よいマナーが大事かな、と、思っております。

で、とにかく素敵なサービスをしてくれた方には、フランスらしいほんの気持ち的なチップを、自分なりに楽しんで心掛けるようにしている今です。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は8度、最高気温予想は14度で、お天気は小雨となっております。

半年くらい前、旦那と駅前を通りかかったら、見覚えのある人が駅から出てきました。

街のセントラルのバーやマルシェのバーでよく会うムッシューです。

ムッシューはもう1人の男性と2人で話しながら、私たちに気付かないまま通り過ぎて行きました。

で、駅にいるなんて珍しいね、と旦那に言うと、旦那が言いました。

彼、働き出したんだよ、と。

ええ~、ついに!と私びっくり。

と言うのも、ムッシューはかれこれ6、7年、失業していたからなんです。

以前は仕事でフランス中を飛び回ってバリバリ働いていたようなのですが、バーでたまに話すようになった時はすでに失業中。

で、いつも誰かに一杯奢ってもらえるのを待っていて、皆もだんだんそれに気付いてきていたんです。

しかも、誰かが仕事を紹介するよ、と言っても、失業手当でもらえるお金と、働いてもらえるお金とを比べるのか、なかなかやりたがらないよう。

なので、さらに皆も避けるようになっていく、みたいな感じだったのです。

私たちもここ2、3年は挨拶するだけで、正直、奢らされないよう避けておりました。

そのムッシューがついに働き出したのです!

良かった~、と本当に思いました。

だって失業手当や生活保護で何とかやっていけるとしても、やっぱりちゃんと働いた方がどう考えてもいいですもん。

贅沢しなければ、食べたいものも飲みたいものも自分で好きにいただけますしね。

それに正直、奢ってもらうのを待つ姿を見るのは哀しいものがありました。

で、それを知ってから、バーで見かけるムッシューの変化にも改めて気づきました。

もう奢ってもらうのを待っていることはなく、普通に自分で払って飲んでおりました。

駅の近くのカフェでも、仕事帰りらしくテラス席でビールで一息ついてる姿なんかも見かけて、こちらも何かほっとするような気持ちになりました。

ところが先週行ったマルシェのバーで、偶然、お馴染みさん2人といるムッシューと席が隣同士になり、旦那が隣の会話がちょっと耳に入ってしまったと、3人が去ってから言いました。

それは、ムッシューがまた、失業した、と言っていたというのです。

私は唖然として一瞬声が出ませんでしたが、旦那は軽く苦笑い。

そう言えば、駅で見かけて、ムッシューが働き出したことを知り、私が大喜びした時も、旦那はかなり淡々としていたんですよね。

それは、長く続くかどうかと過っていて、そしたらほんとに長く続かなかったので、そんなあっさりとした反応になっていたのかもしれません。

ということで、ムッシューはまたしばらく失業保険か他の何か社会保障の手当をもらっての生活ということになるのだろうと思います。

ムッシューの年齢は知らないのですが、おそらく50代半ばか後半くらい。

ニュースでご存知の方も多いかと思いますが、昨夜フランスの憲法院は、年金受給年齢を62歳から64歳に引き上げるというマクロン政府の年金改革法案を合憲と判断し、マクロン大統領が即、法案に署名して成立させました。

それもあり、ムッシューの年金受給がいつになるのかわかりませんが、あと数年、もしかしたらこの働く、辞めるの繰り返しになるのかも、と過ります。

フランスはこの繰り返しをする人がとても多いんですよね。

ちなみに。

働き、失業し、失業手当をもらい、手当が終わったらまた働き、を長年繰り返して、現在1000ユーロの年金をもらっている人の話を聞いたことがあります。

少し前に、たとえ困っていなくてももらえるものはもらう、というフランスの生活保護受給の状況について書きました。

フランスの働かない人々と生活保護受給

この生活保護だけじゃなく、失業手当も、意図的に働く&失業手当をもらうの繰り返しで年金を受給することに対しても、フランスは甘いところがあるのは否めないんですよね…。

フランス政府は年金受給年齢の引き上げ引き上げ言う前にまずは。

移民や外国人を含めたたくさんの働きたくないから働かない人たちや、不正利用者を生み出しているフランスの甘い社会保障制度の徹底的な見直しを先にすべきなのじゃないのかな。

なんて思ってしまいます。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は13度、最高気温予想は18度で、お天気は晴れ突然雨がときどきとなっております。

道で会うといつも笑顔で手を振って「ボンジュール!サヴァ?(元気?)」

と言ってくれるとても感じの良い、旦那とも顔見知りのムッシューがいたんです。

ところがある日突然、そのムッシューが私を無視するようになったんです。

で、あれ?私何かしたかな?いや、でも何もしてないよな。

と思っていたんです。

それが3年か4年くらい前で、それ以降無視のしかたがさらにキツくなっていって、あからさまにツンツンとした態度になっていったんです。

で、何だこの人、と思って、私の方も完全無視するようになったんです。

なのですが少し前に旦那と2人で外出しようと家を出た時、そのムッシューが私たちの前を歩いていて、旦那が後ろからちょっと驚かすように楽しそうに「ボンジュール!」

と大きな声で声をかけたのです。

そしたらそのムッシュー振り返ってめちゃくちゃ驚き、若干顔をひきつらせながらも笑顔で「ボンジュール!」

と旦那と、そして私にも言ったのです。

顔を引きつらせていたのはおそらく、ムッシューが私を無視していることを、私が旦那に言っていると思っていたのに、旦那が感じよく挨拶したからかな、と予想しております。

たいしたことじゃないので、旦那に何も言っていなかったのですよね。

その後なのですが、わんこ散歩の時にまたムッシューと会ったのですが、また無視再開でした。

私が1人の時だけ無視するんですよね。

で、昨日初めてその事を旦那に話してみたのです。

そしたら、たぶん理由はあれかも、という事を旦那が話してくれてビックリ。

それは、ムッシューのアジア人の奥さんが、娘さんを連れて数年前に出ていっちゃったようだという事。

旦那はその奥さんとも顔見知りだったので、事情を何となくわかっていたようなんです。

なのでムッシューはたぶんアジア女性に対して良い感情を持たなくなったのかも、と。

で、ああ、そういう事か、と突然無視の謎が解けたというか、理由(たぶんですが)がわかってちょっとすっきり。

でもちょ~っと引っかかるのが、いろいろ事情があるのだろうからしかたないよ、とムッシューの私への無視を旦那が妙に理解していること。

やっぱりどう考えてもあたし関係なくないか?

と思っちまうんです。

フランス人、心が小さいんだか大きいんだか。

っつうか、た、た、たんじゅ…?

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今日のパリの気温は朝は9度、最高気温は16度で、お天気は薄曇りとなっております。

2008年にパリにやってきた時はフランスの失業者率は世界一と言われていて、実際にパリを歩いてもホームレスがとても多かったので、世界一の失業率は本当だと思っておりました。

でもフランス人と結婚して、フランスに住んで16年めの今は、あの時のフランスの失業率世界一というのは事実とはかなり違うことを知りました。

それは、働きたくても仕事がなくて働けない。

ではなく。

働きたくなくて働かない。

という人がとても多いことを知ったからです。

理由は、フランスの社会福祉制度がとても甘いから。

この記事では、パリでは小さな部屋に住み、質素な暮らしをしているけれど、実は自国では自宅と別荘2軒の他に広大な葡萄畑も持ち、人を雇ってワインも作っている旦那の知り合いのことを書きました。

在住外国人のフランス&自国、真逆な二重生活の話

でもこの人は一応働いているのでまだマシな方かもしれません。

フランスには健康なのに働かず、フランスの生活保護RSA(Revenu de Solidarité Active)を受給している人も多いんです。

もらえるものはもらう、というのがフランスに住んでいる人たちの考え方なので、フランスに住んでる外国人もたくさん受給しております。

ニースに住んでいた時のアパルトマンのお隣さんはイタリアのサルディーニャ島出身の女性。

仕事は週に2、3回、裕福なお宅の清掃の仕事をしていましたが、おそらくノワール(闇労働)。

何度か、今日は社会福祉事務所に行って生活が大変なことを説明してきた、と話していたので、生活保護を受給していたのだろうと思います。

でもそれほど生活に困ってるようには見えず、お金を貯めているのでいつかアパルトマンが欲しい。

と話しておりました。

彼女のように1人暮らし(娘さん2人は自立)の場合は、現在だと1ヶ月600ユーロ近く受給可能なようです。

カップルの場合は2人で約870ユーロ。

子供が増えていくとさらに受給額が増えていきます。

パートナーが失業していたり、個人で仕事をしていて収入が減った場合も受給できるので、コロナ禍の時には受給する人がかなり増えただろうと思います。

本当に困っている場合はもちろん受給すべきだと思いますが、そうじゃない場合もとても多いので、それが問題なんですよね。

子供が増えていくと受給が増えるので、そのため?にとにかく子供をどんどん作る人もいます。

そんな場合、真面目に働いている人より収入が多いというのも珍しくありません。

旦那の知り合いヨーロピアンもですが、自国での収入をおそらくフランス側は自国に照会していないようなので、フランスでは低所得者扱いで受給している、ということもあるようです。

日本のように、生活保護を受給することは恥ずかしいこと、という考えがまったくないことや、申請に厳し過ぎない点はとても良いと思うのですが、利用、悪用している人がたくさんいるのも事実。

旦那は昔、早朝仕事に行くためにアパルトマンを出る時、同じアパルトマンに住んでいる無職の同じ年代の外国人の男性に窓から、僕のために働いてきてね、と笑って手を振られたことがあるそう。

なので、フランスの甘い社会福祉制度を少しでもズルして利用することも、もらえるものはもらうという考え方も大嫌い。

これとまったく同じことを、やはり奥さんが日本人で旦那さんがフランス人の、その旦那さんが言っておりました。

なので、こういったプライドを持っているのは、フランス生まれのフランス人が多いのかな、と。

昔アロカシオン申請に失敗した女ですが、感じております。

今だからわかる。私がフランスの住宅手当アロカシオンに落ちた理由

でも自分も外国人だからなのか今でも、あの時受給出来ていたらな、と、やっぱりちょっと思っちゃうことがありますけどね…。

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