パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

septembre 2015

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今日もいいお天気のパリ地方です。
でもなんだかどんどこどんどこ秋空でして、べべ散歩の時はすでに長袖かGジャンなんかを羽織っております。早い~。
でも散歩と言えば、昨日のお散歩の時、いつも通る道で中学生くらいの男の子たちがワイノワイノしてて、ちょっとうるさそうだな、面倒臭そうだな、と思いながら通り抜けようとしたら突然爆竹投げやがって、私たちにではないけど、でもポーもミューちゃんも驚いて恐がってパ二クって。んだから母ちゃんもう、ムカ~っきて、
ちょっと止めて頂戴よあんたたち!!
って。もう鼻これでもか~、いうくらいおっぴろげながら怒って言いましたよ。
そしたら1人の子はオレじゃねぇよ~、かなんか言ったり、別の子はペラペラ薄っぺらい鼻紙みたいにヘラヘラ笑ってて。
で、私はポーとミュミュを引っ張って、来た道を走って引き返したのです。そしたらそしたらペラペラ鼻紙ぼうずがま~だヘラヘラしながら走り去る私たちを見るために追いかけて来て嘲笑しててねぇ。旦那がいたらめっちゃ怒って大変なことになっていたかもしれません。マナーがなってない人とか失礼な人とかにかなり怒る人ですから。時間にも遅れずルーズなことも嫌いな男です。髪を短くし過ぎた時は妻に仁義にうるさいヤ〇ザみた~い!と大不評だった男です。
あ、でで、家に帰って来たらポーもミューもだいぶ落ち着いて、母ちゃんの、おやつで過去の悪い記憶はどっこへやっちまおう大作戦もうまくいって、母ちゃんもほっ。ま、でもそんなこともありますね。賢い子、おバカな子、大人びた子、とにかくうるさい子、女の子のことばっかし考えてる子、男の子の目ばっかり気になる子、真面目な子、食いしん坊な子、エクセテラ…いろいろな子がいますいます。それに一概に〇〇な子、とも言えませんしね。ま、とにかく皆にケガがないだけでよかったよかった。うんうん。
じゃ、ごはんのご紹介で~す。お花は旦那が買ってきてくれたバラの少し元気がなかった子たちを短く切ってうんと水分吸わせも兼ね飾りました。
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アペロのおつまみはさっと茹でたブロ茎をお魚のハムで巻いて、後ほどちょこっとご紹介させていただくフロマージュ・フレの一種であるラ・フェッセルでちゃちゃっと作ったソースをかけました。これがあっさり結構イケるのです~。
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そして1品めはコチラ。
Cpicon 白インゲン豆とチョリソーのポタージュ by milketmoi
瓶詰の白インゲン豆を使ってミキサーで超~簡単!火を使いません。の、わりには優しくあっさりした味わいで美味しいです。温かくても冷たくてもOKです。あ、温かくする時は火が必要ですが。
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お次はコチラ。
Cpicon 半生じゃがいもとアンチョビーのサラダ by milketmoi
久し振りに作ったのですが、自分で言うのまたずずしい話ですが、美味しい~。シャキシャキのじゃがいもとアンチョビーの風味とヨーグルトの酸味がきいたドレッシングがめちゃ合います!
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お次もアンディーブ好き旦那のお嫁になってから自分が得意になった、アンディーブとハムのグラタンです。このお料理のポイントはアンディーブの苦みを美味しい苦みにすること。お砂糖が大事ポイントです。旦那は今までで一番美味しいアンディーブのグラタンだと言ってくれております。ちょっと自慢でしょうか。すみましぇん。
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メインはコチラ。
Cpicon 簡単♪ささみのガーリック青海苔ピカタ♪ by naonaos
大人気レシピで初お試しです。我が家には青のりがないので代わりに焼き海苔を細かくしたもので作ってみました。お肉がめっちゃ柔らかくてびっくり!ガーリックきいているけど卵使いなので見ため以上にあっさりです。美味しい~♪

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et

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こちらがそのrains社の「La faisselle(ラ・フェッセル)」です。
なぜに紹介かと申しますと、脱水過程途中で食べるというちょっと珍しいフロマージュ・フレなのでちょこっとご紹介、と。
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こんな風に中に水切りかごが付いた二重構造になっているのが特徴です。
味はあっさり淡泊でフロマージュ・フレに出来立て柔らか豆腐みたいなのをちょっと足したような感じでしょうか。
で、先ほどアペロでご紹介した簡単さっぱりソースなど気軽にお料理に使ったり、
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小腹が空いた時にはこんな風にメープルシロップとスペキュロスのビスケットの砕いたのをかけていただいてもするっとイケます。
ヨーグルトにも少し風味が近いしヨーグルトと変わらないお値段なのでとにかくお手軽お気軽なのです。
rians社の製品では以前もコチラ、
我が家の定番お気軽シェーブルチーズrians社のle Crottin de Chèvre
をご紹介させていただいておりますが、他にもデザートもたくさんの種類が出ています。
その中のいくつか試したのは甘みが抑えられていて、甘いもの好きな方ではない私でも結構美味しくいただけました。ま、ボンヌママンも美味しいですけどねぇ。



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相変わらずお母さんは
身体があまり丈夫ではないのだけど、
それでも一緒に暮らせることが
なんだか幸せなことを感じていて。
旦那も外国人だけどお母さんの
ゆっくりなペースを
わかっていてくれるのもありがたかった。
けれどある時、ふと思った。
あれ、私たちお母さんのお葬式しなかったっけ?
したよねぇ。あれ?って。
で、小さな日本家屋の我が家の一階に
同居してる中学生の姪っ子にそっと話してみた。
ねぇねぇ、お母さんのさ
(姪っ子にとってはおばあちゃん)、
お葬式しなかったっけ私たち、って。
そしたら姪っ子が、
うんうんそうなんだよね。私も思ってた。
お葬式したよね、って。
ってことは、お母さん死んでる?って。
それから2人で少し考えてみてから、
一応本人に確認してみよう、
と言う事になり、お母さんに言ってみた。
あのさ、お母さん、驚かないで聞いてね。
私たちお母さんのお葬式したような気がするんだけど、
もしかして死んでない?って。
そしたらお母さん、そうなのよねぇ、って。
あっちの世界に行って3ヶ月目に、
あっちの世界になんとか慣れましたね会があるんだけど、
紅茶とクッキーでそれをしてもらった覚えがある、って。
ってことは…お母さん幽霊、ってことかねぇ、って私。
そしたらお母さんも、かしらねぇ、って。で、
でもね、お母さんが幽霊でも何でもいいから
こうして一緒に私暮らし続けたいから
出来ればあっちへ戻らないで欲しいの、と言うと、
そう?じゃ、moiちゃんがそう言うならこっちにいるわ、
って気軽な幽霊母さん。
で、私はほっとしたわけです。
そこで夢から覚めて、あ、やっぱり夢か、
やっぱり幽霊のお母さんもいないや、
って、天井をぼんやり眺めながら思ったのです。


                   〈昨日2015年9月1日の朝方の夢より〉

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サンマルタン運河辺を久し振りにちょっと歩いた夏の午後。

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以前も書いたけど、パリに住み始めた頃(2008年)にここには結構な数のホームレスがいたのですが、今はまったくいなくなりました(厚顔平然復帰サルコジの追い出し作戦のせいではと私は思っているのですが)。毛布に全身包まって寝転がっていて、見え隠れしていた左手の薬指に結婚指輪がついていたホームレスもいて。それぞれにいろいろな事情があるのだな、と思ったものです。人間社会で生きて行くというのは難しいこと、悲しいこともたくさんありますし。

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1938年に作られたマルセル・カルネ監督の映画「北ホテル」でよく知られたそのまんまネームの、今はレストランになっている北ホテル。マルセル・カルネと言えば1945年の映画「天井桟敷の人々」も有名ですが(寺山修司主宰の劇団「演劇実験室天井桟敷」はこの映画からつけられたのもよく知られていますが)、私も観たには観たのですが、まだほぼ子供だったせいか何か途中で寝ちゃったんですよねぇ。情けない。途中で寝ちゃう映画と言えばスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」も3回挑戦したけどど~しても寝ちゃう…。しかも最初の10分くらいでもう睡魔に襲われる…。そう言えばお友達の痰壺Y子ちゃんはマルセル・カルネ作品の中でも1942年の作品「悪魔が夜来る」が確かお気に入りだったと思います。その映画タイトルにも魅かれたのでは、と私は思っています。悪魔とか、奇怪とか、そういいうのが好きなんですよねぇ。

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さてさてちょうど運河にクルーズ船がやって来て人が集まりだしたので私もつられて行ってみました~。

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こじんまり運河に夏の観光客を乗せた船が通って。

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水門が閉じられます。
ヴィレット貯水池とア-セナル港をむすんでいるこの運河はその間に25mの高低差があるためこんな水門が4ヶ所あるそう。

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そして船は水門と水門の間でいったん停まって。

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水位が下げられて行きます。

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船も下がって行き、

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さらに水位はどんどん下げられ、

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船もすでに地上の私たちが見下ろすまで下がり、

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3つの水門が順番に開いて閉じて行くので、私は急いで3つめの水門へ移動。
この時船はすでに2つめの水門を抜けた後で、またここで水位を下げる作業が行われております。
アーチ型の橋の上にもいつのまにか人が増えています。

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そして3つめの水門が開き船がやって来ました~。

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ゆっくりゆっくり通って行きます。

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それを眺めるアーチ橋の上の人々の姿。のどかな光景でございます。

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が、船が通り過ぎるのをかなり長い時間待つ人々もいます。
水門前のこの低い方の橋は可動式になっていて、船が通る時に動かされ水路が開けられるのです。

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船が通り過ぎて橋が戻され、踏切りが上がりようやく向こうへ行けるっつうわけです。

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そして船が過ぎ去った後は、アーチ橋にあんなにたくさんいた人たちもいなくなり、

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可動式橋もさりげなさが戻っていました。

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で、私はこの船には乗ったことがないのですが、一度くらい乗ってみるのもいいかな、と思いました。でも、ま、いつか、ですかね。
ちなみにこのサンマルタン運河では2社がクルージングツアーを行っていて、それぞれに乗り場やコースが違うよう。CANAUXRAMA(キャノラマ社)では夜のクルージングコースもあるようです。夜もいいかもですねぇ。
CANAUXRAMA
Paris Canal

そしてこのサンマルタン運河近辺で以前ご紹介させていただいたビストロとレストランはコチラです。
PHILOU(フィルー) ~パリのレストラン 10区~
Le Petit Cambodge(ル・プティ・カンボージュ) ~パリのレストラン 10区~
MARU(まる)~パリのレストラン 10区~ (やり直し編)

9月のお天気のいい日にでもぷらりといかがでしょうか。


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