さてさて前回週末ごはんの中でご紹介した、パリのビストロのシェフさんの「véritable croque-monsieur(ヴェリターブル・クロック・ムッシュー)」、本場のクロック・ムッシューのレシピのご紹介です。私のレシピじゃないのでカテゴリのオリジナルレシピに入れるのがちょっと申しわけないのですが、またカテゴリ増やしてもあれなので、オリジナルレシピのカテゴリのフレンチの中に入れさせてくださいませ。あ、でもシェフさんのおっしゃってたポイントを抑えつつ分量はまた自分的ちょうどよい感じとなっております。
で、そのポイントと言うのは、
①パンはカンパーニュで
②玉ねぎはあれば赤玉ねぎ(甘みが強い)で
③ベシャメルソースとグリュイエールチーズ(またはエメンタールチーズ)をたっぷりと使う
のこの3点。
で、私もいつもこの3つはシェフさん伝授?通りにし、と~っても美味しくいただいています。旦那もこのクロック・ムッシューが今までの中でダントツや~、言っております。でもでも、なければ食パンでもバゲットでも、玉ねぎも普通玉ねぎでも、これからだったら新玉ねぎもいいと思いますし、あるもので作っていただいてもかな~り美味しいかと思います♪ でも今パンが上手な方がたくさんいらっしゃるからカンパーニュも楽しくこねて焼いちゃうのかな。わたくしはこねる作業がどうも苦手で。近所の美味しいお店で買っちゃいます~旦那が。ぷぷっ。
それでは材料と作り方です。
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材料(2人分)
・赤玉ねぎのみじん切り70g ・バター30g ・薄力粉30g ・ブイヨン1/2個 ・牛乳250ml(我が家は豆乳使い) ・塩と粗挽き黒胡椒少々 ・カンパーニュの薄切り4枚 ・オリーブオイル小4 ・ハム70~80g ・グリュイエールチーズかエメンタールチーズ150g(なければ溶けるチーズでOKです)
作り方
①鍋を中火にかけバターを溶かし、赤玉ネギを入れ、しんなりするまで炒める。薄力粉を振り入れ粉っぽさがなくなるまで炒める。牛乳を少しずつ入れながら混ぜ、全部入れたらブイヨンも入れ、混ぜながら煮て、固めのベシャメルソースになったら、味を見ながら塩と粗挽き黒胡椒をし火からおろし、これでソースはOKです。
②オーブンを200°で予熱する。
③カンパーニュ4枚のそれぞれ片面にオリーブオイルを小1ずつ塗る。2枚のそれぞれの上にベシャメルソース1/4量ずつをのせ、その上にハム半量ずつをパンの形に合わせてそれぞれ均等にのせ、その上にチーズ1/4量をのせる。その上に残りのカンパーニュ2枚をのせ、残りのベシャメルソースとチーズもぞれぞれ半量ずつのせる。これを天板にのせる。
④十分に温めたオーブンで200°で焼き、加減を見ながら15分前後焼き、いい焼き色がついたら出来上がりです。どうぞ熱々カリカリを召し上がってくださいね。
※これに目玉焼きをのせたら、クロック・マダム(croque-madame)になります。それもとろけた黄身がたまりませんよ。そしてその上に生ハムなんかのせちまった日にやぁあ~た、リッチ気分でございます~。週末のブランチなんかにもよいと思います。
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こんなクロック・ムッシューさんの豆豆知識をちょこっと。
このクロック・ムッシューさん、1910年パリのオペラ座近くのカフェで生まれたそうな。オペラ座と言えば、今や日本人街があるのもよく知られていますね。私も日本食材を買いにときどき行くカルティエでございます。納豆とかしゃぶしゃぶ用の豚肉とかをね。豚しゃぶ大好物なもんで。なので、そっか、あの近辺で生まれたのか、と。ってことでパリジャンなんですねぇ。
croque(クロック)と言うのはカリカリとしたという意味の形容詞。他にcroquant(クロカン)というやっぱりカリカリの意味がある形容詞もよ~く使われます。スーパーに行くといろんな商品にしょっちゅうcroquantの文字が入っているんです。フランス人はカリカリがだ~い好きなんですよねぇ。どうしてあんなにcroquantだ♡言うかな、くらい。で、今回ご紹介のヴェリターブル・クロック・ムッシューさんもオーブンで焼いたカンパーニュのふちがかな~りcroquant。これがまた何とも言えず美味しいのです。あ、私も最近croquantよく言っちゃうな。移ったかな。
ちょいひと言。でもわたくし実は普通の食パンにバター&ハム&チーズだけのクロック・ムッシューも大好きなんです~。シンプルもいいのよね。ではでは。
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