パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2016


→「元パッサージュ「COUR DES-ECURIES」とパッサージュ「PASSAGE BRADY」
のその先お散歩を続けましょう。

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サン´ド二門にさて戻って、娼婦街を門の向こうにして右へまっすぐ行ってみましょう。
しばし歩くこと、そうねぇ、10分くらい?で大通りの左右に見えてくるのが、
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左が「Passage des Panorama(パッサージュ・デ・パノラマ)」、
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そのすぐ正面、大通りを挟んで右は「Passage Jouffroy(パッサージュ・ジョフロワ)」です。
よく書いておりますが、20区あるパリの街はと~っても小さくて、通りをちょっと行ってみると、あ、ここに出るのか、とか、しかも別の区になってる、ということもとても多いのです。
この人気パリ代表的パッサージュたちも独特な雰囲気サン・ドニとわりと目の鼻の先。
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じゃ、今回は右の「Passage Jouffroy(パッサージュ・ジョフロワ)」からちょびっとだけ行ってみましょう。
もう何度も来てますのでね。
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さて入ってすぐあるのは赤色が印象的な1882年に出来たクレヴァン蝋人形館。
HP→「Musée Grévin
著名な政治家や歴史上人物、芸能人などの人形があるそうですが、私は入ったことがありません。なんか東京タワーの蝋人形館と重なっちゃって入りたいと思わないのですごめんなさいなんですが。
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そしてこのパッサージュの目印的存在が1846年開業の、
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「Hotel chopin(ホテル・ショパン)」→HP

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私も初めてパリへ1人旅で来る時、予約を試みたけど満杯だったのは以前も書きましたが。
ま、人気ホテルですね。
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でもショパンゆかりというか、この近くに住んでいたということなのです。
でも、名前からノスタルジーを感じちゃいますね。

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やはりいつ来てみても雰囲気あります~。
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って言っても泊まったことがないので外見的なイメージですが。
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このパッサージュを抜けると通りの向こうにはもう1つ「Passage Verdeau(パッサージュ・ヴェルドー)」がありますが、今回は戻っちまったので、ご興味のある方は宜しければコチラをご覧くださいませ。
→「今度はパッサージュ・ジョフロワ散歩、と、パッサージュ・ヴェルドー散歩 ~9区~




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前日少しはひな祭りっぽいことが出来て、自分は日本人だわ的にすっかり自己満足し、胃の切り替えをしまして、さ~てこの日はしっかり洋食系なイタリアンフレンチごはんです。
先ずは市販のグリッシーニの生ハム巻きのアペロのおつまみから。
生ハムなどのシャルキュトリー類(加工肉類)は大大大好物なのですが、フランスに来て手頃なのもあってかなりとりすぎていたので最近は少~し抑え気味め。でもだからたまにいただくとありがた美味すぃ。これぐらいな感じでいいんですねぇ何でも。
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お次はシンプルに生トマトとチーズをのせて焼いたタルティーヌ。
大きく見えますが小さめカンパーニュで実物は小ぶりです~。ホントよホント。
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そしてパスタでかなり大きめサイズの「Pennoni Giganti」。今回はTVの情報番組で観たレシピさんをお試しで海老のパスタに。簡単だけど大きめパスタっていうのは独特な歯ごたえがあって美味しかったです~。のでこれはもう一度作って分量を量ってレシピをご紹介出来たら、と思っております。
でもあれですね、最近どうも再現レシピとか番組で観たレシピとかばっかです。ちゃんとオリジナルも近々出したいです。結構す~ぐ感覚がうまくいかなくなるんですよねぇ。ま、そんなたいした感覚じゃないけど、でもそれなりに鈍くなる気がします~。
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そしてメインはコチラ。
Cpicon 簡単魚料理☆タラのチーズ焼き♪トマト味 by mari♪
前日の鱈の天ぷらがとても美味しかったのでまた鱈をチョイスしてしまいました。でもまったく違う味わいのもの。今度はたっぷり野菜とトマト缶とチーズを使ったイタリアンな感じです。だけど調味料にウスターソースが少し入るのが私には新鮮。さてさてお味は?またこれもと~っても美味しかった!鱈のうまみにトマトの酸味と甘みと、あとやっぱりウスターソースも何気にいいお仕事してるんですねぇ。果実とか野菜とか使われているから甘み調味料がわりって感じなんですねぇきっと。
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そしてサラダはコチラ。
Cpicon チーズで苦み軽減・ルッコラサラダ by 3life
オリジナルレシピさんではパルメザンとスライスチーズなのですが、どちらもなかったけどブルーチーズがあったのでそれを使いました。これは大好き黒オリーブも入るしシンプル美味。
ところでこの順番でサラダというのが日本ではもしかしたら不思議と感じる方もいらっしゃるかもなのですが、フランスの家庭ではサラダはよくメインの後にいただくことが多いのです。なんででしょうか。さっぱりするからでしょうかね。
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で、今回はデザートもあってコチラ。
Cpicon 簡単ふんわり苺のレアチーズムース by グルーグルー
ミキサーで混ぜたら後は冷蔵庫に1時間入れればOKということで、レッツクッキングの一番最初に10分もかからず作ってほんとに1時間後には出来てた~。そしてちゃんと美味しい。ちょっと練乳みたいな風味だった♡ そう言えば練乳、フランスではないのかな、と見たことがなかったので思っていたんだけど、あったんです~。旦那と話していて知ったんです。で、先週末買ってきてもらいました。それがコチラ。
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フランス名は「le lait concentré sucré(ル・レ・コンソントレ・スクレ)」。
ちょっとなめてみたらちゃんとあの練乳でございました。なのでこれから練乳使いレシピにもどしどし挑戦できます嬉しい。先ずは練乳使いで今定番メニューっぽいポテトサラダやエビチリかしら。あ、久しぶりに中華もいいな♪



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3月3日は我が家は何ごともなくさら~っと通り過ぎたのですが、日本のネットニュースや皆さんのブログで、代々受け継がれてきたひな人形や、小ぶりだけど愛らしいひな人形や、あ、それからつるし雛っていうのも初めて知って。あれもかわいいですねぇ。そんな光景や御馳走を見ていたら、私も一応日本人なのでひな祭り気分を味わいたくなって、土曜日はほんのちょ~っぴしだけひな祭り気分なごはんです。あ、でも本当にちょっぴしだけ。へへ。
ということで早速週末ごはんのご紹介です。
先ずは自家製ピクルスです。ちょっとスペシャルピクルスを作ってみました。超簡単ですがなかなか美味しく出来たので、これは近々レシピをご紹介出来たら、と思っております。
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お次はある料理サイトを見ていたら、料理家だという方の新作レシピが以前見たことがあるような気がして、あれ、どなたのだったろう、とちょっと探してみたら、このふなここさんの人気レシピとよく似たものでした。
Cpicon 味噌漬け♪コクたまご by ふなここ
みそ漬けたまごはいくつかあるし定番ですが、これは味噌+ゴマ油使いが印象的で、そのうち作りたいと思っていたので何となく覚えていたのです。なのでもちろんふなここちゃんの方レシピをお試しで~す。さてさてお味ですが、旦那大絶賛!実は倍量で作ったのですが、朝の白いごはんにもよく合ってあっちゅう間に食べちゃう~。いやいやたまごの美味しさ堪能です♪ あと2個残ってるので旦那に秘密で食べちゃおうかな。うひひひひ。
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お次はコチラ。
Cpicon *ふんわり忘れられない♡鱈の天ぷら* by shikkachan
天ぷらは旦那の大好物なので我が家でよく登場するのですが野菜とたま~に海老さん。で、鱈の天ぷらは作ったことなかったなぁ、と思いお試しです。冷凍鱈でしたが前日からゆっくり解凍して水分をよく拭いてからっと揚げ、抹茶塩をそえていただいたら、あっさり美味すぃ~。鱈の天ぷらたまにいいですねぇ。しかも安上がりだし。うんうん。
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お肉はコチラ。
Cpicon 圧力鍋de「トンカツ肉の香草煮」 by てーぶるすぷーん
前日にとりあえず冷凍庫から出しておいた豚肉さん、さて何作ろう、短時間で簡単に出来るもの、と思ってめっけたのがこのレシピさん。これ、材料も超手軽でほんと煮るだけなのですが、お肉は柔らかいし、野菜たちの甘みとうまみが染み出てあっさりですご~く美味しかった!やっぱり基本あっさりがわたくし好きです~。
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そしてシメはちらし寿司でこれは混ぜるだけのを使いました。でもぜんぜん美味しくて大満足です。ちらし寿司で思い出すのは、昔、日本で働いていた頃、仲良くしていたお掃除のパートさんがたまにちらし寿司をくださって。それが飽きのこないほんとに昔ながらのちらし寿司で美味しくて。私は生まれた時はどちらのおじいちゃんもおばあちゃんもいなかったのだけど、なんかおばあちゃんの味って感じでちょっと嬉しさもあっていただくの楽しみだった~。お友達のおばあちゃんの作ったのも美味しかった。なんでおばあちゃんの煮物とか煮つけとかってのはあんな美味しいんだろうか。やっぱり家族に作り続けていろいろ思いも詰まった年季でしょうかねぇ。
あ、食器たちはまたまたエマウスのブロカント食器たちです。和も入っているメニューさんですがそんなに合ってないこともなくない気がするのですが、どうでしょうか~。
→「エマウス(emmaus)楽し大好き♪


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家に帰ったらお母さんがソフェで毛布をかぶって一切拒否の雰囲気を醸し出していた。
どうしたんだろ、思ってお姉ちゃんにそっと聞いてみたら、今日も職探しがうまくいかなかったという。
60歳をだいぶ過ぎても働きたいお母さん、ただいま絶賛職探し中。
ア~ンド、最近自分の物忘れにもショックを受けていてショック重なり中。
昔は私たちに超厳しくて芯がびしっとあってPTAでもまわりにあわせず自分の意見をびしびし言ってて、だのにわりとのほほんと普通だったお姉ちゃんと私だったので、結構母とギャップあるのに、大人たちの、お母さん子供である私たちへの対応がまたわかりやすくときどき結構ひどくて、悲しい思いもあったけど、ま、それも過ぎたことで、今はお子ちゃまみたいになった、そんな今のかわいいお母さん。
で、このままでもあれなので、お母さんに声をかけた。
ちょっとちょっとお母さん、当たり前でしょ、難しいの。それでなくたって今皆仕事ないのに。
しかしお母さん、まったくシカト。まるでいじけた仔犬のよう。ってかその時もう4~5キロの仔犬に変身していたのだ。で、自分専業主婦だし明日もぜんぜんあいてるし、思って、
そうだ。明日私も一緒にハローワーク行くよ。相談してこよう。ね、そうしよう!
って言ってみた。
するとかわいい仔犬母さん、むくっと起きてテーブルの下に移動したけど、私の目は見ないようにあっちを向いている。なので、
ほら、おいで。ね、明日ママと一緒にハローワーク一緒行こう。ね?
そう言って仔犬母さんをテーブルの下からずずずと出してむぎゅっと強く抱き締めた。


                       ~2016年3月5日の明け方の小さな夢より~




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「BISTRO URBAIN(ビストロ・ユーバン)」を出るとその通りは「Rue du Faubourg St Denis」。
いろいろな意味でなかなか活気のある&でも夜は特に気をつけよう、な通りですが、旅行で来る方は昼間でもはじめはちょっと緊張するかも。でももし「BISTRO URBAIN」に行きたいな、というのでしたらこの通りをほとんど通らずにすんでしかも近いGare de L’Est(ガール・ド・レスト)駅を利用すれば大丈夫。
さてでも私はこの独特な雰囲気も嫌いじゃないので来ればお散歩していきます。
ということでここはその「Rue du Faubourg St Denis」にある元パッサージュ(アーケード街)の「COUR DES-ECURIES」。
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昔は「PASSGE DES PETITES-ECURIES」というパッサージュだったのですが2001年に改修があった後パッサージュ名は消えて「COUR DES-ECURIES」と名前が変わったよう。でも、ま、名前だけで雰囲気はしっかり屋根なしパッサージュな感じです。
ここは一歩入ると表の「Rue du Faubourg St Denis」の喧騒とは打って変わってとても静か。

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何軒かのビストロやレストランが並んでいますが、ほとんどのお店にテラスがあり、このカルティエの中でも比較的ゆったりと食事が出来るような雰囲気です。
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でもこの時はすでに2時半過ぎだったのでほとんどのお店ではランチタイム終了。
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この元パッサージュの奥にあるパリでもよく知られた老舗ブラッスリーである「FLO」
HP→「Brasserie FLO
も片付けが始まっていました。最初に気づいた時は、ああ、この通りにあったのね、って感じだったものです。でもまだ入ったことがないので、そのうち機会があれば来てみたい。
以前行ったコチラ、
→「老舗ブラッセリー・バルザール(BALZAR)」 ~パリのブラッセリー 5区~
も雰囲気やサービスの方々の素敵さがとても印象的でしたし。
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出入り口のこのコルシカの食材&カフェも一度入ってみたいと思ってるお店の1つ。コルシカのシャルキュトリーの美味しさも以前行ったコチラ
→「クリニャンクールへ① Café le Paul Bert(カフェ・ル・ポール・ベール)
→「コルシカ食品店「U Spurtiru」 ~パリ9区~
で知ってちょっと感動なくらいでしたので。
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そしてまた「Rue du Faubourg St Denis」に出て少し歩くと日本のガイドブックにもよく出ているインド・パキスタン街「PASSAGE BRADY(パッサージュ・ブラディ)」があります。
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はじめてここに来たのは私もまだ旅の人だった昔々。
その時からあまり変わりませんね。でもフランス人が辛いのが苦手な人が多いのでカリーもまったく辛くないのが主流と聞いているのでこの中のお店には一度も入ったことはありません。自分好みの辛さのカリーを作ればいいですし安くつきますし。
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私にはお散歩で十分な感じですが、でも美味しいところもあるのかもかも。
入ったことがないのでえらそうなことも言っちゃいかんか。
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そしてまた「Rue du Faubourg St Denis」に戻って向こうに写っている門の方へ向かうわけですが、途中左側にあるのがこの通り。
→「でもちょっと気をつけよう!この小さ通り ~パリ 10区~
パリはとても小さな街でカルティエごとにまあまあ安全だったり危険だったりがあって、通りごとにもまあまあ安全だったり危険だったりもあって、そしてまたカルティエによって(特に危険と言われているところ)通りと通りとで大丈夫と危険がちょっと背中合わせ的なとこがあるように思います。ここも大きめなこの通り「Rue du Faubourg St Denis」をただ通り過ぎる分には(昼間)それほどには問題ないと思うのですが、一歩小道を入ると…。で、私のおすすめは先ずはとにかくラフで力の抜けた格好でいること。特に旅であれば地元の人には観光かそうじゃないかすぐわかるので。
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そしてこのカルティエの目印のようなサン・ドニ門へ。
以前の記事はコチラです。
→「サン・ドニ門付近を歩く
で、ちょうど右端に写っているのはロマ人グループ。こうしようぜ、ああしようぜ、と軽く相談している様子でした。カモにされないようにささ~っと通り過ぎました。
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あ、でもこの方はまた違います。パリの中井貴一さんですヘアスタイルが。
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そして門を抜けるとこっち側はよ~く知られた娼婦街。
この日も昼間ですが結構な女性たちがたっていました。でも通り過ぎる時に目が合って優しくニコッとしてくれる方もいて。うまく言えないけど、じめっとしてない感じもあって。これまた変かもだけど嫌いじゃない雰囲気でございます。
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この近辺のショップのお店の方たちがごく自然に娼婦さんたちと立ち話してる光景を見かけるのも面白い。
何のお話してるんでしょうかね。きっとほんとたわいもないことかな。生まれ故郷のことや家族のこともあるかもしれません。でもときどきこのへんを取り仕切るマフィアなんかのこともかしら…



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