パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

décembre 2016

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12月24日のクリスマス前日=レヴェイヨン・ド・ノエルのごはんのご紹介です。
レヴェイヨンは夜のお祝い食事という意味で、我が家は24日のお昼から食事をはじめたので、
正確にはレヴェイヨンではないのですが、いつもの週末通りにお昼の方が明るくて気持ちいいし、
早くシャンパンも飲みたかったものですから…。
さてまずはアペロのおつまみの盛り合わせで全部買ってきたもので~す。
手前からモリーユ茸のペーストと海老のペーストのカナッペ、
モリーユ茸のパテのパイ包み、
シェーブルとズッキーニのケークサレ、
そしてパルマの超薄切り生ハムです。
なかなか美味しくて、何よりラクチンだったので私にはとても嬉しかったのです。
毎年ノエルが近づいてくると気合いと仕込みが必要だったのですが今年はどちらもなし。
当日にいつもの週末ごはん通りに作りました。
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2皿めはホタテいろいろで、上からホタテとりんごのムースのヴェリーヌ(ガラスの器に入れた前菜やデザートの1品のこと)、ホタテと海老のムースのヴェリーヌ、
右はホタテの一口タルタルで、
左はホタテのポワレにさつまいものピュレを添えたものとなっております。
ヴェリーヌも買ってきたものでこれも美味しくて、いつか再現してみたいなと。
タルタルとさつまいもピュレとポワレはちゃんと作りました。
フランス料理ではよくホタテのポワレに少し甘みのあるピュレが添えられることが多いのです。
パネ(バースニップ)、かぼちゃ、さつまいもなどなど。
今回の1皿はフランスの料理人さんたちのコンペティション番組なんかを観ているとよく、
1つのテーマ食材がだされると、それを生、火を通したもの、そしてもう1種の計3種で1皿を作り上げているのを見かけるので、それをマネっ子してみました。
ホタテ好きなのでいろんな食べ方で少しずつは楽しくてよいです!
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そしてメインは、これはもう切ってお皿に盛ってしまった後なのですが、
ウズラの丸鶏のローストで中にブルグル(挽き割り小麦)のピラフを詰めてみました。
そして下にはマッシュルームクリームのソースがしいてあります。
ブルグルがとにかく好きなので思いついてやってみましたがなかなか美味しくできました!
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そしてチーズは今のノエルや年越しのパーチィーの時期によく売りだされるのを見かける、
フランスに近いスイスのジュラ地方で作られているという「Tête de Moine」、
テット・ド・モワンヌです。
ちょっと大きめ塊チーズを付属のジロールという専用機械で薄~くそいでいただきます。
私ははじめていただいたのですが、薄くてひらひらとした中にうまみとコクがぎゅっとつまってて美味しいです!ちょっとパルメザンの濃厚な風味を彷彿させるかしら。
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そんなテット・ド・モワンヌさんですが、デットとは頭のことで、モワンヌとは修道士さんのこと。
なので修道士の頭という意味で、なかなかわいいお名前でございます。
お値段は10ユーロくらい。
薄くそぐのがちょっと面白いし薄切りだからなかなか減らないしで、
10ユーロで長く美味しく楽しめますよん。
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お皿もご紹介。
アペロには食べ物用にしているブリキ製の小物入れを合わせてみました。
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ホタテさんには北東フランス「リュネヴィル」の100年以上前の本物アンティークの1枚を。
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そしてメインのウズラさんには人気の「ディゴワン・サルグミンヌ」の1枚を。
でもすべてエマウスでめっけたブロカント&アンティークとなっております。

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あ~んど。
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我が家のツリーは今年は小ぶり。
しかも数日前にサパン(モミの木)を買ってきて急いで飾りました~。
そんなツリーですが、フランスでは25日を過ぎてもしばらく飾ったままにします。
日本のように25日終わったらすぐ片づけて、今度は正月だい!にはならないのです。
そんなこともあってぎりぎり飾りになってしまいました。
今年は銀色で統一し色みを抑え目にしてみましたがこれも落ち着いていて悪くないかな、
と思っております。

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今宵最終回はまたまたやってきましたシャンゼリゼ
シャンゼリゼときたらやはりこの歌です


実は前にも一度ZAZのこの曲ご紹介しているのですがやっぱり気分が楽しくなるので再登場です
フランスでもフランスに移り住んだアメリカ人のジョー・ダッサン(男性)の曲としてよく知られ
日本でも1971年にダニエル・ビダル(女性)の歌が大ヒットしたということですが
旦那はダニエル・ビデルさんはまったく知らないそう
そういうのありますねぇ
ZAZ…トゥール出身の女性シンガーソングライター
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さてさてキラキラのシャンゼリゼは
モンテーニュ通りやヴァンドーム広場あたりのシックなイルミネーションとはまた違って
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色とりどりが華やかで楽しいのです
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今の時期はいつもにも増して観光の方がい~っぱい
きっと今日あたりも日本の方もたくさんでしょうねぇ
暖かくしてうんと楽しんでくださいね~♪
あ でも怪しい人たちにはほんとご用心!
→「12月ノエルのシャンゼリゼ大通り
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この両脇の歩道ではたとえば
金の指輪なんかを拾ったふりして追いかけてきて
これ落としたわよ と言ってお金を要求するロマ人も多数です
それから署名をさせてお金を要求も多いです
署名やり口はオペラ地区やエッフェル塔周辺でもよくみかけます
私の知り合いはバッグに手をかけられ無理に引き止めさせられようとしたので
いつもは優しい話し方の子ですが すんごいドスのきいた声で形相で蹴散らす勢いで
「Arrête!」=アレトゥ!やめろ!
って言っておりました
とにかくほんと~に気をつけ過ぎなくらい気をつけてくださいませ
せっかくの楽しいはずの旅行がこれで悲しい思い出になってしまいますから
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注意を怠らないようにしながらも楽しく「オー・シャンゼリゼ」で~す!
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凱旋門から反対側へとキラキラに沿って歩き続ければマルセルさんのマルシェ・ド・ノエル
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ベルリンでテロがあってやはり恐怖を感じる方もいらっしゃると思います
不安な方は避けるのもありですね
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そしてマルシェ・ド・ノエルを過ぎればコンコルド広場と大観覧車

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広場の噴水の前に立てば遠くない距離に古代ギリシャ・古代ローマの神殿を模したマドレーヌ寺院も見えます
夜はまたひと際美しいです

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ということで3夜連続・12月のパリとフランスの音楽の夕べを終わらせていただきます
少しでもパリに行った気分になって楽しんでいただけていたら嬉しのですが…


            おわり

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皆さま引き続きそれぞれに素敵なクリスマスをお過ごしください
Joyeux Noël

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Brigitte…2008年から活動を始めたSylvie HoarauとAurélie Saadaの女性2人によるデュオ

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わたくしのお気に入りBrigitteからはじまった今宵第2夜は

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ここもまたヴィトンやシャネル、カルティエ、ブルガリなど高級ブランド店や
オテル・リッツやパークハイアット、オテル・ヴァンドームなど一流ホテルが立ち並ぶ
ヴァンドーム広場です

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宝飾店が多いのが特徴で
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今の時期はさらにキラキラ地帯となって結構眩すぃって感じでして
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モンテーニュ通りの方がシックっちゃシックですが
こちらは歩くだけの庶民派もウィンドーの宝石たちを見るだけでも楽しめる場所
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でも閉店と同時に宝石たちはしっかりしまわれるようになったので
(確か数年前は多くのお店で結構そのまま飾られていました)
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本物宝石たちのウィンドーショッピングしたい方は多くのお店が夜7時頃までなのでそれまでにどうぞ
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もちろん本気でお買い上げしたい方も!
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ショパンも住んでいたという広場もノエルの美しいイルミネーションに彩られております
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え?何々?モンテーニュ通りとなんか若干かぶってるって?
まあまあまあまあ
慣れないと結構ちょこちょこ似てるっちゃ似てるんですよね パリ
前に旦那3人ともフランス人のジャポン娘?で街中歩いてた時も迷ったことがありましたっけ
で なんや結局あたしらなんちゃってパリジェンヌや~
ってゲラゲラ大笑い そんなもんです
ここはとにかくこのヴァンドーム広場が目印で~す

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ここはシャンゼリゼと交差するモンテーニュ通り
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ディオール、セリーヌ、ヴィトンなどブランド店が並ぶかなりラグジュアリーな雰囲気
そう言えば昔の同僚に
セリーヌに落ちてしかたなくこの会社にはいったの
っていう子がいたっけ
綺麗で優しくてセンスがよくてすご~くいい子だったのです
ニックネームははるるん
実は私がつけたのです
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建物の向こうに少しエッフェル塔も見え隠れするのでそれも楽しみつつ
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ディオールのでかリュミエールはあちゃ~
撮ったらこんなんなっちゃった
気を取り直しまして
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みなさまこんな通りのおしゃれレストラン&バーでリラックス一杯してるけど
さすがに小銭じゃ無理無理ちゃんであろう
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一泊10万円以上?の最高級ホテル、プラザ・アテネはやはりすごい存在感でありまして
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やはり美しいです
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つい庶民派チックな場所に肩入れしちまうけど
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たまにはこんな美しいリッチな通り歩きもいいものです


Cœur de pirate…カナダ・ケベック出身の女性シンガーソングライター
Arthur H…パリ出身のシンガーソングライター
Marc Lavoine…フランスのロンジュモー出身(どこそれ知らなかったです)歌手、俳優

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パリ散歩の途中でちょっと寄って来ました、
アリーグルのマルシェにあるお気に入りバーの「ル・バロン・ルージュ」
→「一杯ひっかけるのがいいのよLe Baron Rouge ~パリのビストロ 12区~
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ここでは私はいつもミュスカデ一杯2ユーロ50サンチーム。
このお値段ですからこのお値段なりのお味ですが、ここで高級なお味は必要ありません。
まったく気取らない下町の雰囲気も一緒に楽しむバーなのです。
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近所の方々は並んだ樽ワインの中からお好みのものを買って空き瓶に詰めてもらって持ち帰っています。
前に隣り合わせになったほろ酔い気味のおっちゃんが、〇〇も近所に住んでてよく買いに来るよ、
って教えてくれましたっけ。でも誰だかわからなかった~。どうやら有名人のようでしたが。
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赤のグラスワインは一杯1ユーロ50サンチームから。白は一杯2ユーロからあります。
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そりゃおしゃれなカフェも美味な1皿を出すレストランも素敵ですが、こんな味味店もいいものです。
日本で好きだった昭和なにおいの今はなきお茶の水のバー「まいまいつぶろ」や今も大盛況らしい門前仲町(通称もんなか)の魚三酒場ともどこか通じるものがあると私は感じています。
魚三の、安い熱燗、好きでしたねぇ。魚三でのわたくしのおすすめは、ブリカマ、中とろ刺、うに、かき揚げ、焼きハマ、白子豆腐などでしょうか。くさやもあるけどあれはすごいにおいで今だに未経験。
でも食べてみると意外に味はそれほど強くなく美味しいよ、って言いますね。
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平日の昼間から真冬の立ち飲みテラスカウンター?で生牡蠣と白ワインの渋めムッシューがたもおられます。あ、でも生牡蠣は何度もブログで書いておりますがおすすめできません。
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シャンゼリゼやエッフェル塔も素敵ですが、パリの下町でジモティにまぎれての一杯も楽しいものです。
カードを使いまくってしまった方も、ここなら小銭で安心して飲めますよ~。

店名・・・「Le Baron Rouge」
住所・・・1、rue Theophile Roussel 75012 Paris
Tel・・・01 43 43 14 32  
営業時間・・・火~金曜日(10時~15時、17時~22時)
土曜日(10時~22時)
日曜日(10時~16時)
月曜日は定休  

                じゃ、つづく

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