パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

décembre 2016

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寒めだった昨日もやっぱり日曜マルシェへ。
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ノエル前なのでその準備買い物の方で大賑わい。
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フランス惣菜屋さんのお店の方も、
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アラブ惣菜屋さんのお店の方もノエル仕様で~す。
マルシェで宗教は関係ないのだ。みんな仲良く楽しく商売商売!みたいな。
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いつも全部こうならいいのにな~、な~んて思いながら。
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マルシェバーへ到着~。
すると女の子チワワっ子のデジーのパパムッシューが1人で一杯しておりまして。
デジーは行きたくない気分でベッドから出てこなかったんですって。
そんな気分の時もデジーもあるのね、って可笑しかった~。
で、旦那がもう一杯どう?ってご馳走しようとしたら、
デジーパパさん、前日午前さまで飲み過ぎて今回はこの一杯だけでいいんだ、って。
フランス人もたまには飲み過ぎ午前さまもあるのであ~る。
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で、うちらもバラ色シュワシュワで乾杯。
飲みながらもベッドから出てこないデジーを想像したらかわいくてねぇ。
今もぬくぬくあったかでネンネしてるんかなぁ、って。
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ノエル仕様の陽気なムッシューもやって来て。
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さらにわいのわいの盛り上がる12月の真冬のマルシェバーなのでありました。
そしてこの後ごはんを食べて、夕方、入院してるご近所さん知り合いに会いに行ったのだけど。
お薬で意識が朦朧としていて別の人のようになっていて。
少しお話ししただけだったのだけど、帰る時、いつものように私に小さく右目でウィンクしてくれて。
それがほんといつものジャンのピエールさんだったから。
思わず抱きしめて頬と手にもビズ(キス)して病室を出たのだけど、
それから階段で涙が止まらなくなってしまったです。
まだ定年退職して一年も経っていなくて、これからゆっくりしよう、って時なのに。
こんなことがあるたびに、ただ元気に生きれてるだけでいいんだ、と思わずにはいられないです。

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「Jaurès」駅構内から右手にマクドナルドが見える通りの出口を出て、
その通りをそのまま少し先に行くと、
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以前19区に住んでいたときから好きな場所「ヴィレット貯水池」に到着です。
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夏は毎年パリ・プラージュも開かれて、セーヌ川沿いのパリ・プラージュより、
広々として、地元の人で賑わって、子供の遊び場もとても多くて家族で楽しめて、
セーヌのプラージュよりずっとおすすめと何度もお伝えしているのですが、
今は真冬。人気は少なくとても静かです。
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でもこんな夏と冬の対比も心地よい。
たくさんの人たちといるのも楽しい。でも1人も楽しい。
たくさんの人たちといても寂しい。でも1人も寂しい。
それと似た感じ対比。いや、ちょっとちゃうか。
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池の左奥にはフランスのフュミレス的な魚介のチェーンレストランの「La criée」もあります。
私も以前一度行ったことがありますが、それほど悪くないです。天然の鯛のグリルなんか結構美味しかったです。ただし、前菜のまぐろのたたきはたった3切れでした~。
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そしてやって来たのは私のお気に入りで、今年の5月にご紹介させていただいているこのカフェ。
→「エマウスのブロカント雑貨や家具がいっぱいのカフェ「PAVILLON DES CANAUX(パヴィヨン・デ・カノー)」~パリ 19区~
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さすがに真冬で川沿いなのでテラス席には人がいません。
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店内も春や夏よりず~っと静か。
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ここは以前記事のタイトル通り、エマウスで調達したというブロカントの家具や雑貨でいっぱいで、
古い一軒家全部をそのまま生かしたカフェとなっています。
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この階段の色とりどりがとても可愛くて、旦那に、うちのこれ出来ない?
って聞いてみたら、うちのは素材的に無理だよ、って言われてしまいました。
いつか田舎に引っ越した時のために、参考にしたいと思っております。
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バスルームもそのまま残しながらテーブル席もちゃんとあるんです。
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大人も子供もワクワクしちゃうカフェ、というこのお店記事を見たことがありますが、
この日は時間的なこともあるかもですが子供っちはいなくてパリジェンヌやパリジャンばかり。
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ネットももちろん出来ますし、学生さんらしき人もたくさんで、
そんな方々はまるで図書館にいるように勉強に集中していらっしゃいます。
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パリの冬のひととき、雑誌に出てくるようなフランスのおうち雰囲気で、
少し時間を忘れてゆっくりするのにとてもおすすめです。
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お店ではイベント的なものも行っていて、お子さんのためのものもあるようです。
HPはコチラ→「PAVILLON DES CANAUX
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さてカフェを後にして、また別のところに寄ってみましょう。
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するとこの夏に遭遇した事件の現場の前を通りかかりました。
→「夕暮れパリ・プラージュ、そしてひったくり事件に遭遇
この時から4か月。
スペインに帰ったマダムの、この事件の恐怖が少しでも薄れていたらいいなと思います。
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                      つづく

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メトロ②号線でお気に入りの場所がある「Jaurès」駅にやってきました。
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すると構内がいつもと少~しだけ違う雰囲気。
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また新しくフランスの国鉄「RATP」の写真展が行われていたのです。
ちなみに前回はコチラ。
→「映画「アメリ」の監督が選んだパリ駅構内の写真展.」
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今回はアメリカの写真家でヴォーグなどの雑誌でも活躍し
パリを舞台に撮ったファッション写真も多い、
リチャード・アヴェドン(1923-2004)の展示です。
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私はお名前は知らなかったのですが写真を見たら、
ああ、この写真たちを撮られた方か、と。
たぶん一度は彼の写真を目にした方も少なくないはず。
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ウィキペディアでは、オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステア主演の映画
「パリの恋人」はこのリチャード・アヴェドンと奥さまカップルから着想を得たもの、
なんてことが書いてありました。
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他にもコチラのサイトも見つけたのですが。
→「Best of the Best: Richard Avedon
リチャードさんのこともですし、写真がお好きな方にも参考になる記事が載っていますのでご興味のある方はどうぞご覧になってみてください。
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展示の詳しいことはコチラ→「RATP
入っていただいて真ん中の「COMMUNIQUÉ DE PRESSE」を下に下がっていくと、
パリのメトロ構内とRER線構内の合わせて11ヵ所の展示駅の地図が出ています。
期間は2016年10月18日~2017年2月26日までとなっております。
フランス国鉄「RATP」関係はつい最近このCFもご紹介したばかり。
→「最近フランスで印象的なコマーシャルとその曲、そしてダニエル・ジョンストン
これからも「RATP」もですが、このような無料で嬉しい写真展や面白かったり素敵なフランスCFもまた続けてご紹介させていただきますね~

                     お気に入りの場所へとつづく

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以前一度お試ししてみて美味しかったスモークチーズ「Tomme fumée」。
その時記事→「スーパーで買って美味しかったフロマージュTomme fumée
その後、スーパーではお目にかからなかったのですが、
ある日、カルフールのチーズコーナーを見ていたら見つけたのです!
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しかも、お気に入りの黒トリュフ入りチーズと同じメーカー「LE RUSTIQUE社」の新発売商品。
→「美味しいチーズ発売のお知らせ
「LE RUSTIQUE社」、なかなかやります!!
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で、賞味期限を気にしつつ(結構これは長かった)冷蔵庫で熟成期間をおいて。
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買って2週間後くらいでひと切れいただいてみたら、うん、美味しいです!
でもあともう1週間さらに置いてみていただいてみたら、やはり置いた方がさらに美味しかった~。
お値段は3ユーロ50サンチームくらい。
スーパーでお手頃価格で十分満足出来るので私的にはおすすめでございます♪
あ、ちなみに黒トリュフチーズは大人気商品らしく我が家のご近所カルフールでは常に在庫数が2個とか3個とか少ない状態。うちも常に買い置きでございます。
やっぱり皆さん、わかってらっしゃる~。

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やってまいりましたシャンゼリゼ。
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すると着いた途端、目の前で人力車から降りた観光客と人力車を運転していた男性が金額の件でもめていました。
どうやら最初に1人分の値段をまるで2人分のように言い、降ろした後、倍の値段を要求しているもよう。運転の男性はどう見てもロマ人でお客さんは英語圏のカップル。思わず、私、近づいて、全部払う必要はないと言ってしまったのですが、するとロマ人運転手が、なんだお前は!あっち行け!的に言い、結局カップルの男性は怒りながらもお金を男性に押し付け、ムスッと女性と共に行ってしまい、ロマ人運転手は私になんか罵声を浴びせながら人力車を引いて、次のカモを見つけに去っていきました。
パリの観光名所にたくさんいる人力車、特にロマ人の人力車は乗ってはいけないな、と改めて思いました。でも、住んでる私たちは顔を見ればすぐわかるのですが、観光の方はわからないだろうと思うので、やはり人力車自体に乗らない方がいいと私は思います。
ただそれとはまた別のことですが、こういったロマ人たちとは違う、まじめに生きているロマ人もいるので、ロマ人すべてをこんな見方をしてはいけないなとわたくしはですが常々思っております。
ロマン・デュリス主演映画「ガッジョ・ディーロ」などの監督トニー・ガトリフは父親がフランス人、母親がロマ人で、ロマを描いた映画を撮り続けています。そして私の大好きなエミール・クストリッツァ監督の映画「黒猫・白猫」もロマを描いたもの。この監督の「アンダーグラウンド」は観たあと余韻でしばらく映画館の席を離れられませんでした。
で~も、人力車ロマ人やメトロやパリ市内にたくさんいるロマ人スリにはほんと気をつけなくてはです!
あ、それで思い出しました。去年の夏、ちょうどこのシェンゼリゼでも怪しいロマ人の女の子グループを見たことが。
その時の記事→「パリ観光。夏シャンゼリゼ編
後姿なのですが少しでも雰囲気を参考にしていただければと思います。
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と言うことで、シャンゼリゼのノエルのイルミネーションが11月21日から始まっております♪
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ラデュレもキラキラで相変わらず店内賑わっております。
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いつ来てもここのウィンドーはかわいらしい。
このラデュレももはやシャンゼリゼの1つの観光スポットになっております。
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重厚な高級アパルトマンもキラキラ飾り。
超~リッチな方々がお住まいになっているのでしょうが、ちょ~っとその暮らしは想像つきません。
そして、シャンゼリゼを歩き進めれば、
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マルシェ・ド・ノエル=クリスマス市もイルミネーション点灯の10日前から始まっております。
このマルシェ・ド・ノエルのパトロンさんがこのムッシューだったと知ったのは、
去年の冬の終わりに偶然入ったこのお店でのこの出来事でした。
→「クリニャンクールへ LA CHOPE DES PUCES(ラ・ショップ・デ・ピュス)
旦那は気が付かず1ユーロのチップを渡したら、優しくにっこりありがとうと言ってくださったマルセル・カンピオンさん。今年のこのマルシェ・ド・ノエルのニュースでもお姿が写っていて、旦那と、
あ、マルセルさんだ、と話ししましたっけ。ちょっと知り合い気分です。えへ。
ついでにこのお店と同じ日にクリニャンクールで入ったこのお店もまたご紹介しておきますね。
→「クリニャンクールへ① Café le Paul Bert(カフェ・ル・ポール・ベール)」 
 メイン自体はだめだったのですが、アペロでいただいた
コルシカ島のシャルキョトリー(サラミやハムなどの加工肉類)とチーズ
の盛り合わせは最高に美味だったので、ここでのアペロ(だけ)はおすすめでございます!
そしてここでコルシカのシャルキョトリーの美味しさに目覚め、オペラ座からそう遠くない場所にあるこのお店にも買いに行ってみたのでした。
→「コルシカ食品店「U Spurtiru」 ~パリ9区~
この記事では感想が書かれていないのですがこの後美味しくいただきました。
ただしお店でいただいたのがその場で切りたてというのもあるだろうしいろいろ楽しめたので一番おすすめかなぁ、と。ああ、近々旦那にまた連れていってもらおう!
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さてさて、もういろいろ話がそれていってしまいますが、この日はまだそれほど人出が多くなく、
これからすごくなるんだろうな、という感じでした。
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お店の方もちょっと暇してて、スマホで楽しくおしゃべり中。
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フォトしてレポレポもしたいわたくしとしてはこれくらいが歩きやすくていいのですが、
活気と賑わいも楽しみたい方はやはりクリスマスが近づいてくるあたりがおすすめです。
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あ、冬のフランスのマルシェの風物詩的食べ物のサヴォア地方のロブロンションチーズとじゃがいも、
玉ねぎなどで作る「タルティフレット」も売っておりますよ~。いつもい~い匂い♪
でもこれは近々おうちで作ってレシピをご紹介できたらと思っております。超~簡単なので。
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このマルセルさんのマルシェ・ド・ノエルの日程と最寄りの駅は下記となっております。

期間…2016年11月11日(金曜日)~2017年1月8日(日曜日)まで
時間…10時30分~24時まで(毎日)
メトロ…①⑬号線「Champs Élysées Clemenceau 」
①⑧⑫号 Concorde 」、
 ①⑨号線「 Franklin D. Roosevelt 」

そしてこのマルシェ・ド・ノエルを過ぎると、
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コンコルド広場とこれまた冬のこの場所の風物詩である大観覧車の目の前に。
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ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された場所でもあるここは、
激しい車の往来の中だけどちょっとたたずみたくなるようなところ。
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そして小さなキャメラと小銭っぽい金額しか持ってない私はこの大観覧車の向こうの、
チュイルリー公園にもいつも少しだけ寄っていきます。
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ちょうど降り出した小雨が池の水辺に映った観覧車をにじませて綺麗だったのですが、が、
人気はかなり少ないので観光の方には夜のチュイルリーはおすすめできません。
プロレスラーみたいな彼氏がいる人は大丈夫かも、かも、ですが…


                      終わり

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