パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

décembre 2016

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さてさてカルチェ・ラタン散歩もありますのでサクサク行きますね。
週末ごはんのご紹介です。この日は前日の残り物を簡単アレンジしたものばかり。
先ずは前菜盛り合わせからで、上から時計回りに、
千切り野菜と黒キノコのソテー、貝のアヒージョ風、じゃがいもペーストのカナッペです。
手頃でとっても美味しかったパリビストロでいただいた千切り野菜と黒キノコソテーは今ほんとお気に入りで平日も結構な頻度でいただいております。
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お次は買いおきの市販の焼きニョッキとこれにも黒キノコを入れました。
キノコは早めに使ってしまわなくてはなので金曜日に買ってきたので土日に使い切りです。
カリカリに焼いて中はもちもちの焼きニョッキ、美味しんですよねぇ。
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3皿めは前日に作っておいた前回は牛ひき肉で作ってやっぱり豚入れないとだめや~、
思ってのリベンジの豚ひき肉のシューファルシー(ロールキャベツ)で今回は縦長に巻いてみました。
やはり豚ひき肉ちゃんがクセがなくて私は好きです~。
それと今回は味付けにちょっとスペシャルひと工夫してみたのですがこれが大成功だったのです。
これはいつかちゃんと分量を量ってレシピをご紹介できたらと思っております。
でもす~ぐ忘れちゃうのでどっかにメモしておかなくては。紙紙…
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そして今回はマルシェで買ってきたデザートもありまして、ポルトガルのパスティス・デ・ナタです。
日本でいうエッグタルトですね。高温のオーブンでさっと温め直したのでパイ生地もサクサクでとても美味しくいただきました。
が、が、やはり私の一番のお気に入りのマレ地区のこのお店のパスティス・デ・ナタには負けます。
お店記事→「コム・ア・リスボンヌ
この「コム・ア・リスボンヌ」のパスティス・デ・ナタは生地も美味しいですが、また中のカスタードクリームが卵黄感いっぱいでぽてっとしていて美味しいのです。
開店して間もない頃に偶然見つけたお店ですが、今では大人気店で、TVでもパスティス・デ・ナタ特集の時に紹介されていたくらいで、現在はお店のお隣りにカフェも出来ています。
カフェ記事→「タスカ
でも人気店になってもお店のポルトガルムッシューが変わらず優しいんです。
そんなことろもこのお店が大好きなところ。
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お皿もちゃちゃっとご紹介させてください。
これは北東フランス「バドンヴィエ」の1枚。何気に合わせやすく登場率高しです。
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これは裏の刻印が消えかかっていてどこのか不明ですが、
くすんだベージュ地に味があります。最初はくすんでいなかったのかな…
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これはフランスでも日本でも人気のブロカント食器「ディゴワンサルグミンヌ」。
でもエマウスの状態のいいもの揃い店でこの縦長大皿と丸型大皿の2枚セットで5ユーロだったか6ユーロだったか。とても気に入ってる食器さんです。
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パスティス・デ・ナタには今はなき国チェコスロバキアの小皿を。
チェコスロバキアの食器や雑貨は何気にかわいいものがあるので結構好きなのです。
で、これもですが「ディゴワンサルグミンヌ」以外はすべて30サンチーム前後のお値段。
エマウスの山積み店のものです。

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あ~んど。
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黒キノコも簡単ご紹介。
ほんとに真っ黒黒すけちゃんでございます。
お値段はスーパー「LIDL」で200gで3ユーロ50サンチームか4ユーロ弱くらいだったでしょうか。
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で、名前は「Trompette de la mort」。何と死のトランペットという意味なのです。
でも大丈夫死にましぇん!あ、あのドラマの曲は確か…どうしてだろう残念です…話逸れました。
ということでシューファルシー以外はあるもの残り物使いでしたが美味しくいただき大満足でございました。でもサクサク行く言いながらそんなんじゃなかったですかねぇ。すみましぇ~ん!

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12月に入って毎日晴天が続いているパリでございます。
毎朝霜が立っているけどしゃっきり爽やか♪
ということで師走のマルシェにやって来ました~。
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もう家に帰ってのごはん準備が出来ていたので特に必要なものはなかったけど、
まずはプチプチ歩き。
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おお~、これは大きな大きなモン・ドールさんでございます。
9月中旬から5月中旬の間限定でお店に並ぶこのチーズは、フランスとスイスの国境付近で牛の乳で作られるウオッシュタイプで、エピセア(トウヒ、エゾマツ)の樹皮が巻かれていてその香りも味わいの1つ。とても柔らかいチーズなので形を保つため丸い木箱に入っております。
私も大好きで白ワインをたらしてニンニクを入れてオーブンでとろとろに焼くと美味しいのです。
ああ、食べたくなってきました~。近々かな♪
そうしましたらまたしっかり食レポさせていただきますね。
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ココナッツの実も売られております。タヒチあたりからやって来たのでしょうか。

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寒くても皆さんマルシェへ。
それぞれのお馴染み店で楽しいやり取りをしながら新鮮なものをお買い上げなのでしょう。
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そしてわたくしたちはポルトガルバーでございます。
テントにビニールシートの囲いが出来、ヒーターも取り付けられておりました。
このおかげでテントの中あまり寒くないイェイ。
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で、いつものバラ色シュワシュワ一杯2ユーロ!
大好きだった御茶ノ水のトリスバー「まいまいつぶろ」も一杯がとても安かったものです。
あ、思い出しました。「まいまいつぶろ」のウィスキーサワーの再現もさせていただいております。
Cpicon まいまいつぶろのウィスキーサワー by milketmoi
マスターがカウンターで作っているのをいつも見ていたのでだいたい似た味わいになっています。
ウィスキーをブランデーにしても美味しいですよん。
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向こうではポルトガル語が飛び交っていたりこっちではオランド大統領の話が聞こえてきたり。
そして私はこの後のごはんのことばかり考えていたり。
それにしてもほんと囲いよいよい。
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帰りは映画館の前を通ったら大好きな映画「オールドボーイ」の監督のパク・チャヌク監督の作品「MADEMOISELLE」がただいま上映中なのを知って、あ、久しぶりに観たいかも、って。
バスは夜9時を過ぎるととたんに本数が減り、カフェの閉店時間も早いここパリ郊外ですが、
アジアの映画も結構頻繁に上映があるし、だいたい7、8本はいつでも上映されているのです。
ま、でもTVの映画放映も毎日とても豊富ですし、気が向いたらにいたしましょう。

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正面右手にパンテオン。まで戻ってきてからの続きでございます。
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ということで聖ジュヌヴィエヴの丘にそびえたちます幅110メートル、奥行き84メートルのパンテオン。
1758年着工で1792年に竣工された新古典主義建築だそうです。
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フランスの偉人たちが眠る墓所でありまして、キュリーご夫妻、ヴィクトル・ユゴー、ジャン=ジャック・ルソー、エミール・ゾラなどが眠っていらっしゃいます。
学生さんたちがこの入ったすぐの階段に座って気軽におしゃべりを楽しむ場所でもあります。
ここと夜のサン・ド二門は迫力がありますねぇ。
サン・ド二門記事はコチラ→「サン・ド二門付近を歩く
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このパンテオンのすぐ右側には、
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またまた学生さんたちが今度は長蛇の列を作っておりまして。
午後の開館がもうすぐ始まりそうなここは、
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「サント・ジュヌヴィエヴ図書館」。ここも1851年に建てられた歴史ある建物図書館。
学生街カルティエなので図書館も混み混みなんですね。
18歳以上でパスポートなどの身分証を提示すれば誰でも会員になれるようです。
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そしてパンテオンの前の大通りの向こうに見えるのは冬のはじまりのリュクサンブール公園と、
その向こうにはエッフェル塔。
あの公園に行く前に手前左の通りにちょっと行っておきましょう。
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ここもわたくしが結構よく歩く通りなのですが、今回ちょっとショックだったことがありまして。
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旅でパリに来ている時から好きだった年季の入った古本屋さんが閉店していて空になっていたのです。
いつかなくなるような予感はしていたのですが、ついにか、と。とても残念です。
でもこれも時の流れ。しかたありません。
大好きだった御茶ノ水のトリスバー「まいまいつぶろ」もなくなってからかなり月日がたちました。
パリでも「まいまいつぶろ」のようなお店を探してみたこともありましたが、
今はマルシェのポルトガルバーが私の心の灯、いや朝日でございます。
ちなみに「まいまいつぶろ」とは、
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「かたつむり」のことだそうです。わたくし結構長い間知りませんでした。
あ、そう言えば今かたつむり食べまくっとる。あちゃ~…
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さてと。それでは元のパンテオン前の大通りに戻りましょうか。

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するとその大通りにロケ隊がいて、味のあるムッシューが(右の方)、
「わしの思い出カルティエ」的な感じでインタビューを受けながらの撮影がちょうど行われていました。
誰だろう?と野次馬的にキョロキョロ見てみたのですが、どなたかさっぱりわかりません。
で、帰ってきて旦那にこのフォトを見せてみたのですが、旦那もさっぱりわからんと。
でも、きっと有名なお方なのでしょうね。
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ということでパンテオン周辺編はこのへんまで。
じゃ、リュクサンブール公園へ行ってみましょう。
あ、でもその前にわたくしちょっとシュワシュワに…

                
                 つづく


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メトロ⑩号のモーベル・ミュテュアリテ駅の右の脇の通りを入っていっての続きをしますね。
フォトの右奥に写っているのは、
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ここ、1460年に創立されたパリで一番古い中学校の「サント・バルブ中学校」。
皆さん、本物パリジャン&パリジェンヌさんたちですね。
わたくしのようななんちゃってではございません。
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パリの中坊はやはりちょっと大人っぽい気がするのは私だけでしょうか。
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パリの貸し自電車「ヴェリブ」で帰宅する?パリジェンヌさんの姿も。
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そして正面右に現れてくるのはパンテオンさん。う~ん、やはり迫力がございます。
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同じ立ち位置から左を見ると美しいサンテティエンヌ・デュ・モン教会さんも建ってらっしゃいます。
じゃ、パンテオンさん周辺はひとまず置いておいて、教会の右脇の通りをちょっと行きましょう。
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あちゃ~、ちょ~っとフォトが斜めになってますね。ヘタクソだな…。でもこれ1枚しか撮らなかったからしかたありません。わかりやすくご説明させていただくために出さなくては。
ここは今度はアンリ4世高等学校。でも中坊と高校生の見分けがmoiちゃんにはさっぱりつきません。
そしてこの高校の前を通り過ぎ左へ行くと、
※バスも通り結構交通量の多いところなので気をつけなくてはです。
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右側にパリのガイドブックには必ずと言っていいほど紹介されているムフタール通りがございます。
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人気観光スポットではございますが学生街でもあるので庶民的な雰囲気。
東京でいうところの神保町的な感じもありますかねぇ。
コンサートのポスターを貼っているマドモアゼルもおります。
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学生向けの安い食堂やサンドイッチ屋さんもたくさんあって。
わたくしも旅でパリにはじめて来た時にこのすぐ近くのホテルに泊まってこの通りのビストロで夕食を食べたり、朝のこの通り常設マルシェを散歩したりがすごく楽しくて。ここがパリを好きになるきっかけとも言える場所なのです。
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この近くには今年の夏にご紹介したこのガロ・ローマ時代の円形闘技場もあるのです。
→「アレーヌ・ドュ・リュテス(Arènes de Lutèce)~パリ5区~
ということでまた元の道に戻ってパンテオンの方へ行ってみましょう。
この子は大きいですが甘えっ子の大人しい子でクンクンしてくれて可愛かったです♡


                つづく

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ベルギー出身のラッパーでシンガーソングライターの
「ストロマエ(Stromae)」が歌うことをやめ、
別のことに挑戦すると決めたそうです。
ルアンダ人の父とベルギー人の母のもとでブリュッセルで生まれたストロマエ。
その才能とスペシャルなセンスでフランスはもちろん
ヨーロッパで大人気で私も大好きなシンガーです。
一番印象的な彼の曲は何と言ってもこれ!



女性と別れたばかりで深酒してついそのへんの誰かに話しかけてしまう設定で。

最高だ!最高だ!
彼女は最高だった!俺は最低だった!
俺たちは最高だった…
ちょっとそこのオネエちゃん、いや、マドモアゼル!
俺はアンタをナンパしないよ。誓うよ。
俺は独身だよ、昨日から…
俺は子供が出来ないんだ…でもそんなことで…
5分だけだよ、失礼なことはしないから。
俺は礼儀正しいんだよ‥ただ今ちょっと酔っぱらってるけどさ…

みたいな感じではじまるこの曲。
それまでもストロマエの曲は面白いなぁ、と思っていたけど、
いやいやこの曲&ヴィデオクリップはさらにスペシャルな印象だったのです。
別のことでも彼のことだからきっと大いに才能を発揮するのだろうけど、
彼の歌声が聴けなくなるのはほんと残念なのです。

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一方。
フランスのフランソワ・オランド大統領が昨日、
来年の大統領選の再出馬を断念すると発表しました。
ru[1]
昨夜はTVニュースを見ていたら、
画面がいきなりオランド大統領に変わり、演説がはじまり、
自分が大統領になって成し遂げたということを長々と並べ立て、
観ている人たちは皆、再出馬するのかしないのか、それを早く言ってください、
と思ったと思うのですが、や~っと、
再出馬しないという言葉が出た時は観ていた旦那大喜び~。
サルコジもオランドも消えた~、って。
で、なんとシャンパンまで開けてくれちゃって。
17年ぶりの左派政権だったそうではじめは多くのフランス国民も期待があったのだろうけど、今は支持率が下がりまくりで、ちょっといたたまれない感じもあるのです。
それにしてもやめることをとても残念がられる人もいれば、
やめるのをこんなに喜ばれる人もいる…。
でも結局誰がやっても一緒じゃなかろうか、と、
シャンパン飲みながら私は思っちゃったのですが…

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