この時→「スペシャルなパリのメトロ⑥ ~4区シテ駅編~」で終わったはずだったのですが、
もう1駅行っていたのが抜けてましたのでどうしようかな思ったけどやっぱご紹介しておきます!
ということでここは「コンコルド駅」。コンコルド広場の最寄り駅です。
コンコルド広場とは、18世紀に建築家ジャック・ガブリエルによって作られた「ルイ15世広場」が、フランス革命によって(1787年~1799年頃)「革命広場」と呼ばれるようになり、1795年頃から平和の願いも込めて次第にコンコルド(=調和、融和の意味)広場と呼ばれるようになり、1830年に正式に「コンコルド広場」となった、セーヌ河岸として世界遺産にもなっているところ。
1793年にマリー・アントワネットとルイ16世が処刑された場所としてもよく知られています。
ですので旅行で来られて降り立つ方々もたくさんいらっしゃると思うのですが、
この駅は①号、⑧号、⑫号の3つのメトロが通っていて、そのうちのここは⑫号線ホーム。
アルファベット文字のついたタイルが一面に張りつくされております。
このアルファベットは1789年の「人間と市民の権利の宣言」=フランス人権宣言のスペルを並べたもの。
ちゃんと見てみると私でも知ってる単語もたくさん入ってるらしいのですが、
こんな風に見事にアルファベットだけが並ぶとわかりにくい。
そこがまたアルファベットを使ったアイディアなのです。
この駅の階段を上がれば、こちらの記事の場所たちに出ます。
→「12月ノエルのシャンゼリゼ大通り」
→「12月の夕暮れチュイルリー公園」
コンコルドはシャンゼリゼとチュイルリー公園にちょうどはさまれた一角なのです。
けれど広場に立ってみるといつも無造作に激しめの車の往来の中で、そんな歴史があったのがちょっと信じられない雰囲気でもあるのです。その物悲しさがかえって時の流れを感じたりもするのですけどね。
ということで1つ抜けちゃった駅ですが今回で本当におしまいです。
でもパリは他にもスペシャルな駅がありますのでまたいつかご紹介が出来たらな、と思っております。
………………………………………………………………………
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
ブログランキングの登録カテゴリーをパリ→フランスに変更しました。
他の方々の個性豊かで素敵なブログも併せてご覧になっていただけます。
お手数おかけいたしますがポチッとクリック応援していただけるととても嬉しいです。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
ありがとうございます!