パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2017

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花曇りマルシェ帰りの週末日曜ごはんのご紹介でございます。
じゃ、とっととまいりますね。
まずは前菜で、スーパー「LIDL」のイタリア祭りで買ってきたブーファラというモッツアレラチーズを3色の彩りトマトと合わせたシンプルカプレーゼです。
水牛乳100%の本物モッツアレラのブーファラをはじめていただいたのですが、
まるで自然の甘さのミルクを丸く固めたようでトロッと柔らかで美味しい~♪
水牛か牛乳で作られるブッラータとかなり近い味わいですが製法が違うのかな。
これは今週末もまだ売っていたらまた買っておくつもりでおります。
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お次はお魚の1皿で3種の簡単サーモン料理の盛り合わせで、
左からカルフールで買ってきたサーモンのテリーヌ、
スモークサーモンのサラダ、
そして我が家の定番のサーモンのタルタルとなっております。
Cpicon 2種サーモンのタルタル*薄切りパン添え by milketmoi
買ってきたテリーヌはまあまあ悪くなかったしこうして3種類あると、
サーモン好きお魚好きにはヴァラエティで嬉しい1皿かなぁ、と思います。
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そしてお肉の1皿は、前日に焼いておいたローストチキンと一緒に焼いたポテトと
小さいレタスのような野菜「スークリンヌ」を
白ワインヴィネガーだけで和えたものを添えました。
これは以前行った日本人シェフさんのコチラのビストロ
→「Le Sot l’y Laisse(ル・ソリレス) ~パリのビストロ 11区~
のいただき方で、チキンの脂をヴィネガーだけのシンプル味付けのスークリンヌが
さっぱりさせてくれてよく合うのですよねぇ。
今はローストチキンというと我が家ではこの合わせ方が定番となりました。
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お皿さんはカプレーゼにはアルザスの「ストラスブール」の1枚を。
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サーモンの盛り合わせには先週末ごはんにも使ったお気に入りの
北東フランス「リュネヴィル」の100年以上前のアンティークの1枚を。
100年以内の古いものはブロカント、100年以上経ったものはアンティークとなります。
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そしてローストチキンには裏の刻印はないのですが、
たぶんアーモンドの花だろうと思われる花柄のタルト皿を。
我が家にアーモンドの木があって毎年花が咲くのでそれと似てるのですよね。
花の後はもちろん実も出来まして生のアーモンドのそりゃ美味しいこと!
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さて、前々回の週末ごはんの際に「フランスの花粉症の話」について書いたのですが、
日本人の私の場合だけでなく他のフランス人たちの花粉症についても
書かせておいていただこうと思います。
フランスでも花粉症に苦しんでる方々が結構いらっしゃいまして、
4月くらいになると毎年、花粉が飛び始めましたよ~、というニュースが流れ、
病院に通う人たちのインタビューなども出てきたりします。
ただし、日本でひどいスギ花粉症の経験をしフランスでも経験をした私が感じるのは、
断然日本よりは重症の人が少なめだということ。
くしゃみを何度もしていたり鼻をかんでる人は見かけるけど。
私のようにいつも鼻水が詰まっていたり流れてきたり涙が止まらない、
という人はほとんど見かけないし、もともとマスクを装着する習慣がない国ですが、
(マスクをしているとすんごい見られますが花粉の時期私はします)
花粉症でマスクなしでいけるわけですからやはり軽度の人が多いのかな、と。
そしてもう1つ気が付いたことがありまして、それはアトピーの人を見かけないこと。
日本にいた時に知り合いでも苦しんでる人が何人かいましたが、
フランスではたぶん今まで一度も会ったことがないです。
旦那にも聞いてみたらアトピーという言葉さえ知りませんでした。
で、思うことはこれは日本がとても清潔なことがかかわっているのではないかな、と。
それでかえって免疫力が低いのではないかな、と。
少し前にフランス人はお手洗いに入った後、手を洗わない人も結構いると書きましたが、
それはもちろんいやだけど、そのこと1つとっても衛生的な習慣が大きく違います。
それにフランスではお腹に虫がいてお薬を飲む子供も今もごく普通(あとシラミも)。
長年シンガポールに住んでいた知り合いの子供も同じような状況だったそうです。
私が子供の頃はまだたまにひっかかる子がいて先生に呼ばれていたけど、
(あれもどうかと思います。呼ばれた子は恥ずかしくて悲しかったはず)
今は日本ではいることがほぼなくなって学校検査もなくなったんだそうですね。
だから思うんですが、少し野性的なくらいの環境が免疫力にはいいのかなぁ、と。
ま、そうは言っても素手で触るパン屋さんには手を洗って欲しいですけどねぇ…

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先週のぽかぽか陽気からお天気は少し下降気味ではありますが、
花曇りのマルシェへタムちゃんの新鮮パセリなどを買いに行ってまいりました。
ところで花曇りと書いたけれど、春に何となく使うのはわかっていたけどちゃんと調べてみたら、桜が咲く頃の曇天だそう。よかった。意味合ってました。
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さてさてマルシェ。
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日本ではまだ珍しいアーティーチョークやアンディーブもフランスでは超お手頃価格。
アーティーチョークは特売で2個で2ユーロでしたよ。
でもアーティーチョークは安いからといってすぐとびつかない方がよくて、
開き気味のは新鮮ではないのでとにかくきゅっとまるくしまったものがいいのです。
そうだ。今度新鮮なのをゲットした時、それをブログでご紹介もいいですね。
こうして、この八百屋さんでのお買い特品を見ていたら旦那がちょっとどこかへ行って、
そして戻ってきたら…
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ジョンキーユ(jonquille)=黄水仙の花束を買ってきてくれました。
フランスではミモザが春の訪れ第一弾的なお花だとしたら、
ジョンキーユは春の訪れ第二弾的なお花。
今の時期はよくこうして花束が売られているのです。
ロマ人の売り子さんなことも多いのですが、パリのメトロや有名観光地のスリやたちの悪いロマ人とは別なので、我が家では今の時期、よく買わせていただきます。
1束2ユーロ。高くないです。これが出てくるとほんと春だなぁ、と感じます。
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そんなかわいい花束と一緒にまずはシュワシュワタイムです。
もうお願いしなくてもいつものお姉さんがボンジュール!って言って作ってくれます。
嬉すぃ。
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このシュワシュワをいただいている時すぐ近くでとても興味深いことが。
お店の若い男の子店員さんが軽食で出しているクロックムッシューを作っていて(ちゃんと簡易手袋をしていらっしゃいました)、どうやって作ってるのかな、と見ていたら、ちょっと新鮮びっくり!これは近々まったく同じ作り方で作ってみようと思っておりますのでこうご期待。なんちって。でもほんとやってみますよ!
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2杯さっと飲んでポルトガルバーを後にし、行列の人気アジア惣菜屋さんの前を通って、
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元気イタリア系ムッシューの元気なお姿をやっぱり確認。
大きな声で、お~また来たかい、って。いつも写真撮ってるね、ってそれも大きな声で。
めっちゃ受けるお客さんたちと、そして旦那とあたし。
で、ビズ(挨拶がわりの頬と頬のキス)していいかい、って。
昨日はビズしましたよ。でも超あっさりビズ。
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カメラを向けるとさらに張り切るムッシュー、おしゃべりもさらにリズミカルになって。
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ここはムッシューの小さな楽しいテアトルなんだなぁ、って。
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こうしてキュートなムッシューにいつものご挨拶して、
ハーブを何種類か買って家に帰ったのでありました。

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この週末はお天気が下降気味で今日は14度、明日あさってはさらに下がるとのこと。
温度差が激しいので体調に気をつけなければですが人間は自分でなんとでも出来るのでいいのですが、うちのベベっ子たちはママちゃんのわたくしにかかっておりますので、この時期は朝方も夢見ながらも寒気アンテナを張り巡らるのを怠りません。
ということで、昨日土曜ごはんのご紹介でございます。
先ず1皿めは前菜の盛り合わせで上段右から時計回りに、
スペインのイカの墨煮(缶詰)
スモークサーモンロール(美味しかったのでレシピをご紹介したいです)
イタリアのツナペーストのカナッペ(瓶詰)
にんにく風味のテリーヌ(スーパーで買ってきたもの)
ブリーチーズとドライトマトのパン(スーパーで買ってきたもの)
と、ほとんど市販品です~。でもちょっとずつ盛り付ければ簡単ヴァラエティな1皿に。
いろいろちょこちょこのっていると結構嬉しいのです。
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2皿めはちょっと珍しいコチラ。
Cpicon 卵のグラタン コロコロ卵が可愛い❤ by まりおっかあ
卵の黄身に玉ねぎやハム、マヨネーズを混ぜて詰めホワイトソースをかけて焼いた1品なのですが、これがあっさりまろやかで茹で卵の美味しさをしっかり味わえて美味!
旦那と美味しい美味しい~♪ 言いながらいただきました~。
これは我が家の定番に決定です!
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そしてメインはビストロの定番のステークフリ、牛ステーキのフライドポテト添えです。
牛肉はシャロレー牛のサーロインで柔らかくて美味しかったのですが、ソースを今回は手作りせずに試しに買ってみた市販のロックフォールソースにしてみたら、これがちょ~っといまいちで、乳化剤なのか何なのか、妙なとろみが気になりました。
このソースは自分でもレシピをご紹介させていただいてるのですが、こう言っちゃっちゃあれですが自分で作った方がず~~っと美味しいです。
Cpicon ロックフォールチーズのステーキソース by milketmoi
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お皿は前菜には人気ブロカント食器の「ディゴワンサルグミンヌ}。
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ステークフリには2月にエマウスで見つけたばかりのパリ郊外「ショワジー・ル・ロワ」の「H・B・C・M」という窯のもので、1920年に出来た窯ですが1955年に閉じているので、作られてから少なくとも62年以上は経っているというもの。
ということでジャポンは3連休。桜の開花もあともう少しでいいですね…郷愁です。
ただスギ花粉がほんと~~にわたくし辛かったのです。レーザー治療も受けたけどまったく効果がなくて、結局行き着いたのは、花粉症治療でよく知られた行列が出来る病院で処方してもらう薬を花粉の時期に飲み続けること。この薬が私にはよく効きまして、以来、毎年これで乗り切っておりました。そしてフランスに来て2年間はまったく花粉症が出なかったのですが、あれは3年目の5月の後半のことでした。ある日目がしょぼしょぼしてきて、あれ?風邪でもないのにあれ?って。でもまさかここフランスはスギ花粉はあまり飛んでないはずだし、あれ?って。でも空気がしみるぞあれ?って。それからです。毎年悪化の道を辿りまして。電車に乗っていても透明な鼻水がたら~っとたれてきていつも涙目で、すると親切なマダムやマドモアゼルが、これ使って、ってティッシュくれましてねぇ。泣きながらありがとう、って。夜中仰向けで寝ていても鼻水が溢れてきて、苦しいよ~~、と言うと旦那が起きて、ティッシュ渡してくれたりなんかしまして。で、また泣きながらありがとう、って。だけど去年、毎年春にお庭で咲きまくっていた白い花を怪しいと睨み、ネットで調べてみたら「梅花空木(バイカウツギ)」と言って花粉症が出やすいと知って。で、春がはじまる前に旦那に全部切ってもらったのです。そうしたら去年の花粉の時期(5月中旬から6月末頃まで)が雨が多かったこともあるかもなのですが、症状がほとんど出なくてびっくり!花粉症のない春の何と何と幸せなこと。だから花粉症の方の苦しみは私はほんと~に理解できるのです。あれは仕事も手につかないこともあるのです。なので春はとても素敵ですが、花粉症の方々が1日でも早くあの苦しみから抜け出られますようにと心から願います。

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メトロの通路で見つけたフランスの国鉄「RATP」のキュートな大ポスターは、
メトロで歌っていた人気ミュージシャンたちを描いたもの。
RATPの紹介ページはコチラ→「MUSICIENS DU METRO
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パリのメトロは国から許可をもらって歌えるミュージシャンと許可を持たないで歌うミュージシャン(中には聴くと到底ミュージシャンとは思えないお金目的だけのなんちゃってな人も…)がいて、許可をもらえる人は毎年2000人のオーディションの中から受かった300人程度。かなり難関なのです。

私も大好きなトゥール出身のザーズ(ZAZ)も、
パリではナイトクラブとメトロで歌うことからはじめたそう。
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最初に行った語学学校のテキストに彼の物語が出てきたことがあって私も知った
セネガル出身のテテ(Tété)もメトロから。



ナイジェリア出身で世界的にも知られるキザイア・ジョーンズ(KEZIAH JONES)
もメトロから。

この演奏、歌声、しびれます!!
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パリのメトロで素敵な音楽に出会ったら、ちょっと立ち止まって耳をかたむけてみるのも、またパリらしいワンシーンなのです。そしてそれが素敵な演奏だったらぜひミニライブのチップもチャリーンとね♪

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暖かくなった昨日は(20度前後)ジャケットなしでのんびりパリ散歩。
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私のように薄着の人もいれば、まだまだ分厚い冬のコートの人もいて。
でもこれは今の時期だけじゃなく真夏でも肌寒ければ冬のジャケットを着こむ人多し。
パリの人は結構おしゃれに力入れてないのです。
これ、パリにやってきた日本人がよく気づくパリあるある。
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静かな裏通りで見つけたビストロもとても居心地がよくて。
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再現したくなる1品にも出会って、これはあれ使ってるなぁ、
とか思いながらお味を頭にインプット。
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小さな美術館やパッサージュ(屋根付きのアーケード街)にも立ち寄って。
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そんな春散歩の風景たち、ちょっとずつフォト整理してまたご紹介させていただけたらと思います。

追記…昨日はフランス全土で気温が20度を超え25度近くまで上がったところも多かったようですが、今日は13度くらい。今の時期は温度差が激しいです…

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