パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

avril 2017

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昨日もあったかな日曜日。今年のパリはたぶん日本より春が進んでいるようです。
ということでタムちゃんのパセリとパクチーを買いにマルシェへ。
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先ずは八百屋さんに向かったのですがいつもは聞こえてくるイタリア系ムッシューの声は聞こえなくて、姿もなくて。あ、今日はいらっしゃらないな、って。
するとタトゥーの渋いお兄さんが通り過ぎる。
フランスはタトゥーを入れてる人が多くて、日本のように特別な感覚はないのです。
背中に小さなバラや蝶々を入れてる女の子もた~くさんいるし、
意味のよくわからない変な漢字を入れてる人も肩や足にデカいのを入れてる人も。
でも女性の大きいタトゥーはせっかくの女性らしい身体や肌にもったいないなぁ、
なんて私はちょっと思ってしまいます。小さいのならまだかわいいけれど。
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さてパセリ2束とパクチー1束合わせて2ユーロ55サンチームを買った後は、
ポルトガルバーでバラ色シュワシュワで乾杯。
でもささっと飲んでこの後向かったのは、
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近くで開かれていたブロカント市です。
もうこの頃は薄着じゃないと暑いくらいになっておりました。
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これは人気ブロカント食器「サルグミンヌ」のアルザス地方仕様の絵柄。
ヴァンヴの蚤の市でも結構なお値段で売られていましたがエマウスでもよく見るもの。
我が家にもエマウスで買ったものが何枚かあって、
エマウスで買わないともったいないな、なんて思ってしまいます。
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シンガーでプロデューサーでもあるジャン=ジャック・ゴールドマンのLPも。
この方、フランスでは超有名でシンガーとして大活躍したのは80年代ですが、
今は主にプロデューサーとしてフランス音楽界の重鎮的存在。
ちょっと調べてみたら私が以前住んで大好きな下町19区出身。
なんだか嬉しくなってしまいました。
歌声がちょっと独特ですぐ、彼だ、ってわかるんです。
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とても大きなブロカントで一回りするだけで2時間以上。
で、お腹もすいていたし暑いしで途中からちょっとフラフラになってしまいました。
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でもブロカントを後にし、ゆったりとした新鮮風景の住宅街を歩けば、
どこもかしこも春で、爽やか~♪
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ほんっとに今年のパリの春はものすごく恵まれた春。
去年は6月初旬までショコラ色だったマルヌ川もすでに緑になり始めているくらい。
去年の春は雨がとにかく多くてセーヌやマルヌが氾濫したんでしたっけ。
あれから一年。早いものです。
じゃ、帰ってごはんで~す。

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3月後半のある日に春に突入してからほぼ春日のパリでございます。
ということでお花を飾ってアナログレディオを置いて週末お庭ごはんです。
このレディオで音楽を聞きながら時々変な踊りしながらお料理しているのですが、
誰も見てないとこでの変な踊りってな~んか気持ちいいんですよねぇ。
ちょっとおすすめでございます!
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まずは先週もいただいたモッツアレラのブーファラに、
今回はイタリアのハムのコッパと少し甘味があって歯触りのいい生ビーツ、
そしてピンクペッパーを合わせてみたのですが、この組み合わせもなかなかいけます♪
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2皿めは旦那にバーベキューで焼いてもらった魚介のホイル焼きで、
具材は白身魚、海老、玉ねぎ、トマト、黒オリーブ、オリーブオイル、シェリー酒で、
にんにく入りマヨネーズとトーストを添えてブイヤベース仕立てにしました。
包んで焼いただけで簡単ですがと~っても美味しかったです!
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そしてメインはこれも旦那にバーベキューで焼いてもらった
サーロインステーキにフライドポテトを添えてフランス定番のステークフリット。
バーべキューはフランスでは男の仕事でおまかせしてはいるのですが、
これがなかなかうまくならなくて、今回は火の通りはよかったのですが、
焼き目がいまいち。お隣家パトリスさんはしょっちゅうバーベキューしていて、
焼くのが上手なのでならって欲しいなぁ、と毎年思っている妻なのです。
でもお肉はシャロレー牛だったので美味しかったです。
しかしどうしてバーベキューの火加減いつまでたってもうまくならないのかな。
毎回、俺はいい料理人じゃないからしかたない、って言って
うまくなりたいという前向きな気持ちがぜ~んぜん感じられないんですよねぇ。
私が意外とまめに古風にやってあげてしまうのでダメなのかなぁ…
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そしてお皿はブーファラには今はなき東欧の国、チェコスロバキアの1枚を。
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魚介のホイル包み焼きには北東フランスの「ムーラン・デ・ルー」。
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ステークフリットにはパリ郊外の「ショワジー・ルロワ」を。
柄&年季の入り具合でおそらく100年以上前のアンティークじゃないかな、
と思っております。
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あ~んど。
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バーベキューはいつまでたっても上手にならない旦那が、
庭の家庭菜園の準備を始めました。
今年は場所を変えてパトリス家さんと接するところ。
パトリスさんはパリ市内で公園管理のお仕事(公務員)でご自分の庭も、
まめに手入れ&栄養を与えるをしているのでそれが我が家の土にも浸透するらしい。
トマトなんかいつも真っ赤っかだし胡瓜も見事なのです。
どうして今まで気が付かなかったかなうっしっし♪って旦那。
なんでもいいから無農薬野菜たくさん作ってね~、って思う妻です。
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そして今まで家庭菜園にしていた場所は芝といろいろなお花の種を植えました。
旦那が色あいなど考えず適当に種をまこうとしたので、
やめて~!ちゃんと色どりを考えてまこうよ~!と私(結構必死)。
ブロカント雑貨は、それは綺麗じゃないとかたいして古くないとか厳しいのに、
こういうとこが超雑でなんなんだろう、といつも思います。
ま、それはさておき、お花が大好きなのでたくさん咲いて欲しいな、
と思う暖かい春を迎えている2017年の4月でございます。
今日もい~いお天気で気持ちいいです♪
じゃ、マルシェへGOしてきま~す。

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ここは「クール・デ・シャドック」と同じ並びにある「クール・デ・トワフレール」。
3人兄弟の中庭、という名で、以前のこの場所の持ち主さんの
「ヴィゲス(Vigès)」さんという方に3人の息子さんがいたからだそう。
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入ってすぐに青山風なおしゃれ美容室があって、
小さなガラス屋根が屋根というより飾りのようについています。

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美容師としてロンドンでもパリでも日本でも働いたことがある子が、
技術も機械も日本が一番進んでいると言っていたけど、
ここは結構機材も新しめのが揃っていて中の作りもモダンな雰囲気。
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そう言えば前にニースで通りかかった美容室では、
お客さんが鏡の前で自分でドライヤーかけてる可笑しな光景も見たことがありました…
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1987年のハリソン・フォード主演でパリが舞台のロマン・ポランスキー監督作品
「フランティック」の撮影にも使われたそう。ちょっと場面が見たくなります。
この後はここからすぐのシャロンヌ通りへ。
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シャロンヌ通りと言えばこの老舗ビストロが目印。
→「Chez Paul(シェ・ポール) ~パリのビストロ 11区~
そしておしゃれ系ショップが立ち並ぶこの通りを進めば右にひっそりあるのが、
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「パッサージュ・ロム」。
ここも以前の持ち主さんが「ロム」さんだったことからその名がつきました。
「ロム」=LHOMMEはアポストロフィーが入ってL’HOMMEだと、定冠詞LE+HOMMEで人間という意味になるので、私は以前は人間のパッサージュ、という意味だと思っていたけど、そうではなく名前だったのです。
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この界隈に来た時に寄ってみるのにちょうどいいパッサージュで、
私もちょくちょく来ております。
→「カトリーヌ・ドヌーヴも歩いた?パッサージュ・ロム(Passage LHomme)
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シャロンヌ通りの賑わいとは打って変わって静か。
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こうして一歩奥に入ると絵になる場所が隠れるようにあるのがパリの街の素敵なところ。
それではまたあの賑わいの方へ戻ってみましょう。
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目の前には3人の星シェフのハンバーガー専門店の、
→「French Burger made in chef」があります。結構最近出来たお店です。
アイディアいっぱいのバラエティ豊かなハンバーガーたちが単品だと10ユーロ、
セットにすると12ユーロ90サンチームからでリッチ版もあるようです。
ボルドーで最初に出来て今はこのパリ店も含めフランスに7店舗展開。
パリはハンバーガーを出すお店がビストロも含めすごく多いけど、
パリでハンバーガー食べなくてもいいかなぁ、なんてちょっと思ってしまうような…
次に向かったのはすぐ近くのバスティーユ駅近くの、
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「パッサージュ・デュ・シュヴァル・ブラン」です。
白い馬のパッサージュという美しい名前、なのですが、
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ただいま大工事中だったのです~。
なのでここはまたもうちょっとして工事が終わってそうな頃に寄ろうと思います。
またその際はご紹介させていただけたらと思っております。
ということでこの他にもまだ小さなパッサージュがこの界隈にはあるのですが、
今回は以上となります。またいつか次回に。
それとパリの人気パッサージュもいくつかご紹介させておいていただきますね。
→「パッサージュ・デ・パノラマ
→「パッサージュ・ジョフロワ
→「パッサージュ・ブラディ
それでは皆さん、よい週末を!

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バスティーユのあたりにあるパッサージュをいくつか歩いて来ました。
パッサージュとは18世紀末から作られたガラス屋根のついたアーケード街で、
人気パッサージュと言えば2区の「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」や
「パッサージュ・デュ・グランセール」9区「パッサージュ・ジョフロワ」などですが、
ここバスティーユにも派手ではないけど小さなパッサージュがいくつもあるのです。
ということでここは「パッサージュ・デュ・シャンティエ」。
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作業場の抜け道、通り道、という意味で、家具職人街。
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味わいのある石畳の路地に年季のはいったお店やモダンなお店が並んでいます。
ここは映画「猫が行方不明」でも登場したそうですが、私は覚えていないんですよね。
でも1996年の映画で観たのは日本にいてまだパリに来たことがなかった頃。
今だったら場所がだいたいわかるかな、と思って機会があったらまた観たいのです。
で、コチラ がその映画の予告編。

原題は「Chacun cherche son chat(それぞれが猫を探してる)」。
パリをイメージするおしゃれでなんだかかわいい映画と言うと、
「アメリ」とこの映画が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
でも主役を演じたギャランス・クラヴェルって女優さん見ないなぁ、と思ったら、
この1本の後は女優としてはなかなか難しかったようで、
現在は地方のラジオの朗読などをやっているそう。
なんだかちょっと切ない…と一瞬思ったけど、でもそれは違いますね。
いろいろ経験しながら年齢を重ねると自分にとっての幸せが変わるし気づくから。
今自分らしい幸せを見つけいらっしゃるかも。
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さて、3~4分もあれば通り抜けられてしまうこのパッサージュの出入り口に戻って、
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向かったのは、
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「パッサージュ・デュ・シャンティエ」のすぐ近くの「クール・デ・シャドック」。
ここは入口付近に小さなガラス屋根がある静かなパッサージュ。
シャドックって何かなと思ったら60年代のアニメーションの
「レ・シャドック」からついた名前だそう。
それがコチラ

この時代にとても人気があったんだそうです。
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この日はここのアパルトマンに住んでるご家族の引っ越しがあったようで、
小さなお嬢さんやわんこも後をついてみんなで荷物をトラックに運んでいました。
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次はどんなカルティエに住むのかな。それとも郊外かな…
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いろいろなところに住むって、新しい風景や人やお店や…
いろんな新鮮な事に出会えるので楽しいんですよねぇ。
ま、引っ越しの作業はと~っても大変ですが。

                        つづく

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今日はレンジ加熱2分だけのほんと~に簡単な1品
「鶏むね肉と赤パプリカとミントのベトナム風マリネ」のご紹介です。
たまたま冷蔵庫にあった(残ってた?)材料で最初は炒め物と思ったのですが、
もっと超簡単に何か出来ないかな、だったらレンチンかな、と。
で、ささっと作ってみたら、おお!この簡単さのわりにうまいぞ、となりました。
調理ポイントは特に大きなのはないんですが、玉ねぎだけは加熱せず、
生のを混ぜること、くらいでしょうか。
&味ポイントとしてはナンプラー使いの調味料とそしてミントでググンとベトナム風。
でもミントのかわりにパクチーや、バジル、青ネギ、紫蘇でも美味しいだろうな、と。
たぶんパクチーかバジルだとタイ風になるかな、と予想しているのですが。
なのでお好みでそれぞれチョイスしていただければと思います。
それとパプリカも他の色が入れるとさらに彩りがよいかと思います。
(この時は赤しかなかったので)
それでは材料と作り方です。
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材料(2人分)
・鶏むね肉の小さめそぎ切り120g(塩胡椒少々、酒小1、薄力粉大1) ・赤パプリカの千切り80g ・玉ねぎ輪切り80g ・赤唐辛子の輪切り1/2本~ ・酒大2 ・ミントの粗みじん切り5gくらい ★ナンプラー大1と1/2 ★レモン汁大1と1/2 ★レモンの皮のすりおろし1/4個分 ★酢大2/3 ★きび砂糖小1/2 ★粗びき黒胡椒少々

作り方
玉ねぎは水にさらして辛味をある程度抜き、しっかり水気をとっておく。
鶏むね肉は塩胡椒と酒をもみ込み、薄力粉を均等にまぶしておく。
★材料を全部合わせておく。
耐熱容器にパプリカと鶏むね肉を均等にしき、赤唐辛子をのせ、酒大2を振り、
ふわっとラップをかけ、レンジで1分40秒~2分加熱する。
※お肉の火の通り具合を見てレンジによって加熱時間を調節してください。
やけどに気をつかながらラップを取り、玉ねぎを入れさっと合わせたら★を混ぜ、
味も見て足らなければ塩を足し、最後にミントを混ぜ、お皿に盛って出来上がりです。

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さて前回記事の最後に、次回はレシピと月曜日に見た夢の話など、
と書いたのですが、よく考えたらたいした話じゃないのでそれはやめて、
数日前に見た花粉のニュースのことを少し。
フランス全土の花粉の多さが地図で色分けして紹介されていて、
最も多い赤色だったのが南仏のコートダジュール一帯だったのですが、
そのわけは「cyprès(シプレ)」が多いからだそうで「cyprès」とは、
イトスギ。
やはりスギ花粉だったのです!

ただ私はコートダジュールのニースに一年弱住んだことがあるのですが、
その時は山もわしわし歩いていたけどまったく花粉症が出なかったのです。
でも今思えばそれは身体がまだニースの花粉に馴染んでなかったからかな、
たぶん数年住んでいたらまた出ていたのではないかな、と。
なので、旦那と私はいつかパリを離れ南仏かブルターニあたりへ移り住みたい、
と考えているのですが、コートダジュールは絶対無理だな、と思ったのです。
それにしてもやはりスギ花粉、どこでも活躍?してるんですねぇ…
次回はまた春のパリ散歩をご紹介させていただきます!

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