パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mai 2017

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昨日は久しぶりにパリ(郊外だけど)で和食屋さん風週末ごはん開催です!
でも、まったく高級チックじゃなくお安め設定の良心的庶民的な和食屋さんです。
まずはつまみはこれがなきゃ始まりませんので枝豆と、
簡単きゅうりの梅和え、そしてコチラ。
Cpicon 人参と白ゴマの甘酢サラダ by milketmoi
これは材料少なでノンオイルで白ゴマがプチプチっといいお仕事なんです。
料理にゴマ使いは私がフランスに来た頃はアジア人以外ではまだそれほどには浸透していなかったように思いますが、最近は少しポピュラーになってきたように思います。
パン屋さんのパンには使っていたりするのですが。
ゴマ油もカルフールで手軽に買えるようにもなりました。
枝豆はアジア系スーパーでしか売っておりませんが、
フランス人、一度食べれると好きになる確率高しなものの1つ。
パリのオペラ地区にあるアジア系食品店では冷凍枝豆を2袋くらいカゴに入れてるフランス人の姿もよく見かけます。この美味しさは共通なんですね♪
飲み物はアジア系スーパーで買った日本酒となっております。
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お次はコチラ。
Cpicon ベーコン巻き一口豆腐ステーキ*山葵と共に by milketmoi
これ、ワサビ好きな自分がある時思いついてやってみたら、
自分でいうのもずずしい話なんですが大成功美味しくて。
で、すぐレシピアップしたのですが、しばらくぜ~んぜん人気がなかったんです。
だけどクックパッドのトップページで紹介していただいた途端すんごい数のレポが届きまして、あの時はほんとびっくりしたですよ~。
でもあんなにいっぺんにいただいたのはあれが最初で最後ですけどね。ぷぷ。
で、今回はベーコンがちょっと厚めだったので豆腐に巻かず、
上にのせて海苔で巻き巻きして止めました。
久しぶりでしたがやはり美味しい~♪
ワサビを柚子胡椒や辛子にしても美味しかったと、
レポくださった何名かの方々が逆に教えてくださっています。
柚子胡椒切れてるから買って来なくては。パリで高いのですよ、柚子胡椒。
でもやはり欲しい。
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お刺身がなかったのでさっぱり系はスモークサーモンのサラダにし、
ドレッシングはコチラです。
Cpicon 醤油とバルサミコ酢の超美味ドレッシング by milketmoi
これも大好評いただいているもの。
日本にいた時からずっと作っていて必ずといっていいほどレシピを聞かれるのです。
もともとはよく行っていた家族経営イタリアンレストランのドレッシングの再現で、
そのお店が閉店してしまったので、自分なりにこんな味だったかなぁと作っていたもの。
たぶんお店のとはかなり違った味になってるとは思うのですが、
家族とよく行っていたお店なので思い出ドレッシングとも言えます。
(あれ、思い出ドレッシングってなんかよい響き。想い出の方がいいかな…)
和でも洋でもお肉系でも魚介系でも、結構いろんなサラダに合ちゃうんです。
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揚げものは週末の買い物で行った我が家定番スーパー「LIDL」で
人参葉をタダでもらったのでコチラ。
→「人参葉と人参と玉ねぎのかき揚げ
そして天つゆは今は市販のは使っていなくて手作りの我が家定番のコチラ。
Cpicon 簡単☆手作り麺つゆ♪ by SP♪
以前は人参葉つき新鮮人参をゲットした時だけの限定天ぷらでしたが、
「LIDL」でよく葉っぱだけが残されているので(葉付き人参だった時にどなたかが葉っぱだけ置いて買っていく)、見つけると思わず目がキラッ!(ギラッ?)となっちゃう節約ジャポネでございます。ってかパリに来て節約家になったかなぁ。
ちなみにうさ坊やのタムはまったく見向きもしませんで、
パクチーかパセリじゃなきゃ食わねえぞ、って姿勢でございます~。
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そしてごはんとお味噌汁で。
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ごはんはおにぎりにしないコチラをいただきました。
Cpicon 梅とパクチーのおにぎり by milketmoi
思いついてやってみたら、かな~り美味で自分でもびっくりした、
この梅&パクチー組み合わせ。
その時はネット検索でこの組み合わせもパクチーおにぎりも一切出てこなかったのです。
何でもちょっとやってみるもんだなぁ、って思いましたねぇ。
そんなこともあって自分の大事レシピの1つでもあるのです。
パクチー好きさんにはほんと~におすすめでございます!
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〆は今年初のお庭とれさくらんぼちゃんです。
ちょっと小ぶりですがお手入れなしの完全BIOちゃん。
まだちょっと甘みは足らないけど皮なんかきゅっと引き締まってて新鮮です。
これでビタミンセー(C)をとって内側から紫外線をやっつけましょう!
ということで我が家の久しぶりとなった週末和食ごはんのご紹介でございました。
それでは気持ちのよい青空でもありますし、シュワ子しに行ってまいりま~す!

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一階(日本で言う二階)は、当時ファミリーの寝室だった大きな空間が、
現在はジュール・ヴェルヌが集めた本の展示室となっています。
この家にはおよそ700点もの実際に彼が使っていたものたちが展示されていて、
机の上には彼が書いたと思われるメモ書き(復元コピー)などが並べられていました。
ジュール・ヴェルヌは1856年に出会ったオノリンヌ(Honorine)と1857年に結婚。
その時オノリンヌはすでに2人の小さな坊やがいて、
2人の間にもまた坊やが生まれ、3人のお子さんと奥さんの5人家族。
その頃はまだ成功していなくて他の仕事をしながら少しずつ書いていた時期で、
1863年に書いた「気球に乗って五週間」で人気が出て、
その後世界的にも有名になり1882年にアミアンのこの大きな家へ。
建物は1845から1854年にかけて作られたものだそうです。
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二階(日本でいう三階)には「水上の旅(Les voyases nautlques)」
と名付けられた小さな部屋もありました。
港町ナントで生まれ、子供時代いつも窓からその様子を眺め、憧れていたその思いを、
大人になってもずっと持ち続け、こうして夢のある部屋も作る。
そんな心が想像力豊かな作品を書くこととつながっているのだろうなぁ、
と感じました。
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通り過ぎてしまいそうなとても小さな寝室もあって。
小説を書く時用の仮眠も出来るお部屋かしら。
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窓からは緑豊かな広場の風景。
ナントからパリへ、そして終の棲家はアミアン。
この街が北の小さなヴェニスとも言われるように、
水辺があちこちにあるのも魅力だったのでしょうか。
あ、ただし、この家のパンフレットにもアミアンの観光局のサイトでも、
ジュール・ヴェルヌがこの家に住んだのは1882年から1900年までとなっていて、
だけどウィキペデイアでは1905年にこの家で亡くなった、となっているのです。
その五年間の違いの意味がちょっと定かじゃありません。
(よくウィキペディア間違いあるし…)
奥さまのオノリンヌは1910年に亡くなっているのですが…
またアミアンに行ったら観光局に寄って聞いてみましょう。
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それにしてもお家がとっても広いんです。
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中階段にもいくつもの小部屋のような空間があって。
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そしてそして一番上には、
「ジュール・ヴェルヌの屋根裏部屋(Le grenier de Jules Verne)」があります。
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ここもなんだか子供の冒険心と宝物がたくさん詰まったような楽しい空間。
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ときどき屋根裏部屋に上がっては、子供のように夢想していたのかもしれません。
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その頃の世界地図もありましたよ。
で、思わずジパングどこかなぁ、と探してけれど、ど…
あれ、ジャポン切れててのってないね、ってあっさり旦那。
え!どうしてひどい~!黄金の国ジパングだよ、とあたし。
ま、でもここはユアラップ。なのでユアラップ中心なのはしかたありません。
ということで2回に渡ってのジュール・ヴェルヌの家のご紹介は以上となります。
長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。

HP…「LA MAISON DE JULES VERNE

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初夏のような5月のパリフォトも巻きでやらなくてはですが、今日は、
「パリから行く小さな旅」のアミアン編です。
マクロン新大統領が生まれた街アミアンは、SF小説の父と呼ばれ、
「海底二万マイル」をはじめ「八十日間世界一周」「十五少年漂流記」などを書いた、
「ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne、1828-1905)」が1882年から住み続けた街でもあり、彼の住んだ家がこの緑が気持ちいい小さな広場の向こうにあります。
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それがこの家。
表からは整然とした雰囲気ですが、中はどうなっているのでしょうか。
また表とは違う雰囲気かしら、ワクワク♪
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一歩入るとそれほど広くはない中庭があり、視界にすぐ入って来る塔は、
ジュール・ヴェルヌらしくちょっとSFチック。
上の鉄の丸いのが雰囲気~♪この時代にさすがジュール・ヴェルヌ~!と言ったら、ら、
旦那が、あれは後付けだろうね、と。だから、
そ、そ、そりゃそうよね、ヴェルヌの家目印よね、ってあたし。
じゃ、入館料1人7ユーロ50サンチームを払って中へ入ってみましょう。
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まずジャルダン・ディヴェール(Jardin d’hivr=冬の庭)があります。
このジャルダン・ディヴェールというのは、
ガラス張りになっていて光がいっぱい降り注ぐように作られた部屋の総称で、
冬でも光がいっぱいの庭だよ、的な感じでしょうか。
本当にその通りで、この時、空は見事な曇天だったのですが、
この部屋は明るくて気持ちがよかったのです。
フランスでは家を探す時、
プールがあるとかこんなジャルダン・ディヴェールがあると、
ああ、これがあるのね♡となって大きなポイントになるのです。
そしてカンパーニュだとパリ市内や郊外の高級住宅街に比べれば、
当たり前ですがぐぐんとお値段がお安くなります。
パリ市内はほとんどがアパルトマンですが住宅がほんと~に高いです。
東京より高いんじゃないかしら、と私は思います。
あ、今度パリと郊外の住宅についてお値段も含めご紹介も面白そうです。やりましょ!
左に置かれているのは「海底二万マイル」に出てくる「ノーチラス号」の模型。
これがあるとやはりジュール・ヴェルヌの世界を感じさせますね。
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ジャルダン・イヴェールの向こうにはいくつかの部屋がありまして、
ここは重厚な雰囲気の食堂となっております。
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どんなものを召し上がっていたのでしょうか。
作家として世界的な名声を得ていて、1883年からはこのアミアンの市会議員も長く務めたそうですから、お抱えシェフさんがいたのかもしれませんね。
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食堂のお隣りはサロン兼音楽室で、このお隣りには喫煙室もあるのです。
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この方がジュール・ヴェルヌさん。渋いムッシューです。
これは中庭のフォトっぽいですね。
右に写っているのはジャルダン・ディヴェールのガラス窓のようです。
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食堂からもこの重厚な雰囲気の部屋たちとの対比で、
ジャルダン・ディヴェールの明るさが眩しいのです。
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どうしてもここが気になって気になってしかたありません。
実は私もこのジャルダン・ディヴェールに強い憧れがありまして、
他の部屋は小さくてもいいからこんな部屋があったいいな、
いや何なら他の部屋なくてもいいからこんな部屋があったらいいな、
と夢見ているのです。
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後ろ髪を引かれる素敵な空間ですが、住み着くわけにもまいりませんので、
じゃ、上に上がってみましょう。

            つづく

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昨日は29度予想のパリへ。
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最近はメトロもRER線も構内も冷房がきいている割合がとても多くなったので、
昨日も乗っている時は快適だったのですが、
一歩パリの街へ出ると結構暑かった~。
数年前のまだまだ冷房がきいてないメトロも多かった頃、
7月のメトロの中で熱中症になったことがあって、
やっとこさ入ったカフェで3時間くらいじっとしていたこもあったけど、
あれを考えると利用者にとってパリも少しずつよくなっているのです。
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とっても美味しいお一人さまランチもいただいて。
あれとこれを使っていて…などと頭にインプット。再現できそうかなぁ。
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お久しぶりカルティエもちょっと新鮮楽しい。
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はじめて美術館も楽しくてかなり長い時間いちゃいました。
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そんなんで気が付けば夕方6時過ぎ。
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帰りはお仕事を終えて帰宅途中の方々とすれ違い。
ああ、お疲れ様です、と思いながら、
わたしもベベっ子とそろそろ帰ってきている旦那の待つ家へと向かいます。
そんな初夏のような昨日5月パリ、
フォト、たくさんしてまいりましたのでなるべく早めに整理して、
楽しいパリの雰囲気がお届けできるようがんばります!

※今週の木曜レシピコーナーはお休みさせていただきます。
楽しみにしてくださっている方々、申し訳ございません。

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昨日が日曜ごはんだったので前後しますが週末土曜日ごはんのご紹介です。
じゃ、とっととまいらせていただいて、まずは一口アペロの盛り合わせで、
上から時計まわりに、冷凍のパイ詰めエスカルゴ、
買ってきたプロヴァンスハーブのパイスナック、
買ってきた手作りテリーヌのカナッペ、
そしてそして左の細~いののわさっとしたのなんだかわかるかしら。
実は新玉ねぎを買ったらたくさんついてたひげ根を揚げたものなのです。
いつだったかひげ根も食べれるってのを読んだことがありまして、
へぇ~、ってびっくりしまして(仰天まではいかない)。
で、新鮮ひげ根を見て記憶がよみがえり、
揚げちゃってみちゃえ!みたいな。
うん、香ばしくて普通に美味しかったです!
でもプロヴァンスハーブのパイは自分レシピの方がずずしいですが、
ハーブもたっぷりで出来たてもあって美味しいかなぁ。
Cpicon プロヴァンス・ハーブで超簡単おつまみパイ by milketmoi
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お次はスープで旬のグリンピースをたっぷり使ったポタージュです。
グリンピースが苦手な方もこうしてスープにするといただけるかもしれませんね。
ほんのり甘くて美味しいです。豆は体によいよい。
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お次は冬にラクレット(溶かしたチーズをじゃがいもや加工肉にかけて食べるスイスとフランスのサヴォア地方などの郷土料理)で食べたラクレットチーズが冷凍で残っていて、もうそろそろ使っちゃわなくちゃな、と思い、茹でたじゃがいもと生ハムを合わせラクレット風のオーブン焼きにしました。
他のことをやってる間にちょ~っと焼き過ぎました~。が、
溶けたチーズ&じゃがなので美味しくないわけはありません。
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そしてメインはサーモンソテーの春野菜添えでグリーンアスパラと新玉ねぎです。
さっきのひげ根はこの新玉ちゃんのだったんですよ。
ドレッサージュ(盛り付け)は、あるTV番組であるシェフさんが、
こうして春野菜を使って大胆盛りをしていたので、
私も挑戦してみたのですが、なんじゃこりゃ~、ってなっちゃいました~。
繊細盛り付けも難しいけど大胆も難しいんですねぇ。
こりゃ何度もまたやってみて感覚が大事なのだろうな、と思いました。
ということで週末ごはんにお付き合いいただきましてありがとうございました♪
今日はパリ、なんと気温が29度まで上がる予定。
昨日から突然、花粉もいよいよ始まった感なのですが、
素晴らしいお天気だし花粉なんかに負けないぞ、と思っております!
でもなぁ、ひどい時はほんと辛いんだよなぁ…

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