パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juin 2017

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今年のパリの6月は毎日毎日お天気に恵まれ、
あたしの鼻もスースー目もスッキリ♪でいい感じに暮らしております。
っつうことで週末土曜日のごはんのご紹介でして、
素敵なお天気を活用して秋冬の分まで光合成するためお庭ごはんでございます。
まずはお庭で咲いたお花ちゃんを古い瓶に飾りました。
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旦那は最近凝ってる古いチャリンコのことばかりにかまけておりまして、
買っておいた種をやっとまいてくれたのが一か月半くらい前。
咲くのかな、思ったけど最近すごいんですよ、ぐんぐん育って可憐に咲いてくれて。
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気分だけは小さな小さなクロ・ノルマンでございます。
でもやっぱり花っていいですかわいいです♡
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さて前菜は3種盛り合わせで、
右からグリーンサラダ、
買ってきたハムのゼリー寄せ、
そしてトールトォというチーズのパンのようなお菓子のような
フランス西部のポワティエの1品。
甘さが超控えめなので、前菜にしてもOK。
上の黒い部分が焦げて真っ黒で、それが特徴です。
お皿は人気ブロカント食器「ディゴワンサルグミンヌ」。
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2皿めは千切り野菜と真鱈のセロハン(料理用)蒸しで、
TVの料理番組で人気シェフのフィリップ・エチュベストさんが紹介していたものを作ってみたのですが、これがシンプルだけどと~っても美味しくてびっくり!
フランスでは料理用セロハンを使ったこういったレシピが結構あって、
私もときどき使ってはいたのですが、これは今まで作った中で一番簡単。
我が家の白身魚のお気に入りレシピの1つになりそうです。
いろいろちょっとアレンジしてみようかなぁ、とも思っております。
お皿は裏のシルシはないのですが今の季節っぽくて気に入ってるもの。
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そしてお肉のメインは、フランス北部トロワの
アンドゥイエット(andouillette)という、
豚の小腸に豚の腸や肉を詰めたソーセージの焼いたものに
インゲンとブロッコリと人参のソテー、
そしてフライドポテトを付け合わせました。
腸なので少しクセがあるのですが好きな人は好きな1品。
モツの煮込みとか焼き鳥のモツとかモツ鍋とか大丈夫な人は大丈夫かと思います。
わたくしは焼き鳥はぼんじりも大好きでした。
お皿はパリ郊外の「ショワジ・ルロワ」で
おそらく100年以上前のアンティークな感じの1枚。
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あ~んど。
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ついでにトールトォ(tourteau)を袋ごとちょこっとご紹介。
スーパーの乳製品コーナーに必ずと言っていいほと置いている1品で、
シェーブルのフロマージュブランを使っていて、
イメージとしてはチーズ風味のふわっとしたスポンジケーキのような感じ。
で、必ず上は焦げ焦げとなっております。
この焦げ焦げ、私は取りぬくのですが旦那は、気にせずぱくっと食べております。
身体に良くないんじゃない?って言っても、大丈夫だよ、と。
旦那だけじゃなく、結構なフランス人たちが、
焦げをそんなに気にしないし、わんこにチョコや玉ねぎがダメを知らないし、
なんだかいろいろとおおざっぱなんですよ。
そんなところがときどきいいなと思ったり困ったりしております。
それではマルシェに行ってまいります。
タムちゃんがですね、やっぱりパクチーが一番好きみたいで
昨日はレタスの入ったお皿をいやと言ってひっくり返しまくっていたもんですからねぇ

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正直、この行列を見て、あちゃ~、6月の晴天の日曜日に来て失敗した~、
と思ったのは否めません。
今回は入館はやめようかな、とも思ったくらいだったのですが、
旦那がぷら~っとこの行列の向きとは反対方向へ歩き出したのです。
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すでに諦め気味の私もそれについていきました。
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すると行列が途絶えもう少し先へ行ったあたりの左に入る小道に、
「モネの家と庭」の小さな地味看板が出ていたのです。
で、数人の人が入っていくし、旦那もなのでついていったら。
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なんとこんな裏の方にももう1つの入り口があったのです。
しかも、
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表入口の行列が信じられないくらい簡単あっちゅう間入館。
聞いてみたら、こちらの入り口は人が多い時だけ開けるのだそう。
私たちはジヴェルニー印象派美術館とのセットのチケットを持っていたので、
それを見せるだけでしたが、ここでチケットも買えるそう。
なので、もしここを訪れて、表入口が混んでいたら、
こちらの入り口が開いてるかどうかを見てみるの、大事です!
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そんなわけで簡単に入れちゃって、すぐそこは、
モネの花の庭「クロ・ノルマン(ノルマンディーの囲い庭)」が。
モネが自ら設計し、作品を作る時以外の多くの時間を費やし手入れし、
友人たちをしょっちゅう招き、何時間も過ごした場所です。
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妻アリスの反対を押し切って据えた「モネの家」まで続くアーチも今も残っていて、
10人近い庭師たちにより美しく手入れされた「クロ・ノルマン」の中で、
家までの美しい花のエントランスのようでひと際印象的。
奥さんを押し切って、今となってはよかったのかもですね…
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「クロ・ノルマン」の奥には、自分でも描いているエプト川(エプト川の舟遊び)の
支流リュ川を引き込んで作られた「水の庭」。
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でもこの庭は面積が9175㎡と大きいので、今回はここまででとさせてくださいませ。
宜しくです。

                  つづく

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サバ缶焼きそばの後でちょっとあれですが、
クロード・モネが移り住んだ美しい村ジヴェルニーへのご案内です。
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といいましても私もここに来るのは9年ぶり。
パリに来たばかりの年の花が咲いていた時だったのでやはり春だったと思います。
でも平日で語学学校をさぼって1人で電車に乗ってやってきて、
人気がなくて静かでお店もあまり開いてないくらいだったのです。
でもこの日は快晴の日曜日。
後程ご説明いたしますがこの差が結構大きかったんですよ。
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さて先ずは少し村歩き。
モネが過ごした村は想像よりもずっと何気ない風景です。
でも当時、フランス国内はもちろん、アメリカからも
印象派に影響を受けた多くの画家たちがこの村に、モネのもとに訪れたそう。
この家もそんな画家の1人に描かれています。
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1880年頃から来るようになったアメリカ人の印象派画家
「テアドール・ロビンソン(1853-1895)」が描いた1枚。
つい最近ご紹介したモンマルトルのラパン・アジルもですが、
→「ラパン・アジルのあるモンマルトルの美しい坂道
周辺も含め風景がそれほど大きく変わっていないことも多いのが、
フランスを描いた風景画でたびたび感じること。

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その場所を実際に見ることが出来るってすごいことだなぁ、と思います。
残す、って大事ですね。
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さて、着いたのがちょうどお昼時。
お腹も減っていましたのでランチをいただくお店もそろそろ探さなくちゃです。
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席が空くのを順番待ちしてる人もいるこのレストランはコチラ。
→「Restaurant ancien Hôtel Baudy
マダム・ボディという人が1887年に開いたもともとは
エピスリー(食品屋)兼ビストロで、1893年にモネがこの村に住み始めると、
セザンヌ、ロダン、ルノワールなども訪れるようになり、
その後アメリカ人画家もたくさん訪れるようになり、
そんなアメリカ人画家を泊めるためのホテルになり、
そして現在はまたビストロとなっております。
タイミングが合えばここでランチしようかな、と考えていたのですが、
順番待ちまではする気が(旦那が)ありませんので諦めまして。
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同じ通りにあるちょっと奥まった場所の緑に囲まれたあの右に見えてるレストランへ。
前菜とメインで18ユーロ50サンチームとお値段もかなりお手頃なのも決めてです。

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前菜にはエスカルゴをチョイス。
一度もうお伝えしておりますがやはりスーパーのエスカルゴより美味しいです!

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メインには大定番ムール・フリット(蒸しムール貝とフライドポテトのセット)で、
生クリームを使ったノルマンディー風です。
久しぶりのムール・フリットだったので美味しかったのですが、
味付けは我が家流ノルマンディー風味の方が美味しかったかな。

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店内は広めだったのですがお客さんのほとんどが外のテラス席でお食事です。
私たちのお隣りは2人の年配のマダムだったのですが、
やってきたムール・フリットのフリットが熱々じゃないと言って、
揚げたてのものに替えてもらっていました。
そして、揚げたてを食べて、フリットはこうじゃないとねぇ、
な~んて言いあってたのがちょっと面白かったのです。
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ランチをいただいた後はレストランと同じ建物のコチラに移動。
実はここは2009年5月に開館したジヴェルニー印象派美術館で、
レストランは併設されたところだったのです。
→「MUSEE DES IMPRESSIONNISME GIVERNY
で、せっかく来たので私たちも「モネの家と庭」の入場券とセットで
2人で33ユーロのチケットを買って鑑賞いたしました。
残念ながら写真撮影は禁止だったので撮れなかったのです.が、
モネの常設展と、そしてちょうど開かれていた、
「大騒ぎ!芸術の中の楽器(Tintamarre! instrument de musique dans l’art)」
という1860年~1910年までの間の、
楽器が描かれた作品の特別展もとても素晴らしかったのです。
マネ、ドガ、ルノワール、ロートレックなどの作品は
絵画に疎い私にも十分見応えがあってため息でした。
今年の7月2日までの展示なので、もしジヴェルニーに来る場合は、
「モネの家と庭」と併せてご覧になることを私的にはおすすめいたします。
ということでいよいよ「モネの家と庭」へ。
ですが、が、
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ご覧ください!すごい行列だったのです~。
6月のいいお天気の日曜の花咲くジヴェルニーの「モネの家と庭」は、
かなり混み混みだったんです~。
で、さ~て、どうしようか、思っていたら、
意外にも簡単に入場出来ちゃった!その方法とはいったい?
そんなご説明も含めまた次回でございます。

                つづく

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日曜日11時出発ののんびり小さ旅のご紹介です。
(モンマルトル記事は私の方で少しずらさせていただきますね。申し訳ありません)
さて、目的の村までは我が家から車で1時間ちょっとくらい。
その間ちょっと立ち寄ってみた場所は、
先ずはアンティーク&ブロカント雑貨店。
お店の前のベンチにはマダムが毎日座ってお迎えしてくださるようです。
ふと、ぽたぽた焼きのおばあちゃんを思い出しました。
甘辛いぽたぽた焼きが子供の頃大好きでした♡
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二階まである広い店内は結構な数の商品で状態のよいものばかり。
古いもの好きなうちらですがいつも超安いリサイクル店エマウス&ブロカント市ばかりで、こういったお店は見るだけのことがほとんど。
でもここはお値段お安めで良心的&お店の方がとてもサンパ(sympa=感じがいい)
気にいってしまったので心の中にメモメモです♪
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かなり古い素敵なリキュールセットも30ユーロくらいだったかしら。
クリニャンクールだったら軽く100ユーロ以上じゃないでしょうかねぇ。
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次に立ち寄ったのは「ラヴォワー(Lavoir)」。
洗濯機がない時代まで使われた公共の洗濯場です。
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昔、ここに村の人が集まってせっせこせっせこ衣服を洗っていたのですね。
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でもフランスにはこんな洗濯場のことわざがあるんだそう。
「On ne lave pas son linge sale en public」で、
そのままだと「私たちは公共洗濯場で汚れた服を洗うことは出来ない」
という意味なのですが、実は、
洗濯場に集まると、人々同士が聞き耳を立てていたり、
衣服の汚れを見ていたりしてそれがあっという間に広がるのでよくない、
ということだそう。
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フランスは他人への干渉が決して多くない印象ですが(特に都会のパリは)、
やはりそんなこともあったんですねぇ。
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この川で衣服をゆすぎながらそれが繰り広げられていたかと思うと、
ちょっと面白い。しかし、なかなか注意が必要ですね!
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それも過ぎ去った日々。
そんなことを思いながらまた車に乗り込んで、
そしていよいよ(にしてはゆる~く)目的の場所へ。
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花々が咲き、緑豊かな小さな美しい村に到着です。
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ここはノルマンディーの小さな村、ジヴェルニー。
クロード・モネが晩年を暮らした「モネの庭」にやってきました~

                 つづく
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ミュミュとアンちゃん(ジョンアンナ)の2ぴきっ子はうちに来たばかりの頃は、
お留守番の時にピピ(おしっこ)カカ(うんち)をたまに家の中にしちゃったのですが。
今はそれがなくなって。
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そうそう。何度かパソコンがなぜか起動してる時もあって。
あれ?消し忘れたかな?と思ったら。
ある日、テーブルの上に飛び乗ってキーボードの上を歩いてるアンちゃん目撃!
アンちゃん!って言ったら、やべっ!って顔してすぐ飛んで降りてました。
起動の犯人はアンちゃんだったんです~。
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それも今は飽きたのかなくなって、いつもいい子でお留守番ちゃん。
パパもママもいない時はみんなどんな風に過ごしてるのかな、と、よく考えます。
焼きもちは皆それぞれあるけど、でも結構仲良しこよし。
一部の人間のような激しい競争心みたいのはないかな。
競争でも人として最低限のマナーがあるよなぁ、
と思うことがつい最近もありました。
今までも、もう何度も何度も何度もなんですけどね…
でもほんとなんだかばかばかしいことに気づきまして。
やっぱり自分ペースでいいんだな、って。
かわいい元気ベベたちもいてくれますし♡
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