この続き→最初に住んだパリ7区カルティエ散歩①とフランス郵便事情
となりまして。
馴染みの郵便局の1本隣りも私が毎日歩いていたところで、
サン=ドミニク通り。
ここは人気レストランやグルメなお店、ブティックが建ち並ぶ、
パリでも有名な魅力ある通り。
でも私にとっては生活の場だったのでそんな華やか通りの意識はなかったし、
実際に暮らすと、庶民的なめんもたくさんありました。
たとえばその1つはよく来ていたこのスーパーマーケット。
来たてでボンジュールとメルシーくらいしか言葉がすぐ出てこなかった自分ですが、
レジによくいらっしゃったヴェトナム系のマダムや、
フランスの昔の俳優風イケメンムッシューや、お肉屋さんの陽気なムッシューや
みなさんによく声をかけていただきました。
お肉屋さんのムッシューには一杯誘われたこともあるのですが、
他にお客さんがいて待ってるのに堂々と誘ってきて。
私は恥ずかしくてあやふやにしながら後ずさりで逃げる…
それを他の店員さんがクスクス笑いながらひやかす…みたいな。
困ったけど大らかな人たちだ思って可笑しかった~。
今はみなさん、いらっしゃらないのですが、でも、
ヴェトナム系マダムは、数年後パリ郊外北西の街で、
買い物袋を持ってバスに乗り込むのを一度お見かけしたことがあって。
イケメンムッシューも2年くらい前、パリのターミナル駅のRER線乗り換え通路で
お子さんらしき小さなちびっ子2人と3人で歩いているのをお見かけしたことがあって。
みなさん、きっとパリ7区のこの通り店に通勤してて、
働く店舗が変わったりするのかな、と思ったのですよね。
日本でもよく紹介されていて日本人のお客さまもと~っても多いこのお店は、
有名シェフ、クリスチャン・コンスタンの「カフェ・コンスタン」。
ちょうどお店の方がテラス席で休憩中でしたが、
ここは日本人料理人さんも働いている確率がかなり高くて、
私の知り合いも一時期働いていました。
それから私が住んでいたこのすぐそばのアパルトマンの部屋を出ることになった際、
部屋探しをしている何人かの日本人が部屋を見に来たのですが、
その中にこのお店で働くことになったという料理人さんと
日本からついてきた奥様のカップルもいらっしゃいました。
私が出た後どなたが住んだのかはわかりませんが、
パリに料理修行に来る方はほんと多いのです。
カフェ・コンスタンの脇の小さな通りに入っていくと、このお店もあります。
CAFE DE MARS(カフェ・ド・マルス) ~パリのカフェ 7区
こちらは逆に日本人のお客さまはまったくお見かけしません。
そして、ここが私が住んでいたアパルトマンで、
こんなハイソな場所ですが、そんな中に地味にある超小さなひと部屋。
でも、ドアの向こうには小さな小さな中庭もあって。
立地も含めお気に入り住まいでした。
あ、でもでも、中庭の奥にゴミ置き場があるのですが、
ほとんど分別を無視して無造作にゴミ袋が入れられていることが多くて、
パリに分別ゴミはほぼ存在しないのか?とびっくりだったのです。
でも今、我が家もご近所さんもしっかり分別しているので、
アパルトマンにもよるだろうけどパリ市内の方が、
ちょっと適当なのかなぁ…
これはパリの悪いめんですね。
たばこのポイ捨てもわんこのカカ(うんち)の始末もしない人まだまだ多いですし。
これは郊外も同じですけど。
一休みするために入ったカフェは、
サン・ドミニク通りなのでお値段もちょっとお高め。
でも、ま、たまには。いつもマルシェのポルトガルバーばかりですしね。ぷぷ。
私はお見かけしたことはないのですが、
中山美穂さんもよく歩いていらっしゃったそうで、
まったくお化粧していなくてもやはりとても美しいそう。
でも今は日本に戻られたそうで。人生いろいろですね…
いつ来ても楽しく懐かしく素敵なサン=ドミニク通り。
パリ1年めの住まいがこのカルティエだったことは、
とても恵まれていたなぁ、と思います。
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