パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

novembre 2017

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木曜レシピコーナーでして「パクチーごはん」でひいたあなたさまも、
パクチーなしでも美味しいので見ていただけたら嬉しいのですが、
「タイ風ステーキ丼、パクチーごはんで」のご紹介でございます。
まずはこの料理が出来た簡単な経緯を少し。
はじまりは私がパリに来た年に出会った静岡出身のMちゃん。
彼女がパリのタイ料理レストランでバイトしていて、
集まって家飲みの時によく持ってきてくれたのが「タイ風牛のたたき」。
これがとても美味しくて大人気。そしたらシェフさんに作り方を聞いてくれて。
以来、私の大定番料理の1つになったのです。
で、これ、何と言ってもタイ風の合わせだれが美味しくて、
我が家では厚めのいい赤身の牛肉の時はたたきに、
ステーキ用牛肉だったらステーキに、
それから鶏のから揚げにかけても美味しいのでそれもたまにやるんですよ。
ということで今回はステーキ丼版。
調理ポイントですが、
まずはごはんにパクチーをたっぷり混ぜてパクチーごはんにしちゃうこと。
これは私のオリジナルチックなとこですが、パクチー好きさんにはおすすめです。
しか~し、苦手な方はここのパクチーのところをなしか
白炒りゴマにしていただいてもいいので大丈夫なんです。
もう1つポイントは牛肉をのせる前に合わせだれをごはんにかけておくこと。
天丼と一緒ですね。味がちょっとついた白飯が美味しいです♪
ちなみにえい!っと、たれと小さく切ったお肉(とパクチー)を混ぜこんで
タイ風ちらしっぽくしてもこれまたいけます!
それでは材料と作り方、いきますね~。
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材料(2人分)
・室温に戻した牛の赤身ステーキ肉150g(醤油大1と1/2) ・オリーブオイルまたはサラダオイル大1 ・温かいごはん2杯分 ・パクチーの粗みじん切り大3~4(または白炒りゴマ♡)と飾り用に葉を少々 ★タイ風合わせだれ(ナンプラー大1と少し 、水大1と少し、レモン汁大2と1/2、きび砂糖または砂糖大1~、赤唐辛子の輪切り1/2本分~、玉ねぎのみじん切り大1)

作り方
牛肉は()の醤油につけておく。
★のタイ風合わせだれの材料を味をみながらお好みの加減で混ぜておく。
フライパンを熱し、オリーブオイルをしき、
牛肉をお好みの焼き加減で焼き、皿にとり少しおいて落ち着かせる。
落ち着いたら食べやすく切る。
器に温かいごはんを盛り、★の合わせだれを大1と1/2くらいかけ、
その上に③のステーキをのせ、その上にもたれを適量かけ、
パクチー(あさつきの輪切りなんかでも)を飾って出来上がりです。
※レモンは彩りで添えましたがなしで大丈夫です。

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あ~んど。
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今朝8時35分の朝焼けです。
Mちゃんは今は日本に帰国し、結婚してお子さんも出来たそう。
聡明で可愛らしくてとっても綺麗で、だけどうぬぼれたようなところがまったくなくて。
ほんと素敵な子。ちょっとチャン・ツィイーに雰囲気的に似てたかな…
子供欲しがっていたからそんないい子が幸せになってよかったです♡

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FotoJet (537)
マルシェから帰ってきての週末ごはんでございます。
メインは前日に作っておいたので、それしておくとかなりラクだし、
お腹ペコペコで私自身もそれほど待たずに食べれま~す。
まずはクロケット(コロッケ)で前日のアッシュ・パルマンティエの残りを
まんま丸めて揚げちゃいました。
揚げたて熱々で美味しかった~。
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お次はローメインレタスのシーザーサラダで、
ドレッシングは前日に作っておいたので、あとは、
固くなりかけていたバゲッドをフライパンで焼いてクルトンにし、
ベーコンの代わりにちょっと残っていた蒸し鶏も一緒にトッピング。
鶏さん以外ほぼ王道スタイルですが久しぶりでこれもとても美味しかったです~。
昔、近所によく家族で行っていたイタリアンレストランがあって、
そのお店は自分で野菜も作っていて、そこのローメインレタスのシーザーサラダが
とても美味しくて必ず頼んでいたので、なんかちょっと想い出サラダでもあります。
今もあるかしら。ちょっと後で調べてみましょ。
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そしてメインは牛肉ミートボールのトマト煮込み、カタラーニャ風で、
唐辛子入りのタリアテッレを添えました。
しか~し、カタラーニャでは鴨のひき肉を使うので、
それが牛になっちまってるってことは…完全になんちゃってで~す。
が、一晩寝かせたこともあり味がしみてこれもめっちゃ美味しかったのです~。
我が家はそれほどトマト煮込み系は食べないのですが、
久しぶりに食べて、やっぱりトマト煮込みもいいなぁ、と。
タリアテッレが合う合う!
ちなみに小さめココット鍋はブロカント市で見つけた年季の入ったストウブ。
お気に入りでございます。なわりには忘れていてしばらく使っていなかったが…

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あ~んど。
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この日、夕暮れには白い雲たちは去って、飛行機雲がたくさん。
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空気がめちゃめちゃ冷たかったんだけど、
あんまり綺麗なものだから、窓を開けてしばらく見とれました。
このあたりのもう少し高い場所に上がると郊外のこの街からでも、
遠くにエッフェル塔も見えるんですよ。
パリって小さいんですよね。

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FotoJet (528)
ご覧ください。白い雲がだいぶぐわ~っと出てまいっちゃった、
昨日ブログ更新後の日曜朝のマルシェでございます。
しかも寒かった~。自転車に乗る時はもう手袋要るな、
あれ、あたし手袋どこしまったやろ、思いました。探さなくちゃです。
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でも寒くても活気いっぱい。
我が家の周りもなのですがやはり日本と一緒で
大型店がどんどこ出来てはいるのですが、
スーパーはスーパー、マルシェはマルシェ。
マルシェでは新鮮な食材ゲットはもちろん、そのやり取りも含めて、
買い物を楽しむことが出来るのがいいところなのでしょう。
つい最近もすぐ近所に金曜日の午後だけ開かれるマルシェが
開かれるようになったのですが、そこもいつもかなりの賑わい。
日本の商店街がどんどんさびれていると聞いて残念だけど、
フランスのマルシェはこれからもまだまだ大丈夫だろうな、と感じます。
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さてさてそんなんで、
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ポルトガルバーで~す。
立ち飲みカウンターがいっぱいなので今回はテーブル席へ。
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そして、座って落ち着いてマフラーぐるぐる巻きしながらの乾杯。
最近はカシスリキュールをほんのちょっとにしてもらっているので、
色がほんのりバラ色なシュワ子さんです♡
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後ろの、オープン間近の本マルシェは片づけが残るのみ。
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以前は屋根がなかったところも付け足されて、
激しい雨の日でもこれで大丈夫。
新しいお店もなん店舗か入るようで、気になっているのは
奥に看板がちょっと見えた、イベリコ豚専門店。
肉薄切り機入れてくれたらしゃぶしゃぶ用に買っちゃうんだけど、ないだろうなぁ。
フランスでは薄切り肉を使った料理と言えば牛のカルパッチョくらいで、
他にないので薄切り肉はまったくポピュラーじゃなく、
欲しければパリのアジア食品屋さんに買いに行くか、
自分で肉薄切り機を購入するか、冷凍したのをがんばって薄く切るしかありません。
買うのもなんか、だんだん使わなくなるような気がするし、
冷凍切るのはどんなにがんばっても超薄いあのひらひらは難しい。
しゃぶしゃぶは超薄切りひらひらじゃないとね…
で、この後は、
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パクチーを買いにイタリア系元気ムッシューの八百屋さんへ。
でもかなりの混み具合でムッシューどこどこ?って。
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あ、いた!(真ん中へん)
でも接客に超大忙しでお店中走り回っていて、
これは邪魔しちゃだめだな、と思い、
今週も心の中で小さくボンジュール&オゥヴォワー(またね)って。
で、いろんないい匂いに刺激もされてお腹ペコペコだったので、
さ、帰ってごはんごはんだ!ってチャリンコすっ飛ばして帰ったのでした~

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FotoJet (523)
いや~、11月も後半ですね~。早い。
毎年苦手なパリのど~んより11月が今年は結構秋晴れ多しで、
毎年こうならいいのになぁ、と、
今も青空の中、描いたようなふわりとした白い雲が
窓の向こうで少しずつ右へ移動しているのを眺めながら思っております…
さて週末ごはんのご紹介でして先ずはおつまみ3種で、左から、
カルフールの「ゴーミヨ・セレクション」の超薄切り生ハム、
「ラベル・ルージュ」の豚ちゃんを使ったサラミ、
そしてフランス西部シャラント・ポワトー地方の伝統的お菓子
「トゥルトー・フロマージュ」となっております。
「ゴーミヨ」はミシュランと並ぶレストランのガイドブックで、
カルフールでは結構提携商品があるのですが、これもなのですが、
ちょ~っとイマイチなものが多いんですよねぇ。
今までで気に入ったのは黒米だけで、それは我が家の定番になっております。
それでも試してみないとわからないので、ちょこちょこ買ってみているのです。
ラベル・ルージュはフランス公認の高い品質の農産物や食料品につけられる印で
たとえば豚さんは自然な環境のもとで抗生物質は使わず
穀物を与えられ育てられています。
そして「トゥルトー・フロマージュ」は、
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このように袋に入ってスーパーでお手軽に売っているのですが、
フロマージュ・ブランを使ったふわふわなスフレタイプチーズケーキのような感じで、
上の黒い焦げ焦げが特徴。でもこれはとっていただきます。
ほんのりな甘さなのでこうしてアペロのおつまみにも、それからおやつにもいい1品。
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お次はウフ・ココット(卵のココット)で、
今回はさっと炒めたガーリック風味の魚介を入れてみました。
具材、生クリーム、卵を入れてオーブンで焼くだけですが、簡単美味しいです。
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メインはひき肉とじゃがいものピュレを重ねてオーブンで焼く、
フランスの家庭料理の定番「アッシュ・パルマンティエ」で、
盛り付けをちょっと工夫してやってみました。
でもこれじゃせっかくがんばったドレッサージュがわかり辛いですね。残念。
お味は王道で安定の美味しさです。
これもいつかちゃんと分量を量ってドレッサージュも含め
レシピをご紹介出来たらと思います。
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あ~んど。
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今朝の1枚です。白い雲がまだ左のずっと向こうにある時のですね。
この後やってきて右へと…あ!今はでっかいのが結構青空を占めております~。
なんか怪しいぞあの雲…急いで行ってこなくちゃです!
ではでは

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FotoJet (387)
パリ郊外の我が家からノルマンディーあたりまでは、
場所にもよりますが車でミニマムで2時間30分くらい。
でも混んでいるともちろんもっとかかりまして。
一昨年の夏のノルマンディー日帰り旅行では
その日、8月の最終土曜日で天気予報でめちゃくちゃ晴れ予想。
そうしたらも~大渋滞にはまりまして。
みんな考えることは一緒。
「ヴァカンス最終土曜日の晴天、よし。海行こうぜ!」
だったんですね~。
で、朝出てノルマンディーのハイソな避暑地「ドーヴィル」に着いたのが
午後の2時だったか3時だったか。
あんな大渋滞にはまったのは東京生活以来でして、
フランスもこんなんあるんやなぁ、と勉強になったものです。
だからもう絶対、8月の最終の週末はどんなに晴天でも
海には向かわないと決めているんですよ。うんうん。さてさて。
ノルマンディーに向かう際、休憩所では、
こんなっかっちょいいムッシューに遭遇。
どう見てもカーキチよね?
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でもでも、この日はパリ市内を抜ける時はちょっと渋滞ありましたが、
抜けちゃえばスイスイと行けまして(って話戻っちゃったけど)
途中ではひっそりとした見知らぬ町を少し散歩したりもしました。
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この古い館は昔、活気のあるレストランだったけど閉店して、
今はこんな朽ちてしまったんだ、
とは通りかかったジモティのムッシューのご説明。
壁の向こうに見え隠れする窓は錆びてガラスも割れ、
その向こうには広いサロンなども見えていたのですが、
遠い昔は美しく華やかだったんだろうな、というのが感じられて…
しばしちょっと不思議で美しい空虚感。(実はそんな感じ大好物…)
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それにしても、館のこと教えてくれたムッシュー以外は誰も通りません。
皆さん、家の中にいるの?
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遠くに海が見える高台には400年以上前の古い小さな教会もありました。
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近づいて見てみると
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壁には貝がびっしりはめ込まれています。
ノルマンディー地方の海が近い場所では、
こんなふうに貝をはめ込んだ建物が多いのだそう。
この教会だけじゃなく、この町のたくさんの家々が貝の家だったんですよ。
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そんな町で、この教会は人々の暮らしの中にいつもさりげなくあり、
たぶん多くの人の心の支えにもなってきたのでしょう。
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世界の変化は激し過ぎて疲れるけど、ここでは、
これからもずっとこの暮らしが続くように感じました。
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ということで、我が家の夏の想い出、これにて終了で~す。

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