今日はちゃんと木曜日レシピコーナーでございます。
ということで、少し前の週末ごはんで作って、
めちゃくちゃ美味しかったとお伝えしたじゃがいものグラタンのご紹介でして、
「鱈とにんにくのマッシュポテトグラタン」です。
週末の時は実はタラを冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍しておいたのを忘れていて、
ごはん作り直前に発見!
その時じゃがいもしか合わせるものが思い浮かばず、
それだけじゃ普通なので、にんにく風味をしっかりめにプラス。
そしたらこれが、炒めもなしでそれぞれ煮たものを合わせ焼くだけと
シンプルなのだけど、むしろ炒めないからくどくなく超美味しくてびっくり!
しかもジャポンでも気軽に作っていただけるしかなりの節約レシピだぞって。
地味レシピだけど自分の中でスマッシュヒットだったのです~♪
さてさて、調理ポイントですが、
まずにんにくとタラを牛乳で煮る時、牛乳は底に焦げがつきやすいので
厚手の小さめお鍋をチョイスしていただくこと。
それから、じゃがいもを煮てお湯を捨てた後、もう一度火にかけ水分を飛ばすこと。
ポテトサラダもそうですが、これで水っぽさがなくなって美味しく仕上がるのです。
あ、で、これ、丸めてコロッケスタイルにしてもいいなとも思っているので、
近々やってみようと思っております!
それでは材料と作り方で~す。
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材料(2人分)
・皮をむいて薄めの輪切りにしたじゃがいも400g ・一口大に切った生タラ200g
・中の大きさのにんにくのみじん切り2個分 ・牛乳170ml~ ・バター20g
・生クリーム150ml ・塩胡椒 ・パン粉適量
作り方
①材料を切るなど準備しておく。
②厚手の鍋に牛乳とにんにくを入れ、中火にかけ、熱くなったら少し火を弱くし、
蓋をしないでゆっくりと20分くらい煮る。
その際、ときどき底から混ぜてこげがないよう確認する。
にんにくが十分煮え、香りもしっかり牛乳に移り牛乳の量が半分くらいになったら、
キッチンペーパーで水気をよくふいたタラを入れ、
タラが細かく崩れるくらいまで煮えたら火から下ろす。
※もしタラを入れる前に牛乳がほとんどなくなっていたら少し足す。
③このにんにくを煮ている間に別の鍋に湯を沸かし、塩を入れ、
じゃがいもを軽く崩れるくらいまで煮る。
柔らかくなったら湯をしっかり切り鍋に戻し、20~30秒火にかけ、
水分を飛ばした後、マッシャ―でしっかり潰す。
ここにバターを混ぜ、溶けたら生クリームも混ぜ、なめらかなピュレにし、
煮ておいたタラとにんにくの牛乳煮をそのまま入れ、混ぜ、
味を見ながら塩と胡椒をする。
④これを耐熱容器に入れ、パン粉をまんべんなく振りかけ、
オーブンがトースターでパン粉に焦げ目がつくまで焼いて出来上がりです。
※お願い
これを丸めて炒ったパン粉をまぶして
「揚げないコロッケ」としたり、
炒ったパン粉を振って「スコップコロッケ」などと名前を変えたり、
「鱈とじゃがいものカナッペ」などといつもの得意の二番煎じの形がえしたり、
(これで何十回めでしょうか、ワインソムリエ料理研究家さん)
ご自分のレシピとして出す場合は、たとえちょっと材料を変えたり、、
スタイルを変える姑息なことをしても
このレシピを参考にしたことを一言添えてください。
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novembre 2017
フランスの珍しいカボチャの仲間たち
先週カルフールでカボチャとその仲間たち祭りが開催されていたので
(ほとんど工夫もなくただ山積みになっていたとも言う)
全部1ユーロ90サンチームだったこともあって買ってみました。
ってか旦那が買いたがった食べたがったんですけどね。
こんな買ってどうすんの、どうせ料理しなくちゃならないのあたしでしょ、
って思ったのですが、ま、ちょっと興味があったのは否めない。
で、これは「PATISSON(パティソン)」。
白くて平べっためが特徴ですね。
どうやって食べるのか調べてみたら、
中をくりぬいてファルシーにしたり、ソテーも美味しそうでした。
これはごつくてかなりの存在感の「GIRAUMON(ジロモン)」。
グラタンにしたりピュレにしたり。
これはコロンとしてなかなかのかわい子ちゃんの「PATIDOU(パティドゥ)」。
これもグラタンやピュレ、それからポタージュなど。
そしてこれは私の苦手なメロンにちょっと似てる「SPAGHETTI(スパゲティ)」。
あの子供も大人も大好きスパゲティから名前が来てるらしいのですが、
切ると繊維状になっていてなんかスパゲティに似てるらしい。
でも中をまだお見せ出来なくて申し訳ないです~。
いやいやだって、一度に切ったら絶対食べきれませんからねぇ。
カボチャとかさつまいも系ってそんなに量食べれませんし、あと、
お腹も張っちゃっうし、そんなにおにゃらしたくないですしねぇ。
なので1個1個使う時またどんなのかご紹介させていただきますね♪
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マルシェ帰りの週末ごはん ~エマウスのブロカント食器たちで~
マルシェから帰ってきての週末ごはんのご紹介です。
まずはフランス中南部オーベルニュの生ハムと
パン屋さんで買ってきたフランス南部発祥のパン、フーガスです。
この生ハムは我が家のお気に入りで、普段カルフールで5ユーロ近いものなのですが
プロモーションで1ユーロ以上安くなっていて即カートへ。
スーパーでも5ユーロ近いものになるとやはり美味しさがワンランクアップします。
お次はビストロでいただいた1品を再現したものでコチラ。
→ スモークサーモンのポム・ドュ・テール添え by milketmoi
BIOのスモークサーモンに茹でたポム・ドュ・テ―ル(じゃがいも)と
ディジニー村のフレッシュクリームを和えたものを添えて、
マルシェで買ってきた生ハーブのシブレット(あさつきに似たもの)をかけております。
スモークサーモンというとヴィネガーと合わせたものが思い浮かびますが、
クリームで和えたまろやかなじゃがいもがサーモンの塩気を和らげてくれて、
これがあっさりでかな~り美味なんですよ♪
そしてメインはジャ~ン!
旦那が作った豚タンのポトフで~す。
旦那はポトフとワカモレしか作れないのですが(作らないともいう)、
ポトフはいろいろスパイスをほどよく使って圧力鍋で短時間で作っております。
いつもはマルシェから帰ってきて自分はすぐ古い自転車の手入れに入るのですが、
そして私は旦那の胃にあっちゅう間に入るものをせっせこ作るのですが、
この日はあたしラク~。やっぱり作ってもらうのが一番や~。
久しぶりのタンでしたがめっちゃ柔らかくなっていてお野菜も甘くて、
とてもおいしゅうございました♡
やっぱり今の季節は温かいものが嬉しいですね。
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あ~んど。
もうほんとに寒くなってきて今朝なんか霜も降りていて。
お庭ごはんはまた半年くらい先、春になるでしょう。
でも考えたら半年って、そんなたいして長くないですね。
でもお天気が超よかったので夕方あったかくしてちょっと無理して
外でビールを1本飲んでみました。
やっぱり寒かったです。
バナナの葉はでもまだまだ元気。
夏にバナナの葉包みチキン&ライスを初お試ししましたがもう1回作れそう。
ハワイ気分で曙気分でココナッツの何かがいいかしら。
あ、オーブンで焼いて、葉っぱ焼けちゃわないの、というご質問があったのですが、
一度熱湯でさっと茹でていて湿っているので大丈夫焼けないんですよ!
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11月の青空マルシェ
昨日は気持ちよくスカッと晴れた日曜日。
張り切ってマルシェへ。
わんちゃん連れの方もたくさんいらっしゃって、
我が家も大きな本マルシェには連れてきていたのですが、
今の仮マルシェは小さいのでやめておいています。なんせ4ぴきちゃんですからね。
この子は奥で買い物をしているママさんを、
パパさんと一緒にいい子で待っておりました。
でも尻尾が切られておりますね。これを見ると残念に思います。
ブリーダーさんかペットショップで断尾しているのだと思うのですが、
昔は人間の仕事のパートナーとして山などで傷ついて化膿しないためなどに切ったそうですが、今は美容形成のためや、フランスでは、切ることで性格がおとなしめになると信じている人もいるよう。
でも実際そんなこたぁないと私は思います。
3年前に12歳で空に行ったわんこのトゥトゥンは、
ペットショップで売れ残っていてこの家に来たそうですが、
美容形成のために耳を半分切られ、たれ耳にされておりました。
どんなに痛かったことか辛かったことか、自分がされたらどうか。
人間のエゴから来るこんなひどいことは本当にやめてほしい。
でもパパさんとママさんはとても可愛がっていて甘えていてよかったです♡
さて、せっかくの青空マルシェです!楽しくまいりましょう♪
ということでポルトガルバーは大盛況。
ほとんどの人たちが日曜朝のお酒を楽しんでおります。
で、うちらもいつものバラ色シュワ子さん2ユーロで乾杯♡
オレンジやリンゴ、八角やクローブなどのスパイス、砂糖で風味をつけて
あったかくした赤ワイン「ヴァン・ショー」も2ユーロで良心的お値段。
シャンゼリゼあたりのお店だと、お砂糖入れてただ熱くしただけのような超手抜きヴァン・ショーを出すところもあるけれど、ここのはちゃんと果物たっぷりです。
バーの向こうは仕上がってきた本マルシェ。
そろそろほんと完成だと思うのですが、果たしてオープンはいつなのでしょうか…
この後はパクチーを買いにムッシューの八百屋さんへ。
いましたいました張り切ってお仕事中です♪
なかなか気がついてくれないのでちょっとツンツンしてみました。
するとご覧の通り、ムッシューポーズ♡
頭巻き巻きは今回は1本だけでしたよ。ほっ。
この仮マルシェとももうじきお別れ。
本マルシェは広々ですが、なんかこのせまっこいマルシェも
これはこれで楽しかったです。
さあ、来週はどっちでしょうかねぇ。でもまだかなぁ…
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週末ビストロ風コースごはん ~エマウスのブロカント食器で~
昨日は見事なグレイのパリ郊外だったのですが、
今日は薄曇りで青空だって少しだけ見えております。
これだけでもよかった…。
でも本格的に寒くなってきたので昼間も暖房が必要になってまいりました。
我が家の暖房は、地下にあるボイラーで温めたお湯を、
家全体に通っている配管に流して温めるセントラルヒーティング。
これがとても暖かくて真冬でも1日中家の中は暖かく、
朝起きる時も寒くてお布団から出られない、ってことはないのです。
日本にいた頃のあの朝の寒さと出たくない感、
そしてお布団の中のあのぬくぬくの暖かさ…
あれをまったく味わっておりません。なので、
あれが懐かしいような、でもやっぱりあったかい方がいいかな、
という2つの気持ちを、思い出しながらちょっと楽しんでいる今日この頃。
ということで週末ごはんのご紹介でございまして、
先ずは我が家の定番、タラマ(ギリシャのタラコディップ)のせ黒大根のカナッペ。
安定の美味しさで簡単です♪
お次は料理番組でシェフさんが紹介なさっていた1品の、
ブルゴーニュの郷土料理「ウフモレ(oeuf mollet)」で、
伝統のウフモレは半熟のポーチドエッグに赤ワインのソースを添えたものですが、
これはシェフさんオリジナルなウフモレ。
なんとポーチドエッグに黒ゴマをつけて揚げております。
で、ウフモレは卵にナイフを入れた時に黄身がとろ~りと流れるのが大事。
シェフさんもおっしゃっておりましたよ。
さて、このウフモレはどうでしょう。
ああ、若干火が入り過ぎたかなぁ。あともう少しとろ~り感が欲しかった~。
でもお味はバッチリ美味!さすがシェフさんです!
ってかシェフさんのお名前忘れちゃったんですがそれだめです~。
結構有名な方みたいなんですよ。イタリア系だったかしら…
で、これちょっと私的アレンジしてレシピ作っておきたいな、
と思ったのですが、揚げ物ですし少し手間がかかるんですよね。
そこがちょっと迷っております。やっぱり簡単なの助かりますもんねぇ。
そしてメインはお魚でして、
買ってきたニシンのヴィネガー漬けに茹でじゃがいもを添えて、
ノルマンディーのディジニー村のフレッシュクリームをトッピング。
ディジニー村はあのウォルト・ディズニーさんのご先祖さまの出身地。
名前もそこから来ているのです。
この村のバターやクリームは質がよく美味しいので、
我が家はだいたいこの村のものを買っております。
で、ニシンと生ウリーム?と思われるかもですが、
ニシンのヴィネガーの酸っぱさをまろやかなクリームがやわらげてくれて、
なかなか合うんですよねぇ。もっとのせてもいいくらい。
でもジャポンのニシン漬けだとちょっと違っちゃいますですかねぇ。
デザートもありまして、でも買ってきたものでして、
林檎とキャラメルのケーキです。
凝ったものではありませんがなかなか美味しかったです。
(わたくしも一口味見)
お!今青空がどんどん広がってまいりました!
旦那が窓ふきでちょうど窓開けたから寒いけど、お天気になってきた素敵♡
こりゃやっぱり行かなきゃです~
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