パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

décembre 2017

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パリの墓地はほとんど訪れていたけど、
モンマルトルにあるこのサン=ヴァンサン墓地は来ていませんでした。

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入口事務所の係の優しいムッシューに
ユトリロとマルセル・カルネのお墓を教えてもらい、
私以外誰もいないけど小さくて見渡せるので恐くない墓地を歩きます。
大きなパッシー墓地では十字架の間を
ひったくりに追いかけられた経験がありますからね。
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冬の曇天は苦手だけどヨーロッパの墓地で過ごす時間は大丈夫。
この暗さ、似合ってますから。
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1996年に90歳で亡くなったマルセル・カルネのお墓は
入口からまっすぐ進んで突き当り近くの左にありました。
1946年の作品「夜の門 ~枯葉~(Les portes de la nuit)」は、
ここから遠くないバルベス=ロシュシュアール駅を
大掛かりなセットで再現し撮られたもの。
そのセットが作られたのが当時映画スタジオがあったジョワンヴィル=ル=ポン。
このブログでもしゅっちゅうご紹介している、
私がよく自転車やカヌーで通るマルヌ川の流れるガンゲットの街なのです。
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カルネはフランス語で切符という意味もあるので、
こうしてパリのメトロの切符が添えられていました。
パリ生まれでパリが舞台の作品も多いマルセル・カルネ。
ここで静かに眠れるのはなんか自然なことのように私は感じました。
FotoJet (729)
パリは冬のイメージ、と言う方多いけど、確かに確かに。
そんなことを思い出しながら歩きます。
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ユトリロのお墓はマルセル・カルネのお墓から壁沿いを進んで突き当り左側。
この壁の向こうは、ユトリロがしょっちゅう飲んだくれて千鳥足で歩いていただろうソル通りと、そして、ユトリロやルノアール、ピカソなど多くの芸術家が通ったキャバレーで今も歌酒場として続いているシャンソニエ「ラパン・アジル」。
そのほんとすぐそばで眠る1955年に71歳で亡くなったユトリロ。
今もここからすぐ後ろの通りへ出てちょいちょいお酒を飲みに行っているような気がして
なんかちょっと微笑ましいようにも感じました。
きっとこのモンマルトルでのユトリロの暮らしは今も続いているんですね。
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この小さなモンマルトルの片隅墓地は、時の流れと、でも身近さとを感じて、
とても気に入ったわたくしです。
春も夏も、モンマルトルへ来た時は寄るようにしようと思いました。
FotoJet (736)
でも入口はラパン・アジルからはすぐではなくて、
ソル通りを下って回り込んだところ。
メトロ12号「ラマルク=コランクール駅」からだとすぐになります。

住所…6 Rue Lucien Gaulard 18区
TEL…01 46 06 29 78
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FotoJet (716)
昨日は用事でパリ市内へ行ってまいりました。
ついでに以前てくてく歩いてて見つけた4区裏通りのお魚屋さんへ。
ここはオイスターバーも併設していてその場で生牡蠣がいただけるのです。
FotoJet (715)
ということでここのお魚屋さんムッシューが開けてくれた、
生牡蠣がやってまいりました~。
生牡蠣6個に。
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白のグラスワインと。
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パンとバターと赤ワインヴィネガーのソースがついて12ユーロ。
パンは生牡蠣につく定番のセーブルではなかったけれど、
我が街マルシェでは生牡蠣6個と白のグラスワインで9ユーロですから、
パリ市内でこのセットで座っていただけることを考えると
かなりのお手頃価格。
FotoJet (720)
さてさてお味は?
大好きな赤ワインヴィネガーソースをかけて…もう最高です♪
昨日は他にもタパスつきの超ジモティな下町バーを見つけたり、
気になるビストロを見つけたりとたまたまでしたが収穫多し。
やっぱりパリは楽しいな、と思った日でした♡
フォトもちょこっとしてきたので近々ご紹介させていただきます!
ではでは。

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FotoJet (703)
マルシェのセレモニーで妻がうまいことシャンパンとおつまみをゲットしての
師走の週末おうちごはんでございます。
あら、もうすぐノエルだわん🐕
まずはパリの下町ビストロのサラダの再現でこのレシピ。
Cpicon 【家ビストロごはん】ブルーチーズのサラダ by milketmoi
美味しかったのですが、が、何か忘れてる…と思ったら、
肝心のブルーチーズを忘れていました~。
このレシピを貼りつけて気がついたという。あちゃ~。
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お次はこのレシピなのですが、
マッシュルームを詰めたハムの簡単グラタン
今回は買っておいたブルターニュのそば粉クレープがあったので、
クレープも足しての本場ピカルディースタイル。
ハムだけで巻いてもクレープ足してもどちらも美味しいです。
マッシュルームが美味しいんですねぇ。
まだ大パックで買ったマッシュちゃんがあるのでレシピを考えてみましょ。
明日。
FotoJet (705)
そしてメインはシャロレー牛のタルタルステーキです。
カルフールでお買い得の時にまとめてパックのを買っておいたのですが、
これが最後の1つで2人で半量ずつ。
いや正確にはこの肉食星人用のが2/3、私のが1/3って感じでしょうか。
日本にいた時は生の牛肉はユッケも含め一切食べなかったのですが、
今は普通に好きです~。
美味しいのってクセがなくとろっとほんとタルタル。
でも、以前もブログで書いたことがありますが
パリのレストランで一度あたったことがあって、しかも牛タルタル専門店で。
なのでスーパーできちんと1つ1つパックになったものを買った方がずっと安心。
生牡蠣やムール貝もお店のはたまにあたるので、
やっぱり新鮮なのを買ってきて家でいただく方が安心。
あ、でもマルシェのお魚屋さんのは大丈夫。
お魚屋さんムッシュー、牡蠣を開けながら、
新鮮じゃないのの見分け方を一生懸命説明してくれました。
また来週末かな…。えへ。
さ、今日もちょっと忙しいし、けどパソコンの調子がいまいち。
漢字&カタカナ変換の動作がにぶくて時間がかなりかかるんですよね。
フランスパソコンを日本語変換で使い倒してるからそれできたんじゃないかな、
なんて思ってますがわかりましぇん。
あ、伊東さま!アドレスが間違ってるのかな、
メールが送れないんです。
ごめんなさい。もう一度こちらに送ってくださると嬉しいです!
ってまたまた超個人的なのですみません。
札幌のレビちゃんがまたえせ伊東さまになりすまして何か言ってくるかな…。

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FotoJet (692)
昨日の記事で、スペシャルなマルシェとお伝えしたのですが、
オープンしてから3週間近くも経っての、
本マルシェのオープンのセレモニーが開かれたのです~。
なぜオープン当日かその週末じゃないのかは、ここはどフランス。
区切りよくきちんと、とかをあまり気にしないお国柄のせいかと思われます。
で、女性市長さんとかメリー(MAIRIE=街の役所)の方々のご挨拶があったり。
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音楽隊の方々の演奏があったり。
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TV局のインタビューがあったり。
でも来た市民の方々の一番の目的はたぶん。
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シャンパンとアペリティフのおつまみが無料で振る舞われるからです~♪
みなさん、市長さんの話そっちのけ?で、
配られるのをまだかまだかと待ち構えております。
おつまみが結構豊富でびっくりだったんですよ!
シャルキョトリー(加工肉類)にチーズにサンドイッチにカナッペ、
エゾバイや生ガキもあったんです。
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で、私たちもシャンパンとおつまみをいただきました♡
(手がいっぱいでシャンパンは撮れませんでした)
これがちゃんと美味しくて、旦那と美味しいね♪って大満足。
でも実は前に陣取ってる人たちがぜんぜん動いてくれなくて、
後の人たちがまったくとれなくて、旦那は諦め気味だったのですが
私が誰もむぎゅむぎゅ押さずに隙間をちょこちょこっと入っていって
ナフキンにぱぱっとおつまみとってシャンパンも2人分いただいて、
また隙間をぬって旦那のところへ届けたのです。
旦那にメルシー言われました。ぷぷ。
FotoJet (698)
シャンパンをいただいた後はポルトガルバーへ。
いつも以上に混んでおります。
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そしてバラ色シュワ子さんでまたまた乾杯!
FotoJet (701)
すぐ後ろは特別に、
フォアグラを使っマカロンのアペリティフの作り方ご紹介コーナーになっていて、
飲みながらムッシューが作ってらっしゃるのを見て、味見もさせていただいて。
簡単だけど美味しかったのでこれはすぐマネ出来そうでした。
ちょっとだけかけるお塩がいいお仕事!
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そして最後はムッシューにご挨拶して(最近はビズをし合う仲♡)。
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えっさこっさ自転車漕いで帰ったのでした~。
旦那のもですが私の古い自転車もさらに旦那の手により
アンティークチックに磨きがかかっておりまして。
そのうちまたご紹介させていただきたいと思います。

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FotoJet (687)
週末ごはんのご紹介です。
じゃ、とっととまいらせていただいて、まずは、
我が家定番の生のカリフラワーのマヨネーズ添えです。
カリフラワーを生で?と思う方もいらっしゃるかもですが、
新鮮なのだとカリカリ歯触りがよくてイケるんですよ!
フランスではわりかし定番なのですが日本でも最近生カリが少し浸透してきているよう。
なんか、試してガッテン、っていう番組で紹介されたらしいです。
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お次は買ってきたチルドの小エビのキッシュにサラダを添えて。
エビ好きですし普通に美味しかったです。
そう言えば一番最初に住んだパリのアパルトマにはオーブンがなく、
近所の商店街のお惣菜屋さんでよくキッシュを買ったものです。
お店の方が感じよくて、お店の外で会ってもいつも笑顔で挨拶してくれて。
でもそのお店も今はパン屋さんに変わって、そのお店の方ももういません。
どこかで元気にしていらっしゃるかしら…。
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そしてメインはジャ~ン!
年季の入ったスープ専用の器に入って登場です。
かなり凝っていて繊細で美しい器でございますでございましょう?
ブロカント市でロマ人のマダムから格安で買いました。
ゆったり座ってなんか余裕のあるぜんぜんかめつくないマダムだったんですよねぇ。
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中は、ベルギーが発祥ですがフランスでも大定番の、
ムール・フリット(ムール貝とフライドポテトのセット)で~す。
我が家は生クリームを使ったノルマンデイー風がお気に入り。
でも生クリームは調味料的に使うので量は少なめ。
他にも小さな調理ポイントがあるのですが、これが美味しいんです♪
FotoJet (691)
ムール・フリットなので、ポテトもかかせません。
我が家は旦那がしっかり揚げたのが好きなのでかなりキツネ色。
焦らず時間をかけて揚げるとカリッカリになります!
ということで、あ、霧が出てきました。
え?さっきまで視界クリアだったのに突然?
霧の出ているヨーロッパの墓地って美しいんですよねぇ。
じゃ、そろそろ時間なので墓地じゃなくマルシェに行ってまいりま~す。
今日のマルシェはちょっとスペシャルらしい。

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