パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

avril 2019

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以前は最寄り駅である「ポルト・ドュ・クリニャンクール」を出ると、
様々な人種の怪しげな人がうろうろしていて物売りも多くて
危険な雰囲気が漂っていたパリ18区の端っこクリニャンクール。
でもこのお店が出来ておしゃれなパリっ子たちが集まるようになって、
雰囲気が結構変わったように感じます。
それが駅のすぐ目の前にあるカフェ「ラ・ルシクルリー(La REcyclerie)」。
以前記事→パリ18区ラ・ルシクルリーは人気リサイクルカフェ
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1930年代まで使われていた鉄道と駅舎を再利用したこのお店は、
中古品をリサイクルした家具や雑貨がセンスよく使われ、無造作おしゃれ。
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こんなお店がおしゃれマレ地区や学生が多いカルチエ・ラタンとかではなく、
危険なことは否めない庶民カルティエ、
クリニャンクールにいきなり出来るって斬新です。
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ネガティヴなイメージの街でもこんな手法で変わるんだな、と。
そんなことを感じるお店です。
私的には線路沿いなところがお茶の水とかそばの神保町と重なります。
お茶の水も神保町もあのままがいいと思うけど、そうもいかないようで。
だったら特色のないチェーン店が軒を連ねるよりはいっそ、
がらっとこんなお店にしてしまうのもいいかも。いやわかんないけど。
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店内もかわいいけど線路に沿ったテラス席も気持ちが良い♪
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ビールが3、5ユーロ、イタリアのスパークリングワイン
「ブロセッコ」もグラスで4ユーロと。
シャンゼリゼあたりだと倍近いお値段になるけど、そのてんでも良心的。
若いパリっ子が集まるのも納得です。
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今からの季節に超~気持ちいい、楽しいカフェ。
クリニャンクールに来たら一杯でもいいから寄りたいお店です♪
住所…83 boulevard Ornano 18区
TEL…01 42 57 58 49
メトロ…④号線「Porte de Clignancourt」
HP…La REcyclerie

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Foto (826)
担当サイト→ハネムーンSのフランス特派員最新記事のお知らせです。
今回はパリのメトロと目的地までの行き方を
ご紹介させていただいております。
ハネムーンで役立つ「パリメトロの乗り方」「目的地までの行き方」完全ガイド【前編】
ハネムーンで役立つ「パリメトロの乗り方」「目的地までの行き方」完全ガイド【後編】
この記事を書こうと思ったきっかけは、
去年パリに来た友達が、メトロの乗り方はネットでいろいろあるけど、
駅から目的地への行き方の説明をしたものが見つからなかった、
と言っていたこと。
で、そっか、確かに駅からの行き方は在住者には
当たり前過ぎて抜けているのかも、と思ったのです。
なので、はじめて来る方にもわかりやすいよう、
私なりのコツも併せて徹底的に書かせていただいております。
しかも、この記事の取材のためにパリのメトロを歩いたこの日に何と!
スリに遭ったんですよねぇ。タイミングがいいんだか悪いんだか。
でも未遂に終わりましたのでよしとします。
そんなパリの実際のスリたちを映したPVがありましたので
パリにいらっしゃるご予定の方はぜひ見ていただきたいです。

ホームで日本人観光客を狙うロマ系の女スリ集団です。
男女共ですが、特徴のあるエキゾチックな顔立ちや服装、雰囲気。
髪は黒か茶色がほとんどですが、長くヨーロッパを移動しているので、
混血により明るい髪色の人もいて、
女性はほとんどが後ろで一つにしばっています。
そして小さめのショルダーバッグを斜めがけで持っていることが多いです。
一昨日は駅で、身体を全部おおったイスラム教徒の女性の服装で
ヒジャブ(頭を覆うもの)をかぶったロマ系のスリを見ました。
メトロのホームでうろうろしているので変だな、と思ったら、
仲間の普通の服装のロマ系の女の子と合流したのでわかりました。
それぞれ宗教は自由なようなので本当にイスラム教徒かもしれませんが
イスラム女性の服装だとスリの現場を周りから隠しやすいですから、
そのための服装かもしれません。
大きめのスカーフの真ん中に穴を開けてそれを頭からすっぽりかぶって、
一見おしゃれのためのスカーフに見せかけ、
そのスカーフでスリ行為を隠す手口の女スリも見たことがあります。
そして、確かにスリはロマ系が圧倒的に多いですが欧米系スリもいます。
それから空港の中では、南米系スリたちがヨーロッパのあちこちの空港を
乗客として周ってスリを働いております。
なのでチェックインした後も注意が必要です。
自分の荷物から絶対目を離さないでくださいね。
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Foto (815)
昨日は仕事でパリに行ったので、
ノートルダムの姿を自分の目で確かめてまいりました。
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ノートルダムに向かう道はすべて封鎖され、
その前でたくさんの人たちがノートルダムを見つめております。
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各国のTV局もニュースレポート中。
こちらはスペインからのクルー。
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こちらはドイツだそう。
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そしてこれが今のノートルダムの姿です。
TVで上空からの燃え盛る画像を見た時は、正直、
もうダメだ、全部なくなってしまう…と本当に悲しかったのですが。
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覚悟して緊張しながら近づき、視界に入った時は、
想像よりもずっと形がしっかり残っていて、目印の高い尖塔はないけれど、
上部は黒いすすにおおわれ痛々しいのは否めないけど、
それでも大丈夫、今も美しい、とこみ上げるものがありました。
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こんなに残念なことはない、というのはみんながわかっていること。
大切なものが消失したのは事実です。
でも、起こってしまったのです。決して元には戻れないのですよね。
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なので、今は再建の完成を願うだけです。
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まだ若干の混乱はあるけれど、パリの街の元気も確認しました。
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パリは今日も美しいです。
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Foto (809)
いつも観ている夜7時40分からのニュースで知ったノートルダムの火災。
夕飯の仕度をしながらだったので、半分聞きながら観ながら、
という感じだったのですが。
沈痛な面持ちでキャスターが「ノートルダム」という言葉を発し、んっ?と。
でもフランスにはノートルダムとつく建物がたくさんあるので何だろうと観ると、
パリのあのノートルダムが燃えていました。
夕方18時50分頃からとのこと。
荘厳な寺院がオレンジ色に燃え盛り、夕暮れのパリの空に、
ノートルダムの歴史がそのまま灰色の煙に形を変えたかのように、
大きく重く立ち上がっていました。
その光景はTV画面で見ても衝撃的で悲しい圧巻さでした。
800年以上の歴史があり、フランス革命では半ば朽ち果て、
その後の修復などを経て、この混沌とした21世紀も、
パリの真ん中のシテ島でいつだって見守ってくれていたノートルダム。
ずっしりと構えるその存在は、フランスの宝と歴史を背負いつつ、
パリの人々にとっては当たり前のようにそこにあり、
パリの街の大黒柱であったと思います。
そして、世界中の人々にとっては本物を見てみたい、感じてみたい、
という憧れだったと思います。
そのノートルダムにこのようなことが起こったのが本当に残念でなりません。
でも。今日はもうフランスは再建に向けて動き出しております。
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主要な骨組みと大聖堂の象徴的な2つの塔、シンボルの鐘楼は消失を免れ,
最悪の事態だけは避けられました。
宗教を越えたみんなの祈りが通じたと思います。
イエス・キリストが十字架刑に処せられる際にかぶっていたとされる、
いばらの冠、13世紀にルイ9世が着用したチュニックなど、
重要な美術品や宗教的物品は救援隊員さんによって無事に回収されました。
正面、北、南にあった3つのバラ窓のステンドグラスは3つとも無事だと、
フランスの主要サイトニュースが伝えております。
巨大なパイプオルガンと他に2つあるパイプオルガンも無事。
火の広がりが急速だった屋根を支えていた12世紀と13世紀の木の梁は完全に消失。
再建のための同じ大きさの木を見つけるのが大変だとのことですが、
すでにブルゴーニュなどの600年以上経つ木が候補に挙がっているようです。
修復期間ですが、20世紀に入ってから起こったこのような大規模な火災は
再建にそれぞれ10年~13年くらいかかっているとのこと。
このノートルダムがどれくらいの期間で可能かは
もう少し先にならないとわかりませんが、
自分が生きてる間にはもう美しいノートルダムは見れないだろうな、
と思っていたので、もし見れたら嬉しいです。
21世紀のチカラが生かされるといいですね。
でも見れなくても、未来のために残ればそれでいいんです。
最後に、勇敢な400人の消防士さんたちに感謝です。
とてもリスクが高い中、立ち向かう姿に
ありがとうという言葉しか思い浮かびません。
お1人の方が重症とのことで1日も早い回復を心から願っております。

※追記。17日のお昼のニュースでは
再建に5年くらい?という話が伝えられております。
世界中の素晴らしい人の知識と力で実現するといいですね!

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Foto (807)
まさかこんなことが起こるとは。
今夜パリは、フランスは激しい衝撃が走っております。
パリの歴史的な建物、美しいノートルダムが今燃えております。
400人の消防士の方々がセーヌの水を引っ張ってきて、
必死の鎮火活動をしてくださっていますが。
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少し前にこの上空からの写真が映し出され、せつなくなりました。
屋根はすべて崩れ、内部が燃え盛っております。
どうしてこんなことに。
みんながただただ祈っている状態です。
今夜は眠れません。

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