パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juin 2019

日本では数年前に食材の偽装が問題になったことがありました。
やってそうだとは思っていたけど、やっぱりか、と思いました。
でも日本だけじゃないんですね。行き過ぎた金カネの人間社会。やっぱり。
フランスの最近のニュースで知ったのが、
まずBIOとうたっているものが実はBIOと言えないものが多くあること。
たとえば化学肥料がしみている土のすぐ隣で化学肥料なしで作物を作っても、
こっちの土にも化学肥料たっぷり入っちゃうのですが、
堂々BIO食材として売られているそうです。
それからフランス人の国民食ステークアッシェ、
牛ひき肉のステーキでフランス版ハンバーグなのですが、
これはただ焼くだけの形で売っているものの中に
ポーランドで作られているものがたくさんあって、
質の悪い脂やその他いろんなものが混ぜてあって、
身体に相当悪いそうです。
日頃から、フランスの肉だけのハンバーグは美味しくないと思っているので
ほとんど買ったことがなかったのですが、それ、よかったみたいです。
なのでステーキアッシェするのにひき肉が欲しい場合は、
少し高くてもちゃんとしたお肉屋さんで買った方が安心かもしれません。
そして、レンジで温めるだけのお手軽食品。
脂も塩分も家で作る食事の2倍以上含まれているんだそう。
2倍以上ってすごいです。しかも添加物がいっぱい。
今はいろいろと便利な時代になって、
家にもし台所がなくてもOKなくらいだけど、
やはり身体のことを考えると、基本の食事は手作りというのが
大事だな、とフランスでも改めて思います。
血も肉も食べ物から出来ているんですもんね。

フランスは明日月曜日からカニキュール(三日以上続く猛暑)がやってきます!
なので冷房はほとんどの家がありませんのでみんな覚悟。
わたくしも何本ものペットボトルに水を入れ冷凍。
それから扇風機を出してきて、扇風機の前にペットボトルを置いて、
少しでも涼しい風を作って2つで何とか乗り切り予定。
外出は一切せずわんこ&うさっちと家にこもります。
この子たちは毛皮を着ているので、とにかくこの子たちが乗り切ることが優先。
カニキュールなんてやったるで!!
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それはこのアルザスのプレッツェルのクラッカー。
プレッツェルって言うと、私は飛行機に乗った時に、
食事の前に出てくるスナックのイメージで、
そんなに美味しい、という感じじゃないお手軽なもの。
でもこのリドルで売っているプレッツェルのクラッカー、
なかなかイケるんです。
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ちょっと大きめで歯ごたえがあって香ばしくて。
プレッツェルはところどころついた岩塩がいいですね。
しかも一袋何と、90サンチームしないんです~。
やっぱりドイツ系スーパー「リドル」安くて良い。
数週間前のニュースではカルフールの客離れが伝えられていたけど、
確かにカルフール高いんですよね。
つい最近びっくりだったのが、
プティマルセイユのボディシャンプーのお値段の違い。
リドルでは大サイズが2、60くらいなのが、
カルフールでは倍近いお値段。あり得ない。
なので我が家はカルフールでは気に入ってるものしかも買いません。
野菜と果物は新鮮で安いのでマルシェですし。
最近コメントくださったリヨン在住のみよんさんも、
リドル好き~、って。やっぱりね♪
ブログはコチラになります→フランスで山歩き
それからもう1つ「グラン・フレ」も我が家のお気に入りスーパー。
2018年フランス人の好きな店第1位に選ばれたスーパーマルシェグラン・フレ
近所のスーパーじゃ売ってないものもここだとだいたい見つかりますし、
お魚が真空パックになっているのもポイント高し。
そのまま何も処理せずすぐ冷凍して、食べたい時に解凍すればいいのも便利。
それにフランスでも今、アニサキスが問題になっているので、
まぐろやサーモンなど生で食べたいものは、いったん冷凍大事です。
ところでみよんさん、只今骨折中で、
私も2月に手首の骨2本を折ったのですが、
私の手首なんてもんじゃあない。すんごい骨折!
でも関西のノリで明るく伝えているのがいいな、と思うんです。
だけど…足にささった太いピンみたいのは見れないよ~ん。
早くとれますように…。
話がそれましたが、このプレッツェル、お土産にもおすすめです。
値段のわりに美味しい。安い。軽い。おまけに量も多い。
こういうのがコスパがいい、って言うのかな。
とりあえずのおつまみによいよい。

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ここはパリの中でもちょっとスペシャルな下町メニルモンタン。
すぐお隣カルティエ、ベルヴィルと共に、
様々な人種が集まる昔からの移民街で混沌としていて、
その中に昔ながらの下町の雰囲気も色濃く残っているところ。
観光で来る方にはちょっとドキドキな感じかな。
私もこのお隣りの19区に住むまでは数回しか来たことがなかったカルティエです。
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19区に住み始めた時に、
このメニルモンタンで大好きな映画「赤い風船」が撮影されたと知って、
なんだか感慨深いものがありました。
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パリにやって来たのは2008年の4月。
その渡仏2ヵ月前にチワワのミルク坊やが体調を崩し入院。
渡仏をやめようと決めた時に坊やが奇跡的に回復し、
病院の先生がパリに一緒に行っても大丈夫でしょう、
と仰ってくださってやって来ました。
でも、遅れて入学した語学学校ではすでに日本人のグループが出来ていて、
なかなかなじむことが出来ませんでした。
で、お天気がいいと学校に向かう途中で予定を変えて、
しょっちゅう1人でパリ歩き。
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ある時、パリの端っこ15区の場末の映画館にふらりと入って
観客がほとんどいない館内で観たのが、
アルベール・ラモリス監督の「赤い風船」と「白い馬」でした。
どちらもそれはそれは美しい、そしてどこか儚い作品で、
ああ、今日学校に行かず、パリを歩いて、
そしてこの映画館に入ってよかった、とつくづく思ったのです。
あの何とも言えない不思議な感覚のパリ時間は今も忘れられません。
ところで、その後はだんだんと日本人の子たちとも仲良くなって、
たくさんの楽しい思い出があります。
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映画が作られたのは1956年。今から63年前。
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63年経っても人を魅了し続けるってすごいです。
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アルベール・ラモリス監督はパリ生まれでもともとは写真家。
「赤い風船」も「白い馬」も監督の息子のパスカルさんが出ておりました。
でも実はこの両作品、日本では権利問題の関係で、
長年伝え聞くだけの伝説的な名画だったそう。
でも現在ではDVDで観れるようになっているとのこと。
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ただ残念なことに、
監督は1970年、映画の撮影中のヘリコプター事故で48歳で亡くなっております。
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監督がパリのどこの区の出身か、いろいろ情報を探してみたのだけど、
それは見つかりませんでした。
どなたか知っていらっしゃる方がいたら教えてくださると、
めっちゃ喜んじゃいます!
よろしくお願いいたします!
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メニルモンタンからベルヴィルにかけて裏通りも面白いです。
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あっちこっち小道を入ってみたり、回り込んでみたり。
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アラブ系の総菜屋さんの前ではお店のおいちゃんに声を掛けられ、
入っておいで!と何度も言うので入って。
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ここはアラブ料理のお店ですね、と言ったら、
いや、違う。モロッコ料理だと。
そして、どこの国か、どうしてここにいるのか、と聞くので、
日本人でフランス人と結婚してるから、と言ったら、
なんでフランス人なんかと?って言ってプイっと背中を向けられちゃいました~。
わかりやすいなぁ。あはは。

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週末は、ご近所の豪邸街ブロカントに行ってまいりました。
ここは緑豊かなマルヌ川沿いで、どこのお宅もとにかく大きい!
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川からの風も気持ちよくて全体的に雰囲気がゆったりしているので
歩くだけでも気持ちが良いのです。
私は自転車でもしょっちゅう通ります。実は昨日も。
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そんな素敵カルティエでのブロカント市なのですが。
こんな古いカフェオレボールやお皿もあれば。
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服、レコード、本まで。このカルティエの住民さんたちの
不要なあらゆるものが売られております。
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ということで今回ゲットしたのは旦那がこの1932年の漫画を3ユーロで。
私はちょっと高くない?と思ったのですが。
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ちょっと珍しいもので、ネットではもっと高く、
蚤の市ではさらにもっともっと高く売られているそう。
なので3ユーロは安い方だよ、って。
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これは私が見つけたワンピースで何と2ユーロ。
ほぼ未使用かと思われます。
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上下違う柄なのが可愛い。
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いくつか付いた小さなボタンもアクセントになっていて、
ディテールが細かいです。
しかもガーゼのような素材で柔らかくて着やすいのもグッド。
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MANGOのものでサイズもバッチリ。
私は、浅田美代子さんや柴咲コウさんの服の選び方が、
年齢にこだわらず自分が好きな服を着ていて
素敵だな、可愛いな、と思うのですが。
容姿はぜんぜん違うけどお手本にしたいお2人です。
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そしてこのベージュのサンダルが1ユーロ。
履いてみたら歩きやすかったので皮ではないのだけど購入。
ベージュは服の色をあまり選ばないので気軽にはけそうです。
ところで横にちょっと写っているのは我が家の庭でとれたさくらんぼ。
せっせこ食べているけど、ものすんごい量でとても食べきれる量じゃない。
お隣さん家のさくらんぼもすごいことになってるけど、
もうとらずに放っておいているよう。
せっかくのさくらんぼなのですけどね…。

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今回ご紹介はパリ13区にある日仏カップルのお店、
「ローラン・デュシェーヌ(Laurent Duchêne)」です。
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フランス人のローラン・デュシェーヌさんと日本人の奥様の京子さんは、
料理学校コルドンブルーのパティシエの講師と生徒さんとして出会ったそう。
ローランさんはM.O.F(フランス国家最優秀職人章)など、
数々の受賞歴がある方で、
日本でもサロン・デュ・ショコラなどに出店なさっているので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
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 可愛らしいけどすっきりとした店内には、
美しいパティスリーと。
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パンが並んでいます。
ケーキだけじゃなくパンも美味しいと評判です。
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ということで、わたくしも今回はいくつかお試し。お値段は全部で15、90ユーロ。
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まずはバゲット。美味しいです!
ただし自分はやはりここのバゲットが今のところ一番。
パリのパン屋ガナGanaのバゲットの美味しさは本物!
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それからクロワッサン。これも発酵バターがしっかり香って美味しい♪
特に右のクロワッサン・ショコラはかな~り気に入りました。
お店の方はクロワッサン・プラリネと呼んでいたのですが、
プラリネが練りこまれてて風味が何とも言えない。
もっと買ってくればよかったです~。
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そしてケーキはノワゼットを使ったチョコレートケーキと、
フランボワーズなどの赤い果物を使ったもの。
これがまたどちらも美味。
特に赤い果物のケーキはムースの舌触りがとても繊細で、
素材と風味のバランスが何とも上品。
確かな技術を感じました。
さすがコルドンブルーで10年間講師をなさっていた方。そしてM.O.F。
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ここはリピ決定です。
実は、お試し前は、もしいまいちだったらどうしよう、と思っていたのです。
奥様が日本人ということで親近感があるし応援したいしで。
でもいつも正直な感想を書いているのでやっぱり感じたことを書かなきゃな、と。
で、ちょびっとドキドキしながらお試しだったのですが、
全部美味しくて嬉しかった~。
旦那も美味だと喜んだので、日仏カップルのお味よ、と自慢?しちゃいました。
クロワッサン・プラリネとケーキ、また買いに行きたいと思います。
クロワッサン・プラリネは5個くらい買おうかな。
でも飽きてもあれだから3個にして、私2個、旦那1個にしようかな…。

住所・・・22 Rue Wurtz 13区
TEL・・・01 45 65 00 77
メトロ・・・「コルヴィサール(Corvisart)」6号線
HP→ LAURENT DOUHENE

※15区にもあってホームページで確認できます。
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