パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

novembre 2019

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すっかり秋、と言うかときどき冬のように寒い日も出てきたのですが、
今、マルシェは秋の味覚がずらりと並んでおります。
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日本にはない食材がたくさんあるので、見るだけでも楽しいんです。
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筒型の容器に入ったエシレのバター。
奥にある紙で包まれたものよりリッチでおしゃれな雰囲気です。
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フランス総菜屋さんのサヴォワ地方の郷土料理タルティフレットは、
サヴォワのチーズ「ルブロション」とじゃがいもを使った秋冬定番の1品。
ルブロションは加熱しても加熱しなくても美味しいんですよねぇ。
でもご覧の通り、すでに売り切れておりました。
今の時期、皆さん見ると食べたくなっちゃうのでしょう。
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八百屋さんでは旬の野菜や果物がいっぱい。
フランスもいろんなかぼちゃがあるのですが、
全体的に水っぽくてほくほく感がないので煮物には向かないことが多いです。
ポタージュとか詰め物をしたファルシーなんかが定番です。
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ロマネスコとカリフラワー。
カリフラワーは生のままでマヨネーズをちょっとつけていただいても美味しい。
フランスの定番のいただき方です。
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日本のみかんによく似たクレモンティーヌも出てきました。
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りんごも今の季節は種類が豊富。
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イチジク。
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栗に似てるけど栗じゃなくてシャテーヌ(châtaigne)。
日本でいうマロンはフランスではちょっと違っていて、
このシャテーヌが近いのです。
自然の甘味で食べだしたら止まらない美味しさ。
年によって出来がいい時と悪い時の差が激しいシャテーヌですが、
今年は小粒だけど味がぎゅっと詰まってて当たり年だそう。
で、実は買ってこの夜オーブンで焼いていただいたのですが、
ほんと、今年のシャテーヌはとても美味しいです!
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ノワゼット(noisette)。ヘーゼルナッツです。
我が家もノワゼットの木があるのですが毎年あまり実がつきません。
大好きなのでごっそり実がなっても困らないのだけど。
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フランスでは古代野菜の1つのトピナンブ-ル(topinambours)は日本でいう菊芋。
ここ数年で見直されてきていてレストランやビストロでも登場します。
ほくほくしてて和風の煮物や天ぷらにしても美味。
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セップ茸(cèpe)。これは少し新鮮さにかけるようにも見えるけど、
どうなのかな、と思いつつ、袋に詰めていたお買い上げのムッシューに、
どうやって食べてますか、と聞くと、
ソテーしたりパスタに入れても美味しいよ、と。
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そして、柿も今たくさん並んでおります。フランスでもそのままの名前KAKI。
でも日本の果物だっていうのはあまり知られていないかも。
キティちゃんでさえ日本生まれってことを知らない人がた~くさんいるんです。
ということでフランスのマルシェの秋の味覚。
私の今の一番のおすすめはあえて選ぶならやっぱりシャテーヌ!
今年は当たり年で美味しいですしね♪

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週末のTVで、フランス全土の女性マッサージ師に
セクハラで訴えられている有名俳優兼シンガー
セクハラ告発続々!有名俳優パトリック・ブリュエル
「パトリック・ブリュエル」のスペシャル番組が放送されました。
でもそれはセクハラ問題に関係したものではなく、
彼の生い立ちやいろいろな思い、人生観など、成功までの美徳物語。
わたくしびっくりしました。
だってつい数日前にセクハラ騒ぎでさんざん問題になったのに、
何事もなかったように美徳物語番組が主要チャンネル3で放送されたのです。
すぐ旦那に、おかしくない?どうして?と聞くと、
彼はユダヤ人だからたぶんそれが大きいかも、と。
というのもアメリカと同じでフランスもユダヤ人の成功者が多く、
フランスの主要TV局も多くがユダヤ人で占められていると言うのです。
でも、日本人の私、ユダヤ人=ナチスによって悲しい歴史、
がすぐ思い浮かぶので、ユダヤ人とか何とかは良くないのではないか、
と言うと、旦那が、
ユダヤ人とは人種と言うよりユダヤ教で多くがファミリーで大きくつながっている、と。
ユダヤ人とは人種と何となく思っていた無知の私びっくり。
で、改めて調べてみると、
ユダヤ人とはユダヤ教を信仰する人、ユダヤ人の母親から生まれた子供、
ユダヤ教に改宗した人のこと、とのこと。
キリスト教もイスラム教もですが、改めて宗教の力にびっくり。
そのユダヤ人の力がフランスのTV業界でも強いのだそう。
ものすごい数の有名司会者も有名人もで、
たとえば、ある程度の年代になると普通なら退くことが多い司会業も、
ユダヤ系の司会者はびっくりするくらい長~く、
主要チャンネルで看板番組の司会をしていたり、
今回のパトリック・ブリュエルのようなこともありえると。
私はフランスのTV業界のことはさっぱりわからないけど、
(日本もわからないけど)
パトリック・ブリュエルに関してはどう考えてもおかしいのはわかるのです。
だって相当問題になってるのに主要チャンネルで美徳物語放送なんて…。
恐ろしいユダヤ人虐殺は絶対許されないことだし、
今もフランスではユダヤ教徒やイスラム教徒に対し差別や迫害があって、
そんなフランスの面は大嫌いなのですが。
パトリック・ブリュエルの気持ちの悪い美徳物語はそれとは別のこと。
力にもの言わせて平然とまかり通そうとしていて、
人間社会のいやらしさを感じます。

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担当サイト→ハネムーンSのフランス特派員最新記事のお知らせです。
フランスと言えば多くの人が一度は訪れたいと思うのが、
世界遺産モンサンミッシェル。そのモンサンミッシェルに、
日系旅行会社のエミトラベルさん主催の一泊ツアーで行ってまいりました!
今回はモンサンミッシェルを徹底的に歩いての詳細&正直レポートです。
他にはないオリジナル情報と注意点もしっかりご説明させていただいてます。
モンサンミッシェルに行きたい方には必ず?
参考にしていただけると思います。

フランスハネムーンで絶対外さないモンサンミッシェルツアー⑴場所と行き方・準備編

フランスハネムーンで絶対外さないモンサンミッシェルツアー⑵現地観光編

フランスハネムーンで絶対外さないモンサンミッシェルツアー⑶ホテル・トイレ編

フランスハネムーンで絶対外さないモンサンミッシェルツアー⑷オムレツ&食事編

フランスハネムーンで絶対外さないモンサンミッシェルツアー⑸お土産編

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モンサンミッシェルは二度目で、
実は一度めの時は正直、観光地化されていてがっくりしたのです。
でも今回宿泊してみて、じっくり見て、
本来のモンサンミッシェルの姿を知ったように感じ、素晴らしい滞在でした。
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これは何といっても一泊したのが大きいです。
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朝、昼、夜、時間と共に刻々と変化する新鮮な驚き。
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賑わいと静寂。
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やはり世界中の人が行ってみたいと思う歴史ある、
美し過ぎる場所でした。
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物価の高さにはおののいたけど、そこは安いのが好みのmoiちゃん。
そこのところもしっかりリサーチしております。
このバーのグラスワインはモンサンミッシェルのメインストリートなのに2ユーロ。
もちろんこのお店もご紹介させていただいております。
行かれる予定がなくても、ガイドブックや褒め褒め情報とは一味違う、
実際のモンサンミッシェルの姿を知っていただけると思います。
で、参考にしていただいていつか訪れてくださるとなお嬉しいです!
ではでは。

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サンマルタン運河に程近いジモティなカルティエ。
この一角にあるのがちょくちょく前は通っていたけど、今回初お試しの、
パリで大人気のパン屋さん
「デュ・パン・エ・デジテ(Du Pain et DesIdées)」。
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店内は19世紀の内装がそのまま使われ可愛く美しいです。
ケーキは置いてなくてパンとヴィノワズリー(甘いパン類)のみ。
でも結構種類があります。
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特に有名なパンがこれ「パン・デ・ザミ」。友達のパンて名前です。
話には聞いていたけどこれか、と。
小麦粉はオーガニックのみ使用。天然酵母と少しのイーストで、
長時間発酵させて焼くそう。
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ということで購入しました。するとこんなかわいいお店の袋。
そっけない紙袋のところも多いけど、
こういう可愛いのって心がくすぐられて嬉しいんですよねぇ。
特に女性には。
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で、買ったのがまずはパン・デ・ザミ1/4カット3ユーロ。
小さく見えるけど結構大きいです。
で、お味ですが、評判通り美味しい♪まず香りがすごくいいです。
そして、マロンやナッツのようなコクのある風味と香ばしさがスペシャル。
私が買ってくるパリのパン屋さんのパンにあまり期待してない旦那も、
これは香りもいいし美味しい、と。
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ヴィノワズリーはやはりこのお店で人気のエスカルゴ。
いろんな種類がありますが、定番のピスタチオとショコラをチョイス。
うん、さくさく生地で美味しいです。
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ちょうど焼き上がりだったクロワッサンは、
お店のマダムに、焼き立てよ、買わなくてどうするの、と言われ、
はい、じゃ1つください、と。
でもクロワッサンは私的にはまあまあという感じだったかな。
全部で8、25ユーロでした。
ここはやっぱりパン・デ・ザミが印象的。おすすめです。

住所・・・34 rue Yves Toudic 10区
TEL・・・01 42 40 44 52
営業時間・・・月曜~土曜日の6時45分~20時
メトロ・・・「Jacques Bonsergent」⑤号線

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それはパリ郊外の我が家もお気に入りの「リドル(LIDL)」です。
私がパリ市内に住んでいた10年前は見かけたことがなかったので知らなくて、
郊外に移り住んでから知ったのです。
でもその後もずっとパリ市内では見たことがありませんでした。
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ところが少し前にいった、
元地元の19区のアパルトマンの近くに大型リドルが出来ていて、
ベルヴィル近くにもこの新しい店舗が開店していました。
調べてみたら現在パリ市内は13店舗でここ数年で開店して増えた模様。
(フランス国内には1350店舗)
しかもお客様たくさんです。でも納得なんですよねぇ。
というのもフランスにたくさんあるカルフールより
いい商品が多いしオリジナルも充実しているし、何よりず~っと安いんです。
例えば、プティマルセイユのボディシャンプーはカルフールの約半額、
写真のポスターはホロホロ鶏の丸焼きが4、49ユーロ、
フランス産キャビアが7、49ユーロ。
ドイツ系ですが、リドル・フランスとしてフランスの各地方の名産品があるし、
イタリア食品フェアやスペインフェアなどもあって楽しみもあるんです。
ただ、従業員の働かせ方はドイツもですが、フランスでたびたび問題になっていて、
重労働を強いることも多いよう。ドキュメンタリーでやっておりました。
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でも客としてはやはり品物が良くて安いのは何より嬉しい。
お土産によいものもたくさん揃っております。
パリ市内の店舗はコチラで確認出来ます。
LIDL à Paris
残念ながらパリの中心地にはまだないのですが、
ちょっとメトロに乗って行ってもお値段のわりによいお買い物が出来ると思います。

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