現在パリは「グラン・パリ・エクスプレス」計画が進められていて、
全体的な完成は2030年をめどに、
パリオリンピックがある2024年までには、
施設までのアクセスが便利になるよう工事が行われています。
(ただしフランスらしく?!2024年までに間に合わなさそうですが)
で、何と言っても1~14号線まであるメトロが
18号線まで増えるのが大きなところ。
パリ郊外を含め68の新駅が出来るとのこと。
その68のうちの1つが我が家から徒歩10分くらいのところ。
今はRER線だけなので、メトロが出来たらすごく便利になるはず。
それはとても嬉しいのですが、でも残念なこともあって、
あちこちで開発が進んでいて、
たとえば19世紀の歴史ある公衆浴場の建物が
表のファサードだけ残して新しい建物になったり、
昔ながらの商店街の一帯が壊され、
アパルトマンが建設中になったりで、
趣のあった風景が急激に変わってきているのです。
写真は我が家から近い場所に建築中のアパルトマン。
モダンな低層アパルトマンでなかなか素敵なんです。
この奥にもデザインが少しずつ違うものがいくつも建築中。
日本のマンションと変わらないですよねぇ。
やはり新駅が出来る場所の目の前に住んでるお宅は、
土地を買い上げたいという業者が来て、
はじめ言われた値段を断ったらどんどん値が上がって、
簡単に二倍になったそう。で、売ることに決めたとのこと。
その一帯が全部買われていて大規模アパルトマンが作られるんだそう。
パリを囲む郊外のあちこちで、アパルトマンの他にも、
総合施設建設などの大規模プロジェクトが進められているので、
2024年、2030年には郊外も大きく変わっているかもしれません。
時代の流れなのでしかたないけれど、
せめてフランスの歴史あるものは古いものを大事にするフランスらしく
保存して欲しいな、と思います。公衆浴場はほんと残念でした。
日本も昔ながらの銭湯がなくなってきて寂しいですよねぇ。
なんつって私もそんなに行ったことはないので、
今はもっと行っときゃよかった思ってるんです。
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