パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juin 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
先週末は我が街のお気に入りの衣服専門のリサイクルショップで何と1ユーロセールがありました。
で、土曜日の開店時間に合わせ行ったらすでに行列。
おしゃれな若い女の子たちも多くて、やっぱりここ、知ってる人は知ってるんだな、と思いました。
行列大嫌いな旦那は(私も好きじゃないけど)帰りたそうにしましたが、また後で来てももっと行列になってるかもよ、と言ったら、諦めて並んで待ってくれました。
で、ゲットしたものたちです。もちろん全部1ユーロです!
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まずはH&Mのコットンのスカートです。
シンプルな白いコットンセーターやブラウスを着たら、ちょっと60年代風で可愛いかも、と思いました。
イメージはゴダールの映画「気狂いピエロ」でのアンナ・カリーナです。
あの映画のジャン・ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナはかっちょ良過ぎる!
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スカートと思って買って家で着てみたらビスチェタイプのワンピースでした。
柔らかコットン素材ですっきりシルエット。とても着やすいです。
カニキュール(猛暑)が来ちまったら家で着ようかしら。
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70年代っぽいちょっとレトロな柄&スタイルのワンピース。
なのでちょびっとだけ70年代風に着てみたいな、と思います。
秋口には下に白の薄手タートルネックを着て黒ブーツを合わせでも可愛いっぽい。
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そして最初見た時はちょっと不思議と思ったマキシ丈ワンピースです。
でもよく見ると胸元で柄が切り替わっていて可愛いような気が?しました。
それに何て言ったって1ユーロ!
で、買って家で着てみたら、やはり不思議。でも可愛い。なんか昔の西洋人形の服みたい。
でも、なので、私が外で着ると、変わったアジアのおばちゃんになっちゃいそうです。
なので夏の部屋着でいいかな、と。部屋で着るぶんには大丈夫な感じです。
ということで合計4ユーロなのに結構満足なショッピングでした♪
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
グラミー賞の最優秀レコード賞を18歳の最年少で受賞した世界的人気シンガー、ビリー・アイリッシュの過去のアジア人差別発言が問題となっておりますね。
以前から彼女の曲が好きでよく聴いていたし、彼女の体形に対しての揶揄や批判は、本当にひどいな、と常々思っていました。
なのでこの差別発言を初めて知った時は残念に感じたし、こんなことを言うのだったら、彼女が自分の体形のことをいじられてもしかたないかもな、とも正直思いました。
ただ詳しい内容を知ると、アジア人に対する蔑称「チンク(Chink)」という言葉を使ったり、アジア人のしゃべり方をまねしたとして、問題になっているのは、彼女が13、4歳頃の時のこと。
そしてその後彼女はSNSを通して謝罪文の言葉を公開し「若くて無知だったことに関係なく、それが人を傷つけるものであるという事実。恥ずかしくて吐き気を覚えた」としております。
で、13、4歳の頃で蔑称と知らなかったことはあり得る、と私は思ったのです。
というのも私も日本で使われている蔑称を13、4歳の頃まったく知らなかったのです。
なぜなら家で両親がそういった言葉を発することがなく、話題になることもなかったからです。
父が沖縄出身で若い頃、自分自身が差別された経験があったのかも、と思います。
なのでか、とにかく、両親は差別意識がたぶんなく、そういった話も出たことがなかったのですよね。
で、私がいくつかの蔑称を知ったのは学校の同級生や友達、その親が発した言葉からでした。
それがきっかけで今でも、あの時の私は本当にひどいことした。恥である。と思っている出来事が1つあります。
それは中学1年の時のことです。
クラスである言葉を言われ、からかわれている子がいたのです。
私はその言葉をその時初めて聞き、その子の家が周りに住宅のない場所だったので、その言葉=田舎、と思い込み、私も一緒にその言葉を発して、からかってしまったのです。
するとその時、担任の先生が入って来て、大激怒したのです。
あの時の先生の目は怒りを通り越して、憎しみに満ちていました。
以来、誰もその言葉を使わなくなり、私も忘れていきました。
ただあの時の先生の目はなぜかずっと心に残っていました。
そしてその言葉が蔑称であることを知ったのは、その数年後。
友達と友達のお父さんの車に乗っていて、そのお父さんがある大きなお屋敷の前を通った時に言ったのです。「この家の人は〇〇なんだよ。でもこんな大きな家を建てたんだよ」と。
その言葉は、田舎の意味だと思って私も使った言葉。でもお父さんの言い方から、何か低い身分の人が這いあがった的なニュアンスを感じました。ただの田舎の意味じゃないな、と気づきました。
で、家に帰って母親に聞いてみたのだったかな。はっきりとは覚えていないのですが。
でもとにかくひどい差別用語だとやっと知ったのです。
その時、先生の憎しみに満ちた目の意味もやっとわかったのです。当たり前でした。言われた子はどんなに悲しかったことか。私、最低でした。
それが初めてできっかけで、日本にはたくさんの差別があることがわかってきました。実際に差別が激しい人にも何人か出会いました。
批判はしなかったけど、反面教師になっていったように感じます。
そしてフランスに来て、自分が差別される側になって、改めて思っております。
言い方変かもですが、差別ってほんとにかっこ悪いな、さっぱりしてないな、勘違いもはなはだしいな、じゃ、あんたはいったい何なのさ、と。
もし中学1年のあの時のからかう私が目の前にいたら、同じこと言い放って一発蹴り飛ばしそうになっていたかもしれません。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
毎週金曜日の更新となっているパリのおうち居酒屋コーナー。
メニューを決めるのは、冷蔵庫が空き気味になってくる毎週木曜日。
残っているものを見て、これがあるな、なんかレシピあったっけ、と、自分レシピをざざっとチェックして、意外にすぐ決まって作っております。
なんかいろいろ材料揃っているより絞れるからかな?
それに自分レシピを思い出すのにも役立っているんですよね。あは。
ということで。今週は、やるな、と思わせるおしゃれレシピを選んでみました。
選んでみたっつうか、たまたま今週あった材料で作った1品がおしゃれ気味だったので、この運びとなりました~。R0139816
で、その、今回作ったレシピがコチラ。
生ハムとラディッシュとクリームチーズのカルパッチョ、わさびドレッシング
ラディッシュは旦那の大好きお野菜の1つ。
冷蔵庫にまだたっぷりあっても、見張って?ないとまたすぐ買ってくるのですが、今週もまだたっぷりあったんです。
で、まだ週末居酒屋コーナーでご紹介してないものと思って自分レシピチェック。
そんなんでめっけたこのレシピ。すっかり忘れていたけど、美味しい♪
わさびが実にい~いお仕事していて生ハムとよく合います。
ほんと、やるな、と思わせる1品だと思います。自分で言うのもずずしい話ですけどねぇ。
で、今回選んだのは下記のレシピ4つ。
華やかで手が込んで見える料理ですが、材料さえ揃っていれば難しいことはありません。
2つめと3つめレシピの海老がかぶっておりますが、もしあれでしたら2つめの海老ちゃんをスモークサーモンや他の魚介(たこやお刺身用のホタテ、鯛など)にしていただいても美味しいと思います。
それではご説明を。

フランスの定番前菜ウフ・ミモザをグリンピースで可愛くアレンジ。
グリンピースを枝豆にしても和のおしゃれ感が出ます♪
グリンピース(枝豆でもOK)入りウフ・ミモザ

具だくさんのご馳走サラダ。ほんのり甘いヨーグルトレモンハチミツドレッシングが海老とフルーツとアボガドによく合います。
パラスホテルレストランの再現。海老とアボカドとフルーツのご馳走サラダ

リコッタチーズを使ったカリカリ中とろ~りのおしゃれコロッケ。
クロケットって呼んでいただいた方がおしゃれかしら。
リコッタとほうれん草がボン・マリアージュです。
Cpicon ほうれん草とリコッタのポテトコロッケ by ルロワ・モワ

元々はベルギーのレストランでいただいた海老のクリーム和えがベースのこのレシピ。
せっかくの美味しさなのでスパゲティーを入れてボリューミィーに。
そしてディルの風味をプラスして風味豊かにしました。
ディルに使い慣れていない方も、これがディルか、と美味しく味わっていただけると思います。
Cpicon 海老のにんにくクリームパスタ*ディル風味 by ルロワ・モワ

日本はほとんどの地域が梅雨に入ったようですが、こちらパリもこの数日ぐずついたお天気。
冴えない天候ですが、美味しいものを食べてグッドな週末にしたいですね!
ではでは~。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
マルシェ帰りの週末ごはんは前日にだいたい準備をしておきました。
そしてテーブルクロスのアイロンがけ、お花、お皿はこの日の朝、準備しておきました。
これをしておけば後は、お庭のテーブルを整えてお料理を盛るだけなのでラクチン。
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この日はフランスのママンの味のメインのおうちビストロなので、赤白のギンガムチェックのクロスをしいて。
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お花は2週間前にドイツ系スーパー「リドル」で買ったピンクのバラとお庭咲きの黄色と紫のお花を合わせました。ぱっと明るくなって黄色、良い良い。
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1品めはレバノン総菜屋さんの白インゲン豆のマリネです。
この大きな白インゲン豆がレバノンのものなのかな?かなりスペシャルです。
今度レバノン食材店かアラブ食材店で探してみたいと思います。
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2品めは冷凍のエスカルゴで、オーブンで焼いただけ。
エスカルゴもやはり質のよいものとそうじゃないものがあるようなのですが、どうも私にはその味の違いがわからないのですよね。
冷凍ものでもレストランと同じように美味しく感じます。
なのでエスカルゴは家でこれで十分だな、と思っております。
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3品めは自分レシピであれなのですが大好評いただいているコチラ。
Cpicon 【家ビストロごはん】カリカリパンのサラダ by ルロワ・モワ
これはリヨン風のサラダを手軽な材料を使ってわたくし流で作ったもの。
いつ食べても美味しいです!
結構ボリューミィ-なのでこれと赤ワインだけでも結構な満足感です。
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そして4品めのメインはフランスのママンの味「ブランケット・ド・ヴォー」です。
クリームシチューのような見ための仔牛肉の煮込み料理。
でもクリームシチューとはまったく違うお味なんですよね。
煮込み料理なので本当は秋冬の方がぴったりなのですが、冷凍の仔牛のお肉があったので、今ならまだいいかな、と思って作りました。
久しぶりに作りましたが、あっさり優しいお味でめちゃくちゃ美味しかった~。
ポイントは白いお肉である仔牛肉&レモンを使うこと。なのであっさりなのですよね。
ただ、ここで書くのもあれかもですが、可愛いらしい牛の子供だったんだな、と思うとなんだか何とも言えない気持ちも過っておりました。
美味しいと言いながら何とも言えないとも感じる…。
最近、お買い物でお肉を買う時もたびたびこの気持ちが過ぎります…。
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今年もお庭のぶどうがすくすく育っております。
真ん中に見える種みたいのがぶどうの赤ちゃんなんですよ。
去年、冷凍ぶどうの美味しさを知ったので、今年は食べきれないのはどんどこ冷凍冷凍の予定です。
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お花も次々と咲いております。
ただ旦那が適当に蒔いたのでどこに何の花が咲くのか、その花が何ていう名前なのかがわからない。
旦那は「シュープリーズ♪(=英語のサプライズと同じ)」と誤魔化しております。
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バラは植えてある場所のせいかゆっくり順番咲き。これが結構続くので一気に咲くのもいいのだけど、長く楽しみたい派には嬉しい。
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ラベンダーはまだ蕾。いつも7月くらいから咲き始めます。恐ろしい大きな蜂が来る前にカットしてドライフラワーにします。
旦那は、この蜂は意地悪じゃないよ、あっちの蜂は危ないけどね、と教えてくれるのですが、どの蜂もあたしゃ恐ろしいです~。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
恒例我が街日曜マルシェ日は、青空が広がって気持ちの良い初夏の陽気だったので、まずはそのお天気に合わせ洋服選び。
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で、選んだのはH&Mのこの冬のセールで買ったレース袖の白Tシャツ7、99ユーロとパリ郊外我が街リサイクルショップのヴィンテージフェアで買ったヴィンテージのロングスカート3、50ユーロ。それにアイボリーの帽子、白スニーカーを合わせました。
服だけの合計は何と11、49ユーロ!
旦那が11ユーロちょっとには見えないね、ってなんかウケておりましたよ。
いい意味にとっておこう。
ちなみに前回のコーデはコチラ。
ワンピコーデで大盛況の日曜マルシェへ
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さてさて到着マルシェ。
このお天気なのでご覧の通りの賑わいです。
約10ヶ月続いたマスクの着用義務が、6月17日から野外での義務がなくなったので、マスクなしの方も結構いらっしゃいました。
でも旦那と私はマスク装着派。まだまだウィスルはたくさん飛んでると思いますし、なんか安心です。
あと日中なら女性には日焼け防止にもグッド。
あ、でもフランス女性は日焼けぜんぜんOKなんですよね…。
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前回は満席で空きそうになかったので再開した店内席で久しぶりに乾杯しましたが、今回はタイミングよくテラス席をゲットすることが出来ました。
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やっぱり外での乾杯は最高です♪
ちなみにアジア人の私に、犬を食べるという趣味の悪いジョークを言ったムッシューは、この日はいませんでした。
東アジア人差別の出来事「犬を食べるの?」
チワワちゃんには会いたかったのですけどね。
で、途中で旦那が1人でマルシェの中に行って。
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アペロのおつまみ(&持ち帰り用)を買ってきてくれました。
ポルトガル総菜店の、シャルキュトリー(加工肉類)に、オレンジ色のがポルトガルの煮豆ルパン、そして2種のオリーブです。
この時のルパンがいつもより塩気が少なめでとても美味しかったんですよね。
ルパンは食感が枝豆に似ていてついつい食べちゃうんです。
でもスーパーで売っている瓶詰のはまずいので、やっぱりポルトガル総菜店で購入するのが一番。
オリーブも美味しかった♪
日本にいた時、初めてオリーブを食べた時は変な味、と思ったけど、今じゃ大好きです。
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目の前ではタトゥーを入れたポリスさんが見回り&違法駐車の厳しい取り締まり中。
フランスのポリスはタトゥー入れた方がた~くさんいらっしゃいますが、筋肉モリモリだったりしますし、やはり何となく迫力があります。
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この後はマリシェ巡りのお買い物。
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新しくレバノン料理総菜店がオープンしておりました。
レバノン料理だ~い好きなんです。
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レバノン料理は野菜を使ったヘルシーなものが多いのが特徴。
よく知られているのはひよこ豆のコロッケをはさんだファラフェルサンドイッチかな。
パリのマレ地区で食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
一度食べるとはまるんですよねぇ。
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で、購入した食材がコチラ。
そろそろ終わりの白アスパラ、今年最後かもと思って買っておきました。
それからグリンピースと平の桃の「ペッシュ・プラット(pêche plate)」。
ペッシュ・プラットは日本にはないと思うのですが、甘くてジューシーで美味しいんです。
私はフランスで桃はコレ、と決めております。
これから夏の終わりくらいまでたくさん出回るので嬉しい。
そしてレバノン総菜屋さんのファラフェルと白インゲン豆のマリネです。
これからレバノン料理も挑戦したいので勉強も兼ねてちょいちょいお試し買いが増えそうです~。
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