フランス政府がコロナ感染第4波に入ったことを示したのは7月19日。
そしてパリに行ったこの日は、映画館や美術館などで衛生パス(ワクチン接種証明か陰性証明、または回復証明)提示義務が始まった7月21日。
私も念のため、ワクチン接種証明コードを携帯に入れてのお散歩です。
で、「サン=ルイ橋(PONT SAINT-LOUIS)」を渡ってやって来たのはパリのど真ん中、セーヌ川の中州にある2つの島のうちの1つ、サン=ルイ島。
もう1つのシテ島と共に、パリ発祥の地として知られております。
パリという名前の由来であるパリシイ族がこの島々に住み始めて、そこからどんどんパリが広がっていきました。
パリの歴史はここから始まった!というすごい場所なのですが。
今はパリ屈指の高級住宅街。
他の賑やかなカルティエとは別の、ゆったりとした島時間が流れております。
サン=ルイ島と言えば、来たことがある方はここ「ベルティヨン」を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
パリ一有名な1954年創業のアイスクリーム屋さんの本店です。
この日もお客様で賑わっておりました。
私も超久しぶりに食べてみようか迷ったけど、ランチを食べたばかりだったので、ちょっと無理っぽかったのですよね。
甘い物が別腹の方が羨ますぃ。
歩いていると汗ばむくらいだったこの日。
ベルティヨンと同じ並びにあるサン=ルイ・アン・イル教会でしばし休憩。
お隣りシテ島にはあのノートルダム大聖堂があるので、こちらは地味に感じられますが。
サン=ルイ島の静かで美しい教会です。
趣があってパリのカフェらしい雰囲気いっぱいの「ル・サン=レジス」。
ちょっとお値段は高めだけどこの島でのさりげない思い出には残りそうかな。
以前も書いたことがありますが、10年くらい前にここで、フランスの有名なコメディアンで映画「アメリ」にも出ていたジャメル・ドュブーズさんご夫婦をお見かけしたことがあるのですが。
奥さまがとても綺麗だったのが忘れられません。
ジャメルさんは映画やTVとまったく同じでした。
可愛い猫ちゃんたちにも遭遇しました。
この子は甘えっ子ですが、頭はいいけどお腹を触られるのは嫌いみたい。
お腹撫でたら怒られました。
2度目に通ったらご覧のようにこんなお顔でお昼寝。
お口がちょびっと開いているのがポイント。
可笑しくて可愛い寝顔です。
この子も甘えっ子ちゃん。
ぽってりしたお手々がたまらん。
通る人皆に撫でられてかまわれておりました。
私もその1人ですけどね。
第4波、ほんとに来てるの?!
と思っちゃうくらいのどかなパリの小島の穏やかな昼下がり。
いつ来てもほとんど何も変わらないサン=ルイ島です。
ここは秋も素敵なのでその頃また寄りたいと思います。
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