パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

août 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

週末のお買い物でBIOの夏野菜がたくさん揃ったことをこの記事でご紹介しました。

フランスのスーパー、フレンチ前菜に便利な食材

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右のズッキーニは家庭菜園で採れたものなのですが、特にこのズッキーニが今、毎日食べても食べきれないほどあるのです。

で、もうすでに作ったことを、フランスのスーパー記事の中で書きましたが、ラタトゥイユたっぷり作って、今冷蔵庫に常備してあります。

我が家のラタトゥイユは、ニースに住んでいた時にお友達から教えてもらったスペシャルレシピ。

お鍋は一切使わず、オーブンだけで焼き上げていくんです。

Cpicon オーブンだけで作るニースのラタトゥイユ by ルロワ・モワ

初めてご馳走になった時はギュッと詰まった野菜の甘さと濃さにびっくりしたんですよね。

お友達はラタトゥイユの美味しいお店のキッチンを見ていたら、オーブンだけで作っていたので、マネしたのだそう。

以来私もラタトゥイユはオーブンだけで作るようになったのですが。

いつだったか、リヨンの名シェフ、ポール・ボキューズさんのレストランが紹介されていて、生前のボキューズさんのお店での様子をスタッフの方がお話なさっていたのです。

そしたら、ボキューズさんは毎日お昼近くにお店に来ていたそうなのですが。

その時に毎日山盛りに食べていたものと言うのが、このオーブンで作るラタトゥィユそっくりだったのです。

お店のお料理はバターやクリームを使ったザ・フレンチだけど、ご自分は毎日お野菜をたっぷり召し上がっていたのです。

お亡くなりになったのは2018年、91歳の時。

なので、お野菜をたっぷり食べていたから長生きなさったのかな、なんて思ったんですよね。

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我が家はこのラタトゥイユ用に大きなココット鍋を常備しております。

このお鍋に乱切りにしたたっぷりの夏野菜とロリエとタイムを入れ、塩胡椒、そしてオリーブオイルをたっぷりめにかけます。

そして200度のオーブンでとにかく焼いては混ぜ、焼いては混ぜを繰り返します。

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だんだん水分が出てきてこんな状態になりますが、この水分がなくなって、お野菜の量が1/4量くらいになるまでとにかく焼いては混ぜを続けます。

その間ずっとオーブンのそばに張り付いている必要はありません。

ネットや他のことをしながら、ときどきキッチンに行ってオーブン開けて混ぜて、また戻るみたいな感じで大丈夫。

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そして完成したのがコチラ。

温かいのも美味しいですが、冷やしてもこれまた美味。

このままはもちろん、パンにのせても、パスタにしても、付け合わせにしてもグッド。

ただ1つ覚悟的なことは、フランスはまだいいのですが、とにかく暑い日本の夏にオーブンを長く使うのがたぶんキツイと思うのですよねぇ。

なので日本で作る場合は少しでも涼しい日がよいかな、と思います。

でも作る甲斐があるくらい野菜の甘さ、濃さを堪能できますよ♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日本はお盆でしたね。

フランスにはお盆はありませんが、やはり夏期間の中でパリ&郊外が一番閑散とする時期。

その閑散期間前の平日にマルシェに行ってまいりました。

前回ご紹介のマルシェコーデは、青い柄の白いマキシ丈ワンピ。

夏の残り物セール品マキシ丈ワンピでマルシェへ

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で、今回コーデは、リサイクルショップで4ユーロで買ったテロンとした生地の赤いシャツにデニム、そしてシルバーグレーの帽子を合わせました。

このデニム、日本から持ってきたものでかれこれ20年近くはいているもの。

初めは綺麗めデニムだったのですが、色がかなり落ちて破けてダメージデニムになりました。

渡仏して来た頃もよくはいていて、まだよくわからないパリの街をこのデニムコーデで1人てくてく歩いておりました。

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赤いシャツはこのフォトだとちょっと写りが悪いのですが、シルバーの小さなリボンの模様が入っております。

模様がはげているように見えますが、ちゃんと全体に綺麗についております。

袖とVネックのひらひらカットと、後ろもVネックになっていて細いリボンで結ぶようになっているのがポイント。

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赤はあまり着なかったのですが、年を重ねてきて、明るい色の方が顔も雰囲気も気持ちもぱっと明るくなるな、と感じております。

これからどんどん綺麗めな赤とかオレンジとかグリーンとか着ようと思っております。

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この日は晴れたり曇ったりの微妙なお天気。

ってか今年の夏は曇りがほとんどで晴れ日は20%とか30%くらいの割合かな。

この週末は気温は31度まで上がったけど、結局今のところパリには猛暑と言えるような日は来ておりません。

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食料品店はもちろん、多くの雑貨店もお休みに入って、すでにガランとしたマルシェ。

コロナ禍で売り上げはだいぶ落ちたはずだけど、バカンス休みはしっかりとるのがこの国の人たち。

そういうところは私は好きです。

でもお金優先でお休みをとらない人も多くはないけどいるそうですよ。

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ポルトガルバーも平日なこともありお客さん少なめ。

ちょっと寂すぃな。

と思っていたのですが、可愛いあの子がいました。

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チワワ娘デジーとパパさんです。

デジーはパパ命で私にはほとんど興味がありません。

うちのチワワ娘プティット・メメリリットも私だけに心を許しております。

チワワは神経質でスペシャルな面がありますが、そこがまた可愛いのです。

でもメメリリとは逆に、ミュミュ、ジョアンナ、ジェンカの3ぴきわんこは、誰にでも甘えん坊。

それまたかわゆし。

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バーの店内席はご覧の通り、だ~れもいませんでした。

そしてこの週末は、私がごはんの準備をしている間に旦那が1人でマルシェに行ったのですが。

ほとんどのお店が休みでポルトガルバーも閉まっていたそう。

来週くらいまでがマルシェのほとんどのお店が絶賛バカンス休み中かな。

期間限定のこの不思議な寂しさをもう少し味わいたいと思いま~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

2002年から始まったパリプラージュ。

その時はまだ日本に住んでいて、まさかパリに自分が住む、な~んてことはまったく思っていなかった時。

TVニュースなどで見て、そんなの出来たのか、な~んて思っていたものです。

んが。それから月日が流れ、身近になったパリプラージュ。

でも正直、パリのセーヌ沿いのパリプラージュに初めて行った時は、しょぼ。っと思ってしまいました。

でも2010年に住んでいた19区のアパルトマンから近いラ・ヴィレット貯水池のパリプラージュは、セーヌよりず~っと良かったのでよね。

なのでパリプラージュが大好きになりました♪

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で、今年も7月10日から始まったラ・ヴィレットのパリプラージュに行ってまいりました。

コロナ禍2年めですが、去年に引き続き今年も開催です!

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ここは水辺をはさんで広々したプラージュなのが気持ちよいんです。

映画館やレストラン、カフェが両岸に並んでおりますが、2017年のパリプラージュから子供も大人も楽しめる大型プールがオープン。

そして2020年の去年からは大型スクリーンで映画を観れる水上シネマも出現。

セーヌのパリプラージュに行ってがっくりした経験がある方は、こちらのパリプラージュだったらがっくりしないかも?!

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アクティビティも充実。

ボート遊びやカヌーも出来ます。

家族で行っても十分楽しめるのが、このプラージュのおすすめなところ。

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白い砂浜があって、カラフルなパラソルがプラージュらしい光景です。

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庶民的な下町のカルティエですが、私が住んでいた頃くらいからアーティストたちがこの界隈に移り始めていて、今はちょっとおしゃれな下町の一角。

でもやはり超庶民的。

ブログでよく書いているけど、もしまたパリ市内に住むとしたら、パリの庶民の暮らしが感じられるこの19区がいいと思っているんです。

それくらいお気に入り地区でございます。

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この日は地元の家族連れをたくさん見かけました。

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でも平日なので人が少なめでまったりモード。

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これが週末の晴天の日となると、水辺はピクニックをする人たちでいっぱいになります。

数年前、私も旦那と8月の週末の夕暮れに行ったことがありますが、夜中まで賑わっていてちょっとお祭り気分。

ワインと食べ物を持っていけば安上がりで最高のアペリティフ&デイナー時間が過ごせます。

水辺はやはりよいよい。

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お気に入りのカフェ「ル・パヴィヨン・デ・カノー(Le Pavillon des Canaux)」。

ここの店内の家具や雑貨はフランスの慈善団体でリサイクルショップを運営する「エマウス」のブロカント(100年以内の古いもの)中心。

とにかく可愛くてインテリアの参考になるんです。

我が家のブロカント食器のほとんどがエマウスで格安で買ったものたち。

そんな店内も可愛いけど、テラス席には数年前に屋根がついたので、秋冬も暖かいテラスで風景が楽しめます。

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そしてこのラ・ヴィレット貯水池の目印「ラ・ロトンド・ド・ラ・ヴィレット(La Rotonde de la Vilette)」。

18世紀に建てられた美しい建物の中にはトラットリア、バー、ミニクラブなどがあります。

夜遊び大好きっ子は嬉しいかも。

今年のパリプラージュはまだまだ続くコロナ禍が理由かもしれませんが、少し短めで8月22日まで。

なのであと1週間になってしまいましたが、もし気持ちのよい夏日が来た日にゃあ、飲み物と食べ物持ってレッツゴー!ってのもおすすめでございます。

場所はメトロ「ジョレス(Jaurés)」駅から歩いて1、2分。

メトロ2号線、5号線、7bis線の3本が通っているのでパリの端っこの方ですが、結構行きやすいですよ~!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

昨日今日と久しぶりに30度を超えたパリです。

なんかやっと夏って感じ。

でもまた徐々に気温が下がっていくようなので、夏日はなるべく楽しみたいです~。

ということで、今週のと言うか、先週末のまとめ買いのご紹介です。

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行ったのはドイツ系スーパー「アルディ」とフランス系スーパー「カルフール」。

この夏に食べきっちゃいたいものが冷凍庫に結構あるので今回は、お手軽お手頃「アルディ」中心に適度に購入しておけば十分。

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まずはカルフールでブリック生地0、72ユーロ。

春巻きの皮をもっとずっと薄~くしたような中東料理に使われる生地。

いつもは大判を買っておりますが、今回は二回りくらい小さなものを購入。

フランスのビストロではこのブリックで具材を包んだ前菜が定番の1つ。

オーブンで焼くだけなので家でも簡単に作れちゃいます。

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ここからご紹介商品はすべてアルディになりまして。

キューブ型のパルミジャーノレッジャーノで3、79ユーロ。

パスタ、リゾット、サラダにすりおろしてかけたり、赤ワインのおつまみにこのまま食べてもグッド。

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BIOのピッツア生地で1.29ユーロ。

今日はお庭でアペリティフ出来るかな、の時にすぐ作れるので便利。

旦那がチーズをいつも買い過ぎるので消費にもよくて一石二鳥。

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BIOのモッツアレラチーズ0、89ユーロとブッファラチーズ1、59ユーロ。

超安いですがお値段のわりにぜんぜん美味しいので、今や我が家の常備品。

もちろんこれよりいいモッツアレラチーズがありますが、家で普段食べるには十分。

最近お気に入りのいただき方があるので、消費が早いです。

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イタリアの超ポピュラーなパスタメーカー、バリラの、厳選された小麦粉を使ったアカデミアシリーズのリングイネ1、11ユーロ。

イタリアの乾燥パスタと言うとディチェコが一番、というイメージがありますが、我が家は普段の食事ならバリラで十分。

ってか醤油などを使った日本の味パスタだとディチェコよりバリラの方が馴染みやすいかも、と感じております。

冷蔵庫に残り野菜があったら、それらを使って日本風かイタリア風かわかりませんが、ちゃちゃっとパスタをよく作っております。

パスタって結構何でも合うんですよね。

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BIOの紅茶とハーブティーで2種とも3、99ユーロ。

自分はカフェインに弱いのですが、特にコーヒーと緑茶がだめのようなんです。

でも紅茶のカフェインはコーヒーよりは若干大丈夫っぽい。

で、午後の飲み物の選択肢が少なかったのでお試し買い。

右のハーブティーはノンカフェインなので美味しかったら嬉しいな。

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そしてBIOのトマト2、79ユーロ。

BIOの2色パプリカ1、99ユーロ。

BIOのナス1、99ユーロ。

&庭採れズッキーニです。

これが揃っていたら、ラタトュイユを作りたくなります~。

なので昨日早速たっぷり作りました。

出来上がりのお味は上々。

旬の野菜はやっぱり美味しいです♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

まだまだ東京オリンピックの感動と興奮が続いておりますね。

そんな中でもとりわけ嬉しかったのが、海外から来た選手たちが選手村の食堂の日本食を絶賛していたこと。

私もネット記事や動画を見て、嬉しくて楽しくてクスクス笑いながら見ておりました。

で、それを見ていたら、私も無性に食べたくなったものがあります。

それは多くの選手たちがハマっていたあれあれ。焼き餃子です!

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ということで今週の日本食は日本の庶民の味、中華そばと焼き餃子定食です。

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まずは世界中の人を虜にするその焼き餃子ちゃんです。

ご家庭によってそれぞれ味が違う餃子。

我が家の餃子は、ニンニク少なめで野菜たっぷりめ。

そして小籠包のようなジューシィーな餃子になるよう毎回あれこれやってみております。

フランスの野菜は日本の野菜と水分量が違うのでこの数年間、結構地味に試行錯誤してまいりました。

で、今回の餃子、お皿にのせる時にくっついていた餃子が離れてしまいましたが、焼き立ては中から汁がぴゅっと出てくるぐらいジューシィーに出来ました♪

あっさりめだけど、後引く美味しさ。結構何個でも食べれちゃいます。

やっとフランス野菜での具や調味料の分量の加減がつかめてきたかな。

外国の人の胃袋をがっつりつかむための私の大事な1品になりそうです。

これから餃子、世界的に大ブームになるんじゃないかしら~。

ってか。なってほしい!

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中華そばは冷凍しておいたスープを使い、煮卵とメンマ代わりのユリの花の煮たのは、前日に作っておいたもの。

スープはローストチキンの残った骨をシャトルシェフで煮て鶏だしをとり、お酒、醤油、塩、みりんなどで味付けした自家製。

これもいろいろ試行錯誤して、自分は鶏だしのラーメン、いわゆる昔ながらの中華そばがやはり一番好きだとわかったので味が落ち着きました。

スープだけ味見した時はちょうど良くても、麺と合わせた時、全体の味がぼやけるので、少し濃いめにするのが大事ポイント。

でも気をつけていないと旦那がスープも全部飲み干しちゃうので、必ず途中で、それ以上飲んじゃだめ、と止めております。

ラーメンも選手村の食堂で大人気だったようですね。

餃子、ラーメン、カレーライス、お好み焼き、そして寿司は最強だと思います!

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そして家庭菜園で採れたトマトとドイツ系スーパー「アルディ」のBIOのキュウリのシンプルサラダです。

ドレッシングは醤油とゴマ油と和風だしのあっさり系。

このトマトが甘くて柔らかくてとっても美味しかったのです。

ここ最近やっと天候が回復してきたので、トマトも少しずつ熟してきているようです。

ということで。

これでまとめ買いして冷凍しておいた餃子の皮が全部なくなったので、またアジアンスーパーに行ってたっぷり買っておかなくちゃで~す。

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