パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

septembre 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

前回は大大満足だった納豆定食でした。

で、パリで最高に美味し過ぎたドラゴン納豆定食

この時のおかずにはお魚とベーコンエッグがありましたが、最近はベジタリアンデーもしょっちゅうしたい気分。

野菜だけで料理するのがちょっと面白いのですよね。

ということで今回は完全ベジタリアン。

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豆腐カツカレーのザ・茶色定食で~す。

子供の頃は茶色のおかずばかりだと、うわ~食べたい!とまではあんまり思わなかったものですが。

今はその逆。日本人のあたし、やけに胃袋が刺激されます。

そして、こういうのがいいのよ~、落ち着くのよ~、みたいなね。

今、茶色はご馳走の時代。

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ということで豆腐カツカレーちゃんです。

今回は玄米を合わせました。

以前鶏肉のカツカレーにする際、スパイスたっぷりカリーを合わせたら、なんか違う、と私は感じたので。

今回はスパイスはあれこれ使わずシンプルにカレー粉のみ使用。

&我が家のカレーには絶対欠かせないたっぷり飴色玉ねぎとトマトです。

基本の作り方はコチラ。

「神田エチオピア風カリー」の私流の作り方

この作り方で、初めの各スパイスを省いて、カレー粉のみ使っております。

カレーに飴色玉ねぎは本当に大事、とよくお伝えしておりますが。

美味しさがまったく違ってきて、びっくりします。

そしてトマトも大事。

トマトの酸味と甘味がさらにうまみを出してくれのですよね。

いつもカレールーよ、の方も是非一度お試しいただけると、野菜のうまみ、野菜の美味しさ、そしてカレー粉だけでカレーってこんな美味しいんだ、と思っていただけると思います。

今回の具材は王道中の王道、じゃがいもと人参にして、別のお鍋で茹でてカレーに入れました。

豆腐カツに合いましたよ~。

旦那は毎週でもこのジャポン風カレーが食べたいフランス男。

食べたいってか飲んでますけどね。

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副菜はまずはブルグルのサラダです。

以前にもブログで書いたことがあるのですが、ブルグルとは挽き割り小麦のことで中東のサラダ、タブレは本来はこの挽き割り小麦が基本。

でも中東出身の方が増えたフランスで、この挽き割り小麦がさらに手軽なクスクスに変わり、フランス総菜屋さんでタブレというと、クスクスを使ったタブレが多いのですよね。

どちらも違ってどちらも美味しいです。

これが本物!はあるかもですが、美味しきゃどちらもいい。

と、美味しいもの食べたい食いしん坊おばちゃんは思います。

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冷蔵庫に残っていたインゲンは黒ゴマ和えに。

ちょ~っと残っていた感が色に出ちゃってますかねぇ。

でも意外に美味しかったのですよ。

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これも残っていたレタスをレンジで簡単煮びたしに。

これも意外に美味しかったのですよ。

またしなびてきたレタスがあったらこれやっちゃおう。

ってか。しなびてくる前に食べろって話なのですが。あは。

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庭採れズッキーニの簡単浅漬け風です。

食べ飽きてきたところでそろそろズッキーニもおしまい。

なので簡単に浅漬けだい、とちゃちゃっと作ったのですが、これまた意外にうまい。

生ズッキーニの美味しさがグッドです。

これは我が家の定番になりそうかな。

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そしてデザートはメロンとミルティーユとBIOのぶどうです。

ドイツ系スーパー「リドル」のBIO(オーガニック)ぶどうが種なしで甘くて美味しいので只今ハマり中。

9月中は大好きぶどう食べまくるつもりです。

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さてさて。

今回の豆腐カツは実はドイツ系スーパー「アルディ」で買った、このBIOの出来合い豆腐カツ。

初お試しだったのですが、ぜんぜん悪いお味じゃないし、こうしてカツカレーに超お手軽に使えて便利。

我が家のリピに決定です。

お肉でも豆腐でもカツカレーうまし。

以前旦那の弟さんにカツカレー出した時は大喜びで完食してくれたのですが。

フランス人にカツカレー、ヨーロピアンにカツカレー、日本人以外の人にもカツカレー、結構最強かもしれません。

イギリスでは鶏カツカレーが大人気とネットニュースで見ましたが。

いや、それ納得。

日本のカレーだけでも外国の人好きなのに、ここに揚げ物ですから!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスを代表する、伝説的とも言える俳優ジャン=ポール・ベルモンドが9月6日に亡くなったことを知った時は、ついにか、と、とてもショックでした。

でも88歳。こればかりはしかたありません。

1年前の映像が何度か放映されていましたが、かなり足腰が弱っていたようで、自分でアクションもこなした映画の中のベルモンドとはやはり違っていました。

でも杖をいったん置いて、白髪で深いシワがあるけれど、変わらない愛嬌のある笑顔で皆に手を振っている姿がとてもチャーミングでした。

ベルモンド

10代の頃に初めて観たジャン=リュック・ゴダール監督の「気狂いピエロ」でのベルモンドとアンナ・カリーナは衝撃的でした。

2人の痺れるような魅力はあまりにも眩しくてあまりにもスペシャル。

そして、こんな手法もありなんだ、決まりにとらわれなくていいんだ、と。

それまでの映画の概念的なものがすべてふっとんで、観た後の帰り道もずっと心が高まっていたのを覚えています。

ゴダール映画を観たのはそれが初めてだったのですが、それがきっかけでゴダール作品を観るようになりました。

「勝手にしやがれ」「女と男のいる舗道」「はなればなれに」「アルファヴィル」「中国女」などなど1960年代後半までの作品はほとんど観たように思います。

その後は商業映画を離れ政治色が強い作品になっていたので、正直よくわからず、商業映画に復帰した1980年代の作品からまた観るようになりました。

ゴダールはベルモンドより3つ上。私が心配してもどうにもならないけど不安です…。

唯一無二の天才映画作家であることは世界中の映画ファンがご存知かと思います。

ベルモンドの息子さんの元F1ドライバーのポール・ベルモンドをときどきTVで見かけます。

前に出るような感じじゃなく、どちらかと言うと控えめで、穏やかな人柄なのを感じるのですよね。

旦那も、彼は昔からそうだよ、と言っております。

彼を含めベルモンドのお子さんは4人、お孫さんは6人。

ポールの息子さんの1人は俳優になり、1人は料理人さんになったそう。

ポールさんのイタリア人の奥さま、ルアナさんが現在料理家として活躍しているのですよね。

国葬だったベルモンドのお葬式では、アラン・ドロンも参列。

息子さんのアントニー(一応フランス芸能界で活動中)に付き添われながら、アラン・ドロンも杖をいったん置いて皆に笑顔で手を振っておりました。

ベルモンドの息子さんのポールも含め、たくさんの参列者が笑顔を見せていたのですが、悲しい顔よりも笑顔の方がベルモンドにはぴったり。

見守っていたファンの1人も、さよならじゃないわ、彼はいつもいるわ、とニッコリ笑っていたのが印象的でした。

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アンナ・カリーナは2019年の12月に79歳でパリで亡くなっております。

その時の記事はコチラ→火曜日は大規模デモと女優アンナ・カリーナの死

ベルモンドもパリで亡くなりました。

パリを離れ南仏などに住まいを移し、仕事の時だけパリに’来る、というスターも多い中、2人共ずっとパリ。

たくさん撮影した街にずっと暮らすってどんな感じだったのかな。

通る時には、やはりその時のことが過ぎっていたのかな。

なんて思っております。

衝撃を受け影響された大好きな映画の、大好きな遠い遠い世界の2人と、パリの街のどこかで少しでも同じ時間を共有していたと思うと不思議な幸せを感じます。

今天国で再会して、ゴダール作品はシナリオがないから大変だったね、な~んて話してるかもしれません。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランススーパー記事がちょびっとたまっておりますのでご紹介でございます。

(昨日一日中雨だったのでぜんぜんゆっくり記事書きました♪うひ)

今回の商品はフランス系スーパーのグラン・フレのもの。

以前にご紹介させていただいた記事はコチラ。

フランス人に第1位に選ばれたスーパー「グラン・フレ」

我が家が毎週行くのはドイツ系スーパー「リドル」と「アルディ」とフランス系スーパー「カルフール」。

でもその3店では取り扱っていないような、ちょっと珍しいお野菜やワンランク上的な食材が欲しい時はグラン・フレ。

見るだけでも楽しいんです♪

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ということで今回買った食材はコチラたち。

やっぱりいつもの3店では売ってないものがありましたね~。
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まずはトリュフ入りのイタリアのチーズ、ブッラータで2、99ユーロ。

トリュフ入りチーズは今たくさんあるけど、ブッラータはフランス住まい我が家は初。

イタリアではすでにポピュラーなのかな。

ということで初めてなのでいただくのが楽しみです。

いただきものの特別な生ハムがあるので、それと一緒にいただこうと思っております。

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フランスの最高級鶏の1つであるブレス鶏の産地、ブレス産の高品質生クリームで1、89ユーロ。

右下には黄色のAOPマークがついておりますが、これはヨーロッパで認証を受けている高品質食品ラベル。

もういただいてみたのですが、生クリームなのにとてもあっさりで上品な風味。

優しいお味のクリーム料理にしたい時によいなと思いました。

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フランスのセミハードチーズ、トムのハーブ入りで3、21ユーロ。

トムが好きなので私チョイスです。

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イギリスのチェダーチーズで2、25ユーロ。

これは他のスーパーでもたまに見かけるもので、チェダー好き旦那のお気に入り。

そのままでもチーズトーストにしてもグッド。

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サン=ネクテールで3、55ユーロ。

もっちりした食感でほんのり木の実の風味。

比較的食べやすいチーズの1つで旦那も私も大好き。

ってか旦那が嫌いなチーズがあるんかい?って感じなのですけどね。

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花とハチミツがまぶしてあるシェーブルチーズで1、69ユーロ。

シェーブルはいろんな果物、そして花の香りやハチミツもよく合います。

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茹で天然海老で5、95ユーロ。

海老好きの我が家、毎週のように海老を買って、半分はシンプルにそのままマヨネーズでいただいて、半分はお料理にしております。

殻と頭は唐揚げにするか、アメリケーヌソースを作って、お魚料理の時に使っております。

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コック貝で2、90ユーロ。

日本にはない貝かもですが、アサリに近い感じでボンゴレスパゲティーは、フランスではこのコック貝を使うことが多いように思います。

ワイン蒸しはもちろん、シェリー酒蒸しにしても美味。

貝に目が無いので、毎週でも食べたいくらいで~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

まずは最初に。

お天道様が必ず見ていてくれると思っております。

応援してくださってる皆さま、励ましや温かいコメントをくださる皆さまから、元気と力をいただいております。

心より感謝いたします。

今日は、そんなコメントの中の1つ、taaさんからの、会社の皆さんで可愛いと絶賛してくださったという、我が家のうさっちのレオティエンヌのバスタイムフォトをまたお見せしちゃいます。

初めての方はセクシーなので悩殺されちゃわないでくださいね。

R0140346 - コピー

じゃん!

な~んて、2度目なので新鮮味なしでしょうか?!

でも毎回、これを見るたびに、旦那とニタニタ。

癒しタイムってタイトルに付けましたが、もとい。

自分たち癒されタイムかもしれませんね。

でも何よりレオティエンヌがお風呂が大好きなのですよね。

入ってる時は鼻をブーブー鳴らして私たちとおしゃべり?します。

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レオティエンヌは、ある若いフランス女性宅の子だったのですが、引っ越しをする先が動物禁止なので、という理由で我が家にやってきました。

旦那が迎えに行った際、その女性は泣いていたそうです。

レオティエンヌは避妊手術を受けていることもあると思うのですが、とっても大人しくてまったく噛まないし、へやんぽで粗相もしない子。

でもたまにゲージをがじがじして、ごはんちょうだ~い、へやんぽしたい~、かまって~、と主張もします。

耳の後ろを撫でられるのが好きで、そんな時は目を閉じて、またまた鼻をブーブーと鳴らしております。

うさぎは声帯がないそうですが、そのかわり、鼻を鳴らして感情を表現するようです。

セクシーレオティエンヌがうちに来てくれて、私たちは楽しい可愛いがまた増えちゃいました。

実は昔は猫以外の動物が苦手だったのですが、今じゃ動物たくさんカモンの自分になっててびっくり。

人間、変われば変わるものだな、と思っている今でございます。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ここのところ週末のお天気に恵まれているパリ。

なのでマルシェにGOしておりまして、ご紹介が出来ておりませんでしたので、まずは2週分のコーデのご紹介です。

前回は10年くらい来てるモルガンのセーターでした。

白ざっくりセーター&切りっぱなしデニムで復活マルシェ

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で、今回はお気に入りのダンガリー素材のブラウスで3、4年くらい前にセールで買ったもの。

それに前回と同じ切りっぱなし踝丈デニムを合わせ、帽子はシルバーグレイのをチョイス。

靴は白のスニーカーです。

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ブラウスのタグがチクチクしたのか自分で切り取ってしまったようで、メーカーは覚えていないのですが、私のことなのでZARAかH&Mかなと思います。

身頃が広めで短めの丈なので、着るとシルエットが可愛いのですよね。

短めだけど、お腹は出ないのでセーフ。

今の若い子たちのトップスはお腹見せが主流だけど、やっぱりお腹に弾力とハリがあるから似合うんですよねぇ。

若い時は若さが映えるおしゃれが可愛いな、と思います。

もし私に年頃の娘ちゃんがいたら、若さ弾けるファッションをどんどこすすめるお母さんになっていたかも。

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2つめコーデは、デニムが続いたので、チューブトップ型のワンピースと白のコットンレースカーディガン、白い帽子にしました。

最近はいつも白スニーカーばかり履いちゃうので、この時は白に3色のパステルのラインが入ったサンダルをチョイス。

このワンピースは我が街リサイクルショップで何と何と1ユーロ!

スカートかと思って1ユーロだし試着しないで買って、家で着てみたらどうやらワンピース。

でも海辺以外で肌をたくさん出すのはおばちゃんちと恥ずかしいので、カーディガンを羽織ってみました。

セクシーがお好きなフランス女性はあまりしない格好かもだけど、日本人の自分はこういうスタイルもたまに落ち着きます。

今はカジュアルスタイルが主だけど、日本でオフィスレディだった時は、こういう恰好が多かったんですよね。

懐かしいな~。よく行った銀座、赤坂、新橋、浜松町、門前仲町。

新橋の大衆酒場とか大好きです♪

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ということで、9月はじめのマルシェは、バカンス休みだったお店がすべて開店していて大賑わい。

ポルトガルバーのテラス席もお客さんでいっぱいです。

しかも恵まれないお天気だった今年の夏より、お天気に恵まれた見事な秋晴れ。

せめて今年の秋はこんな日が多いといいのだけど。

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で、ポルトガルの微発泡ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデで乾杯です。

こんな晴天の太陽の下だと、ついつい飲んじゃいそうになるけど、抑えて私は2杯。旦那は3杯。

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日曜マルシェでしか見かけないお馴染みさんの姿もたくさんです。

我が街のん兵衛住民さんたち(旦那と私も含む)の1週間に1度のリラックスアペロタイム。

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マルシェ内もすっかり活気が戻って、夏終わったな、秋が始まったな、と毎年今の時期になると感じます。

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人気フランス総菜屋さんも皆さん、いつも通りのテキパキお仕事ぶり。

店主さんがいつでもすごい種類のお惣菜を全部よく見ていて、スタッフのフォローも速いのです。

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八百屋さんでは秋の味覚、ジロール茸が並び始めました。

まだちょっとお高めなので、もう少し安くなるまで待とうと思います。

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今が旬のぶどうも並んでおります。

ぶどうと桃が昔から好きなので夏から秋は果物が楽しみ。

日本のサイトでよく見るシャインマスカットってのがとても気になっております。

日本は美味果物の開発がすごいし(それ以外もですが)なんか相当美味しいっぽいのですもの。

あと数年待ったらフランスでもシャインマスカット、いただけるといいな~。

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