パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

novembre 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

10月に結婚記念日があって旦那と食事に行く約束をしていたので、それを兼ねてパリ郊外ドライブに行ってまいりました。

久しぶりの2人での外出なので楽しみで、数日前から服選びをして、決まったのは前日。

前回ご紹介のコーデはこちらのホワイトコーデでした。

秋のホワイトコーデ&寒空マルシェの美味しい味覚

でも今回は普段と違ってちょっとシックを目指しました。

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トレンチコート&パンツスタイルの秋コーデです。

このトレンチ、数年前に旦那が1人で行ったブロカント市で買ってきてくれたもの。

好みがあるので私の洋服は買わなくていいから、っていつも伝えてあるのですが。

オーソドックスなコートだしサイズが私に合いそうだったので買ってみたよ、と。

これが本当にぴったりサイズで、しかも品質が良く、そして厚手であったかい。

珍しく旦那が買ってきた私の服の中で大成功だったものなのです。はは。

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中は、少し前のパリ散歩で偶然出くわしたブロカント市で買った、白いスタンドカラーのレースブラウス。

ボトムは黒スキニーパンツと買ったばかりのZARAの金のベルト。

これにカフェオレ色の帽子とレオパード柄のショートブーツ、黒の小さめバッグを合わせました。

+外を散歩して寒い場合用のモスグリーンのセーターを肩がけ。

セーターの肩掛けって古臭いスタイルだったけど(80年代?)、今また人気復活してるんですよね。

私も結構今気に入ってやっております。

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この日のお天気はあいにくの曇り空。

数日前から予報でわかっていたので残念と思っていたのですが。

久しぶりの曇り日ドライブは、昔まだ日本にいて観ていた重めフランス映画の中の景色と重なって、ちょっと新鮮。

たまにはこんな景色も悪くないな、と思いました。

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クリスマスの飾りつけも始まっております。

シャンゼリゼやモンテーニュ通りの華やかなイルミネーションも美しいけど。

こんな庶民的で温かみのある飾りつけも良いものです。

フランスは今の時期、どんな小さな町でも村でも商店街でも、こんな愛らしい光景が見られます。

それがまた絵になるんですよね。

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よさげな街を通りかかったら車を降りてちょっとお散歩。

はじめての街を歩くのって楽しくて大好き。

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昔リュック1つで旅をしていた時なんてその連続でした。

ポルトガルやスペイン、イタリア…美しい街の記憶は今も心に残っております。

でも月日は流れ、あの重いリュック、今はもう持って歩けません。

腰悪くしちゃいます。

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建物の色って大事だな、と、こんな曇りの日は改めて感じます。

空がグレイでも、明るい色合いたちはこの季節と雰囲気を少し和らげてくれるような気がします。

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この日のお食事は本当に素晴らしくて、シェフさんも素敵で感じが良くて。

2人して特別なレストラン見つけちゃった感で若干高揚気分。

絶対にまた行きたいと思っております。

で、やっぱり衛生パスポート、持っててよかったな、と。

前回の記事で、ワクチン接種をしない、衛生パスを持てない、という選択肢は私の場合はあり得ない、と書きましたが。

2月2日までにブースター接種しないと私の衛生パスが無効

この日のレストランのこともあって、改めて思ったのですよね。

まだまだ続くコロナだけど、だから、たまの外出、外食は食べることが大好きな我が家にとっては人生の大きな楽しみの1つ。

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帰り道はさらに空色が暗くなっていたけど、はじめての街歩き&美味しい食事で幸せな気分で家に帰って来たのでありました。

ああ、また気軽なパリ郊外ドライブ行きたいで~す♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

コロナ第5波に突入したフランス、つい3日前にこの記事を書きました。

コロナ第5波、私のワクチン効果期間をチェック

この時は、私は特に身体が弱いということもないので、2回めワクチンから8ヶ月後以降に3回めワクチンであるブースター接種を考えている、と書いたのですが。

昨日オリビエ・ヴェラン保健相から新たな発表があり、そんなことを言っていられない状況になりました。

今週の土曜日11月27日から、それまで65歳以上が対象だったブースター接種が、18歳以上のすべての成人が対象へと変更になります。

また、6ヶ月後以降から可能だったブースター接種が、2回め接種の5ヶ月後から可能に変更。

そして。

12月15日から、65歳以上の人は最終接種から7ヶ月以内にブースター接種を完了していないと、衛生パスポートが無効。

来年の1月15日からは18歳以上の人も同様で、衛生パスポートが無効になります。

なので私の場合、今年の7月2日に2回め接種を受けているので、5ヶ月後の12月2日から7ヶ月以内となる来年の2月2日までの間にブースター接種を受けないと、衛生パスポートが無効になってしまうということです。

今のフランス、衛生パスがないとレストランはもちろん、カフェでコーヒー1杯飲むことも出来ません。

今年5月からロックダウンが段階的に解除になって、やっと普通にカフェのテラスで寛いだり、ドライブに行ってレストランで食事を楽しめるようになって、本当に嬉しかったし楽しかったのですよね。

この嬉しさ、楽しさを手放すことは考えられません。

皆、考え方はそれぞれ違いますが、安心感も含め、今のフランスでワクチンを接種しない、衛生パスを持てない、という選択肢は私の場合はですがあり得ません。

今回の変更はこれ以上の再拡大を防ぐのにかなり効果的なのじゃないかな、と思います。

何とかこの冬を乗り切って、フランスの(もちろん世界中の)コロナ禍が落ち着いていってほしい。

これは皆の願いですね。

なので、必ず2月2日までに接種しようと思います。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ここのところ週末はあいにくのお天気でマルシェに行ってなかったのですが、先週の日曜は朝から降っていた雨が止んだので。

旦那と、行こうか、と思い立ち、急いで服を選びました。

前回マルシェは暖かめ曜日だったので、お気に入りのピンクのニットコートコーデ。

グレイ&ピンクコーデで秋の食材が並ぶマルシェ

でも今回は、雨は止んだけど晩秋の寒空。

それにあれこれ色合わせしてる時間もなかったのですよね。

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で、全身ホワイトコーデにしちゃいました。

白のタートルネックセーターはZARAで見つけたもの。

9月からずっと重ね着しやすいぴたっとした薄手の白タートルを探していて、なかなかコレというのに出会えなかったのですが。

少し前にたまたまチラっと覗いたZARAで、店頭に出したばかりと思われるタートルネックシリーズ(色とサイズが揃っていた)で、探していたタイプの白を発見。

しかも9ユーロ!で、即購入しました。

合わせやすいのですでに重宝しております。

ボトムは日本から持ってきた16、7年前のゆったり系コーディローパンツ。

これに我が街リサイクルショップで2、3年前に買ったコートと、アイボリーベージュのウールの帽子、白スニーカーを合わせました。

コーディローパンツはほとんど履いていなかったので、処分しようかな、と思っていたのですが。

今年はコーディローがちょっと復活人気のよう。

処分しなくてよかった。

合わせやすいので、この秋と冬、どしどし着ようと思います。

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こんな感じホワイトコーデでグレイの街を通り抜け、マルシェに向かいます。

結構木々に色づいた葉が残っているのが、まだ秋だよ感で嬉すぃ。

この葉っぱちゃんたちが全部落ちてしまうと、ああ冬来ちゃった感、なんですよねぇ。

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で、マルシェのポルトガルバーに到着で~す。

雨が降った後なので、テラス席は屋根付きとなっております。

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でも、本格的に寒くなってきたので、テラスよりバーの店内の方が混み合ってまいりました。

我が街ジモティのフランス男たち中心に、わいのわいのやっております。

ここはホント、我が街庶民の憩いの場。

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私たちも冷たい微炭酸の白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデで乾杯。

もう少ししたらお店のメニューにあったかヴァン・ショー(スパイス入りの赤のホットワイン)も登場するはず。

真冬に飲むヴァン・ショー、あったまるんですよねぇ。

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2杯いただいた後は(旦那は3杯)ちょびっとほろ酔い気分でマルシェ散歩。

ラベルルージュ(フランス公認の品質保証マーク)のサーモンのカマが出ていたので欲しかったのだけど、旦那に却下されました。

旦那はカマはあんまり好きじゃないんですよね。

美味しいのにねぇ。チッ!

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ポルトガルのシャルキュトリーはフランスのシャルキュトリーとはまた違う風味でグッド。

イベリア半島が発祥のチョリソーも美味しいです。

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ポルトガルのお惣菜もほっとするお味。

ちょっと日本食と通じるところがあるんですよね。

ポルトガルの国民食であるイワシの炭火焼きも日本食にとっても近い。

初めてポルトガルに行った時は、料理も風景もなんか日本と重なって。

その不思議な懐かしさと、そしてポルトガルの素朴な美しさに魅了されて、ポルトガルに住みたい!とまで思ったくらいです。

でもいろいろあって今、パリ郊外住まいで~す。

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季節限定の生牡蠣専門店の出店も始まりました。

しばらくいただいていないので、私もそろそろ食べたい。

旦那は生牡蠣好きじゃないけど、これは却下しないんですよね。

サーモンのカマはダメなのになぜ?

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そしてお花屋さんにはシクラメンがズラリと並び始めました。

でも私は昔からシクラメンを必ず枯らしてしまう女。

なので今は見るだけと決めております。

今週末はドイツ系スーパーのお手頃切り花を買ってきたいと思います。

お花は自分の暮らしにとって、かなりの必需品でございます。

シクラメンを枯らす女が言うのもあれですけどね…。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

昨日11月21日、フランス政府は、コロナ第5波が急拡大していることを認識している、と伝えました。

だいぶ前から街中で、たとえ混雑してる中でも、マスクをつけている人が少なくなっていて。

多くのフランス人がコロナ収束気分だったと思います。

マスクは一応いつもつけているけど、私も気が緩んでいたことは否めません。

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で、我が家は旦那と私、ファイザーのワクチンを2回接種済みですが、3回め接種であるブースター接種を考える前に、自分のワクチン効果期間を調べてみました。

ブースター接種とは、新型コロナウィルスのワクチン接種を終えた人の免疫を強化するための、3回めの接種のことだそう。

ということで、米ファイザー社と独ビオンテック社が共同で開発したワクチンについて公表しているデータが下記になります。

ファイザーのワクチン接種後6ヶ月間の全体の発症予防効果は91%。

ワクチン接種後6ヶ月間の重症化予防効果は97%。

2回めの接種から2ヶ月後の発症予防効果は96%。

4ヶ月後の発症予防効果は90%。

6ヶ月後の発症予防効果は84%。

2回め接種から2ヶ月後が予防効果が一番高く、その後徐々に低下していくとのこと。

私が2回め接種を受けたのが7月2日なので、もうすぐ5ヶ月めに入ります。

なので今の私のワクチン接種による発症予防効果はまだ結構維持が出来ていると思われます。

日本もですがブースター接種を受ける時期は、2回め接種から8ヶ月の間隔をあけて、としている国が多く、フランスも8ヶ月が目安となっております。
(ただしブースター接種は6ヶ月後から可能)

そうすると私の場合は来年の3月2日以降。

特に身体が弱いというわけでもないし、これからのフランスの状況や政府の考えにもよりますが、今はまだブースター接種についてはすぐには考えなくてよいのかな、と思いました。

また、新規感染者が急増中ではありますが、ワクチン接種効果で入院患者数の急増は抑えられているとのこと。

ワクチン接種後6ヶ月間の重症化予防効果97%、大きいようです。

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でも、たとえワクチンを接種していてもコロナは甘くありません。

オーストリアとオランダでは感染が急速拡大して、現在、オーストリアでは全土で、オランダでは部分的にロックダウンとなっております。

オランダはワクチン接種を終了している成人が85%にまでなっているのに、です。

フランスもこれからまた正念場が来るかもしれません。

わたくしも、マスクをつける、密を避ける、マメな手洗いと消毒を心掛け、気を引き締めてまいりたいと思います。


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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

この記事で、わんこ散歩の途中で見かけたティーンエイジャーの圧倒的なパワーについて書きました。

晩秋のパリで思う、微妙な中年心と人生の面白み

そしたらまた数日前のお散歩で、今度は時代の流れを感じる今の、それもパリ郊外のティーンエイジャーの変化を感じる光景を見かけました。

いつもの散歩道をわんこと歩いていたら、住宅街にはさまれた小さな公園で、ティーンと思われるカップルが抱き合って何度もキスをしておりました。

そういった光景はフランスでは、若いカップルでも熟年カップルでも普通なので見慣れたもの。

で、なるべく邪魔はしたくなかったのだけど、わんこはお構いなしにいつもの道をどんどこ元気に突き進んでいくので、しかたなくそちら方向へ引っ張られて向かいました。

そうしたらカップルは人が来た気配を感じていったんキスを止めたのですが。

2人は中学生くらいの可愛らしい女の子同士カップルでした。

同性カップルはパリはもちろん、我が街でもたまに見かけるけど、こんな若い子同性カップルが、このパリじゃない郊外の街の、結構人が通る場所で。

しかも人目もはばからずキスしてるのを見かけたのは初めて。

で、ああ、フランスもやっと同性同士のティーンもこんなに堂々とラブラブ出来る時代になってきたんだな、と思ったのですよね。

フランスに来た2008年、語学学校の友達を通して出会ったフランス人男性の同性カップルが言っていたことがあります。

2人共、パリ出身ではなかったのですが、自分たちの地元ではまだまだゲイの肩身が狭いんだよ、地方はまだまだ遅れているんだよ、と。

それは、私もその後2010年にこの郊外に移り住んで改めて感じたのですよね。

ご近所さんたちと話すと、同性愛に対しての拒否感が結構あるのです。

なので、フランスは進んでるようで、実は結構進んでないな、パリじゃないところではぜんぜん違うんだな、と、知ったのです。

日本ではフランスはそういった面でなんかとても進んでるように思う方もいらっしゃると思うのですが。

実際はかなり違っていました。

それから10年以上経ったのですが、パリ郊外の街中の、この堂々ティーンカップルを見て、少し前進したかな、と思ったのですよね。

それと少し前にあったこの出来事も重なりました。

家族がLGBTをカミングアウトした知り合い

このカミングアウトした子もティーン。

こうやってパリ以外の場所でリアルになってきたことも変化の1つだな、と感じます。

同性カップルを毛嫌いしてるあるご近所さんが、それが今の流行だよ、と言っていたのですが。

たとえ流行があっても、いつか普通のことになっていけばいいな、と。

古い考えがすべて悪いわけではないけど、誰かの心を苦しめるような古い考えは必要ないんじゃないかな、って思いますのでね。

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