パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

novembre 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

昨日作った和食が最高に美味しかったので早速ご紹介でございます。

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秋に美味しい野菜をたっぷり使っての、鱈のキノコあんかけの秋定食でございます。

いや~、旦那と2人で夢中で食べてしまいました~。

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まずはその鱈のキノコあんかけちゃんです。

キノコと言っても、使ったのは家にある常備乾物の干し椎茸。

それに冷凍野菜を合わせました。

あんは干し椎茸の戻し汁に和風だし、お酒、みりん、醤油などを入れて味付け。

鱈は塩を振って10分置き、出てきた水分をふき取り、塩胡椒を振って薄力粉をはたいて焼きました。

今までで我が家の鱈を使った和食は、味噌漬けがNo1だったのですが、味噌漬けに負けない美味しさ。

我が家の大定番に決定です!

ポイントは干し椎茸の戻し汁を使うことと、鱈の塩振り&水分ふき取り。

これで臭みが取れるのですよね。

この1品は、干し椎茸を好きになる確率が高い多くのフランス人(だけじゃなく外国の方々みなさん)もきっと気に入るはず。

めちゃくちゃおすすめでございます。

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ごはんは久しぶりに作った黒ゴマを散らしたさつまいもごはんです。

これも美味しかった~。

みりん、醤油、塩を入れて炊いてあるので、ほんのり塩気があるごはんとさつまいもの甘みの加減が何とも言えません。

旦那は一口食べて「セボン♪」と喜んでおりました。

超簡単なので、この秋冬、また作ろうと思います。

これもフランス人&外国の方、気に入る確率高し。

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カブのお味噌汁です。

わたくしがカブ好きなので、ただいま毎週カブ購入。

生のカブの歯ごたえも良いけど、煮たカブのほろりとした柔らかさも良いんですよね。

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バターナッツかぼちゃとひき肉と野菜の煮物です。

冷蔵庫の奥に少し残っていたバターナッツと残り野菜でささっと作ったのですが、久しぶりにかぼちゃの煮物美味すぃ~。

フランスのかぼちゃは水分が多くて煮物にむかないので、かぼちゃの煮物は諦めていたのですが。

ほくほく感は少ないけど、バターナッツの煮物、悪くないです。

今年からたまに作ろうと思います。

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旬になってきた芽キャベツは塩茹でして塩昆布とバターで和えました。

これも美味しい♪

ベルギーのブリュッセルが発祥と言われる芽キャベツはフランス語で「シュー・ブリュッセル(chou Bruxelles)」と言いますが。

洋風も良いけど、和食も合うな~、と常日頃思っているんですよね。

だしで煮た煮物や天ぷらは、ほんのりの苦みが何とも言えず、我が家の冬の大定番です。

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キャベツの和風コールスローサラダは、週のはじめにたっぷり作っておいた常備総菜。

白炒りゴマも入れたので香ばしさもあって飽きないお味。

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カブの柚子胡椒浅漬けは前日に作っておいたもの。

これも美味。

あっちゅう間に食べてしまったのですが、残りの美味しい漬け汁が結構残っていたので、カブを追加しちゃいました。

柚子胡椒はフランスではまだまだ貴重食材なので、漬け汁も簡単には捨てられませぬ。

ということで。

今回の和定食はトータルの味のバランスも良くて、満足度がすごかったのです。

やっぱり定番の和食は美味しいな~、と改めて思いました。

次回の和食も楽しみ過ぎる!作るの自分だけど~。

(人様ごはんがホントは一番好きです…)

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスで観る番組というと私は料理系と音楽系が中心なのですが、ここ数年、料理系番組で日本の食材が登場することが本当に多くなっております。

わさび(wasabi)、抹茶(matcha)、柚子(yuzu)などは以前から浸透しておりますが、最近は椎茸(shitake)、酒(sake)、米酢(komezu)、ポン酢(ponzu)、かつおだし(katsuo dashi)なんてのも頻繁に登場します。

ちなみにフランス語では「s」が1つの場合は「ざ」、2つの場合は「さ」と言うので「わさび」は「わざび」と言われております。

で、そんな中でもいろんな料理番組で最近よく使われているのが日本の「パン粉(panko)」。

人気シェフさんたちも、料理を学ぶ若い学生さんたちも、アマチュアの料理人さんたちも使い出していて、日本人としてやはり嬉しくなります。

フランスにもパン粉はもちろんあって「シャプリュール(chapelure)」と言います。

でも日本のパン粉とはかなり違ってキメが細かいんです。

なのでフランスの料理人さんたちは、揚げ物などでざっくり食感に仕上げたい時に「panko」をチョイスしていることが多いです。

我が家も、トンカツや海老フライなどはパン粉、串揚げなど薄づきの衣にしたい時はシャプリュールを使います。

で。

フランスの料理人さんたちは日本のパン粉を市販の袋ごと出していたりするので、ど~も購入なさっているようなのですが。

でも、いつも思うのですよね、買うことないのに、って。

だってフランスはバゲットの国。

渡仏してきたばかりの時は、まるで絵に描いたように片手にバゲット持って歩いているパリジャンやパリジェンヌたちの姿を見て、本当にバゲットなんだ、とちょっと笑っちゃったくらいです。

そんなバゲットちゃん、中途半端に残ることが多く、しかも翌日か翌々日には固くなっちゃう。

でもそれをミキサーでガ~ッ!っとやれば、あ~ら簡単!

日本式パン粉だってフランス式パン粉だってすぐ出来ちゃう。

なので、バゲットの国の料理人さんたちが市販の日本のパン粉を使っているのを見ると、もったいない、と思ってしまうのです~。

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で、我が家の日本式パン粉です。

いつもガ~ッ!してこの日本式の粗いのと(ガ~ッ時間短め)と、キメの細かいフランス式のと(ガ~ッ時間長め)2種類作って、冷凍保存しております。

ちょうどフランス式のが使い終わっていたので、ちょうどカッチカチになったバゲットもあるので、また今日か明日作っておきたいと思います。

フランス式の細かいのは、ミラノ風の薄いカツレツに使ってもグッド。

久しぶりに食べたくなってきました。近々作ろうかな。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

旦那は5人兄弟の長男で、2人の弟と2人の妹がいます。

5人の子供の頃の写真を見ると、旦那だけがシャタン(栗色)で他の4人は金髪天使。

旦那は、なんで自分だけがシャタンなのかな、と思ったこともあるそうです。

シャタンはフランスの甘みのある栗のシャテーヌ(châtaigne)からきている言葉。

フランスの街中で売られている焼き栗はこのシャテーヌです。

あ、話逸れちまいましたね。

戻しまして。

金髪の弟妹たちの中でも特にど金髪だったのが下の弟。

しかも細く柔らかい髪質でくるくるふわふわの巻き毛。

顔も可愛いらしいので、まるで天使みたいでいつも女の子に間違われていたそう。

で、この弟くんが学校に入学する時、学校で女の子に間違われたり、女の子女の子!とからかわれないよう、お母さんが弟くんの髪を坊主頭に近いように切ったんだそう。

そうしたらその後生えてきた髪質がまったく変わってしまってツンツンの硬い毛。

その坊主頭がきっかけで弟くんの金髪巻き毛天使が終了となったそう。

あの髪質の変わり方には本当にびっくりした、と旦那が言っております。

で、その後は弟くんの髪色も徐々に変わっていってシャタンになっていったそう。

欧米人は子供の頃金髪でも、多くの人が色が濃くなっていくんですよね。

欧米人と日本人のハーフの子も、子供の頃髪がシャタンでも、だんだん黒になっていく子が多いのと一緒ですね。

そして現在がまたちょっと変化があります。

妹2人は、シャタンと金髪の間くらいなのですが、弟2人はほぼ黒&白髪もかなりあるのです。

でも長男の旦那は明るいシャタンのままで、しかも白髪がめちゃくちゃ少なくてふさふさ。

私より白髪少ないかもですし、髪も多いかもです。

羨ましい~。

ちなみに旦那のお父さんは現在、髪はかなり少なめです。

でも子供たちは皆、少なめではありません。

そこのところは遺伝がなかったようです。

お父さん、70代で、お肉が好きで魚と野菜が嫌い。

野菜はじゃがいもくらいしか食べないのですが、とても元気で恋人と暮らしております。

世の中、野菜野菜!健康健康!というけど、じゃがいもしか食べなくても健康で元気な人もいるのですよね。

お父さん見ててほんとそう思います。

ま、私は野菜が好きなのでじゃんじゃか食べますけどね!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

良いお天気が続いている今週(でも今日は曇り)。

日中は暖かいものを羽織って、30分くらいだけでもお庭のイスに座って過ごすようにしているのですが。

だんだんと木々の黄色や赤の葉が落ちてきて、パリは晩秋に入ってきているのを感じております。

ということでフランスのスーパーコーナーでございます。

行ったのはドイツ系スーパー「リドル」とフランス系スーパー「カルフール」。

今回は、たとえ大喜びしちゃうようなレアなプチ食材でも、必ず値段確認しなくては、と思ったことをお伝えさせていただきたいと思います。

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購入したのはコチラ。
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まずはその、必ず値段確認をしなくては、と思った出来事のもと。

初めてフランスのスーパーで見つけて喜んだ日本の山椒です。

カルフールで旦那が最初に気づいて教えてくれて、まさかカルフールで山椒に出会えると思っていなかったからちょっと感動。

で、お値段もろくに見ずに買い物カートに入れたのです。

んが、帰ってきてレシートを見たらびっくり。

このちっさい小瓶で何と11、40ユーロもしていたのです~。

間違いじゃないの?とも思って、ネットで調べてみたら、メーカーの正規価格は14、57ユーロ。

間違いじゃなかったのです。

11、40ユーロとわかっていたら絶対買わなかったけど、確認をしなかった自分のせい。

しかたありません。

この値段だったら、オペラの日本食品屋さんの方がまだ安いと思います。

普段買い物のお値段チェックに厳しい旦那も、しかたないよ、とこの山椒についてはあっさり。

なので私も気持ちを切り替えて、この山椒でうんと美味しい日本食を作りたいと思います。

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リドルでオレンジ風味のバルサミコ酢1、29ユーロ。

バルサミコ酢とフルーツはボンマリアージュ。

このままドレッシング代わりにサラダにかけても、お肉のソースに使ってもよさそうです。

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リドルでBIO(オーガニック)のひまわり油2、29ユーロ。

我が家ではサラダ油代わりに使っております。

一番よく使うのはオリーブオイルでその次によく使う感じです。

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リドルでノルマンディーのイズニー村のバター2、25ユーロ。

何度も書かせていただいておりますが、イズニー村の乳製品は品質の高さでよく知られております。

このイズニーのバターもEU共通の品質を保証するAOPマーク入り。

発酵バターなのでコクがあるけどしつこくないんですよね。

我が家はバターで何か焼く、とかはほとんどしないのですが、スープやパスタの仕上げに少し入れたり、ごはんにちょっと混ぜたりして使っております。

あとは、週末ごはんの一食だけ、パンに塗る、というか、のせていただいております。

パンにバターのせて、その上にチーズのせても美味しいんですよねぇ。

でもその後の平日は、必死の食事制限&歩く歩くの運動で~す。

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リドルで大豆ヨーグルト1、28ユーロ。

毎日のスムージー用です。

無糖ヨーグルトもいただきますが、乳製品は摂り過ぎないように心がけているので、この大豆ヨーグルトと交互に買う感じです。

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リドルでBIOのアーモンドとヘーゼルナッツのミルク1本2、21ユーロ。

ナッツ類は積極的にいただくようにしております。

我が家の庭で採れた胡桃やアーモンドも、ローストしていただくと美味し過ぎて止まらなくなっちゃう。

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BIOのぶどう1、99ユーロ。

レモン1、59ユーロ。

黒大根1、49ユーロ。

ぶどうもレモンも黒大根も皮ごといただくので(レモンの皮はすりおろしたり)BIOが嬉しい。

ヨーロッパが原産の黒大根は日本ではまだまだポピュラーじゃないと思いますが、外側は真っ黒だけど中は白い大根と同じで真っ白。

でも白大根とはかなり食感が違って、とにかくシャキシャキカリッ。

火を通してもいいけど、スライスにしていただいても歯触りが何とも言えません。

ただしハズレに当たると中がスッカスカ。

私はなるべくまっすぐで、触ってみて中がしっかり硬いものを選ぶようにしております。

美味しいのに当たると美味しいです。

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リドルでBIOのシャワージェル1本1、46ユーロで初お試しです。

左がアロエベラで右がオレンジの花の香り。

右のオレンジの花の香りの方をもう使ってみたのですが、優しい香りで使い心地もなかなかです。

これはリピしてもいいな、と思っております。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今週は太陽が顔を出してくれる日が多くなりそうなパリ。

いつもだったら11月は灰色の雲に覆われたどんよりお天気がほとんどなので、思いがけず気持ちのよい1週間になりそうです♪

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さてさて。

少し前のパリ散歩の時、偶然ブロカント市に出くわしました。

パリ市内のブロカントは久しぶりだったし、結構な規模だったので嬉しびっくり。

あいにく我が家の節約家パトロンは一緒じゃなかったけど、ブロカントなので手持ち資金がちょびっとあればぜんぜん大丈夫。

で、予期せぬショッピングタイム、楽しんでまいりました。

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郊外のブロカントにはしょっちゅう行っておりますが、パリの街中での開催ブロカントは雰囲気がちょっと違います。

やっぱりな~んか都会的。

たまには都会ブロカント、新鮮グッド。

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でもお値段も郊外よりは、やはりややお高め。

とは言っても、ブロカントなので小銭で買えるもの中心。

気になるもののお値段を気軽に聞きながら、1人気まま歩きです。

いつも旦那が一緒の郊外ブロカントでは、これどう?あれどう?と聞くと、結構却下されることが多いので。

(それでもどうしても欲しい時は引きませんが)

文句言われずに自由に買っちゃうぜぃ!みたいなみたいな。うひ。

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でも、かなりの混雑なのにマスクをしてない人がた~くさん。

なので、私はマスクをしていましたが、それでもなるべく人がかたまってるところは避けました。

この日からしばらく経って、フランスを含めヨーロッパのコロナ感染者がまた増加傾向になっていることがニュースで伝えられました。

やっぱりこれじゃあ増えちゃいますよねぇ。

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ということでゲットしたもの1つめは、ヴィンテージのミントグリーンカラーのワンピースです。

何と1ユーロ!

このワンピースを置いていたお店は他のお店に比べ、どの服も格段に安かったのですよね。

なのでパリジェンヌ、パリマダムたちが飛びついておりました。

私も皆さんと距離を置きながらチェックチェックで見つけました。

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実は自分のサイズよりワンサイズ大きいのですが、家で着てみたら特に問題はなくて、思った以上に可愛かったので1ユーロでラッキー過ぎました。

昔の服だからか、作りも細かくて、肩の部分と脇の部分にも白のドット柄生地が縫い込まれております。

脇にもってのがちょっと不思議。

春夏ものなので、来年の春になったら、何かコーデ考えたいと思います。

甘さを抑えたいので黒のライダースジャケットとかスニーカーを合わせるとかがいいかなぁ。

春ブーツもいいかも。

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そしてこれは別のお店で、スタンドカラーの白のコットンレースのブラウスで4ユーロ。

本当は5ユーロって言われたのですが、まけてもらいました~。

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これはジャストサイズで、家で着てみたら、デニムにもトレンチコートにも合ってこれまた可愛い。

ニットの下に着てもよさげです。

白いブラウスってやはり良いです。

この秋冬、たくさん活用したいと思います。

合計5ユーロのお買い物でしたが大満足。

またパリのブロカント1人巡り、したいかもしれな~い♪

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